徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2004年9月4日(土)    下級生2その1
 「らずべりー」が終わって始めたのはいいものの、日記に書くタイミングがつかめずに気がつけばあっという間に一週間のご無沙汰です。2chを初めとしていたるところで祭になっているので黒い期待を込めて始めました。
 ま、私の主観で言うなら、知ってさえいれば柴門たまきの問題はそれほどでもないです。もっと心労が溜まるような劇的な演出を用意しているかと思っていたので。ホテル前で鉢合わせというのは「同級生」で経験済みですし(あちらは未遂ですが)、アレとは違って予備知識がなかったとしてもすでに情報としてゲームの中で得ているのでやはり衝撃は少ない感じ。私としては遊園地のイベントの方がこめかみにちょっとクる感じではありました。それでも主人公もたまきも何かにつけてHシーンで前彼と比較するのはどうかなぁ、という感じ。現実ならこれはかなりキツイし、別れる原因にもなりかねない。たまきは仕方ないとしても何も主人公までわざわざ口に出す必要はないような。
 最終的な結論、というか疑問としては「付き合っている彼がいる」と「世話焼き幼なじみ」の2つをなぜ合体させたのか。1作目で瑞穂やみこに比べて奈々の人気が低い理由は何か。もちろん、単純なキャラの魅力で抗しきれていないという事実はあるものの、最大のウィークポイントはやはり主人公以外に恋していたという事実でありましょう。しかも、一方的に憧れていただけでも厳しいというのにゲーム開始前から捕獲されているのではフォローするのも難しく。何より「ツーと言えば?」、「カーよね」というようなダイレクトな会話まで用意していながら彼は他にいる、では如何ともし難く。あと単純にコンプリートしてから間を置いて再びプレイした時たまきシナリオをプレイしたくなるか、という問題かと。私はあまりならないなぁ。
 今現在は1周目を終えて2人+ビッグのおっちゃんの3つのエンディングを見て、穴の開いたイベントを埋めていっているところ。エンディング後に結構、満足しながらCG鑑賞を見て唖然としました。だってちっとも埋まっていないんですもの。Hシーンを除けば明らかに埋まっていない方が多いという切なさ。まぁ、それを感じなかったあたりは私の鈍さを差し引いても良くできているという証左かとは思いますが。
 作り込みの細かさはさすが老舗と唸らされますが、中でも多様な状況に対して用意されたテキスト(ボイス)が素晴らしいです。ホント、よくもまぁ、というくらいに量があって驚かされます。お気に入りのキャラなんかはつい、楽しみになって色々なセリフを探してしまいます。
 ちなみに2人目は部活繋がりで白井夕璃。たまきに黒い期待を抱いていた当初は当て馬扱いでしたが途中からはすっかり立場が逆転していました。たまきの方は途中でシナリオ進行が止まることもあってすっかり義務感でこなしている感じでした。正直、たまきとは違って小さな会話のひとつひとつが楽しめるんでテンションが明らかに違うんですよね。イベントは序盤にたまきを重視していたせいで、川原の撮影を逃してしまい秋以降までサッパリ見られなかったのですが、それでも少しもつまらないとは思わなかったですからね。しかし、夕璃は恋仲になって一目散に突っ込んでくるようになってからよりも、主人公の前で自分の魅力にも気付かずくるくる回っていた頃の方がテキスト、CGとも可愛かった気がします。ついでに無邪気なエロさなんてものも。久しぶりに「下級生」の原画集を見ると門井亜矢氏の目覚ましい進歩が窺えて気持ちいいです。
 
 カラフルピュアガールが10月号をもって休刊。本当にお疲れさまでした。講読していた雑誌が消えてしまうのはやはり悲しいです。いつの日にか復活してくれたらね。

 2004年9月10日(金)    下級生2その2
 モンキーターンV10話。んー、やはりこのあたりがスタッフの最もやりたかったエピソードなんですかね。以前とは比べ物にならないくらい安心して見ていられますよ。このあたりからはずっと話が現在の連載まで続いている訳で、そう遠くないうちに追いついてしまうだろうからアニメ版をどうするか、に興味があります。連載ももしかしたら(作品内の)今年の賞金王くらいで終わりなのかもしれませんが、それでもアニメの方が早いでしょうからね。
 
 仮面ライダーブレイド31話。もう映画公開も明日に迫っています。それでも話が盛り上がってきた、とは冗談でも言えないのがブレイドの悲しいところ。スタッフはレンゲル問題を引っ張ることがどれほど面白さに繋がると思っているんでしょうか。中身よりも形(見栄え)から入る今の姿勢が変わらない限り平成ライダーの未来は暗いですな。今はクウガのDVDを見てブレイドとの違いにため息をついてます。どうして全てのレベルにおいてここまで違いますかね。なんか去年もこの逃避行動は行ったような気が(汗)。や、クウガを見ること自体は全然問題ないんですけどね。たいへん面白いんで。
 
 「下級生2」。2年目、つーか2周目終了。ここまで引っ張ったせいでまたしても1週間のご無沙汰です。2年目は華麗なる三股。これではたまきを責めることなど到底できません。その意趣返しって訳でもないんでしょうが、意図せずに見られなかったたまきの緑地公園イベントが見られたりしました。
 若井みさき。「○級生」シリーズのファンとしては友美や唯を思い出すシナリオでありました。友美に比べたらインパクトは全然薄い悪役でしたが。にしてもみさき先生の学園での格好はどうかと思いますよ。いくらなんでもラフ過ぎやしませんか。冬もなんだかなぁ。教師というよりツレかって感じですよ。個人的にはみさき先生について特に感じ入るところはありませんでした。残念なことに。まー、このシリーズってシナリオ本体は薄いんで仕方ないといえば仕方ないんですけど。
 高遠七瀬。ちまたでは死ぬほど萌えると評判のヒロインさんですが、個人的にはどうもイマイチな感じでありました。彼女は分類するならツンデレ属性に入るんでしょうが、その難しさというものを実感したような気がします。この手のキャラというのは序盤と終盤のギャップが良いというのが一般的で、大概のケースだと優しい面を主人公には見せていないというのが序盤の実態だと思うんですが、七瀬の場合は少数に含まれるであろう違うパターンなんですね。中盤以降、優しい面を見せてくれるようになる訳ではなく、明らかに変化してしまっていると。終盤になるともう完全な別人格というパターン。おとな進藤とやかま進藤くらいの差がある訳です。確かに恋愛することで変わるケースは現実でもままありますが、俺には以前のお前が良かったんだ、というのも残念ながら現実にあるケース。七瀬本人は変わったのではない、と言っていますが誰がどう見たって変わってますって。実際、執行部の連中だって(主人公がいない時に)七瀬の変化を普通に気付いてますし。ましてや主人公がいればそこがどこであれ七瀬はお構いなしなんですから。
 個人的に一番キツイのは七瀬が主人公に惹かれた原因は描かれているのに七瀬がそれを恋心だと気付くイベントがないこと。これがないのに反転衝動に襲われたほどの変わりようではね。良くも悪くもクールなところが好きだったので。せめて二人きりの時だけデレ状態になるのであればね。そういう意味では心理的な変化がハッキリ描かれている夕璃たんの方に魅力を感じます。それと「逆転裁判」のパクリ構図エンディングもどうかと思うデスヨ。
 沢村香月。つい、「さーむらさん」と呼びたくなるのは「家族計画」景ファンとしては至極当然の反応な訳で(意味なし)。それはともかく、ちびっこ教育実習生は実は感度抜群でエロエロというのは設定の勝利だと思います。小さなことにこだわり、いつまでたっても羞恥心を忘れない彼女は七瀬よりも魅力的でありました。
 
 lightの「ぬいぐるまー」が12月に延期。正直、もっと延期しても構わないのでシミュレーションパートをしっかりと作ってくださいませ。有り体に言えばバグが出ないように。面白ければなお良しですが。

 2004年9月12日(日)    下級生2終了
 モンキーターンV11話。今週は目まぐるしくシーンが切り替わるので原作を知らない人は逆にエピソードを削っているのではないかと思ってしまいそうな感じ。特にメンツが豪華なだけに。内容の方は前話分でも書いたように安定しているので不満も特にありません。
 
 仮面ライダーブレイド32話。前回は書かなかったんですけど、あのエセアンデッドが出てきてより龍騎っぽくなってきましたな。もう差の方が少ないんじゃないか、というくらいですよ。少なくともこの存在にはグッズ展開も関係ないと思うんだけどなぁ。ただ、映画の設定やそのプロデュースはなかなか巧いと思います。
 
 「下級生2」。3年目終了。よくわからないんですが、今回は早く終わりました。この3年目は絢爛たる四股。しかも、その中にはクリア済みの白井夕璃たんが含まれていたり。処女のままクリアできるかしら、という疑問をもって臨んだんですが、無理ですた。彼女だけクリスマスにリングを贈ったりして頑張ったんですがやはり。イベントは冬のものも発生するんですけどねぇ。
 堀出実果。ポスト真由美ってところなんでかね。や、たまきとその役目は半々かも知れませんけど。顔グロでないのがデザイン的な良心でしょうか。主人公も言っていますが風情がなさ過ぎますよ、彼女には。一緒に何をしていても白けることが多かったような気がします。改心(?)するイベントも転機としてはあまりに弱いです。主人公はほとんど何もしてないし。無条件で謝りに来るのもなんだかなぁ。
 平沢博子。メガネなんでスルーしても良かったんですが、設定にやや興味を持ってプレイ。しかし、予想以上に盛り上がりのないシナリオでした。ロボ関連の設定は全くと言っていいほど意味がないなぁ。恋心の変化は描かれている分だけ七瀬よりはましですけど、変化の幅が七瀬より大きいので正直、キモいレベルです。関係ないけど、正月に攻略していない状態の晴れ着姿の七瀬を初めて見ました。凛々しい晴れ着姿の七瀬は素敵でした。やっぱ七瀬はああでないと。
 井伏オキエ。イロイロ複雑ですな。私の場合、なぜか1年目に攻略もしていないのに夏休み前に本来3月6日に発生するはずのイベントが起こって非常に混乱してました。いざ攻略したら夏休み前にそのイベントは起きないし(もちろん、当たり前なんですが私は知りませんから)。そして夏休み明け、もしやとさえ思わない主人公に唖然。望までヒントをくれてるのにそりゃーないでしょ、って感じです。そのくせ、なぜか冬になると勘づく。普通は逆でしょう。時間が経つほど気付かないと思いますが。実際に声を聞いていない期間が増しているんですから。にしても、エンディングの彼女は髪型まで違って明らかにデザインレベルの別人。最初からそれでいてくれよ、と多くのユーザーが声を発したのではないでしょうか。オキエと比べてもエンディングな彼女の方が。
 横溝ふみ。メガネ教師につき謹んで辞退させて頂きました。メガネはいても1作品に1人で充分です。見た目的なデザインにおいても最も苦手なタイプ。勘弁してください。ということで「下級生2」も終了。ゲーム感想は近日中に。

 2004年9月14日(火)    オーガストファンBOX開始
 ひとまずミニシナリオ11本をクリア。正直に言うと色々と言いたいことあり。つーか、ですね、これを楽しめるのがオーガストのファンということなんでしょうか。非常に気になります。
 確かにテキストレベルは本編そのまんまではあるんですが、こうしたシナリオ集になると到底、看過できないレベルに映ります。率直に表現すれば面白くないんですよ、ちっとも。それどころか、そのシナリオの目的さえようわからないものがあるくらいで。ホントに不思議なんですが、オーガストのファンの人たちはこのシナリオを面白く感じているんでしょうか。や、掛け値なしに不思議なんですよ。
 せっかくなんで順に感想を。
「王国の平和な午後」
 唯一、選択肢のあるシナリオ。他に存在しないことからもなぜ、このシナリオだけ選択肢が用意されているのかは謎。選択を間違えるとHシーンが見られなくなり、山もなければ谷もない、ついでにまともなオチもない謎シナリオに変貌する。「プリホリ」を扱ったシナリオでフィーとレティの3Pあり。とこう書くとよく見えますが、全体を眺め渡すと2人をひとつのシナリオに押し込んだようにも見える。あまり関係ありませんが鳥居花音さんの声を新作では久しぶりに聞きました。
「暗闇のアスリート」
 「はにはに」中編シナリオ。Hシーンはないが当該ヒロインは茉理という設定の模様。しかも、本編のアフターストーリーではなくアナザーといった感じ。個人的にHシーンのないシナリオというのは主人公と全ヒロインの距離は(好感度がどうであれ)等しくあるべきではないかと思います。それがファンに対する最も賢明な姿勢ではないかと。Hシーンがある場合は仕方ないですけど。
 内容の方はかなり駄目駄目で義務感のみが私を支えてました。何を狙ってこのシナリオ書いたのかなぁ。
「兄貴、兄さま、お兄ちゃん」
 「はにはに」ショートシナリオ。いわゆるお約束。それは構わないのですが、慣れない芸風には色々とぎこちなさが見えると。もっと勢いだけでがーっと書いてしまった方がいいのではないでしょうか。
「黒い瞳のストレンジャー」
 同じく「はにはに」ショートシナリオ。これも書いた理由が全くわからない。CGがある訳でもないし。もしかしてタイトルの思いつき先行?
「りんご亭変化」
 「プリホリ」ショートシナリオ。北都南さんは偉大です。ただそれ一点のみを謳っているシナリオ。でも、属性はもっとあった方が良かったと思います。
「なぜなに蓮美台学園」
 「はにはに」Q&A。本当にこんな質問があったのか知りませんが、その内容からやる価値があったかどうか疑問。ついでにトークはさっぱり面白くない。
「百度も夢に見た街で」
 「バイナリィ・ポット」中編シナリオ。これまた一体何が言いたいのか、何のために書いたのかわからないシナリオ。「ワールドは紆余曲折の末、復興しました」、その一文さえあれば充分なような。ファンはこれが嬉しい、のかな?
「遥か遥か遠い国の」
 「はにはに」と「プリホリ」キャラのコラボシナリオ。やはり意味がよく分かりません。このシナリオで何を訴えたいのか。やはり思いつき先行に見えてしまいます。
「袴姿に着替えたら」
 「はにはに」いいんちょシナリオ。全11本の中では最もましなシナリオ、かなぁ。しかし、恐ろしいほどに予定調和なのでそのへんが気にならなければ。ただ、いいんちょのCGはどれも立ちCGのそれとはかけ離れているというか、少なく見積もっても1〜2年は前の姿じゃないかという感じがします。待望の人にはHシーンが1回しかないというのも不満ではないかと。
「渋垣家で夕食を」
 「はにはに」美琴アフター中編シナリオ。Hシーンのために、ではなくエンディング後にちょっといい話を盛り込もうといった主旨で描かれているのでHシーンは極めて普通。こういったエピソードの方がオーガストの主たるユーザー層には受けがいいんでしょうか。やはりよくわかりません。
 「めぐる季節」
 「はにはに」保奈美アフター中編シナリオ。あとは全て同上。
 
 11本という言葉のイメージからすると随分と薄い印象を受けました。またオーガストファンBOXというタイトルには相応しくないラインナップではないでしょうか。なにせ11本の内訳は「はにはに」7本、「プリホリ」2本、「バイナリィ・ポット」1本に特殊1本ですからねぇ。需要がそれに集中しているなら素直に「はにはに」ファンBOXではいけなかったんでしょうか。Hシーンも11本中4本しかないですからねぇ。ついでにある意味の個人的な最大の懸念、べっかんこう氏の絵はやはりエロくないような。「プリホリ」の時はそれなりにエロく感じたのですが。絵柄の変遷期なんでしょうか。
 
 ソフトハウスキャラが新作「南国ドミニオン」を発表。本来なら大いに喜ぶところなのですが、発表された内容には素直に喜べなくて。無人島ものというのは某ゲームを思い出すとはいえ別に構わないのですが、なぜか原画が綾風柳晶氏という謎。ソフトハウスキャラと言えば佐々木珠流氏であるのにサブ原画ってどういうことデスカ?
 これが作品ペースを年2本に固定するために佐々木珠流氏の負担を減らす処置、言い換えれば1本の充実度を図るため、ならばいいんですけどまさかメインからサブへの降格じゃないですよね? それだけはホント、勘弁して欲しいです。正直、買う気なくなる可能性大なんで。
 発表されているヒロインの顔はほとんど同じに見えるなぁ。もし、エロを求めての外注ならもっと適任者がいるような気がするんですけど。

 2004年9月19日(日)    始めてしまったランスYが運の尽き
 モンキーターンV12話。えーと、なんだか不思議です。優勝戦に向けて盛り上がるはずなのに盛り上がらない。原作と特に違う訳でもなし。なんででしょう。違うといえばありさの「でも舟券はたぶん買ってないわよ」というセリフが削除されたのは残念でした。
 今回の出来とはあまり関係なく感じたことは、例え作品世界とはいえ積み重ねる歴史は重要だ、ということ。今回も青島が洞口からプロポーズを受けるシーンの回想がありましたけど、私にはどうも違和感がありました。アニメは研修所時代をカットしていて、その後も週刊誌を遥かに上回るペースで進んでます。だから作品内で既に4年(研修所時代を合わせれば5年)以上が過ぎているとは到底思えないというか、もっとハッキリ言えば青島に成長が感じられない。原作では髪型を初めとして少しずつ変化してきているが、アニメにはそれがない(制約もあるのでしょうけど)。今さらですけど、やはり研修所時代をカットしたのは失敗としか思えないです。主要キャラはここに凝縮されていますから。
 
 仮面ライダーブレイド33話。盛り上がらないといえば、こちらはモンキーターンVの比ではありません。何を伝えたいかがまるでわからないので展開に燃えるなんてことがありえない。目的意識なく綴るストーリーが面白い訳がない。そんなことくらい知っていると思いたいですがねぇ。
 次に何が起こるかわからないという状態は一見、面白いようですが、そこに前に進むか後ろに戻るかまで含まれていると話は変わってきます。後ろに戻ることをアリにしてしまうとそれまで積み重ねてきたものを簡単に失ってしまうんですね。総集編の作り甲斐のない作品というのはストーリー的に面白くなることはまずありえない。ついでに記憶にも残らない。悲しい連鎖です。
 
 「オーガストファンBOX」。プリポンのストーリーモードをクリア。リーフの「アルルゥとあそぼ!!」内のり〜ぽんに続いて今年2本目のぽんじゃんであるせいか、もう一歩面白く感じませんでした。まぁ、単純にり〜ぽんの方が面白かったというそのものズバリな理由もあるんですけど。
 簡単に比較していくと作り込みの違いを一番に感じます。例えば難易度。り〜ぽんでは負けることもありましたが、プリポンでは負けることなくエンディング。苦戦したこともあるんですけど(ラスト2人)、どうもそれまでのペースであと1回上がられると負ける、というところまでくると攻めが甘くなるような。追い詰められてから2連続で400点とか上がられるとねぇ。助かったというよりはすごい拍子抜け。
 また、り〜ぽんでは対戦相手(作品)毎に異なる牌と役が用意されていましたが、プリポンでは全て同じ。これでは飽きやすく感じても仕方ないかと。それでも役ごとにカットが用意されてているのは好印象。終わったあともカット集めのためにプレイしたくなるかもしれません(しなかったけど)。
 あとはここでも目立つ作品の不平等さ。「はにはに」と「プリホリ」はフルメンバーであるのに対し「バイナリィ・ポット」だけ優希一人だけですよ。これじゃいくらなんでもあんまりです。つーか、こんな差別をするなら「オーガストファンBOX」なんて名前にしなければいいのに。
 まぁ、リーフと比べてはあらゆる意味で気の毒かもしれませんが、センスや地力の差というものが見えてしまった気がします。こんな些細なミニゲームひとつとってみても。
 
 「ランスY」。本来、「下級生2」のゲーム感想を書かなくてはいけないのですが、先週日曜以降、どうも体がだるくてそんな気になれず「オーガストファンBOX」なら気負わずに遊べると手を出していたんですが、それで復調の兆しが見えたところで始めてしまったのが、タイトルにも書いたように運の尽きでした。
 とにかく面白い。猿のようにはまり込んでプレイしている始末。もともと付録である「ウルトラ魔法少女まなな」目当ての購入で、原画も昔とは違うし、とあまり期待していなかったせいもあるんでしょうけど、それを差し引いてもかなり面白いです。楽しすぎます。まぁ、冷静に分析すれば「下級生2」も「ランスY」もエロゲ界においてはオンリーワン的ジャンルであるというのが大きく影響しているんだと思いますけど。それでも楽しいものは楽しいのです。
 3Dダンジョンは最初こそ面倒だなー、と思いましたが操作方法もかなり考えられていて今ではマウスオペレーションでもほとんど気になりません。ただ、良いグラフィックボードを持っていればなー、とは思いますけど。これがもっと綺麗に、もっと早く、とか考えてしまうと散財の危険が。
 ストーリー的にはレジスタンスを影から操って任務をこなすというあたりがシステム的な面白さとも結びついてかなり良い感じ。ズバリ、このあたりに中毒性の肝があるのではないかと。ただ、私は昔からシィルを特別扱いするランス君とは意見が合わなくて、そのあたりだけは苦しんでます。それと今回のランス君は「鬼畜王」あたりに比べるとただでさえ高いとは言えなかったIQがさらに下がっているような気がして未だに困惑中。語彙が非常に貧困なのはとても気になります。つーか、出す時に「とーーー」とか言う人はさすがに萎えるでしょ。どんなヒーローですか、一体。
 戦闘は気力(SP)制の導入でなんだか年末の「大番長」から続いているような錯覚を覚えます。まぁ、慣れさえすれば大所帯ですからそれでいいと思いますけど。基本的には経験値も平等だし。ただ、前衛と後衛を自由に移動するくらいはさせて欲しかったような。その方が戦術とか広がりが出ると思うんだけどなぁ。キャラ的には溜めずに強力な力を行使できるセスナさんがお気に入り。アイテムとかかなり優遇してます。もうちょっとくらい依怙贔屓できるといいのだけれど。
 今のところ、気になっているのはプレイスピードによって「鬼畜王」の時のように展開に差が出るのではないかという点。(もしそうなら)RPGなんだからもうちょっとノンビリ遊ばせて欲しいです。

 2004年9月26日(日)    ランスY継続中
 仮面ライダーブレイド34話。今週知った驚愕の事実。各ライダーはそれぞれ自分のマークと同じ(ブレイドならスペード)カードしか持っていない。ライダーは基本的に倒した人間が封印カードを取得しています。もしかしたらアンデッドがどのカードに属しているのかわかるのかもしれませんが、それを示唆するようなシーンはありませんし、そもそも倒す時に譲ったりしているような時もありません(たまに例外はありましたけど)。つまり、ライダー達は偶然に自分のマークのカードばかり取得してきたと。ありえねぇ。どう考えたって確率的にあり得ないでしょう。13枚しかカードを持っていなくてそれが全てスペードなんて。それとも、もしかしたらカメラが回っていないところでは4人のライダーがこそこそトレーディングしているんでしょうか。想像するとかなり笑えるんですけど。最後にロイヤルストレートフラッシュとか言ってましたけど、スペードしか持っていないんじゃほとんどの役は作れないような。ワンペアさえ。つーか、好きなカードを使えるんですからイカサマでは。
 
 「ランスY」。すいません。このタイトルにかまけているためにサイトはすっかり開店休業状態。来てくださっている方には本当に申し訳ないです。そればかりか本タイトルに集中しているせいか、わざわざ出かけながら「神樹の館」を買い忘れる始末(いくら用事が多かったとはいえ)。今日再び行ってみたら売り切れと悲すぃ感じ。今度、秋葉に行ったときに買いますか。
 閑話休題。
 サイトを放置していたおかげで進行度はようやく半分を過ぎました。塔を巡る攻防が終わっていよいよ事態が混沌としてきたところ。それにしても、ガンジー王とリズナの再会はあっさりしすぎ。ここまで引っ張ったのだからもうちょっと効果的な再会を演出して欲しかったですわ。
 それにしても、その2。カクさんは一体いつまで出番を封じられているのやら。せっかくの戦力がもったいない限りですよ。せっせと才能限界を促しても使えない奴らばかりだというのに。そんな中においてセスナたんだけは補欠組とは思えない活躍ぶり。渾身の一撃が若干、当たりにくくなってきましたが、それもカロリアやかなみに痺れさせてから狙えば全く問題なし。相変わらず驚異的な数字を叩き出します。これを上回るのは志津香の白色破壊光線がうまくはまった時くらい。よってサーナキアが加入した時に勝手に追い出されて個人的に大激怒。アイスフレーム本部ならともかくダンジョン探索中にですよ? ランス君には勝手なことをするな! と言いたかったです。本作はホントにシンクロ率が低いよ。
 現在、プレイしていて最も面倒なのは才能限界のケア。お気に入りのセスナたんはともかく、使えない奴らの世話はとにかく面倒くさい。そのために迷宮に入るのも。なんだか爆弾処理をしているかのようで「ときメモ」や「センチ」を思い出します。おまけに使えるキャラほど簡単には能力限界を越えさせてくれない。ロッキーなんて順調に成長していれば充分使えるのに才能限界のせいですっかり取り残されていますよ。次はカロリアやかなみが怪しくなってきたしなぁ。
 物語はこれからいよいよ盛り上がってきそうでますますゲーム感想が遠くなりそうですがなんとか頑張ろうと思います。もしかしたら書きやすい「オーガストファンBOX」の方を先に書くかも。

 2004年9月27日(月)    ランスY継続中その2
 昨日から少しで事態は急転。通い慣れたアジト付近の森へ行けなくなりました。3種の玉を集めるのに最適だったのになぁ。いずれ復活するんでしょうか。つーか、今のままでは復活してくれないと困ります。秋の森なんかじゃ集めづらくっていけません。
 メンバーにも大きな変化が起きました。お気に入りが総じていなくなり、アイテムもそのまま持っていかれてしまったのでとても困っております。カクさんも待望の復活を果たしたのですが、なぜかいきなり才能限界。おまけに事実上のNPC扱いなのか、イベント欄に何も出ません。ああ、このいくら戦ってもレベルアップしない状態のストレスの溜まることといったら。筆舌に尽くし難いとは、ちと大袈裟にしてもやはりツライです。お気に入りでなければ全く気にしないんですけどね。
 大きな変化はウルザにも現れてめでたく真・ウルザ(仮名)になりました。しかし、リハビリというかイベントの経過を考えるといくらなんでもあれは無理がありすぎるよなぁ。戦闘できるレベルにまで下半身が戻るには最低でも半年近くはかかると思いますけどねぇ。実際、歩行訓練さえしていなかったのに。正直に言えばスーパーサイヤ人の力に目覚めた、なんていうようなトンデモ説得力を用意した方がよほど受け入れやすいデスヨ。なんか顔や髪型まで変わってるし。個人的にはアルクェイドを思い出しました。雰囲気がよく似てます。
 事態が大きく動いて大物キャラが一堂に会するようになると本作のランス君の駄目っぷりが激しく浮き彫りになってきます。もうなんというか、小物の出る幕じゃないという感じです。思えば「鬼畜王ランス」はその行動をもってして最大の説得力としてきた訳ですけど、今回は悲しいほどそれがない。加えて更なる馬鹿(というか幼稚)になっているのではプレイヤーの投影相手としてあまりに相応しくない。アリスさんにはもっとよく考えて欲しかったですわ。ランス君は思惑こそ違えど常に結果を出し続けてきたからホサれずに済んでいただけで今回みたいなのは本当に取りかえしがつかない。責任転嫁する時だけ頭の血の巡りが良くなる主人公なんて嫌すぎますよ。それでも、世界を滅亡の淵に追い込んでも、ウルザを立ち直させることができたならランス君的にはOKかも知れませんが、実際に彼女を立ち直らせたのはダニエルでランス君は都合よく勘違いしているだけだしねぇ。ホントに駄目ですよ、今回は。
 
 来月は期待度的に微妙なタイトルばかりが並んでいて、どうも気分的に盛り上がるものがありません。ライアーソフトの「ANGEL BULLET」なんてもう今週ですけど気分としてはまだずっと先という感じがしています。もちろん、「ランスY」が非常に面白いという理由もありますけどそれにしても、という感じ。HERMITの「ままらぶ」も原画に一切の興味が持てないのが響いてます。丸戸史明氏の作品なんで買いたいところですがどうにも熱意が不足している感じ。Burstonの「インクルージョン」も上に同じくといった有り様で本当にどうしたものやら。あとは本当に発売されるならたまソフトの「LOST CHILD」はかなり気になってます。ただ、特撮的なお約束はあまり期待しない方がよさそうですけど。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。