11月21日(日) 晴れ 【約束とブーツと変態。〜ついてない日〜】
今日ヒロ君はバンドの仲間達と練習があるので朝に出かけていった。さっき眠ったばかりのカーニャは寝ぼけてバイバイ。カーニャも今日は約束があるのだ。映画のタダ件を貰ったお客さんと映画に行くのだ。その後に仕事。でも映画の時間が早い時間しかやっていなくて、待ち合わせは2時ごろになった。ちょっとしか眠れない。5時間くらい?でもちゃんと起きた。
見つけておいた自転車の鍵を持って出かけようとすると…ム!なんと自転車がパンクしていた。これはやばいかも…と思いながらすぐ近くの自転車屋さんに持っていく。自転車やにパンクかもしれない自転車を持っていくときは、「空気が抜けたみたいなんだけど…」と言って持っていかないとダメ。「パンクした」というと最初からパンクの修理をするのでそれがただ空気が抜けただけであってもパンクの修理代を取られてしまうから。昔仕事がえりに寄った自転車やでそんな事があって、それ以来の知恵。ていうか、その自転車屋がぼったくりだっただけ?
でも近くの自転車屋はその自転車を買ったところだしおじいちゃんとおばあちゃんがやっているところなので良心的ではあるけど、一応「空気が抜けたみたい…」と持っていった。するとおばあちゃんが空気を入れるところの蓋が取れているのを見て、「いたずらされたみたいだ」と言った。蓋がないとどんどん空気が抜けていくらしい。そうなのか?蓋なくても走っていた事あったけど…。
それにしても蓋だけ取るなんて、なんてひどいやつ。なんて言うカーニャも自分の蓋なくなった時は放置自転車のもう絶対持ち主取りに来ないだろうという自転車から蓋だけ頂いた事はあったりして。でも何ヶ月も雨ざらしで籠にはゴミがいっぱいで、もちろんパンクしていてそんな自転車から蓋を取ってぴかぴかの使っているパンクもしていない自転車の役にたってもいいんじゃない?ていうかその方が蓋も大喜びでしょう。
そして蓋だけ取りかえるだけなら時間もすぐ済むから遅刻しないですむし自転車にも乗っていけるや、と喜んでいたら、蓋をつけて空気を入れても空気が抜けていく。あぁぁぁ、パンクしていた…。パンクを直すのは時間がかかる。しかも直すのはよぼよぼしているおじいちゃんだからのろい。動作がのろい。だいたい蓋を取りかえるだけでもおばあちゃんがのろのろやるから時間がいっぱいかかってちょっと急いでいるカーニャとしてはイライラいらいライラとしてしまっていたのだ。おばあちゃんのせいじゃないけど。約束があるから…。
もう今から歩きなら走らなければ間に合わない時間へと迫っていたので、とりあえず自転車を直してくれと頼んで行く事にした。映画みた後は多分遅くなるからそのまま仕事に行くので、ヒロ君に自転車を取りに行ってもらう事にしておいた。(事後承諾)そして駅まで走るのはだるいのでちょっと早い早歩き?で行く。この調子だと遅刻だなあと思いながら、いいや、女は少し待たせるくらいが良いのだとか思いながら、最近階段を上るのが辛くなってきたなあやっぱり年かなあとか思ってエスカレーターに立っていたら丁度電車が行ってしまった。
しょうがないや、と諦めて待ち合わせ相手に電話するけど繋がらない。駅までくる時も何回かかけたけど繋がらなかった。もしや…と思ったけど、とりあえず行く事にする。それでも2分ほどの遅刻ですんだ。しかし…いない。うろうろしてみたけど、いない。多分顔忘れていないと思うから見つけられると思ったけど、それっぽいのすらいない。電話してみるけど繋がらない。
10分くらいですぐに諦める。ヒロ君に電話してみるとビリヤード中だった。遊んでもらおうと思ったのに。つまらないので買いものでもして帰る事にする。安いお店でスーツが売っていたので見ていく。6000円だったので買った。ちょっと地味かな、と思ったけど買った。安かったし。もう1着欲しかったので。
そしてぶらぶらしていきなり靴屋でブーツを試履して気に入って買ってしまう。衝動である。お値段一万六千円。ブーツにしては安いほうである。皮風味のストレッチブーツ。カッコイイのだ。ヒールはそんなになく、上げ底じゃないし。ヒールはあんまりあるとカーニャは困る。カーニャ自身がちょっぴりでかいから、4、5cmのヒール履くと170をこえてしまう。かなり気に入ってご機嫌で帰る。でもお財布の中身が5千円くらいになってしまった。さらに口紅を買おうと思ったけど、止めた。止めて良かった。この時は忘れていたけど自転車のパンク修理代があったのだ。
帰る時に自転車屋ヘ寄って行ったらまだ出来ていなかったので後でとりに来るから直しておいてね〜と頼んでおうちへ帰る。おうちへ帰って時間まで寝た。といっても3時間くらい。寝ぼけで自転車を取りに行き、ついでにコンビニでご飯を買って自転車をコンビニにおいて帰って途中で思い出して取りにいく、という間抜けな事をする。
ご飯を食べ終わったころにヒロ君から電話。今から帰るとの事。そしてカーニャは出かける準備。今日もお仕事である。今日は12時までで明日お出かけするからるんるん。ブーツも買ったし。買ったブーツをヒロ君にお披露目。「かっこいいよ」と言ってくれた。ふふふ〜。うれしい。今日は嬉しいのでスカートを履いていこう。せっかくブーツ買ったんだからねえ、見せびらかさなきゃ。(笑)でもカーニャはカッコイイスカートは持っていないのだ。しょうがないからカッコ良くないけど普通のスカートを履いていく。スカート欲しいなあ。でもなくても困らないからもう少し我慢しよう。また下北にでも行って安い古着のスカートを買ってこようかな…。
パンクの直った自転車に乗って行こうとしたらヒールがペダルにひっかかって、こけてしまった。うちへ帰って消毒して手当てして行ったら遅刻しそうになってしまった。むーん。ついてない。でも遅刻しなかったからいいや。
仕事は…前半はまあまあだった。12時上がりだったけど、すこし延長。でもそこでお客さんに一気をさせられて、酔っ払ってしまう。もう、べろんべろんだった。でもなんとか客が帰るまでは接客する。だいぶ歩けなかったけど…。でもその後気持ち悪くなってトイレで吐いた。仕事でこうなるのははじめて。悔しかった。情けない。仕事なのにちゃんと仕事できてない。でも良く考えて見たらもう時間外労働だった。客も少なくなっていたし、使えないのでカーニャは上げられた。家まで車で送ってくれるというので気持ち悪いのが直るまで少し待ってもらう。
でも車に乗っていたらまた気持ち悪くなってきたので近くのコンビニで下ろしてもらう。どのみちカーニャの家までは一方通行などが入り組んでいて入るのは至難のわざだから良かったのだけど。そしてヒロ君に電話して迎えに来てもらう。でも自分でもちょっと歩いて帰ろうとかなりフラフラしながら歩いていると…後ろに人の気配。あ、やばいなと思って後ろを振り返ったら…頭にタオルを被った全裸の男の人がいた。
自分でびっくりするくらいの悲鳴を上げたらその人は走って逃げていった。びっくりしてそのままカーニャは道路に座り込んでしまった。待つことしばし。ヒロ君が眠そうな顔でやってきた。カーニャはしくしく泣いて事情を話すけど、ヒロ君は別に感動してくれなかった。寝ていたところを起こしたからだろうか?それとも無事だったからいいや、と思っているのか?コンビニでジュースを買って帰る。帰ってからも興奮覚めやらぬカーニャは喋りつづけるけどヒロ君に「子供じゃないんだから、いつまでも取り乱しているな」といわれしゅんとして眠る事にした。なんか、今日は大変な事がいっぱいあったのに、冷たい気がする…。
