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北京人民芸術劇院のサイトをつらつら眺めて思ったこと
胡軍が所属する劇団である北京人民芸術劇院(略して人芸。ホームグラウンドの劇場名は首都劇場)のサイトが2003年6月にオープンしたので、中国の舞台芸術についてはしろーとながらも胡軍目当てで眺めてみたら、いろいろ興味深いものがあった。
胡軍は中央戯劇学院を卒業後、この劇団に加入できたことを誇りに思い(中国一の劇団というわけで)、気合い十分に入団したようだ。中戯時代に優等生だったから演劇界のスターになる自信があったのだろう。各種インタビューなどを読むと、長いこと脇役ばかりでかなりへこんだ時期もあったというが、がんばって下積みを経るうちに人間的にも成長し、役者としても成長し、ついには主演スターにまでのぼりつめた。
人芸サイト(http://www.bjry.com)を参考に、舞台俳優としての経歴をざっとまとめると、次のような感じになる。
91年 「李白」 ”歌者”を演じる・・・ちなみに李白役のプー・ツンシン(「心の湯」のお兄さん)は、人芸の看板役者で現在は副院長でもある。
93年 「鳥人」 ”査理”(チャーリー)を演じる・・・この芝居は95年4月23日〜5月9日に台湾公演を行っている。その時が、胡軍にとって最初の台湾行きだったはず。
93年 「北京時間十点整」 ”杜江”を演じる
94年 「胡蝶夢」 ”自在鬼”を演じる・・・ここの写真→http://www.bjry.com/history/viewplay.jsp?playId=294で後ろに立ってるのがみょうに胡軍くさいんですが、ちがうかも。。。
94年 「哈姆雷特(ハムレット)」 ”伶人”(役者)を演じる・・・この芝居は95年1月15日に日本公演を行っている。故軍は96年だったかなと言っていたが多分95年でしょう(人芸の記録でそうなってるから)。
95年 「軍用列車」 ”葉謝紐克”(イエシャーニク? ロシアの演劇だそうなので)を演じる・・・この芝居で胡軍は後に奥さんとなる共演者の盧芳(ルー・フォン)と出会い恋に落ちる。なんでも、ひざまづいて求婚したとか(やってくれますなぁ)。
97年 「魚人」 ”教授”を演じる。
00年 「原野」 ”仇虎”を演じる。・・・舞台の写真はこちら→http://www.bjry.com/history/viewplay.jsp?playId=316
さて、上記のようなキャリアを舞台で積むかたわら、彼はまた中戯在学中の90年から映画、94年からはTVドラマにもそれぞれコンスタントに出ているので、90年代は三足のわらじをはいていたわけである。そして、映画やTVでも90年代後半には主役・準主役クラスになっており、ご存知「藍宇」でブレイクしたこともあって、99年の「原野」以来舞台に立っていないのは多忙であることがまず主因と思われる。だが一方でそれはまた、彼の中で目下映画やTVへの情熱が舞台にまさるというふうにも受けとめていいだろう。なぜなら、もし舞台を第一とするならばそれはまったく可能なことであり、現にプー・ツンシンや、胡軍と中戯で同期のシュー・ファン(徐帆)は映画にも出るが人芸のトップスターとして舞台も欠かさない。奥さんのルー・フォンも同様に人芸の主要スターの1人として舞台メインの活動を続けている。彼女は「藍宇」ではハントン@胡軍の妹役を演じているが、映画よりはっきりと舞台志向であることは胡軍がインタビューで語っている。
というわけで残念ながら今後しばらくは胡軍の姿を舞台で見るチャンスはない気がする。でもライブの臨場感は映画とはまた全然違った迫力と魅力がある。いつか、胡軍のろうろうたる声が劇場いっぱいにひびきわたる舞台での晴れ姿も是非見てみたいっす!
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