from Musica e Dischi '97.11
Ciro  Mimi'  Gonzalo  Diego  Mario  Massimo

Massimo脱退中にメンバーだった、Joe (Giuseppe) Barbieri(写真なし)

声の判別をつけたい方は、こちらへどうぞ。

公表されていない記述(個人的に聞いたこと)も含まれていますので、
海外の、特にイタリアのNPCファンにはバラさないで下さい。
アンオフィシャル・サイトに書いてあることはあまり書かないようにしました。



「NPCの声」 ミミ (ドメニコ・パブロ・カラヴァーノ) 1969年7月27日マドリード生まれ 身長177cm
ゴンザロの兄、チーロ&ディエゴ兄弟の従兄弟。ほとんどの曲でリードを取る。ベルベットのようにスムースな、クリスタルのようにクリアーな、世にも稀な美声。
笑顔が……その、眉毛がより下がって、何て言うか……キュート……か? ω型の下唇が……変、と言うか……セクシー……か? 左耳のピアスが特徴だそうだが、そんなもん誰でもしてるんじゃないか?
"...and so this is Christmas"の頃の写真までは何とか髪があったが、その後、脱色して失敗したらしく、"Neri Per Caso"の写真ではスキンヘッドになる。頭の形が素晴らしい。ビリケンさんみたい。ヒゲはあったりなかったり多かったり少なかったり、いろいろ。
父の名はジミーことサルヴァトーレ(イタリア人)、母の名はオルガ(スペイン人)、つまりハーフ。Win派。ドラキュラに魅力を感じている。スタートレックの最近のやつが大好き。女運なし(ゴンザロ談)。ヴェリィ・シングルと言われている時期もあったが、2000年にはナポリで彼女をライブに連れてきているのが目撃され、2001年のインドネシアツアーには彼女を連れてきていた。マリオと恐ろしく仲がいい。彼の作るトマトソースは最高に美味しいそうだ。マルボロ(赤)を愛好。
歯並びは悪いのに、発音はいい。英語の発音をアメリカ人に誉められていた。日本語の発音も、かなり良し。スペイン語の発音なんかムチャクチャ良くて、聞いていてクラクラしてしまう。
ヴェリイ・シングルだった時に「彼のローマの家には誰も入ることを許されない」と書いてあったが、マリオが遊びに来たり、ゴンザロが遊びに来たり、一番下の弟マノロ(現在はスペインに住んでいるという話)が泊まりに来たり、マドリードでの親友アンドレスの妹が留学のために下宿していたり、と、かなり人の出入りはあるようだ。
チャッキーという愛称を根も葉もなくつけられたが、誰もそう呼ばない。みんな、「ミミ」と呼んでいる。


「NPCの底」 マリオ (マリオ・クレッシェンツォ) 1969年8月11日ノチェラ・インフェリオーレ(サレルノ県)生まれ 身長180cm
元々はディエゴの友人。ベース担当。歌う声も低く、喋る声も低い。でも、歌声はものすごく低いってわけじゃない。喋り声の方が低いかも(普通そういうもんか)。サレルノ訛がひどいんだって。
かなり高さのあったパンチ頭が、ここ数年、だんだん低くなってきている。現在はほとんど8マン。顔は相変わらず、何か企んでいそうなマフィア面だが。(でも、表情が結構可愛い。)正面から光が当たっていれば、そんなに恐い顔じゃない。
'99年6月(23日だっけか)にアリーチェ嬢(愛称エリッジャ)と結婚(イタリアのNPCファンからは「ちょっと結婚するタイプには見えなかったのに……何て言うか、マリオって変な人だから」と言われていたが)。エリッジャはモデルさん。アリーチェをエリッジャと呼び始めたのは、ミミのお父さんだったっけかな。
愛車は真っ赤なバルケッタ。ミミと非常に仲がいい。チョコレートが好き。和食も好き。スタートレックも好き。太極拳やマーシャルアーツを学んでいて、水泳指導員や監視員の免許も持っているスポーツマン。スキューバダイビングもやるらしい。メディテーションも。
ノチェラ・インフェリオーレ生まれだが、現在の両親の家はモンテカニャーノにある(子供の頃に引っ越したとか)。'95年の初めてのツアー先で、記念に、右腕にスーパーマンのマークのタトゥーを彫る。ツアー先で、ミミを助手席に乗せて、迷子になった経験あり。


「NPCの要」 チーロ (チーロ・カラヴァーノ) 1971年2月15日サレルノ生まれ 身長172cm
ディエゴの兄、ミミ&ゴンザロ兄弟の従兄弟。リード部分は少ない。声は、ディエゴに似ているが、どっちかと言えばゴンザロに似ていて、お兄さんらしく柔らかい落ち着きが感じられる。体形のせいかもしれないけど。
刻一刻と、顔も体も丸々としてきている。指も太いからか、PCのキーボードのミスタッチがちょっと多い。髪型も、他のメンバーのような冒険はしない。くまのプーさんやピカチュ○に似ている。輪郭は、こまわり君。いつも微笑んでいて、可愛いったらない。顔の造作は、6人の中で一番整っている。
コンセルヴァトリオ卒、バッハ好き。デビュー前は、クラウディオ・マットーネ氏の経営(?)するイージー・レコード(ソニー系列)でアレンジャーをしていた。趣味はアレンジと食べること(特にジェラート)。「チーロはいつも何かしら食べてる」(マッシモ談)。ローマにリストランテだか何だか、音楽と食事の店を開いたという話。家に遊びに行くと、ジェラートをくれるそうだ。PCを使って打ち込みはしているらしいが、譜面は手書き(ゴンザロ談)。煙草を吸うらしいが、銘柄は不明。
チロキーという愛称を根も葉もなくつけられたが、誰もそう呼ばない。みんな、「チーロ」と呼んでいる。
従兄弟(ミミ&ゴンザロとは別方面)のLello Caravanoもミュージシャン。彼はチーロと仲がいいが、ディエゴとは仲が悪い。
ここだけの秘密だが、彼は"Angelo Blu"が嫌い。わかるけど。


「NPCの顔」 ディエゴ (ディエゴ・カラヴァーノ) 1972年10月26日ナポリ生まれ 身長176cm
チーロの弟。一番高音域を担当、リードは3番目くらいに多い。それはもう甘ったれた歌声。それが女心をくすぐるのか、女の子たちには1番人気(最初の頃はね)。時々コブシが回ってる。歌っている時のアクション(ダンス?)は、ちょっと問題あり。
みんなが髪型を変えた"Neri Per Caso"の頃、1人だけ髪型をコッカスパニエルのまま保っていたが、その後、髪をちょっと切る。だいぶ男の子っぽくなれた。思いっきり上がってから下がる眉毛と、年中オレンジのアイシャドーをしているような激しい二重瞼が特徴。小鼻は広がっているが、誰も言及できない。口角はだらしないし。冷静な目で見ると、007のジョーズに似ている。左耳にピアス、右肩にタトゥー。2000年以降、格好良くなったと評判。
コンセルヴァトリオでピアノを専攻、ドビュッシー好き。昔サックスをやってみようと思ったこともあったらしい。'99年にドラムセットを買い、イタリア国内のライブで披露。愛モクはマルボロ・ライト。1日に2箱ほど吸うらしい。
'98年1月にローマのノメンターナ通りで交通事故に遭い(車を走らせていた時に横から酔っ払い旅行者の車がぶつかってきたんだっけか)、腕と脚を1本ずつ折り、ファンを心配させ、その春のツアーを中止させたが、今は元気。
マクドナルドのMcBaconが好きなようだ。ポール・マッカートニーを尊敬している。Mac派。画像加工の腕は、なかなかのもの。結婚しているという噂もあったが、本人は「結婚してないよ! 僕、結婚できるほど大人じゃないもん」と否定していた。キアラとは別れた。
ファッチャ・ファッチョーザという愛称をつけられたが、誰もそう呼ばない。みんな、「ディエゴ」と呼んでいる。


「NPCの味」 マッシモ (マッシモ・デ・ディヴィティース) 1973年5月27日サレルノ生まれ 身長180cm
2001年春、脱退。2001年の1月19日に脱退、という噂もあるが、公式に脱退が報道されたのは、4月末から5月頭にかけてのインドネシアツアーにて。3月末から4月頭にかけてのベネズエラツアーには「病気のため」ということで欠席。今後、ソロシンガーになるらしい。脱退原因は、音楽性の不一致。特にチーロとの。ディエゴとも。
ソロ・シンガーになる、と息巻いていた割には特に何もしていなかったようで(ギターの弾き語りを数曲録音したようだが)、2002年5月にはNPCに復帰。
ゴンザロの友人。リードは2番目くらいに多い。「雰囲気」(ノーノーやムフ〜)を主に担当。1人だけ調和を乱している特別な声、それがマッシモの声。妙に癖のある耳につく声。でも、喋る声は柔らかく静かで、耳に心地好い。歌っている間だけ、舞い上がっているような、自己陶酔しているような感じ。「レニー・クラヴィッツの声はセクシーで好きだ」と言っているだけあって、歌い方がレニーに似ている。おかしいほど似ている。
デビュー当時はクリクリの金髪でスイス人のようだったが、長くなったり短くなったりを繰り返した末、"Neri Per Caso"のジャケット写真では五分刈りになる。そして、だいぶ太った(これは'96年頃からだが)。本人も、太ったことを気にしている。しかし、あまり改善されていない様子。でも、女の子たちには2番人気という話(アンオフィシャルサイトの人気投票では1番人気を現在も維持)。金髪だから? 眉毛がなだらかなカーブを描いているから? 歯並びが割といいから? 魔女鼻だから?
しかし、遂に、ダイエットに多少成功。"Angelo Blu"での写真では、縦方向拡大(横方向縮小?)のせいか、かなりほっそりして見える。髪形も変ちくりんになる。
ミラノでグラフィック・デザインを学ぶ。(どうも、コンセルヴァトリオにも2年ほど在籍していたらしい。)その間に、友人にタトゥーを彫られる(右前膊に跳ねる鯉、左ふくら脛に多分漢詩、左腕にハート、さらに増えたんだっけかな?)。愛モクはパーラメント・スーパーエクストラライト。Mac派。趣味は料理。アーティーチョークが嫌い。和食も嫌い。中華料理は好き。ギターが上手いらしい。らしい、じゃなくて、本当に上手い。仕事で疲れると眠れないというナイーブな面あり。英語の発音は最悪……かと思いきや、曲によって落差が激しい。
テレビ局で働いている彼女(デボラ?)と同棲していたが、「俺は35歳まで結婚しないぞ。俺のフリースピリットがそうさせるんだ」と言っていた。だがしかし、2000年になってクライシスを迎える。多分原因は1999年からこっそり連絡を取り合っていた(であろう)、ベネズエラのサラ嬢(20歳)ではないかと思われる。それからの彼女はサラらしかったのだが、その後、何の話も聞かなくなったので、恐らくサラとも別れたのではないかと思われる。
ローマの家を離れ(恐らくデボラの家だったんでしょう)、サレルノに戻り、ローマで仕事の時はゴンザロの家に泊まることに決める。が、すぐにミラノへ引っ越し。今はどこに住んでるんだか。
マルケーゼ(侯爵)という愛称を、超然と落ち着いているゆえにつけられたが、誰もそう呼ばない。みんな、「マッシモ」と呼んでいる。時々、面倒だからか「マックス」にもなる。「マキシー」とか「マッシ」と呼ばれることもある。


「NPCの凸」 ゴンザロ (ゴンザロ・カラヴァーノ) 1974年2月16日サレルノ生まれ 身長186cm
ミミの弟。リードは4番目に多い。ハスキーな、一所懸命な感じがする、でも優しい声、それがゴンザロの声。
以前は髪を伸ばしていたが、"Neri Per Caso"のジャケット写真では坊ちゃん刈り。その後、もっと短くなる。笑わなければ実に男らしいハンサム君なのだが、笑うと歯茎が出て恐い。歯の数も何だか常人の倍くらいありそうで、ギザギザしてる感じがして、恐い。「これは文句なしに鼻です」という鼻をしている。工作用紙で三角錐を作って顔の真ん中に貼りつけたような。お肌のコンディションはあまりよくないようです。
マンガ&アニメおたく。永井豪、鳥山明、高橋留美子作品が特に好き。池上遼一もかなり好きで、実家の自室に『サンクチュアリ』のポスターが貼ってあるらしい。ローマで行われたアニメ関係のイベントで買った日本のアニメソング集(海賊盤だろう)がいたくお気に入りで、ツアーの時にはそれを聞きながら移動している。桂正和のマンガも好き。唯登詩樹なんてマニアックなのも好き。和食も好き。
'98年9月に、8年間つき合い続けたモニカと結婚(9月12日だっけか)。
Win派。時々マッシモと一緒にジムに通っていた。そして、しばしばマッシモの手料理をご馳走になっていた(マッシモが料理している間、彼はマッシモのMacで遊んでいた。そしてMacに対して腹を立てていた)。サレルノ大学卒。ギターを弾くらしい(マッシモ談)。イタリア国内のライブでは、ベースを弾いていた。スロベニアでのコンサート後、ホテルのカジノでスロットマシンに熱中し、その日の収入を使い果たす(私に「CD買ってばかりいないで貯金しなよ」と言ったくせに)。
リンディアーノ(インディアン)という愛称を、インディアンのようだからとつけられたそうだが、誰もそう呼ばない。みんな、「ゴン(Gonz)」と呼んでいる。「ゴゴ(Gogo)」と呼ばれる時もある。マッシモ曰く、「ゴンはいい奴だ。俺の一番の友達だ。」――確かにいい奴。放射線物質が漏れた時に、ニュースを見て「生きてる?」とメールくれたし。
2001年になってから、サレルノに引っ越す。マッシモ脱退中も、しばしば電話で連絡を取り合っていたらしい。
2003年の3月にはパパになるらしい。


新人 ジョー (ジュゼッペ・バルビエリ)
マッシモに代わってNPCに加わったジョーは、元々はソロ歌手。2000年のサンレモ音楽祭新人の部に"Non Ci Piove" (作詞・作曲本人)で出場。しかし、14位に終わる。CDも出しており、"Non Ci Piove"のスペイン語版も作られ、ベネズエラではそれなりに人気があったらしい。
ミミと同じくスキンヘッドで、帽子と眼鏡がトレードマーク。とても性格の良い、楽しく明るい人。思いやりもあり、ファンにも親切。



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