| The Ninth Gate |
| 【邦】ナインス・ゲート 本の探偵がお金持ちより依頼を受け「禁断の書」と言われている悪魔の本を探しはじめる。だが彼の周りで不思議な事が起こり始める。 好きな俳優は?と聞かれて答えてしまうのが「ジョニー・デップ」だ。だから、ジョニー・デップが出演している映画は無条件で見たくなる。(全て見たわけではないが)よって、ジョニー・デップが出演していることで映画自体の評価がさらに甘くなるのは…致し方ないのである。 ということで、これも素晴らしかった。(笑)・・・というのは冗談で、作品自体良かったと思う。もちろんジョニー・デップも素晴らしかったのだけど…特にあの冴えなさの中に色気を匂わせる事が出来るなんて、ジョニー以外では考えられない…やはりあの目がたまらない。 謎解きものという、映画では描きにくい難しい題材をうまく使っていたと思う。謎が難しくなければ面白くないが、劇中で謎を説明するとだらけてしまうし、簡単な謎ならつまらない。その辺の兼ね合いが難しいと思うのだけど、この映画では謎を「絵」にする事で解消した。絵なら視覚的なものなので説明に多くは要らない。 ものすごく怖いという程怖くはなかったけれど、ミステリアスで面白かったと思う。1999/133分/フランス/ 監督ロマン・ポランスキー(ROMAN POLANSKI) キャストジョニー・デップ(JOHNNY DEPP) ↑ |
| KATE&LEOPOLD |
| 【邦】ニューヨークの恋人 「時の歪み」を越えて100年前のNYを行き来したスチュアートは過ってNY滞在中の貴族レオポルトを現代へ連れて帰ってしまう。 もう少しロマンチックかと思ったけどそうでもなかった。貴族は良かったけれど、現代に生きるメグにもう少し過去へ行っても生きていこうという動機付けがあってほしかった。だって福社長という、今まで頑張ってきた努力が実を結ぶ所だったのに、どうしてそんなに簡単に投げ出せるの。それにもう2度と戻れないわけだし、家族や友人ともお別れだし、誰も知らない所に行くのになんの葛藤もないわけないのに、それを打ち消せるだけの動機が曖昧。だから、エンディングはハッピーエンドではないかもしれないと思った。二人でベランダでいちゃついている時に隣のアパートから聞こえてきた「ティファニーで朝食を」を聞いている人が彼の未来かと思った。よく考えたらどんなに長生きしても現代までは多分生きられないのだけど。貴族がメグに惹かれる動機もかなりいい加減な気がした。 ただ貴族のヒュー・ジャックマンは、はまり役だと思った。上品な顔立ちがあのキラキラの衣装に負けていないし。 2001/118分/アメリカ/ 監督 キャスト メグ・ライアン ヒュー・ジャックマン ↑ |
| NIRVANA |
| 【邦】ニルバーナ ゲームデザイナーのジミーは発売間近のゲームを完成させられずに居た。そんな時ゲームがウィルスに感染し、ゲーム内のキャラクターが自我を持ち、ジミーに話しかける。「消去してくれ」 説明的な話がなく、ただ見ているだけだとよくわからない。これはゲームなのか現実なのか入り混じってどちらなのかわからなくなっていく。エンディングは曖昧でよくわからない。 1996/113分/イタリア・フランス/ 監督・脚本ガブリエレ・サルヴァトレス キャスト クリストファー・ランバート ディエゴ・アバタントゥオーノ |
| NOTTING HILL |
| 【邦】ノッティングヒルの恋人 アナは超有名なハリウッドの女優。映画の撮影の為、ロンドンへ来ていた。冴えない旅行専門書店のオーナーのウィリアムと出会う。惹かれあう二人だが、ハリウッドのスーパースターとイギリスのちょっと冴えない普通人の二人の恋の行方は…。 思ったよりかは、面白かった。ただ、「映画スターが一般人に理由もなく惚れる?」疑問は見終わった後も残る。ロマンチックだとは思うけれど、この映画での動機があまりにも薄すぎる。だって単なるヒトメボレ以外に考えられないわりに、ウィリアムにそんな魅力があるとは到底思えない。まあ、アナの恋人もかなりむさくて汚らしかったので、アナはちょっとヘンなのに惚れるんだと思えば、納得できなくもない…? あと、アナの魅力がイマヒトツ。ジュリア・ロバーツの顔がさほど好きではないのも関係しているのだけど、ただいつもニコニコしているだけでなんか面白味がないし、スターっぽくないし、だからウィリアムとのギャップが少なく感じた。ウィリアムが冴えない風を出しているだけにもったいない。 いいかげんなストーリーの割りに楽しめたのは、ウィリアムの普通っぽさ、冴えなさが良かったのと、その普通っぽさを強調するような脇役の存在。ギョロ目であまり可愛いとは言いがたい妹、車椅子の友達(微妙に美人とは言いがたい)、とても冴えない男友達、かなりおかしい同居人のスパイク。それから最後のシーンはロマンチックでかなり良かった。記者たちが「アレッ?!」って気がついて二人を撮り始めるのがいい。 1999/123分/アメリカ/ 監督ロジャー・ミッシェル キャスト ヒュー・グランド ジュリア・ロバーツ リス・エバンス ↑ |
| NO MAN'S LAND |
| 【邦】ノー・マンズ・ランド ボスニアとセルビアの中間地帯(ノー・マンズ・ランド)にそれぞれ取り残されたボスニア兵とセルビア兵。両軍にはさまれたこの地帯から出ようとすれば両方の軍から攻撃される。身動きの出来ない状況で二人はお互いに牽制しあう。その時、死んだと思っていたボスニア兵が目を覚ます。ただし地雷の上で…。 戦争の馬鹿馬鹿しさを描いた作品。人物、ストーリー展開がリアルに感じられて興味深かった。戦争の建前や、大局的なものではなく、戦争を、本当に戦争をしている兵士一人一人の視点まで拡大し、その中に戦争の縮小版を盛りこんでみせられたのでわかり易く的確に「戦争の実態」を見せてくれた感じ。一見の価値あり。是非見るべき。 2001/98分/フランス・イタリア・ベルギー・イギリス・スロヴェギア共同/ 監督・脚本・音楽ダニス・タノヴィッチ キャスト ブランコ・ジュリッチ レネ・ビトラヤツ カトリン・カートリッジ ↑ |