1月8日(月)  

この間、アヒルを駅まで迎えに行った時、ずいぶんと喜んでいた。後で話してくれたけれど、すごくすごく嬉しかったらしい。寒がりで出不精のあたしが迎えに来たからだって。あたしが駅で待っているのを見て、傍に子供がいたらな、って思ったらしい。プロポーズかしら・・・?

そんな話はアヒルは結構するのだけど、だからって結婚する何かはっきりとした意思は無いようだ。あたしもアヒルの年頃には、「結婚」なんてまだ遠い話の気がした。ぼんやりとした憧れはあったけれど。「結婚」を意識し出したのはあたしもここ1年くらい。

とはいってもあたしも自分でなんとかしようという、明確なものは無い。相手が強く望んでくれれば良いのにな、というくらいだし。あたし、このままでいいのかな。

ヒロからメールが届く。プロバイダの工事が終わり、ようやくネット環境が整ったようだ。ヒロの言葉はいつもあたしを惑わせる。ヒロはいつもあたし良く分かってくれていて、メールを読んだときなんか無性に…寂しくて哀しくなった。でもあたしはそれを伝える言葉も手段も持っていない。持っていても、伝えてもそれはなんにもならないし、あたしの思っている事なんてヒロはきっとお見通しで、あたしの拙い少ない言葉で分かってくれるんだろうな。あたしは本当にいいやつと出合った。

ヒロとは今はもう別々の道だけど、あたしは今もヒロが心の片割れなんだと思っている。

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