10月10日 (日) 晴れ


 目覚めは最悪。昨夜夜更かししたからだ。ドソとの約束がなければ時間をずらしていただろう。着て行く洋服も決まらずにイライラする。ヒロ君は先に出かけてしまった。「もう、やだ」といって寝てしまいたかった。ベッドにもぐりこんで何もかも忘れて、なかったことにしたい。

少し遅れたけど待ち合わせにつく。来ていたのはヒロ君だけで、ドソも遅刻した。ちょっと、ほっとした。ドソからおみやげをもらう。色の変わる鈴。でも地下を歩いていたので色は変わらなかった。ポッケにいれて、しばらく忘れた。

映画の時間にはまだ少し早いのでマックで朝食。でも、途中でお腹が痛くなってしまった。ナゼ?チクチクとわき腹をクークーがとげとげのしっぽでつついている。原因がクークーなので、何もできない。クークーを静めるオクスリなんてないのだ。

映画館へ行く途中のゲーセンでパンダちゃんのポーチを発見。ヒロ君が何も言わずにチャレンジする。二人の間でパンダちゃんはある意味アイドルなのだ。でもアームが弱くて取れなかった。
しかし映画館はまだ開場していなかったので別のゲーセンで時間つぶし。またもや、パンダちゃんのポーチを発見。ヒロ君がチャレンジ。そして、見事ゲットした。

映画は「オースティン・パワーズデラックス」
カーニャ的にはイマイチだった。前作がかなりのカーニャヒットだったのでどうしてもそれと比べてしまうのだ。でも、面白いには面白かった。あの、コネタ的な所が…。(笑)大きな笑いはないんだけど…でも「ウェインズ・ワールド」もあんな感じだったしな。

それからロッテリアで2人は芝居の話。カーニャは会社へ電話する。留守電が入っていた。来週と再来週仕事だ。

冗談で言ったカラオケへ行く事になる。しかし、やめれば良かったのか?今日は、上手く歌えなかった。あとで上手く歌えなかったと愚痴るといつもの事だといなされる。フン。

そしてドソとお別れ。ヒロ君と歩く。そろそろお腹が空いてきた。プレステの中古屋で随分時間を過ごす。でもカーニャはつまらない。ソフトを買うようなお金はないし、今全然全く欲しくない。まだやっていないゲームあるし…。物凄く退屈でつまらなくておちこむ。このままどこかへ消えてしまいたい。でもヒロ君を怒らせそうだったのでやめた。もういろいろは面倒。若くないのよ。

「どうする?」と聞くも、「カーニャは何がしたい?」
あたしは何もしたくないのよ。でも強いていうならお腹は空いている。
「何か食べようか?」
でも何もしたくないから食べたくない。お腹がすいているのは体がかってに空いているの。

すこしだけ、落ち込んでいる事を話す。
「バックの中に入っているパンダちゃんは誰がくれたの?」ヒロ君。
「首につけている鈴は誰がくれたの?」ドソ。
「じゃあ、何でおち込む?」・・・。
それはそうなんだけど…。

気を晴らす為にウィンドショッピング。ブーツがほしい。ブーツが。給料が入ったら買おう。絶対買おう。買い物はストレス発散になる。しかし、金がない。ストレスはたまるばっかりだ…?

そのままなんとなく駅へ。そして改札で見送られた。そっか、別々に帰るんだね。ヒロ君と一緒に帰らないなんて、変な感じ。かなりへこむ。うつむき歩いてまるで子供のようだ。胸を張って歩け!かっこ悪い。
昔のように所構わず涙でも出ればスッキリするのに。大人って嫌ね。

帰ってからしばらくして眠った。ベッドに潜りこんで全てを忘れてなかった事にしたくて。朝の、続きだね。

目が覚めても当たり前だけど何も変わっちゃいない。部屋は汚いままだし、なんだか肌寒いし、足は冷たいし、気分はブルーだし。やる気ないし。そして時計を見るとテレホ時間を過ぎていた。日記書いてないや、とぼんやり思う。

もっと眠ろうとも考えたけど、今から眠って誰もつかまらない時間に目が覚めてしまうのが怖くて、起きる。今ならきっと誰かつかまる。でも、こわくてICQも透明モード…意味ないじゃん。

結局何故かPCの前で本を読んでいた。ゆうに借りた本。一冊しか借りなかったから一気に読むのが怖い。なくなっちゃうから。しかし、暗いな。ブルーな気分に拍車をかける…気がする。気分が暗いから読んでいる本まで暗く思えるのか読んでいる本が暗いのか良く分からない。本当に本を読んでいるのか?

ドソにもらった鈴を首につけている。首輪と鈴でまるで飼いネコの首輪のようだ。歩く度に、動く度に鈴が鳴って自分の存在を知らしめる。
なんとなく、気に入った。しばらくつけていようかな…。

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