5月4日(土)
気分を代えたかった。
昨夜帰ってきたアヒルから電話がある。おやすみを言いたかっただけなんだろうけれど、寝ていたせいもあり、なんとなくイラついてしまう。アヒルに対しての気持ちが揺れ動いている。嫌いになったとかではなく、こんなイラついたり不安定にさせるアヒルに対して心が拒絶反応を示し始めた。嫌いではないけれど、こんな気持ちになるくらいだったら、いっそいないほうが・・・ってやつだ。 千秋楽を見るつもりだ。芝居関係外の友達と観にいって、それを口実にさっさと帰ろうかと思っていたけれど、なんとなく誰も誘う気になれず今日に至り、結局フグちゃんと観に行くことになる。打ち上げ参加コースだ。 打ち上げには結局最後までいる事になった。終電を逃したから。終電の早さにはいまだに慣れない。ずっと都心で暮らしてきたから、終電は遅く、たとえなくしてもタクシーで気軽に帰れる距離だったから帰る時間をあまり気にした事がなかった。 人が大勢いてもあたしは誰にも興味を持てずに、自分を持て余す。ただぼんやりと人が話している声を聞いていたいのに、余計な気を使って誰かしらがやってくる。うるさいので酔って寝たふりをしていた。 そのうちこの集まりの無意味さに馬鹿馬鹿しくなり、ヒロに電話で助けを求める。10分かそこら話しただけだけれど、少し気が楽になる。 やがて一次会はお開きになり、場所替えをした。あたしの気に入らなかった連中が帰り(しかしそいつらはあろう事かアヒルの友人だった)、劇団の中枢3人と、他6名(あたし含む)だけになる。あたしは、気に入らないやつらがいなくなり、アッキーがそばに寄って来たので少し気分がいい。 場所替えをしてからはずっとアッキーと話していた。年とともに、好き嫌いが全くはっきりしてきた。そして、その態度も。興味のもてない相手とは、話す事が出来ない。傍にいる事が苦痛。 アッキーもあたしの言っている事を理解出来ていないようだったけれど、それは別にいい。そこまでを求めてはいない。ただ、話す事であたしの気持ちを分かってもらえるなら。けど、きっとこういう諦めや怠惰があたしに友人を作らせない原因なんだろう。 始発の各駅停車に乗って帰ってきた。 | |
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