辛かったこと

はっきりと診断が出て、治療が始まるまでの間の症状がとにかく辛かったです。
自覚症状の欄で書いたように、この病気は下痢と血便が主な症状です。
しかし実際はそんな単純なものではなく、
1日中腹痛に襲われてたり、しぶり腹といって何度トイレにいってもすっきりしなかったりします。
またお腹が痛いと思ったらすぐにトイレにいかないと間に合わないような状態でした。
普通お腹が痛いな〜と思っても、我慢ができると思います。
ところがこの病気では我慢がききません。
ですから1日中トイレに行っている感じです。
当然お尻は痛くなってくるし、体力も消耗します。
また外出もままならなくなります。
外にいていつお腹が痛くなるかわからない、という不安が常に付きまとうのです。
これは症状が良くなった今でもぬぐえない不安感です。

そして将来などに対する不安感も辛い事の一つです。
治らない病気、難病、誰でも不安になると思います。
就職に関する事、結婚に関する事、日常生活の事。
初めは強い不安感の中にいました。
でも今は良き理解者と、HPで仲間を見つける事によって、
その不安も和らいでいます。

なんで私がこんな病気に?と何度も思いました。
でももっと辛い病気と闘っている人がいる、
わかってはいるけど、
私の友達にはいないのにどうして私だったんだろう?
と考えずにはいられませんでした。
病気じゃなかったらもっとこうしてたのに・・とか。
でもそんなこと考えても始まらない。
病気を持った私の人生を、
私なりに楽しむしかない。
病気を受け入れてうまく付き合っていくしかないんです。
今はそう考えています。

健康であることは素晴らしい事だと気づけた私は幸せです。