Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界の私を紹介するときのジェスチャー」

カウンター設置2007年06月17日


 私たちが自分を紹介するとき、よく鼻を指差して、「私はクマの八つあんです」と自己紹介しますが、「鼻=クマのはっつあん」なのかと思ってしまった、という話を日本以外の文化圏から来た人からよく聞きます。私のことを示すとき、鼻を指すのは日本だけなのでしょうか、それとも他の文化圏でもするのでしょうか。

 また、「鼻が高い」という表現など「鼻」についてはさまざまなイメージがあります。そのことについては「クレオパトラの鼻」(美人は得か損か)のコーナーで考えてみたいと思います。

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日本1

   古語辞典で「鼻」をひくと、江戸時代に「私は」という意味で「(この)鼻は」と男性は言うことがあったという記述があります。また、たいていの漢和辞典には「自分」の「自」は鼻の象形だと出ていて、鼻を指して自分を表すことから自分という意味になった、と書かれています。それが真実なら、漢字圏ならどこでも、少なくとも漢字発祥の地、中国でも自分のことを言うとき、鼻を指すのではないでしょうか。漢字圏のたくさんの人々に聞いてみたいと思います。自分のことを言うとき、鼻を指すのは日本だけなのでしょうか、他の文化圏ではどこを指すのでしょうか。ぜひ、ご協力ください。

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韓国で「私」を紹介するとき

 日本では「私」をさすとき、人差し指で鼻をさしますが、韓国では「私」は手で胸のあたりを指します。人の一番大切なところ、つまり心臓・心を意味しているのではないでしょうか?

 2002年10月11日(金) aikoさん
   aikoさん、とても知りたいと思っていたことを教えてくださってありがとうございます。

日本の漢和事典にはよく「自」は「鼻」の象形と出ています。
例えば『漢字源』(学研)では、

*******************
《解字》
象形。人の鼻を描いたもの。「私が」というとき、鼻を指さすので、自分の意に転用された。
*******************
と紹介されています。

漢字の字義が本当にこうだったならば漢字圏と呼ばれる地域は自分を指すとき、鼻を指していたはず、というところからこのページは始まりました。

中国やベトナムでは実際には自分を示すとき、どこを指すのでしょう。

上の解字は、日本だけで言われているものなのでしょうか。漢字の本場、中国で昔から言われていることなのでしょうか。中国やKorea、ベトナムの辞典では「自」の字源を上記のように説明しているのでしょうか。もし日本だけではなかったとしたら、漢字圏では少なくとも昔は自分を示すとき、鼻を指していた可能性があると思います。

どなたか漢字圏の国々の漢字の字源についての辞書の記述を紹介してくださらないでしょうか。

aikoさん、ありがとうございました。aikoさんのおかげで、解決が不可能と思えた謎解きもひょっとしたら解けるかもしれないという可能性が見えてきました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
 「世界の私を紹介するときのジェスチャー」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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