9月10日 (木) 晴れだったかな?


 今年で最悪の日はもう来たと思っていたけど、上には上があったようだ。

今現在、今日が最悪の日だ。
何があったのか、言いたくないけど、書こう。

寝過ごした。それだけ。起きた時、時計の針は10時を差していた。
よく、一瞬自分の目を疑ったとか、どういう事なのかわからない時があるっていう。でも、カーニャは時計を見た瞬間に全てがわかった。”もうだめだ”

いやに自分が冷静だったのを覚えている。電話をした。確実につかまるだろう、トミさんに電話をする。冷静に状況を説明したら、怒られた。当たり前だ。
冷静だと思っていたけど、ただ単に寝起きで脳みそが停止していただけだった。

悔しくて涙が出てきた。こんなに泣いたのは久しぶりかも。おり返し電話するから、待機していろと言われる。

30分後くらいに電話があり、今から来てもらっても午後になるので今日はもういいといわれた。幸い、(と言っていいのか)メーカーではなく、会社のブースに入る予定だったのでまだ…。いい訳にもならないけど。

でもきっとメーカーのブースだったら、起きていたような気もする。会社のブースだから…という甘えが無意識の何処かにあった気もする。
しかし、仕事をすっぽかして、最低だ。誰かがすぐにかわれるような仕事じゃないのに…。

信用をなくすのは簡単だね。信用を築くのは物凄く大変なのに…。理不尽だ。

そして又泣いて、泣きつかれて眠る。けど悪夢で目が覚める。もう眠るのは止めよう。

昼の間は何をしていたのか良く覚えていない。ヒロ君がカーニャの食べたいものを買ってきてくれて、食べた。おいしかった。

夜になって、ヒロ君といっぱい話をした。自分たちのことや、友人のことや、これからの事、生活の事、仕事の事、芝居の事…。
ヒロ君が今書いている台本を、カーニャも手伝う事にする。二人で台本の話をしていると電話が鳴る。会社からだった。

内容は2つ。
1つは、電話の事。カーニャは時計を持たない。腕時計をしないので、PHSの時計を見る。仕事中もポッケにいれて、時間を知りたい時は電話を見る。
それが、電話を気にしているように見えたらしいので、その注意。それは、確かにカーニャが悪かった。時計を買わなきゃと思っていたけど、(仕事用で)店舗のデモのときは、いつも横にPCがあるのでPCの時計を見ていたので問題なかったけど。

2つ目は…かなりショックな内容だった。
カーニャが、他の会社のコンパニオンの子の悪口を言ったというものだった。コンパニオンの子が、可愛くないと文句を言ったと。そういう事は、いつ誰が聞いているか分からないので、控えてほしいと言うものだった。 カーニャにそんな覚えはない…。あまりにショックで、なにも言えない。

とりあえず、自分にそんな事を言った覚えはないと言って、電話を切るが…。
何故?濡れ衣だ、と思うが、一生懸命昨日、おとといの事を思い出して見る。…1つだけ覚えがあった。
といっても、悪口をいった覚えじゃなく、思い当たる事。

休憩中に同じ会社の子達と、ご飯を食べた。その時、コンパニオンの子のポーズのつけ方があまりプロらしくないといったのだ。せっかく、写真を撮ったり、ビデオを撮ったりする時間があるのだから、お客さんの為に「決め」のポーズをしてあげればいいと言ったのだ。
…それしか思いつかない。

悪意があっていった訳じゃないのに…。ただ思っただけだし、カーニャはコンパニオンの子達と仲がいい。頼りにもされてるし、相談もされた…。
悪意があるわけないのに…。

そんな風にとられてしまったのが、物凄く悔しい。悲しくて、涙が出てきた。
カーニャは仕事以上の事をする。カーニャ達の仕事は、コンパニオンの子達の手に負えない事態になった時、助けてあげる。あとは、お客さんの質問に答えたり。でも、カーニャは自分からパンフレットを配ったり、お客さんの誘導や、呼び込みをしたりする。それが、気に入らなかったのかも。

もう一度、会社に連絡して、そういう事を伝える。カーニャが悪いままは嫌だ。悔しい。泣き寝入りなんて。自分が間違ってないのに。この仕事が好きだから、信用の世界だから、誤解を解く、ときたい。

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