9月30日 (木) 晴れ 暑い
最近日記をかかない。原因は、仕事がないせいかと思う。今日が一体何日なのかわからない。何曜日なのかヒロ君のバイトの日でやっと分かる。1日1日に区別がない。一体何時の日記を書いているんだろう?昨日と今日と明日の区別がつかない。今は、一体何時?
ヒロ君のバイトの日だ。ヒロ君は夕方にバイトに行って、明日帰ってきて夜にドソと遊びに行く。カーニャといられるのは寝ている間だけ。おいてかれる気分。ふざけてそう言うけど、別にずっと会えないわけじゃないので相手にされない。ずっと一緒にいられない。切れ切れの時間が積み重なっているだけ。
月曜になれば、カーニャの時間がやってくる。そしたら、ヒロ君とカラオケに行こう。アニソンも一緒に歌おう。B'zを歌おう。稲葉を聞いてもらおう。だから、今日は独りの夜だ。なんだか寂しいから、誰かのうちへ遊びに行こうかな。誰かに電話しようかな…。
ヒロ君はゆうの所へ行けば、という。でも、朝にはヒロ君は帰ってくる。だから、行かない。
そう決めたのに、あっという間に気が変わって電話する。でも、ただ、退屈で暇で物凄く寂しくって、誰かの声をなんだか聞きたかったの。
「遊んで」と甘えて言って見た。優しいゆうは遊びに行こうと言ってくれた。優しいゆう。優しいゆう。
でも全然思いつき。なんにも用意していないんだもの。馬鹿なカーニャ。
会って、ご飯を食べた。ボーリングへ行ったら、優待日で安くなった。1ゲームで疲れてしまった。ゲームは嫌い。勝ち負けは嫌い。男の人は勝負をする。どうだっていい。勝ったって負けたって変わらない。でも疲れる。穴の開いた浮き輪のようにあっという間に元気がなくなる。
ぼんやりとしてしまう。コントロールできない自分を。どうしていいのか分からない。
逃げているだけなのは分かるけど…ほっといて。
ゆうと言い争い。カーニャはゆうの事を考えない。ゆうの事だけじゃない。誰の事も考えない。ゆうの事だけじゃない…ヒロ君の事だって考えないんだよ。
カーニャは自分の事ばっかり考える。自分勝手でわがままな生き物だから。直そうとしているんだよ。きっと。でも、ダメなの。自分の中で分かっているの。どうすればいいのか本当は分かっているの。何が正しいのかわかっているの。でも、だめなの。
でも、ダメなの。
流される自分を良しとしているの。冷静な私が冷静に見ているの。止めてくれないの。笑っているの?怒っているの?泣いているの?顔が見えない私。私は泣いている。嫌だといいながら泣いている?…泣いてない。気持ちよさそうに目を細めているの。流れに身を任せるのは、気持ちいい?吐き気がするけど、誰にも触られたくないけど、楽なの…。
イライラしているカーニャ。怒って帰ろうとする。駅まで行ったらゆうが止めた。話をしようって。自分の思いどうりにならなくって怒っているカーニャをゆうは諭すけど、ますますカーニャは怒る。そんな事分かりきってる!ただ止められないだけだもん。
でもそれはわかっていないって事だよ、とゆうは言う。
カラオケに行こうとカーニャは言う。でも、ゆうはシャワーを浴びて寝たいという。時間はもう遅くて、カラオケに行ったら終電がなくなる時間で、ゆうはカラオケに行ってもいいから、そのあとホテルに泊まろうという。でも、ホテルなんかにはカーニャは泊まりたくない。
でも強引にカラオケに行こうという。ゆうはつきあってくれて、でもあっという間にカーニャは疲れてしまう。ゆうも疲れている。
「しばらく会わない方がいいのかな」ってつぶやいたら、ゆうは黙ってしまった。
もう、カーニャといるのは辛い。自分が少しずつ削り取られていくようだとカーニャに言う。やっぱり思い通りにいかない。イライラする。どうして?どうして思い通りにいかない?
だったらもう会わなければいい。そう思った次の瞬間に、それは嫌だと思う。なんて勝手な自分。
置いていかないで、とゆうにすがって泣く。卑怯なカーニャ。ホテルに行ってもいいよ、と言う。シャワーを浴びて、ベッドで眠ろう。甘い言葉でゆうを惑わす。
カーニャなんて、死んでしまえばいい。