2月29日(火) 【昨日のカレー】

ヒロはデッキ君の友達の引っ越し手伝いに朝早くから出かけてしまった。夜型生活が身に染みて、明け方までずっと眠れず自分の睡眠時間は3時間ちょっと。会った事もない人の引越し手伝いなんてよく行けるもんだ。しかもそのまま仕事へ直行だ。

なんとかこの生活習慣を直そうと、少しがんばって起きていてみる。外は明るい。どうも天気は「晴れ」のようだ。もう銀行も郵便局も開いている時間だ。郵便局へ行ってお金を下ろしたい。お財布の中に価値のある紙切れは1枚もなく、価値の低いアルミだのなんだのしか入っていない。

しかし、「外は寒いかな?」と考えただけで行動は却下された。お風呂に入りたくなったが、眠気が勝った。ぎりぎりまで本を読み、とうとう11時にダウン。引きずられるようにして眠った。

夕方近く電話がなった気がするが、??覚えていない。なにかで目が覚めた覚えがある。

暗い部屋でノックするおとが聞こえた。ヒロは帰って来ないし、誰だー?と思っていると鍵を回す音。やっぱり辛いから今日は仕事お休みするのかな、と思った。が、帰ってきたヒロはあっさりとすぐに行く。仕事場で練習する為のベースを取りに来ただけだった。

カーニャが眠っていた為にベースの学校のパンフレットを受け取れなかった。不在連絡表が来ていた。あれ、おかしいなこの時間は起きていたのに、と頭を捻ると眠っている時間だった。相当寝ぼけていたらしい。ヒロを見送り、そのままだらだら。寒いのでずっとお布団の中に潜っている。エアコンをつければいいのだが、働いていない身、ケチケチになっているのだ。

そうしていてもしょうがないので、起きる。横になっていても充分眠った後で眠れるわけもなし。起きてもやる気なし。だらだらとテレビを見る。あ、またドラマ(再)を見るのを忘れた。

そのまま夜中までずっとテレビを見る。「学校へいこう」「ガチンコ」なんかその辺を見ていた。不意に思い立ち、バイト先に電話。金曜日に入る事になる。そのままチヒロに電話。暫く話す。会いたいなあ…。

チヒロとの電話中謎の電話がかかる。留守電になっていたが、メッセージはなく、流れるのは歌…。男の人がアカペラで歌っている…。チヒロ電話を切ってすぐに聞きなおす。聞き覚えのない声だ…歌っているのは、ラブソング。ストーカーさんかしら…と不安になってヒロに電話するが、そんな事で電話してくんなと冷たく言われる。

12時近く電話がなる。面倒で無視ろうかと一瞬考えるが、小心者なので出る。家電だし…。昔の彼氏だった。そして先ほどの歌声も彼のものだと判明。変な人だ。飲んでいるかもしれないが、酔ってはいないだろう。1時間ぐらい話す。

途中からなんとなく面倒で眠いフリをする。暖かくなったら遊びに行っていいかといわれるが、うまい返事が出来ない。ヒロと一緒に暮らしている事は話していない。彼と、ヒロとは友達だったのでなんとなく言いにくかった。「わからない」と逃げる。会うのはいいけど、家にくるのはやっぱりまずいな。

彼は、今でも私の事が好きなんだろうか。そんなそぶりが見えた。ただ寂しいだけかもしれない。仕事が忙しいみたいだし。でも私もたまに会いたくなる。1ヶ月に1回くらい。

前のページ
次のページ