6月25日(金) 曇り 時々雨
目が覚めると2時だった。昨日眠ったのは何時だったか覚えてないが、外は明るくなっていた。明日から仕事なのに、こんなんではいけない。本当はもっと眠りたかったけど、夜眠れないと困るので起きた。
早速、借りてきたソフトをインストールする。使い方はだいたい変わらない様だ。「インライン入力」というのができるようになった。が、マニュアルがほとんどない状態なのでわからない事だらけ。使いこなす、というわけにはいかない。一通り使ったので、会社の方へ連絡する。質問をいくつかするが、会社の方でも分からないらしい。こんなんで、明日ちゃんとできるんだろうか…不安。
ヒロくんがヨスナカさんに電話をする。仕事は結局断った。その後に、チュウジ君と芝居を観に行った。
行くときに少し言い争い。やっぱりカーニャが悪いんだけど…。どうしても、いつも我慢できない。ヒロくんが出かけると、どこかに行ってしまう気がして怖いのだ。どこかで、カーニャの事を忘れてしまうんじゃないかと不安になる。胸が苦しくて、苦しくて、たまらなくなる。馬鹿げているけど…。でも、もっとがんばらなければ。このままじゃ、二人の関係はうまくいかなくなる。それは、嫌だから。
ヒロくんが行ってしまった後はいつも何かする。何かして気を紛らわさないと、時間ばかりが気になるから。部屋を片付け、パソコンまわりも少しだけ整頓させた。映画のチラシとパンフレットをまとめていると、母親からの手紙が紛れていて思わず読んでしまった。日付を見ると、意識不明になる何日か前だった。その頃は毎日の様に手紙が届いていたので、最後の手紙ではなかったけれど、やはり涙が出てきた。どうして、もう少し早くお見舞いに行けなかったんだろうか…。お母さんに会いたい。
死んでから、時が経てば経つほど、その否存在が大きくなっていく。死んで間もないときは、はっきり言ってつらくなかった。つらくない事がつらかったくらい。
どんどん、この胸に空いた穴が大きくなっていくようで怖い。いつか食い破られてしまうんじゃないかと思うけど、まだ大丈夫。カーニャにはヒロくんがそばにいる。お母さんのかわりにはならないけれど、支えになってくれている。ヒロくんがいる限り、大丈夫という気がする。
…そんな風に思っているとヒロくんが知ったら、どう思うだろう?やはり、苦痛だろうな。・・・ごめんなさい。
でも今一人で生きていけるように、カーニャはがんばってるよ。ヒロくんが出かけても平気なように、笑って送り出せるように…。もう少しだけ、待ってね。
もし、ヒロくんが死んだら・・・?考えたくない。多分、カーニャは生きていけない。ヒロくんが何といおうと、カーニャは後を追う気がする。それか、田舎に帰るよ。帰って、死ぬまで大人しくしているかな?
ヒロくんに電話したくてたまらない。今何をしているのか、何処にいるのか、いつ帰ってくるのか…。でも我慢する。決めたから。ヒロくんを縛らない。自分を甘やかさない。躍起になってHPをつくったり、「Windowsマシンを自作で作る」という本を読む。ヒロくんが為になったといっていたので、自分の本ながら全然読んでいない…。読んでいると眠くなってくる。今寝ると、夜眠れないーーとおもいつつ、うとうとしてしまった。
気が付くと9時を過ぎていた。そろそろ、芝居も終わっている頃だ。電話がかかって来ないかとそわそわする。気を紛らすためにまたHPを作り始める。といっても、日記をつけているだけだが。なるべく時計を見ないようにするが気になる。電話して、といえば良かった。でも、用もないのにかけられない…。そわそわは続く…。
12時過ぎ、やっとヒロくんから電話が来る。今から来るとの事。なんとか、我慢する事が出来た。明日もがんばろう。でも明日は仕事だ。…明日も雨かな?