Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「台湾の文化・台湾の習慣」A
 台湾 高雄第一科技大学応用日本語学科3Dの学生さん達から次のようなメールをいただいた。

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   こんにちは、突然のメールで、失礼いたします。Multiculturalpediaと言うホームページは、いろいろな国々の生活と習慣が紹介してあって、本当によい勉強になりました。

 実は、私達は台湾の国立高雄第一科技大学応用日本語学科の生徒です。作文の授業の課題として、クラスの皆でリスト上の項目を一人ずつ書きました。台湾ではどんな情況なのかについて、書いたつもりです。もし、よろしければ、よい文章または面白い文章なら、HPに張っていただけるとうれしいです。ホームページから、世界中の皆に見ていただければ、大変感激いたします。それでは、宜しくお願いいたします。

 2005年1月10日(月)台湾 高雄第一科技大学応用日本語学科3D一同
   大変うれしく思います。1つひとつの文章をとても楽しく興味深く読ませていただきました。海は私たちを隔てていたのでなく、繋げていたのかもしれないというようなことを思わせるほど、互いの文化が奥底で繋がっていることを実感できました。

 世界中の方々がご覧になって、皆さんの文章をきっかけにいろいろなことを考えるようになる、深みのある文章だと思います。お感じになったこと、お考えになったこと、ぜひお寄せください。これをお書きになった学生さん達がきっと喜ばれると思います。

 私たちの技術の限界で、いくつかの漢字が文字化けで解読できず、また一部の漢字は読めても文字化けを起こさずに掲載できませんでした。誠に申し訳ありません。失礼をどうかお赦しください。

 これから皆さんの書かれた文章を各コーナーにも掲載する予定です。

 大阪の小学校から100を超える生徒さんからいただいたときも全員にお返事を書きました。オーストリア大学の日本語科のたくさんの学生さん達からいただいたときもお一人おひとりにお返事を書きました。今回も必ずそうしたいと思っています。

 こちらはA組の皆さんの文章です。B組の皆さんの文章もご覧ください。
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大晦日(台湾)

 国々によって大晦日の過ごし方も違います。台湾の大晦日は旧暦の12月31日で、一年の最後に、神様と祖先への感謝の気持ちと一家団欒で晩御飯を食べる日です。当日の午後に、供え物ともちを準備して、神様と祖先の供養をして、拝んで、一年の加護に感謝します。

夜には、みんなが揃って、一緒に「年夜飯」を食べます。代表な食べ物はカラシ菜(長生きの意味)と白いにんじん(いいスタートの意味)などで、ある家庭ではギョウザを食べます。(形が中国のお金(宝)と似ているので、お金と富をもたらすという意味)

 そして、「年夜飯」を食べた後、年長者は子どもにお年玉をあげます。おひねりの袋に入った金額は偶数で、幸せを願うという意味です。

 それから、「守歳」という活動をします。それは大晦日に徹夜で家族と一緒に話したり、笑ったりすることです。それに、両親の長生きも祈るので、「長壽夜」とも呼ばれます。12時になると、どの家も爆竹を鳴らして、新しい一年を迎えます。

 2005年1月10日(月) 卓筱嵐さん
  卓筱嵐さん、ありがとうございました。
台湾の大晦日は、新暦を使う日本と違って旧暦で味わうんですね。
いろいろな謂れのある食べ物が入った「年夜飯」は日本の正月に食べる御節料理の昆布(よろこぶ)、海老(長寿)、黒豆(まめまめしく働く)を連想させてくれて興味深いです。

 「年夜飯」を食べてからお年玉をあげるということは大晦日にあげるということでしょうか。そうだとすると、年が明けてからお正月にあげる日本とはちょっと違いますね。

 夜通し楽しく話す「守歳」(「長壽夜」)は楽しそうですね。長生きも祈ると言いながら徹夜なので、ちょっと体に悪くないか心配です。日本でも江戸時代には各地で庚申の日には眠らないで夜を過ごしたそうです。

 真夜中に爆竹、スゴイですね。楽しく明るい年がこうしてやってくるんですね。
卓筱嵐さん、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。『世界の大晦日』でも紹介させていただきます。
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風邪を治す方法(台湾)

 風邪を引いたとき、いつも医者にみてもらったり、自分で風邪の薬を飲んだりします。でも、これらは役に立つか人によって違います。

 では、風邪を早く治す飲み物を紹介します。材料はオレンジです。
まず、皮に農薬が残っているから、オレンジを水でよく洗います。そして、皮を剥かないで、そのまま焼きます。そして、熱くなったら、ミキサーにいれて、混ぜます。すると、天然の薬が出来上がります。

 しかし、どうしてオレンジをジュースにする前に焼くのでしょうか。それは、焼いた後、ビタミンCが多くなるからです。皮を剥かないで焼くのは、皮に多くのビタミンPがあるからです。
 これを飲むと、風邪が早く治りますよ!

 2005年1月10日(月) 李茹□さん(□は女貞)
   李茹□さん(□は女貞)、ありがとうございました。(文字化けするため、このようなお名前の表記で申し訳ありません。

 皮ごと丸焼きにしてミキサーにかけてジュースにしたオレンジですか。いかにも効きそうですね。読んでいるだけで治ってしまいそうです。ビタミンCは風邪にいいとも聞きますしね。

 李茹□さん(□は女貞)、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。「世界の病人食(世界の風邪の手当て)」のコーナーでも紹介させていただきます。
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世界の風邪の手当方法・病人食・病人への心遣い(台湾)

 最近には風邪になった人がとても多い。この半年、私も何回も風邪を引いた。それで、私は風邪を治すために、いろいろな方法を試してみた。次の方法を提供したいと思う。

1) 風邪の手当て方法
 台湾では、熱があるとき一般的に沢山水を飲んで、血液循環と新陳代謝に役立てる。

2) 病人食
 せきを止める方法は、友人に教えてもらった。まず、少し水を鍋に入れて、次に、ニンニクと生姜とレモン一緒に鍋に入れて煮て、それから飲む前に少し蜂蜜を加える。熱いとき飲むと、一番有効だ。

3) 病人への心遣い
 必要がない服と身の回りの品を取り除いて、放熱に役立てる。お湯で体を拭いてあるいはお湯に入って入浴を浸して、血管を拡張させて、急速に放熱することができる。

 これらが台湾で一般的な方法と個人的な方法だ。有効かどうか人によって、違うと思う。

 2005年1月10日(月) □采融さん(□は茣の草冠がない字)
   □采融さん(□は茣の草冠がない字)、ありがとうございました。文字化けのためにこのような名前の表記となってしまいました。失礼をお赦しください。

 水分をとるのは大切ですね。そして、生姜やニンニクは体を温め、レモンやハチミツは栄養を補給できていいですね。風邪の時は食欲も起こらず、喉も痛いことがあるので、こういった工夫された栄養補給はするのとしないのでは大きな違いがあるように思います。

 □采融さん(□は茣の草冠がない字)、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。「世界の病人食(世界の風邪の手当て)」のコーナーでも紹介させていただきます。
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お正月(台湾)

 お正月については、日本の場合は1月1日です。人々は『明けましておめでとうございます』という言葉でお互いに祝います。この日に、おせち料理とか、お雑煮とか、いろいろな新年の料理を食べます。日本人は門松を飾ります。そして、昔からの行事とって米で作った神様に頼んで、鬼を払うという風習があります。

 一方、台湾のお正月は、旧暦の1月1日です。お正月の時は『恭喜発財』という言葉でお互いに祝います。伝統的な台湾人は、新年の第一日にお寺に行きます。菩薩などの神様を拝んで、一年間に平安を祈ります。そして、友達の家に行って、お祝いをします。もし相手の家に年寄りか子供が居たら、お年玉をあげるのが普通です。それは年寄りの場合、元気に生きて、病気がないことを願うということです。子供の場合、無事に成長することを願うからです。

 また、台湾人はお正月に赤い色の物を飾ることが大好きです。いい兆しという意味です。甘いお菓子も大切です。お互いに甘いお菓子をおごる風習があります。これは、相手の人生がうまくように願うという意味があります。

 2005年1月10日(月) 林綿慧さん
   林綿慧さん、ありがとうございました。

 日本でもお正月にお年玉をあげる習慣がありますが、それは習慣としては子どもに対してだけのように思います。  台湾ではお年寄りにもあげるんですね。とても興味深く思います。そしてその理由は「元気に生きて、病気がないことを願う」ということなんですね。いいですね。

 林綿慧さん、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。「世界のお正月」「世界のお年玉」のコーナーでも紹介させていただきます。
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しゃっくりを止める方法(台湾)

 しゃっくりのときはとてもいやだ。台湾にはしゃっくりを止める方法はいろいろある。私の家では、しゃっくりするとき、父は「お腹がもういっぱいになったの?」と聞くと、私は「うん、いっぱいになった」と答えなければいけない。それは、お腹がいっぱいになったとき、よくしゃっくりする。だから、しゃっくりするとき「腹がいっぱい」というと、しゃっくりは自然に止まる。これは昔から、台湾で流布している方法だ。

 あと三つの方法がある。
 一つは、一気にたくさん水を飲むことだ。ほかの国もこの方法を使うそうだ。とても有効なはずだ。しかし、水を飲むとき、噎せないように気をつけてください。
 もう一つは息を止めることだ。これもほかの国で使われている方法だ。
 最後の一つは深呼吸だ。しゃっくりのとき、深呼吸をすると、しゃっくりが止まる。

 2005年1月10日(月) 張瀞瑛さん
   張瀞瑛さん、ありがとうございました。
台湾に昔から伝わるしゃっくりの止め方、興味深く読ませていただきました。
 中国語では、日本語の「しゃっくりをする」と「げっぷをする」が同じ言葉で表されると聞いたことがあります。張瀞瑛さんの文章を読みながらそのことを思い出しました。
 デイリーコンサイス日中辞典で調べてみても同じ漢字で表現されていました。  でも、本当に区別しないのでしょうか。

 日本語が霧雨、俄(にわ)か雨、夕立、時雨(しぐれ)などさまざまな雨に関する言葉を持ち、イヌイットの言葉がさまざまな雪についての語彙を持ち、モンゴルの言葉がいろいろな馬についての表現を持つ一方、その文化や生活であまり重要視されていない分野では語彙はあまり発達していません。海の近辺で暮らす文化圏では海や魚に関する表現が豊富で、山にある文化圏では木やキノコや鹿やイノシシについての語彙が豊富なことは必然で、山に暮らす人々にとっては鮭や鱒や鰈などはぜんぶ魚で済ませても何の不自由もないことでしょう。

 しゃっくりとげっぷを区別する日本語としない中国語の理由は上の推測の通りなのでしょうか(本当に区別しないのでしょうか)。
 張瀞瑛さんのおかげでいろんなことを考えました。どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。「しゃっくりの止め方」のページでも紹介させていただきます。
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台湾の笑い(台湾)

 日本では笑い方を表現するとき、「笑う」の前に擬声語をよく置いて表現する。例えば、「げらげら笑う」とか、「にたにた笑う」などだ。

 しかし、台湾には笑い方の種類がいろいろあって、笑いについての言葉がたくさん作り上げられている。笑いという言葉の前に、もう一つ以上の字を付ければ、新たな意味が作り出される。だが、相変わらず、名詞または動詞として使われる。
 例えば、「笑」の前に「大」を付けば、大笑になった。意味は大いに笑う。
「狂笑」は狂った様子で、笑う。
「微笑」は日本語の微笑みと同じである。
一方、「冷笑」は「笑い」と感じが違って、ある話或いは物事に関心を持たず、冷たそうな様子で笑う。
「苦笑」もだいたい「冷笑」と同じ、ある話或いは物事に不賛成の時、よく使われる表現だ。
また、「難笑」は簡単に言えば面白くない意味だ。他人がなにか笑い話をするとき、面白くないと感じ、よく返事する言葉だ。
他にも、「假笑」(笑いは贋で、不本意の笑い)、
竊笑(くすくす笑う)、
「□笑」(笑いを盗むことでなく、非常に笑いたいが、笑えないとき、ついに笑い出してしまった。 《<註> 文字化けで□がどんな漢字かわかりませんでした。申し訳ありません。Multiculturalpedia》)などがよく台湾の生活に現れる。

 もちろん、そのような笑いをする時、自分の表情も明らかに付く。

 2005年1月10日(月) 洪竹成さん
   洪竹成さん、ありがとうございます。
 1日の最初に笑顔で挨拶されるととっても楽しい気持ちでスタートが切れます。笑顔で挨拶というのは人ができる親切の中でも最高の部類にあるものだといつも思います。

 「笑いを盗むことでなく、非常に笑いたいが、笑えないとき、ついに笑い出してしまった。」これってありますね。

 みんなで悪いことをしてしまって、厳しい、とてつもなくコワイ先生にすごい勢いで怒られていて、その先生が言い間違えたとき、例えば「オレはオマエ達が憎くて怒ってるんじゃない、大切だと思ってるから叱るんだ」というフレーズを間違えて「オレはオマエ達が憎くて怒ってるんだ」なんて言い間違えたとき、神妙な顔でうつむきながら笑いを噛み殺そうとしたが、こらえきれず笑い出してしまった、なんて経験は誰でもしているでしょう。

 そういうことを指す言葉を知っているということが語彙が豊かということで、そういう表現があるということが表現が豊かな言語ということでしょう。どの文化圏でもあると思うんですが、どの言語にもこれに当たる言葉があるとは限りませんね。中国語にはあるんですね。日本語にもあるんでしょうか。日本語ではこういうとき一語で何て言うんでしょう。

   洪竹成さん、どうもありがとうございました。「笑門来福」「笑う門には福来たる」「一笑一若、一怒一老」。スタッフの笑顔や皆さんの笑顔が見えるエピソードに多文化理解事典自身どれだけ助けられたか知れません。洪竹成さん、これからもどうぞよろしくお願いします。
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ラッキーナンバーについて(台湾)

 台湾のラッキーナンバーといえば、八と六十六が頭に浮かんでくる。

 まず、台湾の八の発音は「發」と同じだ。台湾では「發」という言葉はお金持ちになることである。店舗の場合はよく「發」を、商品が売れるように望んで使用する。だから、八という数字は台湾人にとって、とても重要である。次に、六十六は「六六大順」の意味がある。「六六大順」は仕事をうまくできるという意味である。あるいは、お正月のとき、お祝いとして言う言葉である。一年中に何をしても順調によく進むことだ。

 最後、台湾で代表するラッキーナンバーがもう一つある。それは一六八である。一六八の発音は「一路發」である。「一路發」という意味は、万事順調に運ぶということである。そして、もっとお金持ちになることである。

 以上が、台湾のラッキーナンバーである。このラッキーナンバーは、自分の人生が順調に行くこと(六六大順)。そして、仕事はうまくできること、お金持ちになることである(一路發)。そして、このラッキーナンバーが幸せを持ってくることを、人々は望んでいるのである。

 2005年1月10日(月) 蔡涵君さん
   蔡涵君さん、ありがとうございます。
 日本のラッキーナンバーやアンラッキーナンバーも漢字に因んだものが多いですが、中国語のラッキーナンバーも漢字に因んでいるんですね。当たり前でしょうが新鮮に感じました。
 168という幸運の数字はきっと車のナンバーや電話番号でも、日本のように重宝されていることでしょうね。

 ラッキーナンバーの謂れを知ると、あらゆる文化圏の人々が幸せや幸運や繁栄を追い求めていることが実感を持って感じられます。ですから、皆さんに喜んでもらうことを一途に求めてきたMulticulturalpedia(多文化理解事典)は訪れてくださる方々に幸せや繁栄をもたらすサイトとして、手始めにサイトの名前をMulticulturalpedia-168(多文化理解事典一路發)と変更しましょうか。

 蔡涵君さん、ありがとうございました。とても楽しく読ませていただきました。ラッキーナンバーのページでも紹介させていただきます。これからもどうぞよろしくお願いします。
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日本の「うぶがみ」と台湾の「七星娘娘」(台湾)

 子供の誕生後、米の飯が炊かれます。これを産飯といいます。炊かれた飯は、茶碗に高く盛られ、出産する部屋にあるたんすの上におき、産神〔うぶがみ〕に供えます。これは産婦や新生児を悪霊から守るための呪術的な儀礼です。「一生食べるのに困らないように」と、一升〔いっしょう〕の米を炊く地域が多いようです。産飯は生まれた子の枕元にも置き、産婦や産婆、近隣の女性や子供など多くの人(産〔さん、うぶ〕の忌み※により、男性は参加しない)に食べてもらいます。

 台湾にも日本とのような「うぶがみ」と言う神様がある。中国語で「七星娘娘」と呼ばれている。まだは「七娘媽」といわれている。新婚夫婦は結婚したその日には、必ず「七星娘娘」を拝むことは必要である。供えるものはとても簡単である。バケットが一個とタオル一本とパウダーファンディーションを用意しておけばよい。私は幼い時母は拝む度にどうしてパウダーファンディーションを仕度しなければならないのかと不思議に思った。それは「七星娘娘」は織姫の化したものだからだそうだ。

 年をとるによって、赤ちゃんは夜中にすやすや寝見込んだ時、にこにこしたり、顰蹙したり、むきむきな変な表情を表す時、それは「七星娘娘」が赤ちゃんに作法を躾けているのだという。その時、子供を起こしたら、子供にエチケットを躾けるのを中止するだけでなく、「七星娘娘」に無礼な振舞いだといわれている。「七星娘娘」は0才から16才にかけての子供の身元を守っている。ところがある時生まれた赤ちゃんの体の皮膚にはある痣のような青い記号は「七星娘娘」にマークをつけられたということである。このマークはどこにも付く可能性がある。もしかしたら、顔の皮膚に付けられたら、ちょっと醜い嫌いがある。だから、できるだけ夫婦たちは子供にしるしをつけないでと祈る。

 2005年1月10日(月) 謝慧馨さん
   謝慧馨さん、ありがとうございました。

 今でこそ新生児の死亡率は下がりましたが古来はとても高かったと言われています。自分の力ではどうにもできないことに対して人々はなんとかならないものかと自分達にできることはすべてしようとしたのではないかと思います。日本ではその一つが母子の健康と安産を願う帯祝いであり、産神だったのかもしれません。

 帯祝いは戌(いぬ)の日に行われます。犬は比較的安産ということからと言われています。
 産神は安産を願って、出産前からそして出産にも立ち会って母子を見守ってくれる神様だそうです。

 台湾の「七星娘娘」あるいは「七娘媽」と呼ばれる神様も産神様と同じく人々から頼られてきたのでしょうね。作法をしつけているという話、とても興味深く思いました。そう考えたほうが自然なような気さえします。

 謝慧馨さん、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。
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「名字」のタブー(台湾)

 世界中の国には風俗習慣のタブーがあるはずである。アジアにある台湾もまたこの例に漏れない。今回、台湾で昔から伝わってきた「名字」のタブーを紹介したいと思う。

 先祖からの言い伝えによると、同じ名字の男女は結婚してはいけないということである。同じ名字の間は血統が近いから、同じ先祖から来た遺伝子の可能性が大きいとみられる。もし、結婚したら、大きな災いを招くうえに生まれた赤ちゃんも片輪になる恐れがある。そのため、昔同じ名字の男女が結婚することはほとんどなかった。しかし、例外のときもある。台湾の名字を多い順に並べると「第一位は陳、第二位は林、第三位は李、第四位は蔡、第五位は呉」である。これは「5大の名字」と言われている。それらの名字を持っている男女は結婚してもかまわない。以上が昔からある多様なタブーの一つである。

 現代、同じ名字の男女が結婚することを見ても、驚くことはない。社会が急速に進むとともに、人々はそういうタブーを信じなくなった。しかし、いくら生活が近代化しても、タブーは風俗文化として生き続けているのである。

 2005年1月10日(月) 許 美玲さん
   許 美玲さん、ありがとうございました。名前には興味深いものがありますね。Multiculturalpediaでちょっとこの名前を世界的視野で見てみることにします。

 日本の姓は30万種以上あると言われていますが、韓国の姓は約300種と言われ、金、李、朴、崔、鄭という姓が特に多く、金氏は全人口の約5分の1を占め、この5つの姓で、人口の約2分の1を占めるそうです。韓国人が10人いれば、そのうち2人が金さんで、李さんと朴さんが1人ずついるということになります。

 世界で一番多い姓は「李」で、1億人以上いるそうです。
 許 美玲さん、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。「世界の名前」のページでも紹介させていただきます。
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12支について(台湾)

 西洋の12ヶ月は12個種類の星座がある。それぞれの星座は異なった性格だ。中国も12支がある。毎年代表な動物も違う。12支は鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪である。

 12支の起源は古い伝説である。ある日、神様は「正月に12番目までに来た動物は大切な12支になる。」と言った。その時、鼠は彼のいい友達―猫に違う時間を言った。牛の行動は鈍いから、牛は三日前に出発した。そして、鼠はこっそりと牛の背に乗って、牛と一緒に神様のところに行った。目的地に着いた時、鼠は牛の背中で素早く飛び降りた。だから、中国の12支の順番で鼠はナンバーワンで、次は牛である。次の日、猫は正しい時間を知った時、極めて怒ってになった。このために、猫が大嫌いなものは鼠だということだ。

 今年の代表の動物は猿だ。昔話によると、今年、猿年生まれの人は縁起が悪いという。だから、中国人はいつも自分が生まれた年にお寺へ拝みに行く。中国語で「安太歳」と言われている。猿の以外の動物も同じである。

 2005年1月10日(月)  □卿□さん(最初の□は廣のまだれの無い字、次の□は雨かんむりに文という字)
   □卿□さん(最初の□は廣のまだれの無い字、次の□は雨かんむりに文という字)、ありがとうございました。

 2007年は亥年(猪年)でした。ああ、日本と同じと思うのは早計です。中国語の「猪」は日本語の「豚」に当たるそうです。そして、日本語の「猪」に相当する中国語は「野猪」だそうです。

 文字では同じ「猪」でも指すものは違っているんですね。
『西遊記』に登場する猪八戒も豚ということでしょうか。東京の上海飲茶店、「猪八戒」のマークを見ると可愛い豚が描かれています。どの辞典で調べてみてもはっきりと「豚の名」と出ていました。本名は「猪悟能」だそうです。

 □卿□さん(最初の□は廣のまだれの無い字、次の□は雨かんむりに文という字)、楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。『世界の12支』のページでも紹介させていただきます。
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台湾と日本の文化の違い(台湾)

 台湾の正月は旧暦の一月一日に行う。台湾人は逆に時間を数える(10. 9.8.7.6.5.4....)とともに新年を迎える。台湾人の大部分は、前夜、遅くまで「綜藝大哥大」というテレビの歌謡番組を見ているので、大体正月は朝寝坊をする。でも、日本の正月は新暦で行い、除夜の鐘ともに新年を迎える。日本でお正月の気分は一月七日ごろまで続くという。

 台湾では大体旧暦の五日、六日から、会社や官庁が始まる。この間、町には正月が溢れている。正月用品を買うために町も沢山の人でいっぱいだ。正月になると、人々は新しい、きれいな服を着て、親戚や知人に新年のあいさつに出かけたり、有名な寺や宮などに参拝して、今年もよい年であるように祈ったりする。

 旧暦の二日には、慣わしに従って、母のホームタウンへ行く。子ともた ちにとって、大人からお年玉をいくらもらえるかが楽しみのひとつである。 正月には、ふだんお世話になっている人に対して、お礼と「今年もよろしく」という意味で、また、あまり便りのない友達に対しては、相手の状態を聞き、こちらの近況報告という意味で、年賀状というものを出す。

 2005年1月10日(月) □境さん(□は女へんに朱という字)
   □境さん(□は女へんに朱という字)、ありがとうございました。

 除夜の鐘、年賀状、お年玉などは日本に伝わっていて根付いています。

 新年を迎えるときにカウントダウンするんですね。
 また、「綜藝大哥大」というテレビの歌謡番組に当たるのは日本では「紅白歌合戦」でしょうか。

 一衣帯水というように、繋がりを強く感じます。

 興味深く読ませていただきました。□境さん(□は女へんに朱という字)、ありがとうございました。『世界のお正月』『世界の大晦日』のページでも紹介させていただきます。
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風邪(台湾)

 異文化、それは価値観や言語、習慣や行動様式など、自分が親しんでいる文化とは規範、営みの異なる文化である。

 たとえば、日本では子どもが熱を出したり、風邪をひいたりしたとき、病人食の主食はお粥。お粥は病人にとって一番吸収やすい食べ物だ。でも台湾ではお粥は何時でも、何処でも食べていい。しかも甘いの、しょっぱいの、多様な味がすべてある。朝食の時、日本では飯を食べる。でも台湾ではお粥やトーストを食べる。普段よく見たの物や事情など、ほかの国ではぜんぜん異なっている。

 世界の中にさまざまの国がある。その国家の文字、習慣なども違う。異なった考え方を知ることは人生を豊かにし、その面白さも感じる。
 2005年1月10日(月) 顧鈴芝さん
   顧鈴芝さん、ありがとうございました。大変興味深く読ませていただきました。

 そういえば、日本ではおかゆというと病人食のような扱いを受けていますね。普通のときは高齢者や幼児を除いて、あまり食べないように思います。でも、お粥は、考えてみれば、シリアルのように朝食にはぴったりの献立ですね。

 「異なった考え方を知ることは人生を豊かにし、その面白さも感じる。」本当にその通りですね。明日の朝御飯はお粥にしてみようかな。書かれているようないろんな味のお粥を楽しんでみたいと思います。

 顧鈴芝さん、ありがとうございました。『世界の病人食』、『世界の朝食(まだつくっていません)』でも紹介させていただきます。
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「子供の日」(台湾)

 西暦1925年8月に世界中54国の国家が参加し、スイスで「児童幸福国際大会」が行われました。また、宣言をしました。宣言の中に児童の教育のためと児童危険な事を発生しないように、児童の生計の道をはかるため、児童の躾けなどを呼びかけています。

 その大会を行われた後、各国家は次々にその日を「子供の日」を決めました。子供を励まして、幸せと楽しさを与えて、それから児童についての事も社会にも重視されはじめたということです。

日本では、日本の「子供の日」は5月5日です。その日に屋上の上に鯉のぼりを上げて、外で泳いでいます。それから、和菓子屋さんで柏餅を買って来て食べます。夜は菖蒲湯に入るそうです。これは台湾と違って、家でお祝いをします。

 台湾の「子供の日」は四月四日です。その日に子供が楽しく過ごして、お祝い大会だけでなく、優等生を表彰して、色々な活動を行われています。公益団体活動と親子関係活動も行われます。小学校の時です。毎年、「子供の日」が来た時、色々なプレゼントが貰えます。それから、子供のお祝い活動も行われました。クラスメート皆楽しく遊びました。楽しかったです。
 2005年1月10日(月) 王 佳玲さん
   王 佳玲さん、ありがとうございました。台湾の「子供の日」は四月四日でなんですね。そして、家で祝うというよりも外で行なわれるんですね。それが楽しい思いでとなっているんですね。とても興味深く感じました。

 王 佳玲さん、どうもありがとうございました。『世界の子どものお祭り』 (『世界の男の子のお祭りを改題したいと思います)でも紹介させていただきます。
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子供頃のドラえもん(台湾)

 日本の子供と同じように、私たち台湾の子供が小さい時、一番好きなアニメは、やっぱりドラえもんだ。

 私がずっと最近まで、台湾で”小叮□(□は文字化けでわかりません。申し訳ありません。Multiculturalpedia)”(小さい鈴)と呼んでいたアニメキャラクターの本名はドラえもんだ。ドラえもんが”小叮□(□は文字化けでわかりません。申し訳ありません。Multiculturalpedia)”と呼ばれる理由は、多分ドラえもんの首にある、あの鈴だと思う。

 文化の差で、元々ドラえもん鈴とは全然関係ないのに、”小叮□(□は文字化けでわかりません。申し訳ありません。Multiculturalpedia)”という名前になっちゃった。これは台湾人が名前を呼ぶ時、最初注意したのはキャラクターの体の特徴だからだろう。

 でも時間の流れにより、日本小学館も世界のドラえもんを統一の呼び名で管理したいと思うようになり、今の呼び名は”Doraemon”になった。台湾では“□拉A夢(□は口へんに多という漢字)”と書く。この呼び名こそ今のドラえもんの本当の名前だ。

 記憶パン、空気ほう、翻訳もち、道具の名前を聞くと、或いは見ると、自分の小さい頃の思い出を思い出す。ドラえもんの面白い内容は子供たちの夢を叶える。あの頃の気持ちは、今でも忘られない。
 2005年1月10日(月) 陳柏齊さん
   陳柏齊さん、ありがとうございます。
『世界のドラえもんたち』のページの冒頭で私たちはこんな夢を書きました。

  「地球は広い。でも、子どものころに見たアニメや、ドラマをいろいろな国々の人々も実は見ていたとしたら。
 大好きなポケモンを「ぼくも大好きだった」と言われたら、政治体制、習慣、言語の違いを超えて、君はいっぺんで相手のことを身近に感じられるようになるかもしれない。」

 想像で書いたんですが、おそらく日本でドラえもんを見た皆が陳柏齊さんの文章を読んで、とっても陳柏齊さんのことを身近に感じたのではないかと思います。

 ドラえもんをきっかけに世界に暮らす人々の心の距離が近づいたとしたら、原作者の故 藤子・F・不二夫さんもきっと喜ばれることと思います。

 陳柏齊さん、ありがとうございました。『世界のドラえもんたち』のページでも紹介させていただきます。
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病人食(台湾)

 台湾での病人食は魚で作ったスープが定番です。このスープの具はとてもシンプルで、ただ魚、生姜、塩少々、ゴマ油少々で作ります。魚はとても栄養のあるものですから、食欲がない人に一番です。それに、果物も定番です。特にりんごです。昔りんごは輸入の果物で、とても高いのですから、病気しているときしか食べられませんでした。

 “汗をかいて”風邪を乗り切ると言うことは台湾にもあります。それに、よく寝て、たっぷりのポカリスエットみたいな電解質が多いの飲み物を飲んでから、よくなるそうです。それから、汗を出すために、黒糖入れの生姜のスープを飲みます。作り方はとても簡単です。生姜はばらばらに切って、味がもっと出るように、庖丁でちょっと打って、つぶします。その生姜を水を入れた鍋に入れます。強火でします。水が沸騰したから5分ぐらいにできます。そして黒糖も入れます。さつまいもが好きなら、それとも食欲がない場合には、さつまいもも入れます。生姜は寒気を除ける効果があります。黒糖とさつまいもは栄養を補給することができます。
 2005年1月10日(月) 林怡廷さん
   林怡廷さん、ありがとうございました。

 世代を越えた思い遣りが連綿と続いて、そのスープが病気で苦しむ人のところまで届いているんですね。感動です。このスープとりんごに有り難い思い出を持った方々がたくさんいることでしょうね。

 黒糖が入った生姜の飲み物も効きそうですね。試してみたいと思いました。

 林怡廷さん、ありがとうございました。『世界の病人食』のページでも紹介させていただきます。
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違った正月文化(台湾)

 皆が知っている通り、日本の新年は新暦の一月一日だが、台湾の新年は旧暦の一月一日である。でも、正月の前日、家族全員が一緒に晩御飯を食べたり、話し合ったりすることはアジアの国家には大体同じである。そのほか、親戚を尋ね、「新年おめでとう」を言い、お年玉をもらうこともひとつの伝統である。子供にとって、これは一番楽しいことだろう。

 しかし、その二つのほか、台湾の正月にはもうひとつ特別な習俗がある。それは賭け事である。毎年、正月になると、家族は例外なく賭け事をする。大人はマージャンをし、子供はトランプをする。いつも、夜明けまで遊び続ける。七日間の休みがあったら、五日間は遊んでいる。子供のとき、私の家族だけこのことをすると思ったが、友達に聞いた後、皆が同じであることがわかった。しかし、意味を間違えないでください。正月の賭け事はただ暇を潰すためで、悪いことではない。

 台湾の正月文化はほかの国家と比べて違うと言っても、ほかの国家と同じように、うれしい、楽しいことである。皆の新年も楽しいだろうと思う。

 2005年1月10日(月) ョ欣怡さん
   ョ欣怡さん、ありがとうございました。
 新年ということに対する概念、お正月についてのイメージは世界でどう違っているのでしょう。お隣の台湾と共通するところ、違うところを見ていくうちにより深く自国で当たり前だと思っていた習慣に新しい目で接している自分に気がつきます。
 日本でもお正月にはいろいろなゲームをします。双六、百人一首、福笑い、羽根突き、それらも台湾と同じく一緒にいることをより楽しむことができるためだと思います。
 つらいことも大変なこともある人生を皆で楽しむための智恵であるとも言えるかもしれません。「皆の新年も楽しいだろうと思う。」ョ欣怡さんのおっしゃる通りに世界中の方達と新年を楽しく過ごしながら迎えたいと思います。
 ョ欣怡さん、ありがとうございました。『世界のお正月』のページでも紹介させていただきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。
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しゃっくりを止める方法(台湾)

 あなたは、食事をした後、いつもしゃっくりが出るという悩みがありませんか。台湾ではある民間の処方が広く伝わっている。それはたまらないほどたくさん空気を吸って、およそ1分間我慢して、吸う空気を腹部に流し込むようにして、我慢できないまでに息を吐くことだ。そうすると、しゃっくりが止められるそうだ。

 実は、その処方は医学的な根拠が確かに存在する。人間はどんな状況でしゃっくりが発生するか。それは、横隔膜がつる時である。横隔膜がつったら、人間の身体が知らず知らずにしゃっくりを続ける。ではなぜ、たくさん空気を吸って、我慢できなくなってから息を吐くと、しゃっくりが止められるのか。それはつった横隔膜を収縮させて、その筋肉をリラックスさせるということだ。 今度しゃっくりが発生した時、ぜひその方法を試してみてください。

 2005年1月10日(月) 劉婉□さん(□は女へんに亭という漢字)
   劉婉□さん(□は女へんに亭という漢字)、ありがとうございます。
 今度試してみたいと思います。多文化理解事典を訪れて、この方法を試みる人もあることでしょう。海を越えて世界の人々の交流の輪が広がっていくのをうれしく思います。困っている人々を世界のあちこちから救う智恵が飛び交うのは素晴らしいことだと思います。
 劉婉□さん(□は女へんに亭という漢字)、どうもありがとうございました。『世界のしゃっくりの止め方』のページでも紹介させていただきます。これからもなにとぞよろしくお願いします。
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風邪の手当たり方法、病人の食、病人への心遣い(台湾)

 もし子供が風邪をひいた時、台湾の場合には、親たちが子供を家に残らせ、外出してはいけないと言います。それに、干しみかんの皮を水に入れて、ゆでた後子供に飲ませるということもあります。それは伝統的な方法です。寝るときには、普通の枕を氷が入った枕に換えます。食事は大体日本と同じお粥が定番です。飲み物にはぬるま湯に限ります。

 見舞いのときには、なんと言っても、果物とお花が不可欠なものです。贈るものはだいたい粉ミルクや、果物などが体にいいものだと言われています。果物の場合にはりんごと梨は一般的なことで、食べ物は□精(<□は奚へんに隹という漢字 Multiculturalpedia> 健康にいい飲み物、鶏から摂取するもの)が多いと思います。花の場合には菊は避けたほうがいいと思います。なぜかと言うと、菊の意味は台湾人にとって死ぬことだと思われますから、お見舞いのときはとても失礼だと思います。

 2005年1月10日(月) 林經智さん
   林經智さん、ありがとうございました。病気の子ども達にするいろいろなことから子どもを思う、台湾の親御さん達の気持ちが、海を越えて、直接伝わってくるように思いました。
 菊の花は、日本でも台湾と同じく、お葬式の花のイメージもあります。それだけでなく、皇室の紋章にも使われていて、サクラと並んで国花とされ、人気のある花です。どうしてお葬式に使われるのでしょう。どうして菊が海を越えて共通のイメージを持つのか不思議ですね。日本でもお見舞いのときは避けられる花だと思います。
 林經智さん、ありがとうございました。『世界の風邪(熱)の手当て/病人食/病人への心遣い』でも紹介させていただきます。これからもどうかよろしくお願いします。
 「台湾の文化・台湾の習慣」Aについてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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