4月7日(土)  

なんだか微妙に不安。独りだからだろうか。ヒロはバイト。眠ろうにも昼間散々眠ってしまったので、眠くないわけじゃないけど、眠気はない。 なんか怖い。怖いよぉ…

疲れの為か、昼過ぎまでぐっすりと眠っていた。イロイロな夢をみた。ヒロが何かいったと思って答えたら夢だった。何をするでもなくごろごろ本を読んだりヒロとはなしたりする。そんな時間が何とも言えず甘美。もう暖かくって窓を開け放して、春の空気を感じる。外の音が聞こえると、いつもなんだか懐かしいような胸が苦しくなるようななんとも言えない気持ちになる。幸せってこういう気持ち?とか考えちゃう。

ヒロはそうとう寂しかったらしく、事あるごとにくっついてくる。「カーニャがココに居るのがまだ信じられない」といって抱きついて来たりする。あたしはそうしたらよしよしと頭を撫でてあげる。そうしながら、こんなふうにヒロをしてしまったのはあたしの責任だなと思うのだ。ヒロは、こんなふうに弱さをさらけ出す人ではなかった。いつでも強がっている人だった。今でももちろん強がっているけれど、あたしの前だけでは本心のヒロでいる。

これが悪い事なのか、良い事なのかそんな事はどうでもいいけれど、もしあたしがいなくなってしまうような事があったら、あたしはこの責任をとらなきゃいけないなーと考える。またいなくなるんじゃないかと疑っているような、本当に不安そうなヒロの顔を見ているとちょっと胸が痛くなる。

そうしてごろごろしているのにもようやく慣れる。しばらくそんなふうに人とくっつき合う事がなかったので、始めはなんとなく違和感あったのだ。 でもやっぱり、ただなんとなく一緒にいるのよりも、お互い求めあって一緒にいるほうが断然心地良いという当たり前の事に気がついた。

今日はヒロのバイトなので夕方ヒロは行ってしまった。帰ってきたらいなくなっているかもみたいなヒロの顔がちょっとおかしかった。それから友達に電話したり、洗濯したり。洗濯といえば、ヒロはカーニャの言うことをちゃんときいてお洗濯もお片づけも洗いものもきちんとした。ただゴミ出しだけは出来なかったようで、生ゴミが匂う。「すごいねー」と誉めると嬉しそうに笑った。なんだかあたしヒロのお母さんになったみたい。「男は須くマザコンである」ううむ

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