一条さゆり談話室

広州在住にして香港&日本の文壇で活躍中の
一条さゆり小姐のオリジナルレポを紹介するページです。


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広州だより2002は
こち



       §一条さゆり私的本のお知らせ§
                     ─── そしてまた貧乏になる ─────


ある日突然、「そうだ!私的本を作っちゃおう!」と思い立った私。数冊の単行本も出したし、ちょこちょことコラムなんかも書いてはいるし、肩書きに、「エッセイスト」なんて書いてもらえるようなになったものの、まだまだ頭の中に書きたいことがごちごちゃ!とっとと書いて頭の中をすっきりさせたい。とりあえず書いちゃえ!でもって、いろんな人に読んでもらって意見を聞いたりしたい。そう思った結果、自費出版の「私的本」に行き着きました。
内容は以下のとおり。

第一刊「中国の下半身
中国の売春事情とその裏に見える社会事情。
社会主義である中国は、もちろん売春は違法。しかし現実は、驚
くほど多くの中国人が、下半身産業に従事している。そして、中
国人の性意識や背負っている事情は、日本人とは少しばかり違っ
ていて、時にはやっぱりどこか変!なぜ?どうして?そんな戸惑
いを突き詰めていくと、日本人にはとっても不可思議な中国の社
会事情が見えて来る。
そして、外資系の企業の中国進出が盛んな現在、多くの日本人男
性が、中国の生産業と関わりをもっては、お茶目だったり、大呆
れだったりの事をしでかしてくれていて………。
新書判サイズ、約150ベージ定価800円(送料込み)
2004年6月20日発行


隔月刊に近い形で、一年間に5冊発行。
第二刊……………●極私的亜州電影(8月中旬予定)
第三刊以降………●中国の暗部に生きる人たち
●踊り子的義侠心
●中国三面記事
●ストリップ懺悔
(順不同,タイトル未定)

意地でも5刊までは、絶対に出します。それ以後に関しては、一年後の私の状況しだいです。

◎購入方法………
基本的にメールでの注文。
住所、電話番号、氏名、そして、冊数及び、一刊ずつの
注文か、年間購読(4000円)かを明記してください。
本到着後郵便振込にて支払っていただきます。
但し、年間予約や5冊以上の注文の場合は、初回本を、
代金引換でお送りするので、振込の必要はありません。
◎香港中国の方………一冊60元(または60香港ドル)
年間購読300元
配達、支払い方は、メールにて連絡。

◎ご注文問い合わせ先……
gotakist@hotmail.com

HPと違い、印刷、製本、発送などの実費が必要なため、有料となってしまいますが、やはり紙に印刷したものを読んでいただきたいという、私の「アナログ心」によるものなので、ご理解いただけたら嬉しいです。
なお、100部程度の少量発行のため、基本的に、謹呈本はご用意できませんが、販売、宣伝等にご協力頂いた方には、別の形でのお礼を考えています。よろしくお願いします。


一条 さゆり


CHECK IT OUT!

一条さゆり著・講談社刊『ハダカのゴタキスト』
定価:本体1500円(税別) 発売中!

中国に住む著者の目から見ると、なんか変だなあ、なニッポンの恋愛事情。そのあれこれを、ゴタキスト一条さゆりが痛快・豪快に<ごたく >ってます。ご一読を! (写真は表1)


お問い合わせ、ご意見、ご感想は、
gotakist@hotmail.comへ!


CHECK IT OUT!
一条さんの日本語による新刊『中国洗面器ご飯』(講談社・1500円)が発売中。
 たとえば洗面器でごはん食べてる、と日本人にはびっくりの日常風景。でもあれはれっきとした食器なんだそう。そんな中国的暮らしのあれこれが、時にドキュメンタリー的に、時にエッセイ風につづられています。面白いです! ご一読を。(写真は表1+背+表4)



***** 広州だより2003 *****

===其の2========================================

浦川小姐

ちょっとだけ、中国芸能ニュースです。
11/27日の南方都市報に、中国三大俳優のニュースが!ってちょいと大げさ。
まずは、胡軍から。テレビドラマ『画魂』は、全国放映に先駆けて、まず、南京で放映するそう。その理由はというと、劇中にヌードシーンがあるが、やみ雲にカットすると、作品の面白さを壊す可能性がある。それで、劇的効果やストーリーをできる限り尊重するために、まずは南京で放映し、来年一月くらいに視聴者の反応を調べてから、どのように処理するか決定することにしたそうです。………ということは、南京で放映されたものがノーカット版?それがVCDになったら嬉しいですねえ。

で、次は、姜文。『誰主沈浮』という大型時代劇に、6桁のギャラで出演契約を結んだそうです。彼の出演シーンがどの程度になるかはまだ未定だそうですが、台本にいろいろと注文を出している様子。で、撮影期間は、いかなる媒体の取材も受けないとの条件を出したとか……。で、まあ今のところ四回以上は出演しないみたいな感じだそう。
うーん、さすが大物の風格。
 ちなみに、この時代劇は、明の末期から清の始めまでの時代を描いた30回の連続ドラマで、姜文が演じるのは、「桂王」という南明の人物ですって。劇中で皮と金属をあしらった衣装を身につけるんだけど、一万元以上もするとかで、またまた大物!

で、最後が葛優。最近、『窒息』という映画をとったそう。この作品は、ホラーで、いままで、純然たるストーリーものの映画に好んで出ていた彼にしては、意外な選択と、中国マスコミを驚かせましたが、本人は、
「中国映画に恐怖映画が成り立つか、そして、どのような物になるのか、非常に興味があった」と出演の理由を説明。「映画の成功は監督の力量遺憾にかかっている」「俳優の目の表情が非常に重要」などのコメントを述べたそう。
個人的には、ぜひぜひ観たいなあ………。と、まあ、そんなところでした。
                                                   (2003.11.28)

===其の1======================================

浦川とめ様

 偶然にも、二人とも遅ればせながら『ピンポン』を見ているという偶然、なんだか嬉しいなあ。……と言うわけで、久々に長い文章を書いてみようかなあと思ったわけですが………。
 私も『ビンポン』は、
「暑が夏いぜ!」
なんつー下らないギャグにまで、つい笑っちゃった。でも、出演者が全員キュートだよね。主役だけじゃなく、悪魔役の大倉孝二にしろ、歌舞伎役者とは思えない中村獅童にしろ、すっごくいい味出してた。いや、中村獅童のあのポーズの美しさは、「さすが歌舞伎役者!」って言うべきなのかな?そして、ちょいと地味めなチャイナ役サム・リーも、香港映画より美少年に映っていたしね。実は、私は、撮影直前のサムと香港で偶然出くわしたんだけど、人の顔見るなり、日本語で、
「カッコいいですか?」
と聞いてきたので、
「おっ、日本語すごいね」
と褒めると、
「うん、この言葉は重要だからね」
と威張っていた。そういうやんちゃさが、ピンポンでは出てないので不満の人もいるかもしれないけど、私は、良いなと思いました。

しかし、考えてみると、ここ二、三年の間で、私が文句無しに楽しめたアジア映画の中に、『ピンポン』『小林サッカー』『アタックナンバーハーフ』と、スポ根(?)ものが三本も入っている。これって、私の体育会系の血が騒いでいるってこと?いや、それだけじゃないと思うんだけど。やっぱり、文句なしに面白いからなんだよね。そのうち、どっかで「アジアスポ根映画上映会」なんてやってくれないかしらねえ。そしたら、ぜひゲストでトークショーなんかやりたいよ。そうそう、聞くところによると、『アタック……』は、パート2の撮影中だって!すっごく楽しみ。

さて、広州の映画状況ですが、最近、葛優さんの今年の正月映画がVCD化されました。まだ見てないけど、やっぱり面白そう。『大腕』はもちろん面白かったけど、彼が、毎年中国の正月用に撮る映画は、すべてそこそこには面白い。なんにも考えずにぼーっと見てても笑えるし、でちょいとほろりとさせてくれて、まさに正月映画の味わい。彼の一連の正月作品、もちろん、ロードショー公開は無理でも、どっかで5年分ぐらい一挙公開なんてしてくれたら面白いのでは?と思ったりもするんですが……。

あと、最近公開された、コン・リーとリョン・ガーファイの映画が、予想以上に良いそう。特に、コン・リーは以前ほど大根でも、透かした感じもなく、一皮剥けた感じで好感だそうですよ。コン・リー嫌いの友人が言っていたので、間違いないでしょう。

それと、胡軍の時代劇が、そろそろ広州でも放映されるそうですが、まだ未定。広州では、テレビ放映とほぼ同時にVCDも発売されます。中国北方では、もう発売されているのかもしれませんね。

それから、韓国ホラー映画は、『韓国版リング』のVCDが良く売れているみたいです。あと個人的に嬉しいのは、香港でやっと『約束』がVCD化されたこと。これは、ずいぶん前の映画で、ホラーではないけど、韓国ブームの前の作品なので、多分日本では未公開。私は、昔、韓国版の字幕無しで見たけど、良かった。「韓国人がみんな泣いた」と言われている究極のメロドラマです。お勧め!ところで、韓国で『菊花香』という作品がヒットしていて、三日で35万人入ったって広州の新聞に載っていたんだけど、いったいどんな作品なんでしょうねえ。ポスターでは暗そうな感じだけど……。

おっと、しまった!香港映画に全然ふれてないなあ。まあ、今日はこの辺で………。
                                                     (2003.03)

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