例によって図面はJW_CADで書いてありますので正確な寸法を知りたい人はCADを使って下さい。 イメージデータに変換した物も用意しました、(35.5KB)CADを使うのが苦手な人はこちらを参考にして下さい。
作図した時点ではまだ飛行テストはしていませんのでアライメントの調整は必要です。
プロペラは桐材から削り出し折りペラにしましたが製作に自信のない人は市販のプラスティックペラ(D=210mm)を使うと良いでしょう。 |
先ずは主翼の骨組みを2mmバルサから切り出します。(中央リブは5mm) 材質は少し硬めの出来ればCカット気味の物を使って下さい。 組立は、原寸図を書きその上にまち針で固定して行います。 上反角部のリブは内翼に接着し、上反角の接着はエポキシでしっかりと行って下さい。 その他の接着はタイトボンド又は木工用瞬間を使うと良いでしょう。 前・後縁材とリブの組み合わせは、リブを切り欠きリブの上に前・後縁材を乗せるようにします。 接着後中央リブの接着部をエポキシで補強します。 組立が終わったら前縁の断面形状を半円形に削ります。 後縁は、厚さ1mm程度を残して上面を斜めに削ります。 整形が済んだら軽くクリアー塗装をしておきましょう。 塗料はドープ又はニトロセルロース系ラッカーが良いでしょう。 |
次はパイロンの接着です。 パイロンの側板は1.5mm厚Aカットバルサを使います。 組み立てる前に両面にクリアー塗装をして下さい。 台座部分はハードバルサを使い、胴体に固定するゴム掛けを竹籤で作り接着します。 竹籤は台座を貫通する様にして接着し、接着剤が乾いてから突起した部分を削り取ります。 接着剤はタイトボンド又はエポキシが良いでしょう。 側板で胴体と台座を一緒にはさみこむ様に組み立てます。 |
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次に尾翼を組み立てます。 水平は1.5mm、垂直は2mmバルサで作ります。(水平は中央リブのみ2mm) 主翼同様原寸図を書きその上にまち針で固定して行います。 左旋回滑空に調整するので、垂直尾翼後縁の右側を斜めに削ります。 垂直は胴体の下に取り付けるので左右面を間違えないように注意して下さい。 フィルム貼りは、水平は上面のみ垂直は両面貼りとしました。
胴体は5mm.Cカットハードバルサ又は4×8檜角を使います。 |
フックが 三角形になるように 曲げるのがコツです。 |
接着は瞬間で行い エポキシで補強します。 輪ゴムヒューズは |
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動力用ゴムのゴム掛けは、φ1mmの鋼線を曲げて作ります。 胴体に穴を明け先端を差し込み瞬間で接着、糸を巻き付けてしっかりと固定します。
水平尾翼は直接胴体に接着してもかまいませんが、 |
コメタルは5mm厚ホオの木から作り、軸受け穴を明けて真鍮パイプを差込製作しました。 市販の樹脂製コメタルを使う場合、ゴムのテンションで変形する事があるのでアルミ板等で補強する必要があります。
シャフトとハブはφ0.9〜1.0mm程度の鋼線で真鍮パイプの内径に合った物を使い、銅線を巻いて半田付けします。 |
プロペラブレードは 15mm厚の中国桐から削り出しました。 最大巾は28mm、最大厚は2.0mmです。 作り方の詳細は、 「夜間飛行」の 「F1Bプロペラの削り方」 を参考にして下さい。
真鍮パイプのヒンジは瞬間で仮止めしてからエポキシでしっかり固定します。 |
ブレードをハブに取り付けます。 ブレードの付け根部分を切り欠き 開閉するようにします。 ヒンジのスラスト方向のストッパーは 電線の被覆材を短く切断した物を 差し込みます。 |
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テンションストップ方式なので、ゴムのテンションを受けるバネを作ります。 φ0.4mmの鋼線を安全ピン形に曲げて使い、圧縮されたときにつぶされない様にスペーサーを入れます。 スペーサーは太めの電線被覆材を使うと良いでしょう。 スラストベアリングは1mm厚程度のテフロン・ポリエチ等の樹脂板をφ4mmの目打ちで打ち抜き、●板にキリで穴を明けて作ります。
軸受けにシャフトを差し込みゴム掛け部分を曲げます。後ろから見て逆S形になるように曲げて下さい。
胴体とコメタルの取り付けは、輪ゴムか糸を巻き付けコメタルの前後を瞬間で点付けして仮止めします。
私の場合、仕上がり重量は19gでした。動力ゴムは3.5〜4g程度を予定しています。F1Bとほぼ同じ重量比ですね。 |