6月23日(水) 曇り→雨
やっぱり明け方に眠った。朝、ヒロくんはヨソナカさんに電話をしていた。何と言っているのかは聞こえなかった。その後デッキくんに電話していた。すぐに会いに行くみたいだ。カーニャに何も聞かずに…もちろん、きく必要などない。でも、そんな風に思ってしまうのだ。勝手に用意をし始めるけど、カーニャはしらんぷりをしていた。出かける前に、「どうしたの?」と聞いてきた。私は無言で答えなかった。
「怒っているの?」
「怒っているの?」この言葉をヒロくんは一体何回くらい発っして来たのだろう。きっと人よりも多いに違いない。
私がなんと答えたのか覚えていない。その後もヒロくんは少しだけ色々いっていた。最後に私は「うるさい」といった。ヒロくんに「うるさい」と言ったのは、多分初めて。自分で言ってショックだった。そんな言葉が自分から出るなんて。それも無意識に。
ヒロくんはそれから何も言わずに出ていった。
少しだけ泣いた。でも眠った。そして、夢を見た。
夢の中で、私はカヤの外だった。お父さんがいた。トールがいた。(トールは、カーニャの弟)
トールはプールで競争をしていた。
トールは泳ぎが苦手なのに、一生懸命、カーニャ達の為に泳いでいた。お父さんは応援している。
カーニャは助っ人に来たけど、遅れてきたので入れなった。外から透明なプラスティックのドアを「開けて!開けて!」と叫びながら叩いていた。
横にはスマップの草薙君がいた。
そのうちに、草薙君は変な踊りを踊り始め(網戸のCMの、踊りの様だった…)、いつのまにか、透明なプラスティックはふにゃふにゃになっていた。
どさくさに紛れてカーニャは中に入った。
中は迷宮になっていた。
いつのまにかプールの歓声は遠くになり、消えている。
カーニャはどんどん歩いた。
あれはなんの山だろう?車窓から流れる景色を眺めるともなくぼんやりとしながら私は思った。今は修学旅行中。どこか知らないところから、どこか知らないところへと向かっている。どこへ向かうのか私は興味がまるでない。まわりは、何かと騒いでいたが私とは別世界の様だった。
さっきまでいたみんなはどこに行ったんだろう?ふと気が付くと私は一人だった。狭い個室の中にいる。小さな窓は流れる車窓を映し出している。まだ、電車にのっているようだ。
その時、ガシャン!と音がして足元の壁が小さく開いた。その向こうには、茶色い、大きな生き物がいた。
とっさに、あいつは大人しい、大人しい、と思いこもうとしたがだめだった。低い唸り声を発しながら、その生き物は、私に襲いかかってきた。
よける暇も、隠れる場所もなく、私の喉元にそいつは飛びかかってきた。暖かい滴が、胸にたれる。みるみるうちに、着ていたものが赤く染まっていく。血だ。冷静に私は思った。抵抗をしようとしたが、生き物は、ますます私の喉にかぶりつくばかりだった。
そっと、私は、生き物を抱いてあげた。憎くはなかった。ただ、こいつはお腹が空いていただけで、目の前に私が投げ出されただけなのだ。自分から流れ出る血の温かさと、息が出来ない苦しさに目が覚めた。
汗をかいていた。胸元に何か重いものが乗っていた気がしたが、目を開けても何もいなかった。
なんでこんな夢を見るんだろうと考えてみたが思いつかなかった。
バイトの結果が分かる日だ。16:00に電話をする。
外は多少曇っているが、雨はまだ降っていない。結果は…思ったとうりだった。多分写真が悪かったんだろう。自分で見てもそう思うもの。
なにやら、原因がはっきりしていてさほどショックではない。けど、少しは落ちこむ。あんまり気にしないようにしてHPを作りつづける。そうしている内にヒロくんから電話がかかってくる。今日はドソのうちに泊まってくるとの事。なんかな、帰ってきてほしかった。いつもの様にたいした理由はないけど。
ヒロくんがいなくても平気な様にならなきゃ。がんばって我慢してみるが、夜はつらい。結局電話してしまった。…そして又喧嘩。電話で話すと、必ずこうなる。すこし、反省しよう。
このところ夜が遅いので、眠れない。明日は仕事の研修がある。昼からで良かった…。
今日は…幸せではなかったけれど、カーニャにとって、良い日だったのかも。