11月16日(木)  

今日、実家から戻ってきた。前は、実家に帰ったときも「ホッ」としたし、実家からトキオに帰った時も「ホッ」した。どちらも自分の「場所」だったからだろう。けれど、今はもうトキオに戻ってきても「ホッ」とはしない。私のなかでもうトキオには居場所を見つけようとは思っていない場所になってしまったからだろう。

出来る事なら早く田舎にでもひっこんでのんびりと暮らしたい。が、暮らすアテもないし、伴侶もいないし、友達もいないし、楽しみもない。

実家に帰って昔の日記を見つけた。中学生頃の日記だと思うのだけど、日記というか…手紙。昔日記というものが書けなくて、手紙形式で日記を書いていた事がある。フツーのノートにその頃の膨大な落書き(女のコの絵とか書くの好きだった)とともに、家族の事や自分の事が一杯書いてあった。

田舎は基本的に暇(というか自分が何もしないだけ)だから、いっぱい考える時間があって、あれこれいろいろ考えていたのがわかって面白かった。不思議と「子供だなあ」というような感想はなく、逆に今より一生懸命生きている感じが伝わっていた。そういえば、あの頃って平穏な毎日だったけれど、心の中はいつ死んでしまってもおかしくないような、危なっかしい不安定な状態だった。何かあったらすぐに「死」を考えたし、身近だった気がする。

そして現実に立ち返るとたまった郵便物は請求書の山。今私はこれのために生きているのね。仕事が始まるまであと1日のんびりとしよう。

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