Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界の先攻・後攻」

 このページでは、世界のいろいろなスポーツ、競技、ゲームの先攻・後攻の決め方、陣地の取り方の叡智も扱いたいと思っています。先に攻めるか後に攻めるか、どちらのコートを取るかが勝負に大きく影響するので古来さまざまな工夫が凝らされてきました。サッカーのコインのトス、テニスのコインのトス(アンパイアがいるとき)・あるいはラケットを回す(アンパイア不在のとき)、バスケットボールのジャンプボール、将棋の振り駒(5枚の歩の表裏から)、囲碁のにぎり(奇数か偶数か)などなど。公平を期するための世界の知恵を紹介してみたいと思います

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広島 -1-

 私は広島出身なのですが、自分が子どもの時のことをお話します。

 ドッチボールをするとします。そこで20人ぐらいの仲間が集まり、チームを決めます。その際に代表二人によるじゃんけんでの子どもの取り合いが始まります。

 そのやり方は「とーりっこ!」といってじゃんけんを行い(あいこの場合は「っこ!」で続きます。勝ったほうがとる人を先に決めることが出来ます。それぞれが一人を取ったら、また同じことの繰り返し。

 で、最後一人だけ余ってしまったときには、「いるいらん!」(ミミミソミ)といってじゃんけんをし(あいこの場合は「いるいらん!」で続きます)、勝ったほうが取るか取らないかを決定できます。

 そしてチームが決まった後は、陣地かボールかを決めるのですが、そのときには代表が「じんぼーる!」といってじゃんけんをします。(あいこは「ぼーる」で続きます)勝てば陣地かボールか決めることが出来ます。

 これを福岡で話した時には知らないっていわれました。広島だけなのでしょうか??

 2002年11月18日(月) やすあきさん
   やすあきさん、Multiculturalpediaの制作に加わっていただき、ありがとうございます。

 多文化理解事典はこれから翻訳を強化して世界に発信することによって世界のいろいろな文化圏からの返信を受信していきます。翻訳は英語だけでなく、いろいろな言語で発信していきます。

 その過程の中で私たちが一番重視していることは、「一人称」で語れる、自分が経験したもっとも身近な習慣、文化を、他の文化圏の人にわかるように文章化していくことです。私たちの文化は私たちが記述しなければ細かいところまでは残すことはできないでしょう。

 そんな記述は、他の文化圏の人々を刺激すると思います。あなたの一文が世界のさまざまな習慣、考え、文化を残すきっかけにもなることがあると思います。

 私は海外旅行をしたことがないから、とか、語学ができないから、とか、外国から来た知り合いはいないから、この多文化理解事典に貢献できることは何もない、などとけっして思わないでください。

みなさんが経験したお正月(お年玉)、節分、ひな祭り、遊び、どんなことでも、そういえば今あまりやっていないな、とか、今は慣習がかわっているな、とか、地域によって違うな、ということがあったら、それはもうこの事典の新たな1ページとなります。

 あなたが書いた、あなたの地域、文化圏の習慣はきっと他の地域、文化圏の人にとって新鮮で興味深いものに映ると思います。そこから新たな楽しい冒険、探検、旅行が始まります。当たり前のことを当たり前に記述することによって、世界からどんどん当たり前でないことが集まってきたのがこの多文化理解事典です。

 自分の経験したことを他人にわかるように書くことはとても難しいことです。そういう姿勢こそ多文化理解、交流の大切な一歩だと思います。やすあきさんの文章を読んでいてそんなことを感じました。

 なかなか書けない、いい文章だと思います。

 私たちは自分たちの文化圏のすべての文化を記述することは到底できないでしょう。それどころかほんのひとかけらしか残せないのではないかと思います。Multiculturalpediaはそんな不可能に挑戦しています。

とてつもなく遠い目的地を目指して一歩いっぽ歩く姿は滑稽に映るかもしれません。硬い壁を素手で叩いて穴をあけようとする姿はおろかに見えるかもしれません。毎月わずかなお金を貯金している子どもの行為は大人から見れば馬鹿らしく感じられるかもしれません。

しかし、どの文化圏にもきっとこんな言葉があると思うのです。

「千里の道も一歩から」「点滴石をも穿つ」「塵も積もれば山となる」

これらのことわざは、Multiculturalpediaそのものだと思います。Multiculturalpediaは誕生したときはアクセスは一件もありませんでした。一歩いっぽ歩んでいく中で一人、またひとり加わってくださり、現在相当なアクセス件数になっていて信じられない思いがします。この事実は多くの、夢を持つ人々、志を持つ人々を勇気づけてくれるのではないかと思います。

やすあきさんの文章からいろいろな楽しい波紋が世界の海に生じていくのを楽しみたいと思います。

やすあきさん、どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
 「世界の先攻・後攻」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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