* * *高尾山薬王院書院見学* * *

   2007年11月21日(水)ネパール教育支援の会で高尾山へ
 

 カトマンズ事務所の大家さんのロク・チトラカール氏が大正大学での講義のため、来日中で、その歓迎会を「うかい鳥山」で行うのだが、その前に高尾山に登って、薬王院で健康祈願のゴマを焚いてもらうことになった。私は、カトマンズでお世話になたので、参加させてもらった。

 薬王院とは懇意の八王子事務所のメンバーが、特別に手配してくれて、住職に面会させていただき、また、皇室も来られたことがある書院の見学もさせてもらった。

 薬王院は、真言宗智山派の大本山で、正式名称「高尾山薬王院有喜寺」【たかおさん やくおういん ゆうきじ】という。
 この寺の草創は、天平16年(744年)今からおよそ1200年の昔、 行基菩薩【ぎょうき ぼさつ】 が聖武天皇の勅命を得て、 薬師如来を安置して開山されたと伝えられている。

  大本坊 この右の方に書院がある

   

2階に案内され、第1の部屋から第3の部屋へ、奥へと行く程高貴な来客をもてなす部屋に。

  皇族が来られたときに座られた椅子

   

1階に下りて、和室を案内してもらう。2階と同様。奥へ行くほど格式が高くなっていく
梅の部屋、 竹の部屋、 松の部屋。案内してくれたお坊さんは海老蔵似の素敵な人。

 特別にとほら貝を吹いて、私たちの邪気を払ってくれ、よい新年を迎えられるよう祈念してくれた。

特別扱いで見学できた事はとてもラッキーだった。すがすがしい気持ちになって帰ることができた。このあと、うかい鳥山でご馳走を食べながら、歓談した。

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