育毛事典


  病因性のものを除く脱毛の原因 Date: 2006-06-01 (Thu) 
病因性のものを除く脱毛の原因
1) 男性ホルモンバランスの乱れ
テストステロン(男性ホルモン)の代謝によって産出される
ジハイドロテストステロン(DHT)が毛乳頭で過度に蓄積さると
ヘア周期の短縮、薄毛へと移行していきます。
  テストステロンがDHTに変換される際に、酵素5α-リダクター
ゼが必要であることがわかっています。

2) 毛乳頭内でDHTの蓄積や悪影響を起こしやすくする要因
2-1) 頭皮の脂過多>
毛乳頭周辺の過多な脂の蓄積が酵素5α-リダクターゼ
の増加をもたらすと考えられています。
      また、毛根の栄養不足をもたらし、わずかなDHTからの
攻撃にも耐えることができなくなる。

2-2)コレステロールの蓄積
コレステロールは、酵素5α-リダクターゼを作り出す物
質です。このコレストロールも毎日の活動の中で皮膚や
頭皮に蓄積されます。そして蓄積されたコレストロールが
日光にあたるとその頭皮に酵素5α-リダクターゼを生成
します。毛乳頭にもテストステロンが存在しますので、
DHT生成は時間の問題となります。

2-3) 血行不良 (不足)
      頭皮など毛乳頭への血行不足は、ヘアロスにつながる
可能性があります。毛根に十分な血行がある場合、十分
な栄養を受け、より強くなります。
      それ故、ヘアサイクルや育毛力がDHTからの影響を受け
にくい状態に保ちます。
     
2-4) 加齢
      加齢により、酵素5α-リダクターゼが生成されやすくなる
と言うデーターがあります。特に大気汚染、過度の日光へ
の露出、ストレスの蓄積など、加齢によって頭皮や皮膚は、
継続的にフリーラジカルの影響を受けています。
      これらの影響が、毛根や毛乳頭の弱体化、そして酵素5α
-リダクターゼを生成しやすい状態を作り上げていきます。

2-5)髪の毛のダメージ
      パーマ、カラーリング (毛染め)などからのダメージ。

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