6月15日(土)

カレシなんて、居なければ居ないでなんとなかるものだ。なんて事をわざわざ明言するのは、強がりだろうか。

アヒルと喧嘩した。…喧嘩といえるのかどうか。今週末アヒルは知り合いの芝居の手伝いに出かけている。だからあたしはかまってもらえない。多少不満だけど、仕方がないと諦める。明日も朝早くから出かけるだろうけれど、バイトの終わった後に顔ぐらいみたいなと思って電話する。帰り道にあたしの家の前を通るのだから、寄っていくのは手間ではないだろうし、なんだったらあたしが下で待っていてもいい、と思っていたのに。

メールも電話も音沙汰なし。おかしいなともう1回電話をしようとしたらかかってきた。家の前を素通りして、もう帰り道だって。だから「会いたかったのに」というと、ヤヤ不満そうな声で「じゃあ今から行くよ」

これからバイト先の人達と飲みに行くんだという。明日早いんじゃないの?寝不足なんじゃないの?ずっと待ってたあたしを放っておいて後から入った、飲みを優先させるわけ?

不満そうな顔で見送った後に不安に襲われて堪らなくなってメールする。すっごく嫌な声で電話がかかってくる。あたしは少し鼻声だった。 「なんで泣くの?」と言われた。どういう風にして電話を切ったのかよく覚えていない。電話の後に悔しくてかなしくてもどかしくて泣いた。

「もうこんな関係を清算させた方がいいと思う」というようなメールを送ってヒロに電話をした。なんだか自分をコントロールできなくて泣いてしまう。ヒロに言うことじゃないのに…分かっているけど、他に電話できそうな人を思いつかなかった。

もちろんアヒルから連絡はなし。もうダメになっちゃうのかな?

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