10月8日 (金) 晴れ…かな 夕方ぱらぱら


 朝…昼まで眠っていた。カーニャは今日もゆうの家にお泊り…するつもりだった。けど、ゆうに「帰って」と言われる。

自分の部屋は、「聖域」である。人がたまに来るのはいいけど、長居されると、居心地悪い。好きなことが出来ないし、好きな様に出来ない。別に気を使うわけじゃなくても、人に背を向けて好きなことをするのは結構難しい。

それに、自分の内面を見られているようで、気恥ずかしく、そして怖い。特に、自分は自分の部屋に自分の好きなものを並べて囲まれているから。勝手に自分は「ああ、こういう人なんだな」とレッテルを貼られるのがいや。

そんな気持ちかなあ。なんだ、自分はこうして日記なんかを人に見せているくらいだから、わりとそういう気持ちなくなっているけど、昔はすっごく嫌だった。知らない人が、知っている人でも家に来るのが嫌だったし。実家にいる時は誰か他人が家に来ると必ず逃げていたし。友達が遊びにきるのもすごく嫌だった。

だから、2日以上一緒に居たくない気持ちは良く分かる。少し怒っていたかも。「じゃあ帰る」的にゆうの家を出てきてしまった。空は曇っていて今にも雨が降りそう。いっそのこと、どしゃどしゃ降ってくれば、まだ気持ちよく帰れるのにな、とか考え。

何度か後ろを振り返る。追いかけてくれないかな、追いかけて来てくれないかな。でも、来ない。そうだよね。
帰って何をしようと考えながら、たらたらあるく。
と思ったら、駅近くでゆうと会う。

ちょっと、うれしかったけど、笑いを見せないようにちょっとむってしてみる。でも、来るくらいなら最初から言わなきゃいいのに、とも思う。ご飯を食べようといわれるけど、断る。ここら辺が怒っているのかな。いや怒ってはいなかった。きっと、帰りづらくなると思った。

でも結局一緒にごはん食べちゃう。甘いなあ。ゆうも、カーニャも。
カーニャ的には、ゆうを誤魔化してまた甘えてしまった、感覚。

3時間くらいレストランに粘って、帰ってテレビを見た。やけに長いミュージックステーションだと思って見ていたらスペシャルだと教えてくれた。特に面白くもないけどぼんやりと見ていた。小さくなって見ていたのでお尻が痛くなった。カーニャのお尻にはあんまりお肉がない。お尻だけじゃなくて体中にお肉が少ないのだ。みっともない小さな子供のようだ。

テレビを消して眠る。ゆうと、眠る。

このまま、大洪水がきてぶくぶく海の底にでも沈んでしまえば楽なのになあって考える。海の底に沈んだ気持ちは、どうなるんだろう?
泡になって少しずつ浄化されていくのかな。

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