図書目録11
●戦争・民衆史・文芸 


平沢貞通と一店書の半生

石井敏夫著

ISBN4-8068-0405-3
四六判上製 224頁 1800円

帝銀事件、平沢貞通氏が逮捕されてから五十年、獄死から十年を迎えて 「新年お祝い申し上げます。御成人の歳喜び申し上げます。……  私も瞬間、神仏に恥ずかしくなく勿論、自らに恥ずかしくない生活を続けておりますからご安心下さいませ。
昭和三十年一月八日  平沢貞通」
初めての返信だった。そして、長く長く続くたった一人の支援運動の始まりだった。本書は、獄死した帝銀事件の平沢貞通を個人として交流し支え続け、今なお再審を訴え続ける一店主の物語であり、生きた戦後史である。


ひとはどのようにして生きのびるのか(上・下)

彦坂 諦著

ISBN4-8068-0384-7
四六判上製 776ページ 4500円ISBN4-8068-0365-0 0366-9
四六判上製 686ページ 各4500円

ひとはどのようにして兵となるか(上・下)

ISBN4-8068-0371-5 0372-3
四六判上製 686ページ 各3500円

兵はどのようにして殺されるか(上・下)

ISBN4-8068-0373-1 0374-x
四六判上製 686ページ 各3500円

総年表 ある無能兵士の軌跡

ISBN4-8068-0384-7
四六判上製 776ページ 4500円

餓島1984-1942

ISBN4-8068-0375-8
四六判上製 3500円

ガダルカナル1942.10.1-27

ISBN4-8068-0376-6
四六判並製  1500円

ある無能兵士の軌跡 第三部 フィリピン 10年の歳月をかけた記念碑的大作、ここに完結。ガダルカナル、ルソンの死線の時空を独創的に生き抜いた一下級兵士赤松清和を通して、真に戦争を書きあげた。

第一部 ひとはどのようにして兵となるか 第二部 兵はどのようにして殺されるか 別巻 餓島、年表 全6巻、別巻2 在庫あり



消えたわが母校

赤塚康雄著

ISBN4-8068-0364-2
A5判上製 288ページ 2800円

大阪市で、太平洋戦争から今日に至るまで、姿を消した小学校は107校。うち88校は大空襲の犠牲だった。埋もれていく小学校の歴史を探し求め、当時の関係者に聞き、再発掘した渾身の書である。


知られざる戦没船の記録 上・下

戦没船を記録する会編

ISBN4-8068-0369-3 0370-7
B5判上製 248ページ 9500円

戦争を戦ったのは、兵隊だけではなかった。開戦から敗戦まで、戦争の犠牲になった民間船の最後の記録を、写真と文章で明らかにする。全貌が明らかになるのは、戦後初めてである。  上巻―激戦の海での特攻船団 下巻―断末魔の海上輸送


舞台シナリオ「はだしのゲン」誕生

脚本:星功一/原作:中沢啓治

ISBN4-8068-0367-7
A5判並製 186ページ 1500円

第一幕 第一場 はだしのゲン登場!    第二場 惨劇への序曲       第三場 ピカドンの日!  第二幕 第四場 生き残る闘い       第五場 広島復興『新宝島』    第六場 ゲンとともに       第七場 未来へ向かって  


ニコヨン歳時記

郡山吉江著

ISBN4-8068-0159-3
四六判上製 208ページ 1700円

病身の夫と二人の子どもをかかえ、ニコヨンで生計を立てつつ、日雇労働者の先頭で闘った一人の女の戦後史。ヤクザや権力とわたりあっての仕事の確保。党の分裂と除名処分の中で、女のいくさは続けられた。


たたかいに生きて
山本菊代自伝

ISBN4-8068-0301-4
四六判上製 274ページ 2600円

一九〇五年生まれ、八八歳。労働運動に身を投じ、治安維持法で逮捕、投獄されるが、非転向を貫き通す。戦後も一貫して地域女性運動の中心的活動家であり続け、共産党除名後も今日まで女性運動の先頭に立つ。社会主義ひとすじに生き続ける女性活動家の清々しい大河自伝。


蜂のムサシ
前川む一作品集

ISBN4-8068-0313-8
四六判上製 260ページ 2000円

大阪の万博時代、パンダ担いでかたき討ち。その男の耳に「蜂のムサシ」の歌が聞こえてくる……。表題作のほか、部落解放運動にその生涯をかける著者が、拭いがたい差別意識に迫ろうと試みた六編を収録した小説集。装丁・田島征彦。


愚の足跡
清水利益自分史

清水利益著

ISBN4-8068-0334-0
四六判上製 248ページ 1900円

半世紀書き続けた日記をもとにした生活記録。「庶民の一生などというものは、いわば愚にもつかないことの連続である。しかしその愚にもつかない日常の記録も、後世になってみれば、ささやかな歴史資料になるかも知れない。」(本書より)