* * *福島エコツアー* * *

   2009年4月16・17日(木・金) 

 ソーラーシステム仲間で福島エコツアーを企画。どうして福島なの?それは、ちょうど福島の飯舘というところにある特養老人ホームに、日本で最初になるデンマーク製の木質バイオマスボイラーを設置する事になり、その記念にシンポジュウムを行うことになり、仲間の小澤さんがそのコーディネーターを務める事になっているから、そこへ行こうとなったのです。

 そして、小澤さんたっての希望で、日本人初の宇宙飛行士の秋山豊寛さんを訪問する事になったが、その途中で、私が西川式の工作教室をした船引三春の里山喫茶燦で昼食をとることになった。どうせ三春に行くのだから、三春の滝桜を見なくてはと、お花見も予定に入った。

 東京(新幹線)⇒福島(トレンタくん)⇒飯舘(一泊)⇒三春(滝桜)⇒船引(燦)⇒滝根(秋山邸)⇒郡山(新幹線)⇒東京(解散)という行程だ

 ペレットボイラー見学は12時半から。 真新しいボイラーに火が入れられ、運転が開始された。導入により期待される効果は@山林の適正な管理と活用が進む ACO2の排出削減につながる B村のエネルギーの安定供給 C村内のエネルギー関連の仕事が増える D燃料代は村内の業者の収入になる Eまでいライフ(地域らしい暮らし方)の創造    
 2時から記念シンポジウム「世界一幸せな国の地域づくりに学ぶ」 
基調講演は、デンマーク大使館参事官 ベンツ・リンドブラッド氏「デンマークの地域づくり」
 糸長浩司氏「持続可能なコミュニティづくりをデンマークに学ぶ」
講演のあとの休憩時間には、完熟トマトジュースとおからデニッシュが出された。完熟トマトで作ったジュースの甘くて美味しいこと!
    
    ベンツさん         糸長さん            トマトジュースとデニッシュ

 パネルディスカッションには、村長も加わり、飯舘を持続可能なエコビレッジにするためには、何が必要か意見をだしあった。村はこれまでも様々な工夫を凝らして村人参加の自治をやってきている。
○中学校のバスを購入するのに、村人に寄付を募る・・子ども達は村人みんなの子ども意識 
○までいなピンポン大会・・相手を打ちのめすのではなく、相手と息を合わせてどこまで長くラリーが出来るか競う 
○子育てクーポン・・第三子以降に年5万円のクーポン・・村内限定クーポンを発行。経済効果も狙う
○スローライフ=までいライフを推進する人を認定する「すてきな田舎人認定」
   
 会場には130名余りが参加の大盛況       コーディネーターの小澤さん
    
 ベンツさん         糸長さん         村長さん

 夜の交流会会場の気まぐれ茶屋の天井の大八車
 たくさんのいい出会いがあった。

 宿泊した「きこり」 とてもいい雰囲気の宿 床は特産品の御影石張り

 17日朝8:30三春へ向け出発 生憎の雨。それでも観光バスが60台駐車場も第2までいっぱい。
 

 12:00里山喫茶燦到着 おいしいどんぐりカレーの作り方を聞いてビックリ! 30回も湯でこぼしてアクを抜く
   
 雑考米どんぐりカレー      どんぐりのクリームチーズ和えとおあげさん   記念写真

14:00滝根町に住む秋山さんを訪問 大きな民家を移築した経緯話が凄かった。山の上から水を引いてわさびや水芭蕉を栽培。 その水は田んぼにもつながっている
宇宙の話はなく、この土地を選んだ経緯や、土地の人とのかかわりなど、お話上手な気さくな方だった。
   
 玄関前で記念写真       シイタケのほだ木をみせてもらう   太い茎の種類だそうだ

   
 寝かせたほだ木        田んぼでは黒米を作る     水芭蕉
    

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