7/3  いつ雨が降りだしてもおかしくない曇り


生まれ変われるならば、と思ったことがないでもないです。
今こんな時代ですけれど、それでもわりにいい時代に生まれ育ったと感謝はしているんですけれど。
ぼくはちょっと古い時代に好きなものが多いのですね。

ライカだったら50年代の半ばから60年代のはじめくらい。つまりはM3からM2の時代。これはぼくだけの意見じゃないでしょう。
ジーンズならば60年代の後半から70年代のはじめ。リーヴァイスでいうと66タイプといわれる時期。世間的にはこれよりもちょっと前の時代がいちばんだとされているみたいですけれど。
ギターだったら70年代のはじめ。フェンダーでいえばストラトキャスターのヘッドが大きかったころ。まぁ、これはイングヴェイの影響です。

となると、40年くらいに生まれて、就職してお金を貯めてライカを買って、リーヴァイスのジーンズを履いて写真を撮り歩いて、部屋でストラトをつま弾いて。ビートルズの来日も見られるし、ディープパープルの武道館も見られるし。彼女と「卒業」を観に行ったり……なんて、そんなことだけ書くと夢のようだけれど、そう簡単じゃなかったんだろうな。
その時代にライカを買うことや、ジーンズを履いて街を歩くこと、なかなか大変だったのだろうと思います。

でももしぼくが40年に生まれて写真をやっていたら、ウィリアム・クライン・ショックを経験することができたかもしれない。それは憧れます。メイプルソープもリアルタイムで経験できただろうし。
ぼくが写真をやるようになって、あれくらい圧倒的な衝撃を与えた海外の写真家っていないと思うので。


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