徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2011年8月2日(火)    Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜1回目終了
 仮面ライダーオーズ44話。ここへ来て遂に完全体に! と思ったらすごさを見せるどころかすぐさま退場。ええ〜、それはさすがにどうなんですか。これまでずっとそれにこだわってきたのではないのですか。新米バースさえ瞬殺できない微妙なパワーアップ。う〜ん。さすがにそれはどうかと。
 ところで、ラスボスは誰になるのか。レースは混沌としてきましたなー。予想というか希望ではやっぱり会長なんだけどねー。ただ、その場合、変身したりして顔が見えなくなる可能性があるのがネックです。
 
 「Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜」。1人目は瓏仙院理瀬。やはり長かったですねー。途中からはだいぶ描写をはしょるようになったのですが、それでも長いです。実のところ、そう感じることにちと問題があるということで。シナリオの展開やイベント群が面白ければこれはそれほど気にならないんですよね。
 本作の場合、懸念した通り個別シナリオに移るあたりから怪しくなってきました。やっつけとまでは言いませんが、後半にいくほど描写が薄くなり丁寧さがなくなってきます(1万メートル走の企画時の描写とか酷い。理瀬が1人で勝手に決めているようにしか見えない)。一番わかりやすいのはキャラクターの登場頻度。サブキャラだけでなく理瀬以外のヒロインもなかなか出なくなります。よって掛け合いの楽しさは前半とはだいぶ印象が異なります。瑠璃子などなんだかネタキャラっぽい扱いになってますしね。
 けして悪い出来という訳ではありません。ただ、共通で形成された期待値がなかなかに高いものであったために個別に入ってからがパワーダウンに感じてしまうと。本作の場合で言うと共通はヒロイン全員分が凝縮されている感じですが、個別はその名の通り1人分しかない、そんなイメージです。
 物語はいつものMOONSTONEかなぁ。ちょっと唐突さを感じるような、どこか不器用さを感じさせる構成です。正直、それだけを売りにするには苦しいです。良いところもありますが、それはやはり共通の方に含まれています。
 本作の売りはやはりヒロインになるのでしょうね。理瀬さんはなかなか魅力的です。見境のないヤキモチを妬く姿勢はくどいくらいですが、それでも可愛く見えたりします(もちろん、気に入っていなければ逆効果ですが)。Hシーンも5回とMOONSTONEにしては多めですし、それなりに設定を活かした内容になっています。
 もったいないのはオチがかなり弱いこと。誰もが気付いているだろうことを今更言われてそのまま終わってしまう感じなので。なまじ1年間という作中期間がハードルを上げてしまったのでしょうが、それにしてもちょっとパワー不足ではないかと。

 2011年8月5日(金)    Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜2回目終了
 2人目は北御門律子。選択肢からロードすると13話くらいから。シナリオとして本格的に分岐するのは星宵の集いイベントのある16話から。それでも3話分の間は既読スキップになるので暇潰し道具を用意してます。テレビを見たりとか。
 個人的な感覚だと2人目に律子を選んで失敗したかな、と途中から思ってました。良キャラであるということもあるんですが、メインヒロインのあと、ただ一人のライバル陣営のキャラを選んでしまったということで残りが心配になったんですよね。率直に言えばつまらなくなりはしないかと。単純な好き嫌いでも残り2人はちょっと……、という感じだったので。
 閑話休題。
 個別シナリオ単体で見るとちょっと弱さが目立ちます。主人公への好感度が最も低いはずの律子の基礎的な心情が共通シナリオで終わってしまっているので1周目ならまだしも2周目以降となると不思議な感じを受けます。個別で描かれるのは主人公を受け入れようとする自分に戸惑う姿ばかりなので。姉を助けてもらったことで好意的になるのはわからないでもないですが、敵対ポジションなだけにもうワンクッション欲しかったところ。
 まぁ、ここは残念なだけで問題は他にあります。律子シナリオのメインに婚約者が絡んでいるという点。単純に考えても共通シナリオでの瑠璃子さんのイベントともろに被ってしまっています。展開も大同小異でほとんど変わらないのも頂けません。
 主人公に障害が必要なのはわかります。しかし、それにしたってやり方がうまいとは言えません。校長は酷すぎます。もともと職権濫用が得意で好意的になりようもないキャラなのに、最後の方は話は通じない、犯罪も自由自在と良くない意味で手がつけられなくなっています。また、これに関連した描写が全体的に不自然です。
 主人公が失踪して表面的に休学となった時に校長の言葉をそのまま受け入れる綾佳は馬鹿ではないかと本気で思いました。いつの間にそれほど信用していたのかと。さらに理瀬の発言には唖然とさせられました。
 「そう……正也さんも案外、ちゃらんぽらんねぇ……」
 ときましたよ。自分がわざわざ足を運んでスカウトした相手なのに。何も言わずに一晩のうちにいなくなって出てくるコメントがそれだけですか!? 正直、百年の恋も醒めそうな酷薄っぷりでしたよ。律子も律子で誘拐されたのがわかっていながら誰にも話さず狼狽するばかり。問い詰められて綾佳に話したのみって理解不能ですわ。沈黙していて律子に何の得があったんでしょう。母親がなにをするかわからない、とは言っていましたが無抵抗でいるだけの理由としては無理があります。
 まぁ、このあたりはヒロインの人格が、というよりライターが、なんでしょうねぇ。詰まるところ、犯罪に手を染めた校長が律子と綾佳の母親で和解する必要があるから。そのためにこんな奇妙な描写になっているのでしょう。
 麗しの刺と評される律子が自爆して照れまくる様子はとても可愛いだけに色々ともったいないです。無用に損をしているように見えてなりません。間違いなく良いキャラなのに。
 このあたりは萌えゲー的な側面とシナリオゲー的な側面が喧嘩してしまっているように見えますね。結局、あまり誉められない物語展開や描写のためにキャラの魅力が霞みがちになってしまう。「とらハ」シリーズはこのへんのさじ加減がうまかったのだな、と改めて思います。まぁ、一年間の描写ということで「2」が思い出しやすいということもあるんですけど。本作はヴァンセンヌ女学園という舞台があまりプラスイメージを生んでいないのがポイントだと思いますね。状況がハーレムなのに明るい印象が薄いのはけして無関係ではないでしょう。
 オチが理瀬シナリオと同じなのもどうかと思います。まさか全シナリオではないでしょうね?

 2011年8月8日(月)    Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜終了
 仮面ライダーオーズ45話。カザリに続いてメズールもさくっと消滅。予想していたとはいえ悲しいなぁ。結局、生物ですらない彼らはどこへ行くこともなく消え去るのみなのか。数がいるのもこうなると虚しい。
 バースのカスタムバージョンが登場。誰しも予想した通りのダブル状態が来週にもお目見え。もったいつけるほど残り話数はないでしょうからね。
 そういや、メダルの本体が消えたらその色のメダルは使えなくなるのかと思ったら全然そんなことなかったんですね。
 
 「Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜」。3人目は北御門綾佳こと妹でない方の人。
 予感の通りあまり芳しくないシナリオでした。というか、ある意味では予想以上でしたね。理瀬と律子はいわば本作の主役なんですよ。それに比べると残り2人はまさに脇役なんですわ。心なしかサブタイトルも微妙にやる気が感じられないくらいで。共学化するか否かという問題はほとんど二の次でした。
 まさかの妹キャラ出現には驚かされましたけども。いないと思ったらこんなところにー! とか反応する間もなく事実が判明。まぁ、そんなことだろうと思ったけども。まぁ、どのみちプチサプライズ以上の意味はなかったですからね。なにより、肝心の綾佳さんがねぇ。最も遅く登場したヒロインが最も魅力に欠けるというのはしんどいものがあるかと(この意見は個人的ですけど、人気投票とかやったら綾佳さんはかなりの高確率で負けると思います)。当て馬のはずの(?)佳代子の方がいいという人もけして少なくないんじゃないかなぁ。個別シナリオでも好きにさせてくれない作りは痛いです。
 綾佳さんの場合、意外に健気なところがある、というのがセールスポイントにならないのが厳しいです。ほとんど最初がマイナスから始まっているため些細な欠点がより駄目っぽく見えたり、イライラを増幅させられたりしてしまいます。律子の誤解から始まった一連のイベントも結局、本人の株は上がらないという切ない現実。
 オチはやっぱりおんなじでした。これはもう全員同じでしょうね。
 ところで、綾佳さんの声がひとりだけ浮いているように聞こえたのは私だけですか?
 ラストは幼なじみの鷺澤千帆。
 こちらもやはり脇役っぽさを感じさせるシナリオです。ほとんど結果ぐらいしか選挙内容が語られません。おかげでどうなろうとまるで重みが感じられず。どうでも良さそうに感じられてしまうのはさすがにマイナスのような気が。
 理瀬と三角関係になるのは悪くないとはいえ、結末はわかっているので(なにせ自分でフラグを立てた訳ですから)緊張感のかけらもないのはとてももったいなく感じます。シナリオ的にはどちらも選べないという状態でありながら、理瀬の方を気にする描写がちっともないのはさすがに酷いと思います。優柔不断になってないよ!
 キャラとしては難しい面を抱えていると思います。プレイ前から気に入った人ならば全く問題ないと思うんですけど、そうでない人にはそれなりに難関が待ち構えていると思います。
 小学生の時のお祭に行く約束を断ったからって裏切り者呼ばわりしてくる幼なじみはどうなのかなぁ。他にも千帆さんはいちいち主人公が自分を裏切ったのかどうか、というポイントで思考してくる怖い人だったりします。幼なじみなのに優しくないデスヨ。正直こんな人にたびたび理解者ヅラされるのはわりと心外な感じでした。
 そもそもツンデレツインテールと典型的な幼なじみポジションというのは属性として合わせるのはあまり上手くないと思います。なんというかどこに焦点があるのかわからないというか、ベクトルが逆方向に働いている気がしてならないですよ。あたかも一人二役をやっているかのよう。
 これまで書いてきませんでしたが、本作はエピローグが非常にあっさりです。近未来の描写とかもないですし、気のきいた会話がある訳でもありません。とても寂しいです。26話もあるのだからもうちょっと余韻というものを考えて欲しかったですね。正直、あとに残るものが少ないような気がします。
 ああ、やっぱり千帆シナリオもオチは同じでしたよ? 4回も同じ会話を用意するというのはどういうセンスなんだろうなぁ。よーわからんです。
 「Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜」もようやく終了。ゲーム感想は近日中に。

 2011年8月15日(月)    大帝国一区切り、神採りアルケミーマイスター開始
 もう先週の話ですが「Princess Evangile〜プリンセスエヴァンジール〜」のゲーム感想をアップしました。キャラに魅力があっても掛け合いや日常に魅力がないってツライよなぁ、と改めて思わされた作品でした。力を入れているのは伝わってくるんですけどねぇ。入れどころが適切なのかどうか難しいところかもしれません。
 
 仮面ライダーオーズ46話。ガメルもお疲れさまでした。せっかくのダブルバースでしたが倒せたのは真木博士が一撃かましていたから、という切ない裏事情。まぁ、知らない方が幸せなことは世の中多いですよね。契機には違いないのだろうし。
 一方、映司くんとアンクの修羅場も最終局面。真木博士が割って入って映司くんがグリード化。博士の狙いとはなんなのでしょうね。
 
 「大帝国」。真エンド2に到達。
 まだCG枠に空きは多いですけど、ゲームにも飽きてきたし、そろそろ終わりでいいかな、と。もう数時間に1枚も登録されなくなってきてたし。
 真エンドはそこそこ盛り上がりはありましたけど、やはりそこそこ止まりなんですよねぇ。せっかく条件を厳しくして多くのキャラを絡ませたというのに出番はほんのわずか。中には絡ませた意味がほとんど感じられないキャラもいるほど。なぜそこまでして田中プッシュなのか。正直、理解に苦しみます。デーニッツとか他にも必ず在籍しているキャラがいるはずなのになぁ。
 キャラ総数が多ければ多いほどイベントに登場するキャラが制限されてしまって、結局は日本メンバーだけの内輪っぽくなってしまう。それでも、パートボイスなんだからもうちょっと考えて欲しかったような気はします。
 
 「神採りアルケミーマイスター」。まだ8時間くらい。二章途中。
 ということで長らく積んでいたこちらを始めました。と言っても苦労の連続ですけど。まぁ、それもさもありなんと言うか、私のパソコンでは推奨環境を満たしていないんですよね。グラフィックボードが。さながらアナログ放送のちらつき状態。雪が舞っているかのようでした。
 取りあえず、久しぶりに最新ドライバーを投入。なんとかゲームはできるくらいの状態に持ってこれました。しかし、それでもバグったような状態がすぐに始まってしまいます。味方が敵になったり、敵が味方になったり大はしゃぎ。画面全体が色々なエミリッタになった、なんてことも。
 対処方法としてはセーブ&ロードが有効なのでおかしくなってきたな、と思ったらすかさず実行すればどうにかなります。アイコンが見えずともクリックすれば反応してくれるので。ここまでそれで無理だったのは二度だけなので今後もどうにかなると思います。
 ここまではやっと面白く感じられるようになってきたくらいで、まだまだゲームのことを把握する段階です。とにかくやることが多いんですよね、このゲーム。それでいて親切さはコンシューマーほどではないので、気がつかなければいつまでもそのまんま、なんてことが幾つかあります。装備関係は今でも戸惑いますね。そも場所がよくわからないくらいですから。
 「前はどうやって変えたっけなー(数分経過)」
 なんてこともあったほど。
 それにしてもここまでお色気シーンすらないんですが(強引に探せば戦闘シーンの敵キャラ、ハルピュアの脱衣状態くらい)、この調子だとHシーンが見られるのは何時間くらいなんでしょう。「輝光翼戦記 天空のユミナ」を思い出すストイックゲーの予感です。

 2011年8月22日(月)    神採りアルケミーマイスター継続中
 仮面ライダーオーズ47話。気がつけばもう次が最終回なんですね。どうも戦隊シリーズと時期がズレるようになってからそのあたりうまく把握できなくなってます。
 アンクとの三丁目の夕焼け世代を彷彿とさせるバトルはやっぱり友情が芽生える方向に。王道は嘘をつかないということでしょうかね。しかし、その結果として真木博士との同盟に亀裂が生じて、ウヴァさんに出番がまわってくるとは。なかなか面白い流れです。
 残念ながら会長ラスボス説はなくなってしまったのでしょうか。ずっと溜めに溜めてきたのだからこれで終わりはちょっと。このままでは秘書さんの方が目立ったまま終わってしまうような。
 
 「神採りアルケミーマイスター」。第五章まで。ただいま53時間。
 なんとな〜く地味にプレイしてしまいますね、このゲーム。あんまり余裕がない時でも素材集めに1〜2ダンジョンとかプレイ時間に合わせてやりやすいです。
 強制終了した時のアドバイス通りに設定を幾度かいじってみたら以前に書いたバグっぽい症状は出なくなりました。おかげでゲームもスピードアップ。だいぶ快適に。一度だけ止まりましたけど。
 四章に入って恋人が確定。このあたりからHシーンが起きるようになりましたが、最初の唐突さにはさすがに驚きました。ついさっきまで告白されることすら想定していなかったのに、いきなりHを始める主人公に違和感ありまくり。しかも、まるで戸惑わないし。男女の機微には疎いのにHシーンは得意っぽいってもしや素人童貞ですか?
 この主人公は負けず嫌いなのか、どうも時折、「おや?」という感じの反応を示しますね。会話においても少しばかりクセを感じます。相手にアドバンテージを持たせたまま会話するのが我慢ならないとでもいうのか、別に言わんでもいいのでは? というセリフが散見されます。目上を相手に急に偉そうな態度をとったりするのもそれが影響しているんでしょうかねぇ。
 それにしても、本作はとにかくやることが多い。ルートマップやクエスト情報が本当にありがたい。幾つものイベントが平行して起きたりするのでこれがないととても覚えきれません。何かの度に確認している感じ。ここしばらく大変になってきたのはお金を稼ぐこと。本作はクエストでもお金をもらえますが、それだけでは駄目で自分の店で稼ぐ必要があります。具体的にはダンジョンに行って集めてきた素材で商品を作り、それをまたダンジョンに出かけている間に売ること。もちろん、作るのは販売用だけではなくイベント用にも作らないといけません。この時のバランスが難しいです。考えずに作ってしまうと貴重な素材を使ってしまったりするので。個人的にはある素材があとから必要と言われて、それがどこで採取できるのかなかなか特定できなくて困った、という事例がありました。各ダンジョン毎に採掘、採取できる素材は表示されているんですけど、モンスターがドロップするアイテムは表示されてないんですよねぇ。
 まだまだ時間がかかりそうなゲームなのでのんびり進めたいと思います。取りあえず、週末の「ランス・クエスト」をどうするかだなぁ。

 2011年8月24日(水)    晴れときどきお天気雨体験版
 TGバージョンをプレイ。
 序盤のみの収録なのでそれほど時間はかかりません。ボイスを全て聞いても3時間くらいだと思います。
 前作「さくらシュトラッセ」が個人的に奮わなかったので、本作が発表された時もあまり好印象を持っていなかったんですけど、なかなかどうして悪くない感触です。ぱれっとの長所はそのままに楽しげな雰囲気をうまく構築しています。前作とは違って主人公があまり偏っていないのもきちんとプラスに働いているのではないでしょうか。ただ、CGを見る限りテキストにあるような無愛想な少年にはあまり見えないのですけどね。
 ぱれっとのお家芸と言ってもいい立ちCG劇は健在。後ろ姿も当然、標準装備。車椅子の妹にだってもちろん、用意されています。細かい表情も実に多彩。これにメッセージウインドウに表示されないBGVが加わることでとても賑やかな掛け合いが実現できています。ついつい気になってボリュームを上げて聞きたくなります。
 数曲しか聞いていませんが、相変わらずぱれっとの音楽は良曲が揃っているな、と感心させられます。さほど気に留めていなくても不意にすっと入り込んでくることがあるんですよねぇ。このへんはセンスってやつなのでしょうか。
 シナリオは鬱要素がありそうなのがちょいと心配なところ。兆しみたいなものは体験版でも感じられましたからね。もともと盛り上がりにくい題材なだけに調理法に期待したいところ。
 キャラは妹が実にクセがあります。このセクハラ妹は放置しておいて本当にいいのだろうかと思わされます。しかも、両刀使いときたもんですよ。色々な意味で規格外な感じです。魅力的ではあるんですよ?
 今回も攻略できないのですか? と真面目に思わせるキャラがいます。声優的にはそれほどでもないとはいえ、梶原陽菜子は見た目のデザインはどう考えたってヒロインそのものです。過去を考えてもファンディスクで、ということも望み薄。罪深いことしてくれますなぁ。
 ところで、気になるキャラがひとりいます。メインヒロインにして神様こと稲乃上香奈恵の保護者である関西弁使いの巫女さん公務員、その名を湊川珠美。ん〜? どう見てもどこかで見たことがある。というか、「もしも明日が晴れならば」の彼女ですか。見違えましたね。すっかりおっさんくさくなってしまって……。なるほどねぇ。似たようなタイトルだな、とは思っていましたが世界観が繋がっているんですね。
 立ちCGと同じくイベントCGも高値安定となっております。あんまり枚数は見てないですけど。ただ、SDカットがどうもねぇ。絵柄に関しては好き嫌いがあるんでともかくも、単純にあまりくすくす氏のデザインしたキャラに似ていないのが気になるところ。
 個人的に思っていたよりも出来は良さそうです。シナリオが鍵であることに変わりはありませんがほどほどには期待してもいいかな、と。ところで、今回は予約キャンペーン特典にサントラは付かないのでしょうか。

 2011年8月27日(土)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜開始
 今週のお買い物は「ユユカナ−under the Starlight−」が延期されたことで表題作のみ。来月が困りそうだなぁ。それにしても、「ユユカナ」の延期は二度目ですか。過去のパターンからして期待値はさらに下げておくのが無難そう。「延期に良作なし」は格言と言ってもいいほど滅多なことでは外さないからなぁ。
 
 「RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜」。まだ始めて数時間ほど。ランク君レベル10。
 いきなり言うと序盤から壁が待ち受けてますね〜。あらかじめ想定していればなんてことはないんですけど、心構えがないとちょいと厳しい部分があります。まぁ、勝手にプレイングマニュアルを見てください、というあたりはもう流しますけど、それにしたって理解に時間を要するのが変わる訳ではありません。
 最初はいいんですよ。すんなり進むんで。問題は4つ目くらいのクエストから。これをもう何度も何度もプレイしないといけないんですよ。それもクリア済みのを、ではなくクリアできずに断念しないといけないんです。なぜなら普通に探索しているだけで行動不能になるから。
 体力はあるんですよ? でも、駄目なんです。「大」シリーズなんかと同じでコマンド回数に制限があるんですよ、本作は。ただの「たたかう」にあたるような基本コマンドさえ制限があります。というか、制限がないものはないんですわ。あるのはコマンドとして選べないものだけ。
 え、おかしなことを書いているって? そんなことないんです。本作は技術的なものであってもコマンド欄に入れないと無効、なんて恐ろしい制度を採用しているんです。例えばパーティーメンバーには控えがいるんですけど、この控えが宝箱を開けるスキルを持っていても控えのままではないのとおんなじなんですね。じゃあ、入れ替えればいいじゃないかと思うでしょうがさにあらず。入れ替えるにも回数制限があるんですよ。ホント、ままならないです。
 ちと脱線しました。
 つまり、戦闘(探索)を継続する能力が著しく低いのでひたすらクエストを選んでは断念、を繰り返さないといけないのです(一応、書いておきますとクエストを断念しても経験値とお金は手に入ります)。プレイヤーはどうしたらこの状態がましになるかを色々と模索しないといけません。
 まぁ、早い話が経験値稼ぎな訳で他のRPGだってそういうのはあります。ただ、クエスト形式で、しかも「断念」を続けねばならないところにちょっと違うものを感じかねないのですね。
 これに加えて、例えば最初は仲間の増やし方がわからない、などの無駄に悩ませてくれる要素やルールが満載なんですわ。アイテムを売るだけでマニュアルを凝視した作品なんてたぶんこれが初めてですよ。
 動作環境は問題ないはずなんですが、わりと頻繁に画面がおかしくなります。たいていは次の画面へ進めば直りますし、クエスト毎にオートセーブが働いてくれるので強制終了しないといけなくなっても大惨事にはなかなかなりません。少なくとも操作が効かなくなることはまだ一度もないですし。
 問題点は目につきますがゲームそのものは楽しいです。ルールを完全に把握すれば不満もある程度は解消されると思います。ただ、セーブが一ヶ所しかできないのは賛否ありそうですね。
 懐かしいキャラ達との再会が嬉しいです。まさか、セスナに再び会えるなんて思っても見ませんでした。てっきり一度限りのキャラかと思っていたからなぁ。新キャラのサチコも可愛くていい感じ。ガードという職業が呪いによって発生しているのが笑える、もとい不憫です。いかにも世話係ってなジョブだよなぁ。
 まー、自由にプレイできるようには時間がかかりそうですし、のんびり行こうと思います。

 2011年8月29日(月)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中
 仮面ライダーオーズ最終話。う〜ん。きちんと終わっているように見える、そのはずなのにすっきりしない。これは単に期待するポイントが違ったというだけなのでしょうか。どうもよくわかりません。
 正直、終盤の方はいつの間にかクライマックスに突入していて、いつの間にか終わってしまった、そんな感じでした。アンクとお兄さんのことを最後まで引っ張るとは思っていなかったからかなぁ。珍しくラスボスが誰であるかわかりにくいというのもあったかもしれません。鴻上会長は最後まで狂言回しでしたね。それで良かったような、物足りないような。
 ああ、今になって気がつきましたがいわゆるファイナルフォームみたいなものがなかったことも関係しているかもしれません。
 
 「RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜」。ランス君レベル21。
 続けていくうちにいきなり画面がおかしくなる頻度が跳ね上がりました。今まではクエスト数回こなして2〜3回くらいだったのですが、いきなりそれが100%に。おかげで見えずとも断念ボタンの場所とその後の対処が身についてしまいました。ポイントは、アイテムを拾っている時は(はい/いいえ)のクリック箇所が異なる、ということですね。なんてムダ知識。
 よくわかりませんがダンジョンの問題なんでしょうか。どうやら廃ショッピングモールに行くと不安定になる様子。おかしくなった後で別のダンジョンに行ったらそれまでと特に変わりませんでしたので。
 ということで描画設定をひとつ下げたら廃ショッピングモールでもかなり安定してくれました。まぁ、しばらくは微妙に悪くなった敵の見た目に慣れませんでしたけど。
 上に書いたようにランス君のレベルはすでに21。つまり、早くも才能限界を迎えた人がいます。しかも、今回は「6」と違ってランス君とHすることでレベルを下げる仕組みです。加えて呪いによってレベル35以上の女性しかHできないため、才能限界がそれ以下の人は……。いやまぁ、方法はあるのかもしれませんけど、今のところは見つかっていない訳で。ひょっとしたら才能限界システムの目的は色々なキャラを使わせることにあるのでしょうか。そもそも現状では例えレベル35に到達したところで可能になるのかどうか、とても怪しいところ。
 クエスト「サチコの春休み」はちょっと強引な感じでしたなー。今後も冒険を続けるためとはいえ、ここまでたいした積み重ねがないだけにかなり説得力に欠けます。なにかテキストを読んでいるともしかして、シールドのヒロシくんの呪いゆえではないか、という気がしてきます。ステータス画面以外でこれに関して特に示唆がないんだけど、どうなっているのだろう。
 そういやCG鑑賞モードに立ちCGが登録されるのはありがたいのですが、肝心のフェイスウインドウの差分が登録されずとてもしょんぼりです。新キャラのアルカネーゼの照れた顔がとても可愛いのになぁ。

 2011年8月31日(水)    RANCE QUEST〜ランス・クエスト〜継続中2
 ランス君レベル24。
 レベルの数字が示すようにあまり進んでいません。というのも、3Dが不安定になるのが復活してしまったからです。描画設定を下げてもカンケーねぇ、とばかりにガンガンおかしくなります。それどころか設定をいじる前は起きなかった症状まで出るようになってしまいました。パーティー編成画面で装備を変えるだけで再起動かまさねばならないとは予想できませなんだ。加えて遂にうんともすんとも言わなくなる状況まで出る始末。どうも派手な画面ほどバグりやすいらしく、つまるところはボス戦などでおかしくなりやすい、という嬉しくない分析が。例え辛うじて免れても、ややバグった画面で初見のイベントシーンを見るのはなかなかに悲しいです。運が悪ければフェイスウインドウが潰れてしまってますからね。
 ゲームを進めていて気になるにはやっぱりキャラが多いがゆえの弊害ですかね。イベントさえもクエスト方式を採用しているせいか、ボイスがないにも係わらずメインキャラ以外の掛け合いがほとんどありません。仲間になる時も非常に素っ気ないひとことふたことがあるのみです。よって過去作をプレイしていない人や私のように「W」と「5D」はやってないよ! という歯欠けの人は新キャラなのかどうかがわかりにくい面があります。原画も変わってるし、地味で印象度の弱いキャラは覚えていない、なんてことも。
 ウィチタ・スケートなんてびっくりするほど愛想のないセリフでしたわー。もちろん、ランスに愛想なんて見せるはずないけど、それにしたって無味乾燥ぶりにもほどがありますよ。それを受けてのセリフがないのもちょっとねー。
 新キャラのマホコ・P・マサイもクエスト以外では全く出番がなく、そのクエストでもランスとは全く絡まない。そのうち何かあるのかもしれないけど、現状では新キャラとして出てきた意味がまるでありません。まぁ、意味とかいう前にパーティーを組んでいる気がしないのはさみしいと感じてしまうんですよ。馴染みのあるキャラならば補完もできよう、ってもんですが新規加入メンバーではそれもままなりません。もうちょっとなんとかねぇ。
 「Y」の時は気に入らなかったコパンドン・ドットですが、今回は意外にも可愛らしく見えて驚かされました。それどころか気の毒にさえ思えてしまうとは我ながら不思議な心持ちです。それにしても29歳とは……、そんな年であるとは知りませんでした。ところで、本作でコパンドンがランスとの再会が2年ぶりと言っていて不意に気になったのですが、ランス1作目からここまでどれくらい経っているのでしょうね。その如何によってはコパンドンが心配するようにランスの守備範囲からはみ出してしまうヒロインたちがそれなりにいるのでは……。今まで全く気にしていませんでしたけどアリスに年表とかあるのかしら。なんか時間が経過してしまう作品では諸行無常な感じだなぁ。30代が無理というあたり、ね。

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