東王父・西王母では?

投稿者[ たかとり ] 発言日時 [5月10日(金)23時17分32秒]

元の発言 [ Title卑弥呼の祭ってた神は? ] お名前 [ 馬頭鬼 ] 日付 [ 5月9日(木)20時47分43秒 ]

 馬頭鬼さん、こんばんは。

 鬼道とは、やはり五斗米道のような道教の一派でしょう。
 弥生人の原郷は江南ですから、江南のシャーマニズムの系譜をひくと思います。

 福永光司『道教と古代日本』に、
 江南の道教の基盤をなすものは、呉巫ないし呉越の巫術である。
 『真誥』に、巫女は朱色の袴をはき、「帯に十余の小鈴をかけ」もしくは「鈴を手に握り」「鈴を振る」などと記述されている。
 呉越の巫女の流れを汲むと見られるものは現在の日本にもたくさんある。
 と、あります。

 現代の神社のお巫女さんのいでたちに似ていますね。
 卑弥呼も朱色の袴をはき、鈴を手にしていたかも知れません。

 祀っていたのは、やはり、伏羲と女咼、或いは東王父と西王母のような神ではないでしょうか。
 当時、日本で、どう呼ばれていたかは分かりませんが、観念的には東王父・西王母と大きな違いはなかったのではないか、と思います。




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