* * *茂木町のたまゆら草苑に行きました* * *

               2010年8月16・17日(月・火)

   練馬にある冷え取り雑貨のお店キャンディケイトで、たまゆら草苑の安さんがポンせんを使ったクッキング講座をした時に、私がソーラークッキングをしていると話したら、是非見たいと言ったので、今回ソーラークッキングをしに行ってきました。

 

南に面した玄関先に醤油ダルがおいてあった・・カビ防止のためとか、そして手で攪拌していた 

太く煤で黒光りする梁 とても古そうな家だ

 昼ご飯に間に合うようにと、家を7時頃出て、10時半頃、ちょっと迷いながら安さんの家にたどり着きました。安さんちのお野菜で味噌いためとお汁と、胡麻クッキーを作りました。他にききょうでカボチャのスライスを蒸焼き、金時豆を煮ました。ジャガイモの蒸焼きは夕食時にサラダに。きゅうりとゴーヤのスライスをドライヤーで干した。サラダに入れたきゅうりのシャキシャキ感がいい。ゴーヤも苦味がやわらかくなった感じがした。

  

  

  

 っくり昼食をとってから、安さんの田んぼや畑を見に行きました。田んぼは4箇所くらいあって、うるち米の他、黒米、赤米も。そして稗・粟・黍も、というよりこちらの方がメインなのかも。畑にはたくさんの種類の野菜が育っていました。牛糞などの動物性の肥料は一切使わないそうです。でも、とてもふくよかな土だなあと思いました。

  

畦に植えた大豆の様子をみている安さん     雑穀畑

 飯のあと、セネガルやタンザニアの写真をみてもらって、その時の様子を話しました。とても興味深く聞いてもらって、現地の光景がよみがえりました。

 事のメインは、酵素玄米でとても甘みがあって美味しかった。驚いた事に、ご飯の前にスイカを食べ始めました。聞いてみると、果物の酵素が消化を助けると聞いたので、実践しているのだとか。このスイカは有機農研究センター(?)で作った新種のスイカを安さんが自家採取した種で作った、とっても甘いスイカ。そのせいで、割れ安いため出荷できないんだとか。ここに夏来なきゃ食べれないスイカなんだ。  醤油や味噌も手づくりだし、麹や豆乳も自家製、多分菜種油も自家製かな?殆どを自分で賄っているらしい。お砂糖と塩は買っている。砂糖は黒糖、塩はスエーデンだか?外国の自然塩、これはお風呂で石鹸代わりにも使っている。歯磨き粉、シャンプーもつかわないらしい。私も尾瀬に毎年行っているので、普段でも歯磨きは塩だったので、良かった!塩で体を洗うのもいいなあ。うちでもやってみよう。研修生のおいちゃん(私が勝手に心の中で呼んでいた)がパン焼きの準備で粉をこねていた。干しぶどうで発酵させるんだって。8時間寝かせるので、10時頃作業をすることになってしまう。自然の甘みがあるやわらかいパンだった。おいちゃんは有機農就農ネットから紹介してもらって、安さんのところで研修しています。

 が一番驚いたのは、夕食のデザートに出た、甘酒アイスだ。甘酒好きですか?と聞かれた時に、酒かすで作る甘酒を想像してしまって、返事に間をおいてしまったが、麹で作る甘酒であずきを入れてあるので、まるであずきアイスみたいだった。ほんのり甘く麹の匂いもあまり無く、絶品!アマランサスのポンせんに乗せていただいた。私はこんな貴重なものをたらふく食べるのは申し訳ないと、1回で遠慮していたが、安さんとおいちゃんは何度もお代わりしていた。・・・・・

 朝は6時頃にあずき畑の間引きを手伝った。終わって帰ってきて、朝食。朝日がちゃぶ台の朝食を照らして光り輝いていた。昨日安さんが、声を掛けた人たちが来るまで、風呂の焚き付け用の竹を切った。汗がだらだら出た。2時間ほどの作業の間に、2リットルくらい水を飲んだろう。昼前になると近所の人(都会のそれとは違う)や、かねてから、たまゆらを見学したいと言っていた人たちがやってきた。太陽でクッキーが焼けたり、おかずが出来たりするのを見て、驚いていた。

朝日に光るあずき畑 眩い朝食

帰り際に記念写真を一枚

ききょうをプレゼントして帰ったが、後日茶色い一升瓶に水を入れ、ききょうに置いておいたら水が熱々になりましたと、連絡をいただきました。 私も正月の大山登山で日本酒を黒い瓶に入れ、ききょうでお燗してました

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