今日のピース君  *Problem       絵 5*SEASON





TODAY MESSAGE
2002/9/24
by 5*SEASON


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ひさびさに金縛りにあってしまった。
私の注意不足のせい、いかんいかん!

亡くなった偉大なアーティストの名前を文字にしたとき、
私は必ずその夜 金縛りにあう、
実はそんな特異体質ゆえ、気をつけないといけないのに、
一昨日、私某所で某巨匠の名前をウッカリと書いてしまった。
その名は ミ○。
そう、このように ぼやかしておけばよかったものを…。
ゆえにその夜、布団の上から
“ゴッツイ男”に覆いかぶさられてしまうハメに。
手足はカチンコチンに硬直してしまう。
「しまった!」 そう思っても手遅れ、
重いわ、苦しいわ! 助けて、犯されるー。どいて〜。
一生懸命に声を出そうとするんだけど、声がでない。
もがいて もがいて男を振払おうとする…ここまではいつも同じパターン。
が、ちと今回は違った。
この男は何もしないということを もう分かっているので、
ちょっと男に声をかけてみることにした。
声は出ないが、男に向かって念じるのだ。落ち着いて、落ち着いて。

「あなた、絵を描いてる人ですね?」すると…
「あ…あ…」と低い声。
「私も描いていること、あなたは知ってますよね? あなたは寂しいの?
「お…お…ウウウ〜〜〜」
男は顔を私の顔にネットリと撫で付けて、モゴモゴ言っている。
と、突然、男の口からクリーチャーが飛び出した! ドロドロしてる!
「そらきた!」と思う。恐い! けれど不思議なことに怯えることはない。
「私もいずれ あなたのところへ行きます。 きっと、あっという間。
 あの世でまた会いましょう。」
そう言ったら、男はフッと消えてくれた。
体が急に軽くなった。汗、びっしょり…。

ウソ〜?って思う? でもホントの話。
最近ね、妖怪などに例えられている、
そういった“気の存在”を信じるというか、
そういうの、あって当たり前だなーと思うようになって。
現実と“非現実”の境目で さまよっている魂たち。
そして私はそう思っている自分を、
「ああ、いいオバサンになってるなぁ」と思う。
金縛りは、恐いことは恐いんだけど、
「ハイハイ、みんな友だちやで〜」と、腹くくってるところがあって、
ようするに、年々恐いものが減っている、
ドーンとしてるというか、「だから何なのサ?」。

だいたい、金縛りのまっただ中に、
「あの世へいくのは、あっという間だ」などと、
そんな真理をサラッと言ってのけるなんて、
いやはや、心臓に毛が生えたてしまったか?
しかし、まったくもって人の一生なんて「まばたきの間」だろう、
あの世の流れからすれば。

といっても、できるなら金縛りはいや。体力使うもん。
さぁさぁ、こんな私を あの金縛りの男が
ますます気に入ってしまったらどうしよう?
そうだ、どうせなら…今やってる仕事を手伝ってほしいなぁ。
ミ○さん、ピ○ソさん、シャ○ールさん、お願いします。
そしたら鬼に金棒、まるっきりピース♪
おっ、ピースが出たところで、このへんで。
それにしても、 あれは、あの男は誰なんだろう?

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5*SEASON




ピース ルームより






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