リオで私が行っていた主なライブハウスの紹介と、
ライブを観に行く時の注意事項などについてまとめてみました。

注:ここに掲載されている内容は2003年1〜4月時のものであり、利用されるにあたってはあらためて各自、情報の確認をお願い致します。また当HP筆者は、この情報を利用されてみなさんがお出かけになった場合に遭遇した事故・事件・盗難等については一切の責任を負いませんのでご了承ください。

主なリオのライブハウス紹介

Bar do Tom (Leblon) TEL:2274-4022
サンバ・ショーで有名なプラタフォルマの一角のライブ・スペース。
生前のジョビンがプラタフォルマのレストランによく食事に行っていたことから、
この名前がついたそう。店の雰囲気も良く、ひとりで行っても浮かない感じだったので、
私はけっこうお気に入りでした。

Leblon Launge (Leblon) 
TEL:3206-9100
レブロン・デザインセンター内にあるラウンジで、毎週無料で色々なショーをやっています。
センターでフライヤーをもらえますので、スケジュールはそれでチェック。
こじんまりした綺麗なスペースです。

Teatro Leblon (Leblon)
 
TEL:2274-3536
プラタフォルマのそばで、映画館やバールなどの入ったビルに入っているこじんまりした劇場。
ちょっとレトロな感じがしなくもないですが、ショーが始まってしまえばそんなの関係なくなるので、大丈夫?!

Toca do Vinicius (Ipanema) 
TEL:2247-5227
いわずと知れた、イパネマにあるボサノバの店「Toca do Vinicius」では、色々なオープン・ライブを店前でやっています。スケジュールはお店に行くか、電話でチェック。

Vinicius Piano Bar (Ipanema) TEL:2287-1497
名曲「イパネマの娘」が生まれたレストラン"Garota de Ipanema”の向かいにあるライブ・バー。
ここ最近は、毎日ライブをやっています。私も数回、出演させてもらいました。

Mistura Fina (Lagoa) 
TEL:2537-2844
ラゴア(湖)のほとりにある、昔のBlue Note Tokyoみたいなちょっと洒落たライブ・スペース。
2階がライブハウス、1階がレストランになっていて、チャージは少々高めだけど、雰囲気は◎で、
ここも大好きなライブハウスでした。
私がリオで住んで居た家からは、歩いて行けたんですよ。

Canecao (Botafogo)
 
TEL:2543-1241
ショッピング・センターRIO SULの隣にある、大きなコンサート会場。
ライブ開始直前まで買い物して、食事してから行ける、便利な立地!
大物アーティストの出演が多く、前売りを買った方が良い席が取れます。

COBAL Humaita' (Humaita')
 
TEL:2266-5599
たくさんのレストランが立ち並ぶスペースが、COBAL Humaita'。音のする方へ行ってみると....?
その中の1店で、主に土日にショーロのライブが行われています。
Chopを飲みながらの夜のひとときは、本当に気持ちいい!

Ballroom (Humaita') TEL:2537-7600
MPBやクラブ系のアーティストの出演が多い、ディスコテッカ。
開演が深夜〜と遅いのと、地元の若者が大勢来るので、最初はちょっと怖い感じもしましたが、
こういう系が好きな方にはいいかも。

Teatro Rival (Centro) 
TEL:2240-4469
メトロのCinelandia駅から徒歩3分くらい、バール立ち並ぶ一画の地下にあるホール。
演目はなかなか良いのが多く、お薦めです。しかし人気のあるアーティストのチケットは本気で売り切れるので、前売りを買った方がいいかも。私は今回、ここでHermeto Pascoalを観損ねたことがとっても悔しい!!

Sala Cecilia Meireles (Lapa) 
TEL:2224-3913
ここはクラシックのコンサートホール。リオではほぼ毎月、信じられないくらい安い値段で一流のクラシック演奏を聴くことができます。ただでさえ安い(5R〜/約200円〜)のに、無料枠というのがあって、決まった日にチケット売り場に並べば、無料チケットまで入手できたりするんです。詳細はホール窓口までお問合せください。

 

リオでライブを観るには?

情報は、雑誌「Veja」または新聞「O Globo」から。
リオの場合、毎週末発売の上記メディアについてくる別冊Rio Showで、"O SHOW"
の欄をチェック、ライブのスケジュールを把握します。しかしこの2誌も全部の情報を網羅している訳ではないので、自分でライブハウスに電話をかけて情報収集することも必要です。または、会場にはスケジュールが必ず貼り出されていますので、足を運んだついでに、それらをメモってくるのも手です。
雑誌「Veja」は場所によっては土曜頃入手可能、新聞「O Globo」は金曜日発売のものに
別冊Rio Showがついています。どちらもbanca(街角の雑誌スタンド)か書店で購入できます。

いつリオに着くのがベスト?ー多くのライブは週末です。
毎日のようにどこかでライブをやっているリオですが、やはり良いプログラムは金曜日〜日曜日に集中しています。従って、一番良いのは水曜日に日本を出て、木曜にリオ到着、その日はとにかく疲れを取って、金曜に情報収集。そのままうまくいけば金・土・日と3日観られます。
しかし、仕事のお休みの都合上、 土日に日本を出る方が多いですよね。その場合、[土出発→日着、日出発→月着]となり、日曜到着でその日の夜遅くにライブにでかけるのはかなりツラく(私の知り合いで、到着日の夜のライブに耐えられた人はいません)月曜到着ではほとんどプログラムがない、というこになるということを、覚悟した方が良いかもしれません。

とにかく安全第一!! 往復はタクシーで。
ご存知のように、リオは非常に治安の悪い地域です。 ブラジルのライブ開始時刻は日本に比べてとても遅いため、観終わってから帰宅するころには日付けが変わっていることも珍しくありません。なるべく大人数で、往復ともにドア・トゥー・ドアでタクシーを利用しましょう。
地理に明るくてリオに慣れていて開演が19時頃だったら、行きはメトロとバス。でも帰りはやっぱりタクシーです。

せめて、最低限のポルトガル語は勉強して行きましょう。
ブラジルでは、高学歴のほんの一部を除いて、ほとんどの人が英語は話せません。
昼間ならともかく、夜な夜なウロウロするのなら、せめて最低限(初級レベル)のポルトガル語は勉強してから行くことをお薦めします。または、喋れる人と常に一緒に行動すること。ポルトガル語が話せないとわかると、ナメられることも多々あります。特にタクシーの運転手には道を説明したり、交渉したり(料金をふっかけられたりすることもあるので)の必要も出てきますので。

写真撮影は意外にOKのところが多いんです。

ライブが終わっても、すぐに帰っちゃってはもったいない!
ブラジルのアーティスト達はとっても気さくな方々が多く、何千人クラスの大きなコンサート会場以外なら、ライブ終了後に楽屋でサインをしてくれたり、写真撮影に応じてくれる場合が多いですので、カメラを持参すると、良い記念になりますよ。
日本と違って演奏中の撮影にも寛大なので、これも可能な場合も多いです(わからない場合は要確認)。OKな時は、場の雰囲気をわきまえて、なるべくフラッシュを使用せずに数枚だけささっと撮影させてもらいましょう。

TO:
【2003年1〜4月ライブレポート・ブラジル/リオ・デジャネイロ, サンパウロ編