徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2012年11月1日(木)    祝福の鐘の音は、桜色の風と共に。開始
 またしても放置ですいません。実のところ、「シンクライアント」はプレイしたんですけど、どうにも何と言っていいやら難しい作品で。中途で書きにくいなぁ、ということで終わったら書くか、と思っていたら、終わったら終わったでなんだか書きにくいという不思議なことになってました。まぁ、それにしてもまさかゲームではないとは思いませんでしたわ。見事なほどの一本道。設定的にはマルチシナリオにしやすいように思うんですけどね。
 閑話休題。
 先週のお買い物は結局、表題作一本のみでした。迷いはしましたけど、あんまり前向きな悩み方ではなかったですね。ということで1本だけに。
 まだ始まってほんの少し。相変わらずの氷雨こうじテイストが良くも悪くも全開です。ただし、ヒロインのキャラが前作「恋色空模様」の方が良いため長所よりも短所の方が目立っている印象です。ヒロイン、サブキャラとも人数が少ないのも無関係ではないと思います。どうしても意見が一面的に偏りがちなので。主人公を持ち上げるのは同じなんですけど、困るのは同時に悪友キャラをえらい勢いでこき下ろすこと。それも主人公とヒロインが一緒になって。ここぞとばかりに繰り返し行われるのでかなり感じが悪いです。前作でもありましたけど、フォローがありましたし2人いる分だけ緩和されてました。しかし、本作はひとりしかいないせいか集中砲火で慰めさえありません。良心みたいなキャラがいないんですよ。おまけに主人公は悪友の行動を邪魔したりもするので、どうして友達なんだろうと思う場面さえあります。
 ヒロインたちの魅力がもうひとつ。あまりよろしくないテンプレートキャラという感じで褒めどころが少なく、気になるところの方が多いです。まぁ、個人の好みというやつではあると思いますが、それでも前作の方が、という人が多いのではないでしょうか。会話とか雲泥の差だと思うのですよ。前作はみんな価値観が違っていてそれが多彩な内容や楽しさに繋がっていたのに本作はそういうのがちっとも感じられません。
 ところで、ヒロインのひとり東雲うららは髪を金色に染めているという設定だそうで。ええと、確かにゲームで多彩な髪の色っていうのはお約束ですけど、それはけしてそのまんまの色という意味ではないんですけども。ファンタジーものならともかくも。第一、それだと西九条奏音なんて青に染めていることになるし、北園紗夜は紫(?)に染めていることになります。もちろん、うらら以外にそんなことは書かれていません。
 ちょっと記憶が薄れてますけど、そう言えば前作の聖良もそんな記述があったような気がします。ひょっとしてライター氏の萌え属性なんでしょうか。ねこねこソフトの一押しがぽんこつさんであるように。あんま賛同できないところが厳しいですなー。成り金の娘というあたりがそれらしいと言うべきなんでしょうか。まぁ、もともとまとわりつき具合が苦手なんでどのみち本作で最も好みからかけ離れたキャラなんですけど。
 立ちCG劇は本作でもとても賑やか、と書きたいところですがパワーダウンしております。全体的に動きが鈍くなっているように感じます。フェイスウインドウみたいなのを背景に張りつけたような演出があるんですけど、前作の野球みたいなのがないとあんまり必要性を感じません。テーブルの背景にフェイスウインドウを張りつけて食事風景というのが日常的にあるんですけどこれがねぇ。なんか生首が並んでいるようですよ。
 ここまでは前作の長所が減衰されているようにばかり感じられて残念です。

 2012年11月3日(土)    祝福の鐘の音は、桜色の風と共に。1〜2回目終了
 1人目は北園紗夜。
 これは何と言っていいのか。いくらなんでも予想外な出来です。「恋色空模様」からの劣化が半端ないことになってます。もともとすげぇシナリオが良いという訳ではなかったですけど、賑やかな日常とそれなりに読める個別シナリオという感じだったと記憶しているのですが、本作はまるで別物。シナリオと呼べるようなものは存在しません。もうホント困るくらいに。
 小イベントはとにかく短くてあっさり終わるケースが多いです。よくあるパターンとして、何かをする時に誰を頼ろうかと選択肢が出現することがあります。もちろん対象はヒロインで選んだ相手によって、個性に応じたイベントが展開します。珍しくもないことです。ところが、本作では誰かを選んでもイベントは発展せず、頼んだがゆえにややこしくなって結局は何もせずうやむやに、というパターンが普通だったりします。
 やたらとあっけなくイベントが終わるのも特徴です。びっくりするくらいあっさりと、まるで義務は果たしたと言わんばかりにイベントが終わってしまいます。小イベントは言うまでもなく、個別シナリオの重大な問題さえ簡単に解決してしまいます。苦労がないというだけでなく、テキスト上も非常にあっさりと片付いてしまうので予定調和という言葉さえ生ぬるいくらいです。あらすじに近いと感じるほど。
 惹かれあう過程も信じがたいほど何もありません。自分でもよくわからないところに祖父や従妹からせかされて、じゃあという感じで誰かを選ぶと主人公もヒロインも誰よりも好きな相手となってしまいます。思わず本当に好きなの? と聞きたくなるほど。選択肢も場所を選ぶとその相手がいるというのが半分を占めていて、いかにもたまたまな感じが滲んでいて、どうにも苦しさが拭えません。
 紗夜のキャラも恋仲になった後は人を選ぶ態度が満載なのでまた困ります。パフェのエピソードとかこれでニヤニヤできる人は普通にすごいと思います。山のようなパフェを注文して好きなところだけ食べて、残りは全部相手に食わせて悦に入るとかねぇ。しかも、今度は更なる量のパフェに挑戦しようとか完全に意味不明です。
 最後も唐突に終わってまた驚きました。エンドロールが真っ黒な背景に白い文字が流れるだけなのでバッドエンドかと思いましたよ。
 2人目は西九条奏音。
 全体的な印象は紗夜シナリオと変わりません。キャラ的に紗夜よりは気に入っていたので少しはましに感じたくらい。
 あまりにもあっさり過ぎる展開は変わりません。ハラハラする間もなく障害を乗り越えてしまいます。というか、この解答でいいのかなぁ、というのが正直なところ。
 突っ込み所もそれなりに。テスト勉強に来て午前中に初Hとか、さすがにどうかと思います。ピロートークまでしてすっかり和んでいたら従妹に乱入されてまだ午前中だったことが判明するという反応に困るオチ。
 ラストは終わりとまるで気づきませんでした。期末テストの話をして、また従妹に頼ることになりそう。そしたらスパルタで大変だなぁ。と奏音と会話しておしまいでした。この直前でセーブして中断していたことからもいかに察知できていないかがわかると思います。ロードして数秒でエンディングってかなり拍子抜けでしたよ。
 エンドロールはやっぱり真っ黒なのでバッドエンドではないと思います。CGも埋まってますし。しかし、今時珍しい手抜き具合だなぁ。

 2012年11月5日(月)    祝福の鐘の音は、桜色の風と共に。終了
 3人目は東雲うらら。
 先日も書いたように染めた金髪の人ですが……、属性ではなくシナリオ上のネタでした。まぁ、何と言っていいやらわかりませんがどっちにしろスッキリしないな、ということがわかりました。なにぜ好きで染めている訳でもないですから。終盤で言ってますけど、金髪に染める理由がなくなってもそのまんまですし。ま、主に素材に関わるところが理由の大半を占めているのではないかと思いますけど。個人的にはイベントCGにもある地味子さんの方が比較しようもなく良かったです。
 というかですね、この東雲うららというキャラは主人公に会う前に窮地を乗り越えてしまっているんですよ。だから一番、困っていた時はすでに過去形なので、その後はどうでもいいというか好きにすればいい状態。拍子抜けするな、という方が難しいです。主人公が遭遇したのはせいぜい間違ってかさぶたを剥がした程度。嫌と言えば嫌ですけど、そこまで深刻でもないレベル。他のシナリオもそうですけど、長引かないためのセイフティみたいなものを本作からは感じますね。ネタは違いますけど、奏音シナリオも方向性は同じでした。安全装置がなければ作っちゃえ、みたいな。
 オチはとっても無理がありました。そんな簡単にいけば誰も苦労しないよ、とゲームにも係わらず言ってしまうような無理のある着地でした。
 最後は鳳まりあ。
 メインヒロインということでほんの少しはましかな、と思ったのですが気のせいでした。そして、シナリオがとてもつまらなくて閉口しました。よくもまぁ、ここまでというくらい面白味がありません。予想できるとかできないとかそれ以前の問題です。
 あと今まで書いてきませんでしたが本作は共通から個別に入る時と、個別に入った後で非常にシビアな選択肢が待ち構えています。1個でも間違うとアウトというくらいの難しさでいきなりゲームオーバーになります。恐らくは少しでも時間稼ぎを考えたのではないかと予想されます。前作からの圧倒的なボリュームダウンを考えると特に。
 この難易度高めの選択肢に付随するのがつまらないシナリオというのがなかなかもってしんどいです。すんなりいけばいいですが、そうでない場合うっかりするともう止めてもいいか、という後ろ向きな気分になりがちです。少なくともわたしはなる寸前でした。
 まりあさんのキャラもそこには一役買ってます。もともとツンデレ系のキャラがそれほど得意ではないということもありますが、それを差し引いても痛感します。魅力の薄いツンデレはなんとも悲しいと。テンプレート的な反応しかなく、目新しい何かが見当たらない。けれども、主人公の「俺の嫁マジで可愛い」的な反応が乱舞するという居たたまれなさ。こうなるとボリュームが少ないのは利点に思えてくるから不思議です。まぁ、ホント早く終わって良かったです。そうしておきましょう。
 ところで、このヒロインの名前を聞いて「大鳥居マニア」とか思い出すのは私だけですか?
 結局、タイトルの意味がよくわからなかった「祝福の鐘の音は、桜色の風と共に。」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2012年11月8日(木)    ウィッチズガーデン体験版
 先日、「祝福の鐘の音は、桜色の風と共に。」のゲーム感想をアップしました。とても残念な出来でした。前作のファンディスクで少し不安はありましたが、それでもなぜ「恋色空模様」からこうなるのかとても不思議です。次回作はよほど好みでない限りスルーかなぁ。
 
 「ウィッチズガーデン」TGバージョン。
 10周年記念タイトル第2弾ということで(?)新搭載のシステムE−moteを積んでおります。立ちCGがなめらかに動いてくれます。これが思った以上にいい感じです。ゆったりと動くあたりがこ〜ちゃ氏の絵柄にもマッチしていて魅力を高めています。ただ動くだけでなく性格を表すようなおどおどしたような姿や好奇心一杯でキョロキョロする様子など愛着を深めてくれます。視線の動きなんかも見過ごせません。とても可愛いです。ついでに胸も揺れてエロ成分も増強してくれるのでいいことずくめ。
 ただ、それでも動かし方はセンスが問われそうで、悠子さんの胸は鎖骨のあたりまで面のように揺れているようで少し気になります。それと、基本的に喋っている間しか動かないため静と動のギャップが激しいです。ちょっともったいないくらい。まぁ、単純にじっくり観察しにくいってことでもありますね。
 ヒロインでは、メインのあやりが可愛らしいです。外見やういんどみるヒロインっぽくないというか、おっとりほんわか系で会話しているだけで楽しかったり。E−moteと本作の水先案内人として存在感は十分。他のヒロインも負けず劣らず魅力的です。
 シナリオの導入は悪くないです。ただ、ハッキリとした目的に乏しい作品っぽいので体験版の先が心配です。このままのノリでは遅かれ早かれ飽きてしまいそうな気がします。このへんはさじ加減が難しそうなので蓋を開けてみないとって感じかなぁ。笑いはちょっと難しそうですし。
 Hシーンはなんか変わってました。間が抜けているせいもあるでしょうが主人公の性格が違うような。なんだか厨二病っぽくなっているように見えました。僕の理想の童貞の捨て方、みたいな感じで。あらゆる意味で現実的ではないな、と思いました。それとライターによって差がありそうです。もう一方は普通だったので。
 久しぶりにわくわくするような体験版でした。期待のしすぎは禁物でしょうけど、楽しみにしたいと思います。っていうか、もうお金は支払い済みだしね!
 ところで、E−moteシステムを妹システムと素で変換したのは私の駄脳だけでしょうか?

 2012年11月13日(火)    第2次スーパーロボット大戦Z再世篇その3
 現在39話まで。およそ2ヶ月ぶりに再開しました。自分でもびっくりするくらいどういう状態だったか忘れていました。再世篇に入ってからヨーコさんやキタンって出ていたっけかなぁ? サッパリ思い出せません。
 まぁ、わからないながらも主要キャラのエースボーナスがつくようになってきました。なんか気のせいかもしれませんが、過去作よりもボーナスの中身が良くなってきたような気がします。前はあってもなくてもどうでもいいようなものもありましたが、本作では今のところそういったものは見られません。攻撃力が上がってくれる系はみんな役に立ってます。気分というかイメージ的にはアスランがやけにパワーアップしたように感じますね。それとゼロのエースボーナスは実際に見るまで絶対、勘違いすると思うデスヨ。
 >気力150以上で自軍フェイズ開始時に奇跡が起こる。
 これじゃ精神コマンドの「奇跡」がかかるのかと思いますって。本当のところは適当な精神コマンドが何かひとつかかるだけ。そのランダム(?)の内容に「奇跡」が含まれるかはわかりません。なんかなさそうですよね。仮に入っていても確率はどえらい低そう。
 相変わらずフェイスウインドウの出来にしょんぼりしております。シリアスなシーンでのマルグリットさんがもうね。悲しくなってしまいますよ。本当は美人さんなのにねぇ。一番、辛かったのはクワトロのサングラスを外したカット。一瞬、誰かと思うほど崩れておりました。とても美形キャラとは思えませんでしたわ。
 星刻が再登場して自由に使えるように。それはいいんですけど、武装が少ないせいか「専用刀」の戦闘シーンがえらいことに。戦闘中だっていうのにあまりに忙しすぎますよ。天子さまとの思い出から吐血までなんて盛り込みすぎでしょう。しかも、オリジナルキャラほど尺は長くないため、よりせわしない感じに見えるという。
 シナリオは終盤に入ったのか、かなり急ぎ足になってきました。もともとテンポの良い「コードギアス」はもうダイジェスト版みたいな構成になって、知らない人はついてこれるだろうかと心配になってしまうほど。V.V.との決着シナリオでなんて唐突に木下さんが出てきたのに何もないまま終わってしまうし。バトレーもコーネリアもいきなり過ぎますて。アニメを思い出して補完している状態ですよ。
 なんか気が抜けてしまったのはインペリウムの真実かなー。ほとんど全部がアイム1人によるものってそれは拍子抜けだわ〜。そもそも彼があまり良い悪役に見えないんですよねぇ。色々な意味で物足りないんですよ。それが全勢力を翻弄している訳だからもうね。
 
 テックジャイアン12月号。
 「パステルチャイム3」アリスソフト:なんか知らんけど「ぱすてる」が「パステル」になりました。「3」ですかー。どうなんでしょうねぇ。どうもこのシリーズは水が合わないんですよねぇ。特に前作は期待が大きかっただけに激しく落胆した記憶が残っています。まぁ、そのおかげで「あやかしびと」に会えた訳ですけども。まー、ファンディスクも買いませんでしたし、今のところはスルーかなぁ。2013年春発売予定。
 
 「ALIA’s CARNIVAL!」NanaWind:ほー、「ユユカナ−under the Starlaight−」の次回作ですかー(棒読み)。今度は原画に師匠である(?)七尾奈留氏まで加わるとー。ライターはメインそのままでさらに複数ライター制になるとですか。ふーん。なんだかますます原画だけのゲームになりそうですね(はぁと)。
 こないだまで中古買い取り価格500円とかでしたよ。なかなか類を見ないほどにガッカリなゲームでしたからねぇ。個人的に1周すらもたないアドベンチャーって珍しいです。少なくとも発売日に買うことだけはないと断言できます。2013年夏発売予定。

 2012年11月17日(土)    炎の孕ませおっぱい乳同級生・開始
 予定通りに買いました。まだ1周目半分くらい。
 かなり懐疑的に構えていたこともありますが、ここまで意外と悪くないです。DVD2枚組は伊達ではない、と言ってもひとまずは良さそうな感じです。最近のSQUEEZで気になっていた手抜き、もしくは手を入れられない感はほとんど感じません。
 以前の作品「炎の孕ませ同級生」(以下「同級生」)のパラレルワールド的な内容ですが、ちょっと思ったのと違うようです。どういうことかと言うと人物的には元の世界と変わっていないんですな。本作で初めて登場するヒロインたちは世界観としては実のところ「同級生」にも存在していた、ということのようです。よって「同級生」のヒロインたちも本作では登場しています。まぁ、ミーシャ以外は完全な空気ですけど(もちろん、続投ヒロイン3人は除きます)。
 そして、都合の悪いうところだけが改変されていると。例えば主人公の暮らす寮が遠山明日香の実家であり、そのママンも寮母として出てくるとかその辺り。他にも本作は都合の悪そうなところはぼかしているケースが多いですね。そもそも、「同級生」にも本作のヒロインがいたのならなぜ、征服せずに済ませたのか、とか。
 売りのおっぱいセクハラバーストモードはみなさん想像している通り、基本いつでも発動できるとあって前後のシナリオとか一切、関係ありません。まぁ、細かなフォローがあると考えていた人は少ないと思いますけど。馬鹿なシステムとしては良い存在です。主人公のおっぱい星人ぶりもこれ以上なく伝わりますし、エロ要素増強にもなってます。ちょっともったいないのはテキストがせいぜい2〜3段階しかないことと(衣装が違ってもやっぱり同じ)、手強いヒロインが軟化した時にシナリオとの繋がりがないことですか。
 掛け合いはちょっと持ち直した感じでドタバタ感は良く出ています。コメディとしては物足りないですが、もともとSQUEEZのテキストレベルはこれくらいでしょう。ヒロインの魅力もそこそこ出ています。原画の味を殺さない程度はキャラも立っています。
 気になるのは取ってつけたようなシリアス展開。今のところ、確認したのは芹沢寧と小町美冬の2人だけですが正直わざわざ話を持ち出したのが意味ないレベルなので困ります。なまじ曲もそれなり以上に良くできているだけに重苦しく感じます。そんなゲームじゃないだろ、と何度も言いたくなりました。伏線もなく小イベント内で始まってそのまま終わるようなシリアスならない方がいいです。せめて「同級生」の西園寺薫シナリオくらいないのであれば。まぁ、雰囲気を考えても都合が良すぎるくらいにHシーンに入る方が本作には合っているでしょう。
 肝心のエロはなかなか良い感じです。SQUEEZ的なエロさに溢れています。攻略とかそんな言葉を持ち出さず、ご都合主義を素直に受け入れて楽しめるならかなりレベル高いと思われます。お馴染みのテック@フルアニメーションもきっちりとエロいです。ただ、尺は短めなくらいなのでねちっこさを求める人には物足りないでしょう。
 特典の(?)「同級生」体験乳学モードは全キャラ1イベントしか収録されていないのであんまり意味がないです。画面下に公式ページへのリンクがあることから商売的な面が強いのではないかと思いますけど、もしそうなら新規の立ちCGを使ったのはむしろ逆効果ではないですかねぇ。体験版で立ちCGが別物だってことですから。「同級生」もゆいび氏が原画を担当していると勘違いした人には詐欺的な感じだし。
 ところで、「炎の孕ませおっぱい身体測定」に続いて今回も1週ではなく1周なんですねぇ。18周でエンディングということですが一体どこを回っているのやら。
 今のところは買って良かったかな、というところです。

 2012年11月21日(水)    炎の孕ませおっぱい乳同級生・継続中
 ようやく最初のエンディングにたどり着きました。これまでの作品と同程度のボリュームかと考えていたのとゲーム中の演出がいかにも18周で終わるように見えていたのでとても長く感じました。まぁ、実際に30周もあるのでけして短い訳ではないんですけどね。
 先日書いたおっぱいセクハラバーストモードのテキストはヒロインたちのおっぱいがサイズアップすると新しくなるみたいです。ただ、それだけなのかと思える時もありますけど。後半戦に入っただけでも変わるような気もしますし。
 不似合いなシリアス展開は先日の2人以外にはなく、正直なところホッとしました。芹沢寧だけはもう1回、同じネタを引きずりましたけど、シリアスというほどもなかったので。
 Hシーンは期待通りのエロさでしたが、以降に驚きの展開が待っていました。
 SQUEEZなのにイチャイチャ描写がある!
 最初は何かの間違いかと思ったのですが、もれなく全員に装備されています。それがきちんとヒロインたちが可愛く見えるあたり驚かされます。その様子はまるで恋仲になったかのよう。一応、書いておきますけどHシーン以前に恋愛描写のようなものは一切ありません。だって理由が悩みを解決しようとするとか、弱みにつけこむとか、そんなのばっかりですから。しかも、前者はあくまでしようとするだけ。でも、事後はあたかもカップルのようになる、と。ま、SQUEEZらしいと言えばそれまでですけど。
 今回も個別エンドがあるせいか、複数人プレイは少なめです。3Pなら個人の枠がそれにあてられてますからねぇ。条件を満たすと唐突に始まるので最初は結構、驚きます。全員の3番目のHシーンも唐突なのは一緒です。こちらも条件が満たされると自動的に発動するようで、達成が早ければ2度目のHシーンの直後にそのまま連続で起こります。メリハリがなくて困るという面もありますが、複数人と同じでなぜかシチュエーション説明をはしょるという特徴があります。時間経過のあるエンディングは仕方ないですけど、こちらはそうではないので、もうちょっと考えて欲しかったですね。先ほども書いたようにヒロインが魅力的に書けているだけになおさらそう感じます。

 2012年11月25日(日)    炎の孕ませおっぱい乳同級生・終了、キスベル&Justy×Nasty〜魔王はじめました〜体験版
 「炎の孕ませおっぱい乳同級生」。
 どうにかコンプリート。称号を全て得るのは大変でしたが、ヒントのおかげもあってなんとか。まさか鑑賞モードから差分が全て埋まらないとは思いませんでした。排卵日中出しはそれだけ重要ってことなんでしょうか。こっちさえ埋まっていれば鑑賞モードでも大丈夫というあたり。
 SQUEEZのゲームにしてはボリュームもなかなかでした。いつもなら購入から3〜4日くらいでクリアできるのですが、本作は6日ほどかかりました。かなり堪能したというイメージですね。先日も書きましたがヒロインたちとの後半のイチャイチャが楽しかったです。
 ということでゲーム感想も昨日アップしました。購入前はとても心配でしたけど、買って良かったです。シリーズも累計10万本を突破したようでこれからも頑張って欲しいです。
 
 「キスベル」体験版。
 体験版とはいえ戯画のゲームとなるといつ以来でしょうか。すっかりご無沙汰になってしまってましたね。もしかして「この青空に約束を−」以来でしょうか。だとしたら6年ぶりです。
 相変わらずシステムはど安定。このシステムだとホッとしてしまう自分に気がついて思わず笑ってしまいました。
 先日の延期のせいもあって不安の方が強かったですが、導入となる体験版の内容はなかなか良い感じです。クリスマス会に向けて次々とヒロインが集う展開は小気味よく進むのでリア充ぶりを素直に楽しめます。主人公が有能なのではなく、進んで貧乏くじ引きたがるせいもあってヒロインたちからすれば目を離せなくなる、という構成はうまいと思います。近年そういう万能主人公が多すぎて妥当ではあるものの、マンネリになってきてましたから良い変化球になっていると思います。主人公がお見舞いされるなんて、かなり久しぶりに見た気がします。
 ヒロインたちもなかなかに粒揃いです。原画家3人体制ながら違和感少なく画面内に納まっています。イベントCGはもちろん、立ちCGも良好です。ただ、個人的にはちはると綾乃の2人の口許がなんか気になるんですよねぇ。こういう風(括弧を横にしたようなとてもシンプルな曲線)に口を描く人は珍しいですよね。しかも、2人ともに共通しているものだから余計に気になってしまって。というか、こういうところは配慮するものではないかねぇ。
 主人公、ヒロイン、サブキャラとモノローグが標準装備。もう当たり前というくらいに各キャラクターが内面を吐露してくれます。主人公のモテぶりに納得感があるのもこれのおかげが大きいです。ズバリ、イメージの良さの最たる理由はこれだと思います。
 素朴なイベントも地味ながら本作っぽいと感じさせてくれて悪くない感触です。気のせいかもしれませんが、丸戸史明氏の作風をお手本にしているような感じを受けますね。まぁ、なんとなくくらいですけど。教科書にして自分なりに書く、程度ですから。
 細かいところで気になったのはスタイル描写。CG素材との兼ね合いなのか、どう見ても違和感のあるシーンがありました。ちひろ、夕美、綾乃の着替えのシーンでお約束の胸が話題になりますが、イベントCGではどう見ても綾乃>ちひろ>夕美なのですが、テキスト上ではあたかもちひろが普乳以下で夕美が綾乃に劣らぬ巨乳のように書かれているのはさすがにちょっと。しかも、ここで数字ではなく体格の話を持ち出すのはいかがなものでしょう。それじゃあ、単純な比較は無理というか、意味ないでしょう。
 共通シナリオは良い感触ですけど、問題はやはり個別シナリオですね。すっかり、忘れてましたけど、本作は複数ライター制ですし。せっかく気に入ったヒロインのキャラがなんか違う、というケースも十分に考えられます。
 ま、最近のパターン通り、すでに全額支払い済みなので祈るしかないんですけど。それでも、希望は持ってもいいかもしれない、と思えただけでも良かったです。
 
 「Justy×Nasty〜魔王はじめました〜」体験版。
 …………。なんでしょう、コレ。わざわざこれのための録り下ろしボイスまであるというのにすんげー短いです。1時間あったかしら、というくらい。内容に触れなくてもこの短さで購入の検討に値すると考えられるのはなかなかすごいなぁ。しかも、これでTGバージョンなんですから。
 まぁ、それでも1時間でも良作の匂いがすれば予約してくれる人もいると思います。ブランド買いってのもありますし。けれども、ねぇ。どうも思わしくないですね。タイトルからして厨二病、それもゆるめの感じがぷんぷんとしているのですが、そういう期待を全くもって外しません。体験版なのに普通に意味がわからない描写の連続です。現代ではない世界観に招くつもりがあるのか甚だ疑問です。
 掛け合いは全体的に上滑り気味。人によって差はあるでしょうが、個人的にはまるっきり面白さを見出せませんでした。楽しげな雰囲気を書こうとして見事に失敗している感じ。そもそも、設定段階からそれほど優秀でもないキャラクターがテキストにおいてもキャラが立っていないという悲しさ。テンプレートによるフォローが必須という按配です。正直、直前にプレイしていた「キスベル」や「炎の孕ませおっぱい乳同級生」のせいでハードルが上がっている感はあると思います。しかし、それでももうちょっとなんとかしないと色々としんどいでしょう。
 あと勇者科のヒロインの立ち居振る舞いがどう見ても悪役っぽいというのはどうかと思います(朝、主人公の部屋の窓ガラスを2回に分けて両方割るのが日課)。逆に魔剣士科のヒロインの方がまともっぽいくらいで。個性とか意外な線を狙っているのかもしれませんが、もっと基本を大事にした方がいいと思います。学芸会のような雰囲気がひしひしとしているので。
 せっかく美鏡まみず氏の原画はエロ可愛くていいのにねぇ。もったいない限り。100%原画買いでないとツライです。

 2012年11月26日(月)    プリズム◇リコレクションTGバージョン体験版
 TGバージョンをプレイ。
 すっかり早期予約システムが板についてきたClochetteの新作です。例によって例の如くヨドバシによる予約なのですでに全額支払い済み。購入検討という意味では全く意味がなくなっていますが、期待感を煽るかどうかというもう一つの目的のためにプレイ。ファンシーペーパー手間の広告には近未来地方都市イチャラブおっぱいアドベンチャーとか書いてありますよ……。なんか御敷仁氏が原画を務めるもうひとつのチームと全力でキャッチボールしている感じですね。本作はまさに「おっぱい☆エクスプローラー!」と呼ばれた「カミカゼ☆エクスプローラー!」への返球デスヨ。
 内容は序盤の4時間程度とHシーンが3つ。たった今、書いたジャンル名通りの内容に仕上がってます。主人公が昔、住んでいた地方都市にやって来て次々とヒロインたちと出会い観光案内の部活☆☆☆部に入部するまで。Whirlpoolならこれは本編に含まれないかもしれませんね。名所巡りとかしているので。このあたりはチーム前作「あまつみそらに!」のリベンジかもしれません。あれも離島の魅力を伝えようと頑張っているようでしたが、不足気味であったので。ただ、改めて思いますけど、こういう箱庭世界の案内を魅力的にするのって難しいですよね。なにせ、実在の街ではないですからかなりのセンスが問われます。背景1枚くらいしか資料がないんですから。
 打てば響くような掛け合いは相変わらずでテンポ良く読み進められます。テキストでキャラクターの魅力がしっかりと表現できているので会話そのものが印象的でなくとも楽しめます。笑いはほどほどで、そのほとんどは各キャラクターの生態について。紹介にはいいですが、これがずっと続くとちょっとマンネリになりそうです。ひとまず明らかになったのは妹はファー様であるということ。(パジャマの)ズボンを穿くことをかたくなに拒絶するなんてファーザー@「神聖モテモテ王国」に違いありません。
 閑話休題。
 セリフ中に立ちCGの表情とポーズをころころ変えてくれるのはもはやお家芸の域。これのおかげでとてもじゃありませんがボイスをカットするなんてできません。そう思えるのもテキストの読みやすさがあってこそ。慣れてくると先にテキスト上でセリフを読んでから、ヒロインたちがどのように表情を変えるのかが楽しみになります。スクリプターさんは本当にご苦労さまです。
 本誌のインタビューにもありましたが、連城紗耶香のイメージはやっぱり、変わりました。外見からしてお姉ちゃんキャラっぽく見えていたのが原因だと思います。部長でもありますし。最大サイズのおっぱいも無関係ではないでしょう。それが夏野こおりさんによる世話好きキャラで大きく覆るのはもはや必然。初咲雛乃も同様です。エンジニアと紹介されていれば、よもやメイド姿で「〜ですわ」と言うキャラだとは思わないでしょう。
 サブキャラには九条初音の名前が……。言わずと知れたClochetteデビュー作「かみぱに!」のヒロインの1人ですが、よほどスタッフに愛されているんでしょうか。「あまつみそらに!」でも観崎美唯のバックバンド(?)みたいのを務めていましたが、本作では主人公の通う学園の理事長で、教師で、学園内のバーの料理人で、主人公の妹の保護者と八面六臂の活躍ぶり。間違いなく作中で最も有能な人間でしょう。
 CGは心配する必要は全くありません。可愛らしくもエロいというラインは継承されるどころかやり過ぎなほどパワーアップしています。けしからん立ちCGというのはもはや十分に売りであると思います。ジャンル名にあるようにHシーンには複数のおっぱい差分が存在します。しんたろー氏の執念を感じますね。まぁ、逆に外見がとても可愛いヒロインだけに過剰すぎるエロさが心配になります。体験版の最後の挨拶でアヘ顔ダブルピースが、と冗談を言っていましたが、これがあんまり笑えないなと不安になりました。
 キャラクターだけでなく背景が丁寧で美しいのも変わっていません。やりすぎない程度に個性を感じさせる構図やデザインが配慮されているように感じます。まぁ、そうでないとシナリオ上で名所案内なんてしないと思いますけど。
 萌えゲーとしては安心の作りです。心配なのは個別シナリオへの流れが見えないことでしょうか。☆☆☆部の活動も退屈に感じそうな予感もちょっとあります。Hシーンから鑑みるに注目のJ・さいろー氏の担当は初咲雛乃でしょうか。収録されていたのが残り3人でそれがそこまでねちっこくもなかったからという消去法による判断ですけど。でも、貧乳キャラがいないからいつもの感じは鳴りを潜めているかもしれないからなぁ。
 何はともあれ発売が楽しみです。

 2012年11月28日(水)    テックジャイアン1月号
 「魔導巧殻〜闇の月女神は導国で詠う〜」エウシュリー:いつもながら凝ってそうな作りに感心します。マップ画面などを見ているとわくわくしてくるんですけど、問題はそれについていけるかだよなぁ。やること多いと色々と大変で、時間がかかってやる気を維持できなくなりそうで。過去作を知らなくても、とインタビューにありますけど、そのへんもネックだよなぁ。2013年春発売予定。
 
 「ぜったい遵守☆子作り許可証ぱらだいす!!〜嗚呼、素晴らしき孕ま世界〜」softhouse−seal GRANDEE:GRANDEEシリーズに早くも続編登場。GRANDEEタイトルは2本ほどスルーしていましたが(逆に言えば1本しか買っていないとも)、今回はデザインもなかなか良さそうで気になります。まぁ、上であんなことを書いておいて前作はプレイしていないんですけども。3月下旬発売予定。
 
 「この大空に、翼をひろげて〜FLIGHT DIARY〜」PULL TOP:あまりファンディスクを作らないPULL TOPには珍しい素早い展開です。しかし、個人的に好きなあげはさんはどうやらその他大勢扱いのようで。スルーは出来ないタイトルだけに悲しさもひとしお。値段もそれなりに高いだけにねぇ。1月25日発売予定。
 
 「ひとつ飛ばし恋愛」ASa Project:「恋愛0キロメートル」の次はここのブランドらしいちょっと変わったアプローチです。身近な相手のひとつ先がヒロインであるという。妹の友達、幼なじみの友達、姉の友達、従妹の子分(?)と見事なまでにひとつ飛ばし。問題になるとしたら間に挟まるキャラのデザインでしょうか。むしろ、こっちを攻略したいと思われたら企画的に台無しですからね。普段なら単純にファンディスクを期待するような流れが本作の場合はちょっとしょんぼりな流れになってしまいますよ。2013年春発売予定。
 
 「輝光翼戦記 銀の刻のコロナ-Fortune Dragon's−」ETERNAL:言わずと知れたファンディスク。そういや前作のファンディスクも放置したままだったなぁ(遠い目)。クローズアップされたキャラの名前を聞いた時に「ええと、どれだったかな」と思う時点で色々と詰んでいるような気がします。90時間近くもプレイしたのにねぇ。1月25日発売予定。

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