10月6日 (水) 朝晴れ→曇り
明け方に眠る。電話していて遅くなったのでそのまま落ち寝をしてしまった。朝ヒロ君が帰って来るまでぐっすり眠っていた。ヒロ君は「お土産だよ」とかいいながら、どっかから持ってきた割り箸とかストローとかを机に並べていた。カーニャは眠くてぼんやりしていて「わーい」とか言っただけだった。
カレーがあるから自分で暖めて食べて、と言ったような気がする。弱火で暖めないと焦げるよと言いたかったけど眠くて口の中でごにょごにょしただけだった。でもそのうちカレーの匂いがしてきたのでちゃんと食べたんだろう。
寝苦しくて目が覚める。暑い。外はやけに晴れている。カーテンから差しこむ光が眩しい。暑くてなんだかイライラする。そうしたらヒロ君が窓を開けてくれた。少し涼しくなる。
そしてまた眠った。怖い夢を見た。
私達はゲームをしていた。ゲームは2つのチームに分かれて、一杯お酒を飲んで相手の頬をびんたする。それを順番に続けていくというもの。酔っ払ってしまったり、痛くて降参したらその人はゲームから外れる。そうして最後に残ったチームが勝ち。というゲーム。
そのゲームの途中でなぜかカップラーメンの具と麺が違うから、クレームをつけようという話になって誰がクレームをつけるかと話し合っていたら、「校長」が出てきてクレームをつけるとはどういうことだ!と文句をいってきた。それでその「校長」に説明をしていると、いきなりどーーーん、という轟音。
そして暗い色の戦闘服を着たたくさんの男たちがやってきて私達を取り囲んだ。どうやら、戦争で占領されたらしい。私達は銃で脅され狭い通路を歩かされた。私は右手に兄弟の手を握り、左手に小さな女のこの手を握って歩いた。玄関らしき所で道は2つに分かれていて私が別の道へ行こうとしたら強引にもう一つの道へ引き戻されてしまった。そしてまた狭くて小さな通路を歩く。
ドアを開けると、小さな白熱灯が天井から並んでぶら下がっている。部屋はとても小さい。天井も低くて、横の壁もすぐそこに迫っている。部屋というより細長い通路だ。そして、汚れた床には…足のとれた赤ん坊や、手がない赤ん坊、体の右半分が全くない赤ん坊…そんな赤ん坊達がたくさんたくさん、並べて寝かせてあった。半分以上は、死んでいるのか、または声を出す器官が最初からないのか、静かだった。
5、6歩歩けば扉へとたどり着く距離なのに、私には長く長く感じられた。途中でどうしても体が重くなって床にひざまずいてしまう。赤ん坊の取れた腕が私の足元に転がっている。立たなきゃ、立たなきゃ、と自分を叱る。そこだけ、重力が違っていたかのように、何とか立ちあがると普通に歩けるようになった。そして、扉を開けて…。
次の部屋には、また赤ん坊達が寝かされていた。同じような部屋に同じように寝かされている。でもこの部屋の赤ん坊達は泣き喚いている。痛いよ、痛いよ、と小さな手足をばたばたと動かす。私の足にもその手がぶつかり、助けて、助けてよ、と何度も私の足を叩く。
赤ん坊達が泣き、暴れるので真中に作ってある通路にも赤ん坊がはみ出している。私達は赤ん坊を踏まないように気をつけて歩かなければなからなかった。
前の部屋の赤ん坊は、生まれつきの奇形児が多かったけれど、この部屋の赤ん坊は戦争で、爆弾等で体の一部を吹っ飛ばされたりした赤ん坊が多かった。そして、手当てもされずこうして部屋に転がされている。体のあちこちに、虫に食われた後のような黒いあながいくつもぽつぽつと開いている。
そして次の部屋…この部屋にも赤ん坊がいた。今までの部屋とは比べ物にならないくらいのたくさんの赤ん坊。圧死するんじゃないだろうかと思うくらいびっしりと床に赤ん坊が隙間なく寝かされている。この部屋の赤ん坊は、手も、足も頭もちゃんとついていた。被爆もしていないし、奇形児でもない。多分、健康な赤ん坊なんだろう。五体満足の…。
その赤ん坊達はみんなそれぞれ大きな声で泣いている。顔を真っ赤にして泣き喚いている。だから、この部屋はとてもうるさかった。泣き声が部屋に反響してごうんごうんという大きな一つの音になっている。でも1人1人の泣き声もちゃんと聞こえる。
やめて、やめて、と叫び出したくなる。私にどうしろって言うの?耳を塞ぎたかったけれど、手を繋いでいるので塞げない。目を瞑りたかったけど、赤ん坊を踏んでしまうので前を見るしかない。私は歩いた。
その部屋の扉を出た覚えがない。出る前に目が覚めたのか、そのままずっと歩きつづけたのか…。記憶が曖昧。気がついたら、目が覚めていた…。
ヒロ君を怖い夢を見た、と言って起こすけど反応なし…。起きようかどうか迷う。でも時計を見ると4時だった。もう?!今日は、バイトの電話をしようと思っていたのに。でも時間が過ぎていたのならしょうがない。まぁ、今週中に出来たらしよう。
なんだかまだまだ眠れそうだった。何もしていないと何でこんなにも眠くなるんだろう?ベッドに引きずりこまれるように眠気が落ちてくる。
でも、今日はお兄ちゃんが来るのだ。何時に来るか聞いてなかったので、連絡待ち。用意、しておいたほうがいいよな、と言う事で起きる。お腹も空いていたし。(笑)
でもご飯がないので炊かなきゃ。ヒロ君にお願いするけど寝ていて、てんでダメ。ゲームをする気にもならず、忘れないうちにと夢のことを日記に書いておく。そして、シャワーを浴びたり、着替えたりしてごそごそやっているけど、ヒロ君は全く起きない。
それからお兄ちゃんから連絡があるまでゲームをしたり、カレーの残りを食べたり。そのうちヒロくんも起きてきた。結局お兄ちゃんから連絡があったのは8時頃だった。1時間後に待ち合わせをしたのだけど、ちょうど「マリア」のエンディングで最後まで見たくて粘っていたら、遅刻しそうになった。というか、遅刻?(笑)
久々に会う。夏に実家で一瞬会っただけ。ご飯は食べたというのでちょっと飲みに行こうかということになった。前にゆうに連れて行ってもらった飲み屋さんに行く。美味しかったので。お兄ちゃんもきにいってくれた。2人ともお酒は強くないので2杯くらいでほろ酔い。真っ赤な顔して帰った。
1日お兄ちゃんは歩き回ったみたいで帰るとすぐに寝てしまった。明日は、お兄ちゃんの要望で水族館と映画館と動物園へ行く。(笑)
そんなに行ったら大変だーと思うけど、お兄ちゃん的にはせっかく来たんだから普段行けない所へ行きたいらしい。カーニャは水族館へ行く約束はしたけど…動物園は嫌い。だって…くさいんだもの。
まあ、水族館の後には別行動するかもしれない。お兄ちゃんはこっちの友達と一緒に行くし、カーニャはゆうと行くから。
たまたま、今度遊びに行こうね、と言っていたのが水族館だったのだ。
ヒロ君と、一緒に住む話をした。見に行った部屋はいい部屋だったけど、もう少し考えて見ようという事になった。すこし、2人は離れて考えて見る。だから、今月は一緒にいない。
寂しいなあ。でも、離れて考えて見ないと…。その間に少し荷物を整理しよう。