10月5日 (火) 曇り
また昨日は朝まで起きていた。明け方どうにもお腹が空いてたまらなくなって、コンビニへ買い出しへ行く。ヒロ君は一緒に行ってくれず、寝ていた。
外に出ると、もう明けかけた空が薄い青。ふるえるくらい寒い。ショートパンツから出ている足が寒い。燃えるごみを出さなきゃ、と思っていたけど、ごみ置き場を見ると資源ごみの回収日だった。どうも、回収日を覚えられない。
コンビニは暖かかった。ほっとする。気がつかないうちに随分と寒い季節になっているんだなと思う。袋ラーメンを3つと納豆を買って帰る。
家の中も暖かくて、ぐっすり眠っているヒロ君がなんだかかわいくて、冷たくなったカーニャを「寒い、寒い」といいながらベッドに潜り込ませる。冷えた足をからませると「冷たい」といってヒロ君は嫌がった。
袋の味噌ラーメンを作って食べる。ヒロ君も起こして2人で食べた。ご飯を食べると眠くなるカーニャ。でもヒロ君は目が覚めてしまったみたいだ。カーニャが眠るとヒロ君が起きる。ヒロ君が眠るとカーニャが起きる。一緒に居るのに、すれ違い。
それからカーニャはぐっすりお休み。ヒロ君は「マリア」をやろうというけど、眠いからパス。ヒロ君は人がゲームをやっているのを見るのが好き。自分は「マリア」を前にクリアした事あるくせに…。でもカーニャは人に見られてゲームするのが嫌い。後で、こっそりとやろう…。
でも、昼に起きたらね、といって寝る。そうしたら、昼に目覚ましをかけたらしい。うるさい目覚ましで目が覚めてしまった。
今日は会社にポロシャツなどを返しに行かなければいけない。明日でもいいけど、そうやって延ばし延ばしにしてもいい事はない。だから、今日行くのだ。本当は仕事も探さなければいけない。でも、なんとなく「やらなきゃ」という気分にならないのだ。
お風呂に入ってさっぱりする。ヒロ君を起こすけど起きない。唐突にバイト探そう!と思ってネットで調べる。でも、あんまりいいのがない。以前調べたパーティコンパニオンの会社に電話しようかなと思う。でもメモした紙を見ると受付は15時までと書いてあった。時計を見ると、もう15時半だった。明日、電話しよう。
「こうしよう」と思ったことはするようしている。自分で決めた事だったら大抵する。でも「する」とわかっているから、「する」と決められない。もう少し、もう少し、と言って先へ先へと延ばしている。でも本当は、延ばしに延ばすのは好きじゃない。さっさと終わらせるほうがしょうにあっている。一度延ばすと、なかなかもう一度「しよう」と決められないのだ。
そろそろヒロ君も起きなきゃいけない時間だ。出掛ける準備をしながら何度も起こすけれどなかなか起きない。だんだんイライラしてきて、語調が荒くなっていく。なんでだろう?自分の事じゃないのに、なんでカーニャがカッカしているんだろう。でもちゃんとヒロ君は起きてシャワーを浴びた。
今日は赤のチェックのシャツを着た。かわいくて自分では結構気に入っていたシャツだった。でもヒロ君に「変じゃない?」と聞いたら、答えは「中学生みたい」だった。「赤色のチェック」というのが子供っぽくうつったようだった。ヒロ君は「かっこいい」系の方が好きだから。カーニャがかわいい格好してもあんまり喜ばない。(可愛い格好も似合わないけど…はっ!それが原因?!)
外に出たら、寒かった。シャツの下にもう1枚重ねて着ていたけど、寒い。もう、こんなに寒くなっていたんだね。しばらく、といっても2、3日くらいお外に出ていないだけでこんなに変わってしまう。ジャケットを取って来て出かける。日も短くなってきていて、夕方なのにあたりは薄暗くなっていた。
途中でヒロ君とバイバイ。会社に行くのがなんとなくだるい。行きたくない。でもここまできたのだから…。借りていたものを返してそれで終わりだった。次の仕事の話とか出るかと思ったけど、担当者が違うのか、なにも言われなかった。電話かかってきていたけど無視したし、メールも無視したからかな…でも風邪を引いていたと言ってあったから別に大丈夫かな。
あっけないほど簡単に終わって、なんとなくがっかり?時間は5時半。ゆうの仕事もそろそろ終わる時間。…どうしようかな。でも昨日寝てないだろうから、今日はお家に早く帰って寝たいかな、とか考える。でも、少しだけでも会いたい…。
電話かけて、ダメだったらダメでいいや。と思い電話する…けど、つながらない。メッセージセンターにしか繋がらないと言うことは、電源が入っていない。もしかして仕事休んだのかな、と家のほうにも電話してみるけど留守電。おかしいな。
とりあえず6時まで待って見ようと、ファッションビルの中をぶらぶらする。でも、つまらない。欲しいものなんてないし…。いや、ないんじゃない。「欲しい」と思わないようにしているから、買う気がないから、真剣に見ないから、つまらないのだ。
「欲しい」と思っちゃうとお金がなかろうが構わずに買ってしまうから。別に洋服なんて古いの着ていたって死なないし。どこかに遊びに行くほうがいい。
6時になってもゆうとは連絡がとれない。しかたがないので帰ることに。なんだか疲れてしまった。最寄の駅につくと頭がガンガンしていた。風邪だろうか。さっさと帰ろうと思ったけれど、家の冷蔵庫の中には何もないのだ。面倒だけど、スーパーに寄って行く。と、トイレットペーパーも切れているのを思い出した。スーパーでも薬局でもボーっとしていて、薬局では買ったトイレットペーパーを持たずに帰ろうとしてしまった。なんだか、ぼんやりしているなあ。
帰ってからベッドで眠ってしまった。一応熱を測ってみるけど、平熱よりやや高いくらい。
起きてやらなきゃ、と思うけれどそのまま眠ってしまった。化粧も落とさずに、着替えもせずに。
目が覚めると9時半だった。頭の痛みは取れていたけど、眠気は取れなかった。そのまま10時までぼんやりと過ごす。ちょっと寒くてベッドから出れなかったというのもある。少しお腹が空いてきた。今日はカレーにしようと思っていた。でもご飯も炊いていないし、カレーも作っていない。もう面倒くさいからやめようかな…でもどうせやらなきゃいけないんだ。起きて着替えて化粧を落とし、少し片付けてカレーを作り始める。
今日は手抜きカレー…じゃなくて、お金がないので玉ねぎカレー。具は玉ねぎだけ…。(笑)
玉ねぎはあめ色を通り越して茶色くなるまで炒める。こうすると美味しくなる。でも煮込んでいるうちに玉ねぎ消えちゃうけどね。
玉ねぎを炒めていると電話。お兄ちゃんからだった。明日東京に来る。だから、家に泊まるのだ。あ、カレー作ったけど、ヒロ君と食べられないや…でも寒くなってきているから1日置いておいても大丈夫かな?
それからネットを繋ぐ。ゆうがいた。でもゆうはICQでも話しかけてくれない。電話もくれないし。前は居ると必ず話しかけてくれたのに。向こうが話しかけてくれるまで待っていようかな、としばらく待つけど全然反応がない。意地張っててもしょうがないやと思って話しかける。昨日はメチャクチャ落ちこんでいたけど、今日は少しはましかな?と思ったけど、ほんのちょっとマシなだけで、大して変わっていなかった。(笑)
しばらくすると、電話がかかってきた。誰だろうと思うと学校時代の友達だった。なんで電話かけてきたのか分からなかったけどしばらく話す。寂しかったのかな?でもあんまりちゃんと話聞いてあげられなかった。だって、ゆうのほうが気になるんだもん。でもそうしているうちにゆうがもう寝るとか言い出すので、慌てて電話切る。
今度はゆうと電話する。なんでか、ゆうはすっごく落ちこんでいる。ビョーキだから、といっちゃえば見も蓋もないけど。でも、なんでなんだろう。落ちこむのには必ず原因があるはず。…と思うけど、ゆうはあんまり話してくれない。寂しい。自分の存在の意味がない気がする。だって、好きだったら頼って欲しいし、力になりたいと思うし。自分が気休めの存在になれれば1番うれしい。
でも、こういうのってゆうにとっては重荷でしかないのかな。ゆうは一体どうしたいんだろう。カーニャは、ゆうが笑っていられればいいと思うけど。カーニャがいる事で笑っていられれば…。
でもそれってカーニャのわがままなんだよね。だって、カーニャはゆうだけを見ているわけじゃないんだから。自分の好きな人が、別の人を見ている…それって1番辛い。カーニャは知っていたはずなのに…。
何年か前のクリスマスを思い出す。カーニャはそのころからヒロ君が好きで。ヒロ君は別にその時誰か他の人を好きになっていたわけじゃないけど、カーニャをみていない事は確かだった。
一緒にいる理由もなくて、用事もすんでバイバイした後、帰り道1人で泣いた。もう、こんな報われない恋はやめようと思った。自分がひどく情けなくて悲しかった。
その時「メリークリスマス」といって電話をかけてきてくれた人とその後付き合った。でも、長くは続かなかった。これは蛇足。
なんて、カーニャは幸せなんだろう。ずっと幸せだったからその幸せに気がつかなかった。好きな人に好かれる幸せ。こんなに幸せなのに、なにをいっぱいわがままを言っているんだろう。自分がぶくぶくと太った醜い生き物のような気がする。
ゆうに借りていた本を全部読み終わってしまう。読む本がなくてその辺の本を読む。ミステリーだ。最近は読んでいない。昔お母さんが面白かったよといって送ってくれた本がいっぱいある。引っ越すにしろ荷物は少し減らさないといけない。本を読んで捨てるか売るかして減らさないと。とりあえず全部読んでしまおう。1ヶ月で何冊読めるかな…。