5月14日(日) 曇 夜に雨 【復活】

朝方ぼんやりと目が覚めると熱はないようだった。薬のおかげかもしれないと目を瞑る。

メールの着信音が聞こえた。何時だろう、まだ部屋は暗いから夜は明けていないはずだ。そうしてしばらくするとヒロの帰って来る音が聞こえて早いなと思った。熱はちゃんと下がったようだ。起きると夜はとっくに明けていた。

ヒロは1人で自分用の朝ご飯を作って食べようとしていた。「カーニャの分は?」ってたずねると「セルフサービスだよ」と言われる。ムっとする。今度からヒロにそう言ってやろうと覚えておく。

熱が下がったと話してもあんまり嬉しそうじゃない。ヒロは作曲の事で頭がいっぱい。お互いにぶつぶつ文句を言いあう。不毛だ。近いうちに話し合わなければ。日記を書いていると長くなる。元気になると日記も長くなる。こうやって調子こいてまた熱が出なければ良いけど。このままの調子だったら午後から少し出かけたいなと考える。

昼過ぎ、お誘いの電話があるが、お断りする。人と会って話すほど元気ではない。でもお散歩がてら図書館に出かける。借りていた本は読んでしまったのでつまらないのだ。歩きながらメールを送る。歩きながらメールというのは結構危ない。

かなり薄着で出てきたのだけど、寒いと言うより暑い。空を見上げても曇っているのにこの暑さはなんだろう。風邪のせいだろうか。考えてみると、3日間まったく家から出ていない。1人暮しではないからヒロに頼めば食料は調達できる。フム。

帰り、スーパーによる。ちゃんと朝ご飯を食べなかったのでお腹がペコペコだ。食べなかったのではなく、食べられなかったのだ。ずっとちゃんと食べていなかったので胃が収縮したようだ。いまさらながらビタミンを取ろうとトマトを買う。トマトはビタミンではなかっただろうか?ビタミンでなくても栄養はありそうだ。

老人のようにゆっくりと歩いて帰った。病み上がりにはちょうどいい。徒歩15分弱の道のりを30分近くかけて歩いた。帰ると汗びっしょりになっていた。またぶり返さないようにと急いで着がえる。明日は公休だけど、出勤するつもりなのだ。油断は出来ない。

サンドイッチとトマトを食べる。美味しかった。

本を読む。森真沙子「眼のない人形たち」

夕方ヒロを起す。まだぶつぶつ言っている。近いうちに話し合いましょ、というと嫌な顔をされた。

渡辺淳一「失楽園」を友人にすすめられたので借りてみた。乗り気じゃなく読み出したのだが…なーんかじたばたしてしまった。下世話な言葉でいえばエロです。いや、エロス。彼女がいいたかった事はわかった。

*前のページ
次のページ*