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ひとくちメモ


暦のサイエンス
「七夕」


の時期梅雨前線が日本の南上空に停滞し、七夕の夜はあいにく星空は少ない。

 七夕は、暦の上では五節句の一つで、

  1. 一月七日の七草がゆ、
  2. 三月三日の雛まつり、
  3. 五月五日の端午の節句、
  4. 七夕まつり、
  5. 九月九日の菊の節句

などと同じグル−プで昔から親しまれている。

七夕一般に、星祭りとか銀河祭りとよばれている七夕の由来は、昔の暦の七月七日の夜に天の川の東岸にあるけん牛星と西岸にあるしょく女星が、天の川を渡って一年に一回だけ会うことができるという、中国の伝統から伝わったもの。

ところが、七夕の夜に雨が降ると、天の川があふれて渡れなく、もう一年待つことになってしまう。

一年に一回の、七夕の夜降る雨は、無情の雨といえる。
我々の生活に置き換えてみると、遠くで働いている親や兄弟に会える日を、指折り数えて楽しみに待っていたら、突然、仕事の関係や交通事情で帰れなくなってしまった時に似ている。

そこで、気になる七夕の夜の天気は、昭和36年から天気を調べてみると、全国的に曇や雨の夜が多くなっている。ちなみに昨年は雨であった。

その中でも東日本の太平洋側で晴れる夜は、5年に一回ぐらいしかなく、比較的天気がよい北日本や北陸、西日本方面でも2〜3年に一回晴れる程度。

6月下旬から7月上旬にかけての期間は、梅雨前線が日本の南岸に停滞し、活動が活発となり雨続きとなる。

七夕の伝説が伝わってきたとき、日本では昔の暦(旧暦)を使っていたので、七月七日は現在の暦に直すと新暦で八月中旬にあたり、毎年のように天の川やけん牛星、しょく女星が見られるということである。

=1997/07=



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