2月17日(土)  

朝の日差しは暖かい。ヒロは練習でいない。また独りで起きる。昨夜探偵ナイトスクープを見ていたので眠い。

生活が規則正しくなってきたせいか、お肌の調子が良い。ようやくニキビも直りそう。ニキビが治るまでファンデーション塗らないつもり。

一日中社長は出掛けていて犬と二人っきり。蹴ってやった。思いっきり蹴らなくても、コツを覚える。飛びかかってきたら、膝かつま先でお腹をポコンと蹴る。お腹はやはり弱いらしく全然弱く蹴っても、大人しくなる。今日は飛びかかられたらこの作戦で撃退。フフフ、バカ犬め、もう攻撃はきかないのだ。

だけど、お昼ご飯を買いに行っている間に、やられた。テーブルの上においておいた車の部品。ワイパーのゴム。かじられた。破損。私のせいではないけど、悔しい。これは犬のし返しだろうか…ムムム。

仕事が進まない。ん〜…やっぱり眠いから。だらだらしてしまった。イケナイなあ。土曜日なので少し早めに上がる。いつも通る頃には閉まっている市場に行く。荷物が重い。自転車が欲しい。

帰って独り、ヒロはバイト。なんだかドット疲れがでて動けない。ベッドで横になっているとそのまま眠ってしまう。明日はお休みだからいいか。空腹と生理現象で目が覚める。うどんを食べた。ほうれん草とシメジと卵いり。こうして自分でまともにご飯を食べられるのっていいなあ。ささやかな幸せ。こんな幸せが続くだけで私は満足。

早く、マンションを手にいれてのんびり暮らしたい。

私はとても恵まれて育ってきていると思う。子供の頃は家が商売をしていて、なおかつバブル期だったので経済的にはかなり豊かだったと思う。父親は忙しくてあまり構ってもらえずに寂しかったけれど(それもごく小さい頃だけどね)、そのぶん母親が愛情を注いでくれて幸せだった。不幸な事は、母親の体があまり健康ではなかった事くらいだろうか。それも「不幸」といえないような事だと思う。小さい頃からそうだったので、別にそれは「不幸」とは思わなかった。そんなもんだと思っていた。

中学に入る頃はバブルもはじけて家の商売も傾いていた。一時は家も抵当に入って、家族の財産を守る為に、子供達が親戚に養子にいく事まで話された。だけど高校に入る頃に店に買い手が付き、倒産は免れたばかりか、ちょっとした財産になった。父親は失業保険をもらいつつ、新しい仕事の学校へ通い子供達は安心して進学する事になった。
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