徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2006年9月1日(金)    よつのはDVD開始
 もう2日前の話になりますが「たまたま〜となりの彼女は声優のたまご。たまたま生まれた恋のたまごが…」のゲーム感想をアップしました。なんか文章の幅がえらいことになってます。タイトルの幅によって本文の幅も決まるのでこんなことになるんですが、サブタイトル長すぎだろう、と。
 結局、どうにかNo.2エンドも確認しました。Hシーンがひとつでも増えたのは僥倖というべきなんですかね(あらぬ方を見ながら)。たった二つしかないのにルート分けんなよ、と思う私はわがままでしょうか。
 うーん。デビュー作とはいえボリューム少なすぎ。これで8800円ですか。思わず値段を再確認してしまったですよ。
 
 「よつのはDVD」。まだ始めてほんの少し。ところでフルプライスなのね、コレ。追加要素はほんの少しなのにねぇ。
 幼馴染みたちとの学園思い出探しというのはなかなか面白い題材だと思います。ただ、過去編である3年前がリアルタイムではほぼゼロで後から回想するだけ、ってのはどうかと思います。せめて最後の一日くらいはキャラ紹介もかねてやるべきだったんではないですかね。その上で幾つか伏線を張って現代編を進めれば効果も色々と倍増したと思います。現状ではタメがないまま進めているので驚けないんですよね。3年間で変わっていないことにも変わっていることにも。何があっても「はぁ、左様ですか」って感じになってしまうので。
 評判にして目当てである猫宮ののさんはたいそう可愛らしいです。関西弁のしっかりロリさんはいいですねぇ。普通に和みますわ。その存在感ゆえに他が食われるのもわかります。声優の演技がいいこともあって(関西圏の人にとってどうなのかはわかりませんが)ベタなキャラは完全に引き立て役になってしまっています。ところでマニュアル表紙ののんさんが妙に犯罪くさく見えるのは仕様でしょうか。一体どういう状況なんだか。
 他に気になるのはSDカットやカットインっぽく入るカット(これが追加CG?)。明らかに立ちCGとは異なる原画家が描いている上に塗りも全く違うのでキャラが別人に見えてしまうのはどう考えたっていかんと思います。
 
 アトリエDの「個室病室」が10月6日に延期。これは個人的にとても残念。どうせなら9月29日のどれかが延期されれば良かったのに。スケジュール的にはより詰まってしまいましたよ。どうか積みゲーが増えませんように。

 2006年9月3日(日)    よつのはDVD継続中
 仮面ライダーカブト31話。なぁっ!? ってなリアクションをしてしまう話でした。スタートからとんでもない勢いで死亡フラグを立てていくひよりさんがとても恐ろしかったです。しかし、これまで伏線らしい伏線はなかったですよねぇ。あの描いている絵本くらいですか。他には作品内ではないけれどオープニングの映像くらい?
 写真の謎はまだ不明ですが、これをひよりが手にするまでの流れは不自然すぎですよねぇ。樹花さんや、掃除はどうしたんですか。塾の直前に始めんなよ。
 一方で剣くんに関する話はセリフ回しが微妙な印象。巧みに確定的な答えを避けているように聞こえました。やはり単純に正体はワーム、ってだけではなさそう。
 
 「よつのはDVD」。現在3周目途中。
 もしかしなくとも本作は攻略順が決まっているのでしょうか。1周目はいつの間にか柚ねぇであったし、3周目は端からのんさんが決まっていたようなんですが……。
 1〜2周目は柚姫衣織。
 率直に言ってキャラ的にうざく、原画が不安定であるのはきついです。妹のような姉というのは普通にタチが悪い。典型的な胸が大きい=脳に栄養が足りないキャラであるのもツライ要因。そして、声が草柳順子さんであるのはもはやトドメの域。こういう時ほど原画の重要性を痛感します。ああ、全てを誤魔化すほどの絵の魅力があればねぇ。
 シナリオ的には過去の比重が大きすぎるのが気になるところです。や、ゲーム的に重要だからある程度までは構わないのですけど、決定的なところまで描いてしまうのはどうかと思います。現在がエピローグに過ぎないのでは気分的にまるで消化試合のようですよ。つーか、ここまで結果が出ていてそれを知っているのに、よく他のヒロインは律儀に来たよなぁ、と。なんか白けそうデスヨ。
 オチの部分では設定に疑問というか穴を感じずにいられません。バツイチの人がプロポーズしてもらうために娘を置いていく、ってどういうことですか。普通に意味がわからない。しかも、その時点で相手は学生ですよ? 両親のことが書かれていないからわからないけど、どうやって生活していたんでしょうか。
 そして、始まる謎のIfシナリオ(2周目)。これは本気でわからない。一体、何のためにこんなのをいれたのか。意味があるとも思えない。最後が一緒になってしまうのだから尚更です。これなら過去なりエピローグなり充実させる箇所はいくらでもあると思うのですが。
 それとねー、企画の根幹に係わることだから言ってはいけないのかもしれないけど、3年間会えない理由ってなんですか? 会いたくても会えないようには見えないのですが。少なくとも年に一度くらいは余裕で会えそうだよねぇ。

 2006年9月4日(月)    よつのはDVD継続中2
 3、4周目は猫宮のの。
 世間の評判通りのんさんは素晴らしいです。面倒見が良くて気配り上手。料理がうまいみんなのおかーさん。でも、身長140センチでバストサイズはAA。のんびり関西弁は和みますなぁ。榊原ゆいさんの演技がまた良い感じ。神坂春姫@「はぴねす」とはまた違った演技をみせてくれています。
 シナリオは何の変哲もないオーソドックスなところが逆に新鮮です。ただ、状況に対する幼馴染みたちのそれぞれの対処が書かれているだけなんですが、それが自然にキャラを表現しています。
 気になるのはルートによって過去が改変されてしまうことですかねぇ。のんさんルートはウェイトが現在にもあるからまだいいんですけど、柚ねぇルートみたいに現在が始まった時には外堀はおろか内堀まで埋まっているのはちょっとねぇ。それでいて序盤の出だしは同じな訳ですから違和感も出て来ようというものです。
 4周目はまたちょっと違った設定で。
 柚ねぇシナリオよりはましなものの、そこにどれだけの意味があるかと問われれば正直なところ疑問です。のんさんの場合、3年前に告白が成立していればもっと学園でHができましたよ? という本人の主張(?)から始まっているのですが、3年前のHシーンはひとつだけなんですよねぇ。現在においては別に幾らでも水増しはできますからわざわざ別ルートにする意味はないですしねぇ。よーわかりません。何が狙いなの?
 昨日書いた3年間会えない理由は本シナリオの場合どうにか用意されてました。かなり、というか相当に強引ではありましたけど。
 本作は出番が少ないながらサブキャラがいい味出してます。変質者みたいな外見の山本先生はその時と場合を考えない発言が素敵でいいアクセント。悪友の見本のようなボンは憎めないだけでなく、さり気なく色々と気遣いしてくれるとてもイイヤツ。トモ兄は主人公の兄でスポーツ新聞を読んでセクハラかますコミュニケーション不全っぽい人間ながら、のんさんの料理の師匠にして、決める時は地味に決める家長。ちゃんとボイスがあるあたりも好感度高いです。
 
 propellerの「はるはろ!」コミケバージョンのデモを見る。なかなか耳に残る旋律の曲であったが登場人物が多すぎるためにほとんど紹介だけで全てが終わっているあたりに苦笑。製品版というか宣伝用のデモはもっと思い切った方がいいと思います。
 
 ビタミンの「いじってプリンセスFinalRoad」のデモを見る。見終わった後、何かを期待していた自分に気付いて苦笑。明らかに正しい鑑賞の姿勢ではなかったと思います。この手のゲームに対して。
 
 PCエンジェルの「おたく☆まっしぐら」のインタビューを読んで期待値がやや下がる。エロゲー1年生向け(意訳)とか書いてありますですよ。いくら観光地化しつつあるとはいえ、そういうところにアピールするタイトルがこれですか。
 田中ロミオ氏は企画に対して後から入ってきただけらしい。自分から考えた企画でなければ標準クラス以上を望むのは間違っているかもしれない。
 >何十回もゲームオーバーを味わうような作りに
 勘弁してください。それがライトユーザー向けの難易度調整なんですか?

 2006年9月7日(木)    よつのはDVD終了
 5〜6周目は天地祭。こうしてフルネームで見ると一見、人の名前とは思えませんね。どこの地方のお祭りか学園祭ですか、という印象です。
 祭さんは基本的に良いキャラだと思うのですが、その基本を外れるとかなり怪しいキャラとしての側面を見せてくれます。主人公たち幼馴染みとは強気に喋るがそれ以外に対しては日本語にすらならないというのはさすがにどうかと思います。というか、よくこれで優等生になれますねぇ。テストの点数だけではそう呼ばれるのは難しいですよ。ま、普通に社会不適応なのではないですかね。ある意味、落差の激しい内弁慶なのかも。
 シナリオは良くもなければ悪くもなく、というところ。5〜6周目と考えればまぁ、必要十分かもしれませんが、基本として過去が改変されるゲームですからねぇ。柚ねぇとのんさんがほぼスルーというあたりにライターのいい加減さを感じます。特に現在の描写が酷いです。再会2日目はどこかに行ったまま帰って来ず、主人公と祭はその間に問題を解決してしまってエンド、というのはどうなのかと。2人いらないじゃん。
 それにいくら祭の人見知りが激しいからといって3年ぶりに会った幼馴染みに向かって言うセリフが「本当、ウザい」というのはねぇ。理解を示せ、というのが無理な話です。案の定、全然伝わってないし。
 そして、やっぱり3年間に意味はなかった。だからどうして3年後なんでしょうねぇ。3年後でなければ会えない理由はなさそうなんですが。
 7周目は雪亜凛沙。
 これまでとは全く趣が違います。現在において頻繁に3年前を思い出す、というスタイルではなく、3年前を現在としてそのまま進めるというスタイル。要は普通のゲームと同じ。最後である彼女がなぜこうした構成なのかはよくわかりません。そもそも設定に個性以上の意味づけはなさそうに見えるんですよね、このゲーム。取りあえず、こういう風に作ってみました、という感覚をとても強く感じます。
 シナリオ単体で見ればそれなりに。おどおどしていながら嫉妬深いあたりはなかなかに見応えがありました。状況どころか自分さえろくすっぽコントロールできない様は素直に可愛らしいです。ただ、過去が改変されてしまうゲームでは伏線がうまく機能しないのがもったいないところ。他のシナリオで亜凛沙の名前が出ても意味がないんですよねぇ。
 CGは3年後がとても微妙です。立ちCGはきちんと大人っぽくなっているのにイベントCGはむしろ幼くなっているという怪奇現象が起きています。そして、エンディングはさらにさらに幼くなっているという恐ろしさ。なんだかねぇ。
 
 ビタミンの「どうして? いじってプリンセスFinalRoad」が10月6日に延期。全くもって問題なし。どのみちこの日付まではプレイできないでしょう。一度に買うか二度に分けて買うかの違いでしかないです。やはり「個室病室」のほうがね。
 
 propellerの「はるはろ!」が11月24日に延期。…………。もうなんつーかねぇ。本当にここのスケジュール管理はどうなっているのかと。ぜーんぜん出る素振りがない中での延期ならともかくねぇ。もう雑誌にもすんげー小さくしか扱われなくなってしまいましたね。出る時にはどこか特集してくれるのかなぁ。

 2006年9月11日(月)    何度目か忘れたとらいあんぐるハート2その1
 仮面ライダーカブト32話。なんか今回は本作のターニングポイントという気がします。ワームに対して情け容赦のない、天の道をゆき総てを司る男が葛藤することなくワーム(ひより)を助けてしまうのとはね。先週、命乞いしていたワームとどこが違うのかと聞きたい。自覚がなければオーケーなんですかねぇ。剣くんは自覚なく人を襲っていたようだし、ひよりが違うと言いきれるのか。そもそも天道がなぜそこまでひよりを守る気になるのでしょうか。出会った頃はただのワームでしょうに?
 ところで、その時の天道少年がどう見ても外人なのはどういうことなんでしょうか。両親と写真を撮った時は間違いなく日本人だったのにねぇ。一体何があったのやら。
 当然のように浮上してくる疑問は樹花には何か隠されているの? ということ。今回のエピソードからしても(写真に写っていないので)妹ではなさそうですが……。
 仮面の男は天道というオチ。つまり、同じ世界の同一時刻に同じ人間が2人以上、同時に存在していて構わないSF設定なんですな。まぁ、間宮麗奈もそれを示唆するようなことを言っていましたが。私は当たるはずのない希望として矢車さんだったらいいなぁ、とか思っていました。ああ、加賀美くんでも良かったかもしれません。最近は不幸度がどうも足らないので。
 
 「とらいあんぐるハート2」。無印版から数えてもう何度目か覚えていませんが、またやりたい熱が高まってきたので速攻インストール。こういう時にも痛感するんですけど、やっぱり修正ファイルはない方がいいよねぇ。面倒くさい。1人目は仁村知佳。
 ああ、やはり名作は何度やっても面白いです。わかる人にしかわからないタイプのゲームだけれど、わかる人には本当に最高峰ゲームのひとつですわ。これをプレイしていると多くの作品のテキストがいかに地に足がついていないかがわかります。日常のほんの些細な会話ひとつとっても、そのキャラクターしか言わない答えが返ってくる。そのありがたみ。その嬉しさ。その心地よさ。会話が世界を固めていると言っても過言ではありません。
 キャラクターが生きていると声優の演技だってひと味もふた味も変わってきます。同じ声優であってもそのキャラでしか出てこないイントネーション、言い回しが耳に残ります。ネタっぽい会話でなくとも笑いを誘われる会話でなくとも、繰り返し聞きたくなり異なる選択肢も選んでみたくなる。そんなやりとり。
 加減をわきまえた無駄で他愛のない日々が降り積もるように大切なものを形作っていきます。絶対的な出来事(イベント)はほんの少し。あとは無駄とも思える日常ばかり。でも、それが全ての糧になる。生き方さえ決するほどの力強い意志を生む源になる。
 久しぶりにさざなみ寮の空気に触れて改めて思いました。「この青空に約束を−」に感じていた物足りなさの正体はこれなんだ、と。もう少し無駄(とも思える日々)を許容する余地がつぐみ寮にもあればねぇ。あとプレイヤーと主人公の距離をもうちょっと縮めてくれたら、とか。
 閑話休題。
 知佳ぼーの場合、真雪シナリオとリスティシナリオと全てを足して完成、という感じなんでこれ1本だけ見ると終盤はやや駆け足だし、説明もちと足りていない。それでも彼女の人生を賭けた問いに対して自ら答えを出す場面は実に凛々しく見応えがある。欲を言えば都築氏が原画を描いていればなぁ、と思いますが。主人公だけではどうにもならない、本人が答えを見つけるしかない問題が用意されていることも好感度高いです(やり過ぎると「3」のように主人公が主人公でなくなってしまいますが)。
 他にはテレパス少女に対する告白としてこれ以上、格好良いものはないでしょう。心を自ら読んでもらう、という昔からたまに使われる手ですが、これを上回る妙手がない限りは奇麗事だろ、という側面はあってもやはりこれかな、と。渾身の勇気を振り絞って、ではなく全ての想いを持って、なのがこの作品らしいですが。
 
 先日、秋葉原にてEdgeworth BoxのMU-6さんにお会いしました。まさかこんな日が来るとはサイトを開設してから今年になるまで思いもせず。長生きはするもんだねぇ(突然、老人のように)。
 終始、緊張が抜けきらず会う前に考えていたのとはまるで違う話をしたりして、後から軽くへこんだり。そんな私に呆れることなくMU-6さんは長々と付き合ってくださいました。
 本当にあっと言う間に数時間が過ぎてしまって気がついたらファミレスから見える景色は暗くなりかけていました。追加メニューをオーダーするなんて発想はすっぽりと抜け落ちていたくらいで。
 とても楽しい時間でした。どうもありがとうございます。

 2006年9月15日(金)    幼なじみとの暮らし方開始
 まだ始めてほんの少し。ファンディスクと言っても思い出探しADVから同棲ADVへと大きく変わった訳で。アプローチの方向性も変わっているのでキャラクター以外は全然別のゲームと言ってよろしいんじゃないかと。
 最初からイチャイチャし倒すと溜めが足りないというか、ありがたみが薄くなるからかお邪魔キャラを配置しています。前作でも名前だけ出ていた従姉妹さんが。これがアクセントとしては狙い通りいい味を出しています。しかし、バランスの問題なのでやり過ぎると逆効果。終わった時にどうなっているかはわかりません。
 従姉妹さん以上に正体不明なのが主人公の大学の友人。容姿的にヒロインであることはあり得ない(そもそも本作でのんさん以外のヒロインは必要ない)のですが、そうなると何のためにいるのか、というあたりがよくわからない。イベントのきっかけとかそんなのでしょうか。あまりお邪魔キャラっぽくは見えないんだけどなぁ。なにより2人もいらないと思うし。
 1人で看板を張るだけあってのんさんの可愛らしさは突出してます。少々、属性が違っても問題なく引き寄せてしまう、それくらいの魅力を持っています。今回、特典本で明かされたんですが、ほんわか関西弁「のの弁」が生まれた経緯はなかなか面白かったです。榊原ゆいさんがいなければのんさんというキャラクターは生まれなかったんですねぇ。まさに生みの親ですよ。
 
 DepenndSpaceさんが更新再開。日曜から更新が止まっていて影ながら心配していましたが、入院なんて事態になっていたようで。取りあえず更新可能になったらしいことは一安心ですが今後が心配です。どうかお体に気をつけて下さい。
 それにしても今週はいかに自分がDepenndSpaceさんに頼っているか思い知りました。ホント、ありがたいです。

 2006年9月17日(日)    幼なじみとの暮らし方終了
 仮面ライダーカブト33話。先週に感じたターニングポイントというのは間違っていないのかも。今週はその後編、ってな感じのエピソードでした。
 エリアXから海岸にワープしたのは何かそういう仕掛けが働いている、ということなんでしょうか。海岸に転がっていた三島さんといい、よくわかりません。何かあったはずなのにハイパーゼクターは無事だしなぁ。そもそも一連の行動は三島さんの独断なんですかね。
 新キャラ高鳥蓮華さんはなんかテコ入れ要員かと思ってしまうようないきなりの出現と目立ちっぷりです。糸使い描写はなかなかの格好良さ。相手が影山だとギャグにもなるのが素敵です。性格の二面性もメリハリがしっかりしていて好感がもてます。料理を食べたことがない、ということでやはり天道の味方になるのでしょうか。
 もはや役割として求められつつあるのではないかという影山の半端なコウモリぶり。一体彼はどこまで本気なのかしら。あれで全員に対してうまくバランスをとっているつもりならナイスなんですけど。かつては道化の役目は加賀美くんだったのにねぇ。
 ゼクターは自ら主人を選ぶ。この設定はかなり忘れられている様子。今回なんてお金で売買されてしまう始末ですよ。ギャグに絡めたせいとはいえ悲しいなぁ。
 先週あんな予想を書いたからではないしょうが、矢車さんが大復活。もう出番はないだろうと勝手に思っていただけにたいへん喜んでおります。全身からかもし出す投げやり感が素晴らしいです。キックホッパーと名前はアレですけど、遂にバッタ型ですよ。
 そのライダーのデザインも普通によろしい感じ。ベルトの部分はかなりどうかと思いますけど。必殺技のライダーキックはかなり見応えありました。他の連中が地味なだけに余計に。いかにも過ぎる足のギミックがまたいい味を出してます。マスクドフォームがないのは何か意味があるんでしょうか。それとも終盤になってきたことと何か関係あるんでしょうか。
 
 「幼なじみとの暮らし方」。びっくりするほど手早く終わりました。私は2日ほどかかりましたけど、早い人は買った当日に終わってしまうんじゃないですかねぇ。ファンディスクということもあるんでしょうけど、本編「よつのは」のこと(1本の十分なシナリオ量とは言い難いのにIfシナリオなんてのがある)と考え合わせるとどうもハイクオソフトの考える適正分量ってやつが少ないような気がします。1本しかないのに3〜4時間で終わるってのはなぁ。
 内容の方ものんさんの「のの弁」を味わう環境ゲームとしての意義以外にはあまり見出せるものがありません。お邪魔キャラを納得させて、進路の悩みも片づいてさぁ、同棲ライフの醍醐味開始です、となったらエンディングですからねぇ。もうちょっと障害のない普通の日々が見たかったですよ。基本的に同じ部屋で暮らしている割りには同じ時間帯ばかり書くせいでどうも生活感が薄いんですよねぇ。
 のんさんをクローズアップしたゲームなのにその反応の多彩さを楽しむような選択肢がまるでないのが困りもの。メールシステムに全く意味がないことにも唖然とさせられました。ただ、ケータイ画面を用意したかっただけですか。せめて内容を選ぶことができればねぇ。送信も受信も決められた文面を読むだけってのはとても退屈です。
 サブキャラとして本編キャラが一人もでないことにも驚きます。柚ねぇに祭はもちろん、ボンや山本先生なんて冷やかし要員として最適だと思うんですけどねぇ。なぜ、イベントを用意する訳でもない新キャラに比重を置くのか。祭なんてボイスドラマには出ているというのに。到底、理解できませんよ。
 「幼なじみとの暮らし方」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2006年9月19日(火)    どうして?いじってプリンセスFinalRoad体験版
 (最近にしては)お手軽サイズで公開されていたので遊んでみました。
 導入部に戦闘マップ1回、Hシーン1回という内容。セーブができないだけあって短めにまとまってます。
 タイトル画面からゲームを開始してすぐまで全くもっていつも通り。曲といい背景といい相変わらず省力化に余念がありません。まぁ、落ち着いているのはそんなところに期待してないからですが、こうやって伝統のように続けられると安心してくるから不思議です。「いじプリ」はこういうものだ、という常識が根付きつつありますよ。
 言うほどのことでもないのですが、戦いの旅に出るまでの流れはやはり不自然。王位継承の証は構わないのですが、王子と姫だけで護衛もつけずに旅に出るあたり恐れ入ります。「ドラクエU」ですか、あなたがたは。しかも、当たり前のように全員が戦うし。シャルロットはともかく、他の姫たちはほとんど内政に関する仕事ばかりしていたはずなのにねぇ。それを放り出すのももちろんですけど、いきなり魔法を使えるあたりもすごいですよね。どこの勇者一行様で?
 旅立って程なく最初の戦闘へ。クォータービューのタクティカルバトルです。自軍のターンが終わると敵軍へ、というよくあるタイプ。移動終了後に向きを選んだり、魔法に属性があったりとそれなりに手が込んでいるようです。体験版だからでしょうか。攻撃する度にレベルが上がって驚かされます。
 気になるのはシステムゆえにやはり時間がかかりそうということ。最初の戦闘でさえそれなりに手間と時間がかかりました。どれくらい戦闘マップがあるのかわかりませんが、周回プレイを基本とするゲームのようですし、気になるところです。
 戦闘が終わるとHシーンへ。体験版ではニーナのみですが、本来なら新ヒロイン以外は最初から選べるようです。ただ、誰とHするかがどの程度、戦闘に反映されるのかはわかりませんでした。
 あくまで予想ですけど、戦闘マップの存在によってプレイ時間は飛躍的に延びそうです。お手軽感があまり薄れて欲しくないのですけど、この分では難しそう。戦闘そのものが楽しめるかどうかはバランス次第ですかね。このためにプレイする、というほどではないでしょう。周回プレイの特典がないと人数分以上も遊ぶのは難しいかも。

 2006年9月22日(金)    とりXとり体験版
 TGバージョンをプレイ。
 序盤部分とHシーンを3つばかり遊べるようになってます。ボイスは未収録。タイトルはTrick or Treatの略なんですな。イメージが違いすぎてわかりにくいですが。
 ストーリーはひとことで言えば「怪物くん」。その女版と言って間違いないです。微妙に扱う出典が違うだけ。ノリとしても一向に振り回されるあたりはまんま一緒(面白さまで同一視してはいけません)。大きな違いはメインヒロインのライバル、主人公の幼なじみ、メガネ委員長といった存在あたりでしょうか。
 テキスト描写は可もなく不可もなくといったところですか。ギャグやお笑い要素はほとんどなく、ドタバタ劇がメイン。キャラにはそれなりに魅力がありそうなんですが、もう一歩動かしきれていない印象を受けました。非日常のはずがそれほど異常な事態とは見えないところがもったいなさを呼んでいるように思います。主人公が異界の訪問者たちをコスプレとしか思わなかったのがその象徴かと。本編に入れば変わってくるのかもしれませんが(まだ全キャラ出きっていないので)、掴みの弱さは否定しきれません。ボイスが収録されていればまた違った印象だったのかも、ですが。声優陣はなかなか固いですしね。
 原画のさいとうつかさ氏のデザインは特徴的ですが、その分だけ賛否を分けそうです。これにどれだけ魅力を感じられるかがボーダーラインになりそう。あ、大概のゲームはそうですか。個人的にはちと苦しい感じ。9月下旬から10月頭は色々と出るのでとても手は回らないかな、と。

 2006年9月24日(日)    終末少女幻想アリスマチック体験版
 仮面ライダーカブト34話。なんか間宮麗奈がかなり狂言回しっぽい役回りになってきましたなー。まさか、エリアXの出来事に解説役が出てくるとは思いませんでしたよ。まぁ、確かにその方が楽ですけど、安直すぎる印象は否めませんな。
 高鳥蓮華は予想以上にあっさりと陥落。まぁ、考えてみれば先日の料理対決で天道のレベルは上がったはずですから、これくらいはしてもらわないと特技としての甲斐はないでしょうな。いきなりオムライスなんて食べて胃は大丈夫なのか、という疑問は言わないでおく、ということで(言ってます)。
 しかし、これだけあっさり翻意してしまうと存在意義が怪しくなってくるような。最後のメガネのシーンを見ても三島さんとの因縁はありそうですけど、物語的にそこはクローズアップしてもらえるのか? という素朴な疑問が。ぶっちゃけ前回と今回のみのゲスト出演でも不思議はないですからねぇ。
 100パー色物と化した頂点に立つ男。そんな言い方も今さらですが、それでも今回の小学生ルックは強烈すぎ。ある種のファンは大喜びでしょうか。正直、物語の清涼剤というより息抜きになってしまっていると思うのですが、今後の彼に未来はどれだけ残されているのでしょうか。なんか野球で言うところのBクラスが確定したチームみたいですよね、最近の彼は。
 三島さんからもチームからも捨てられる影山がナイスすぎ。もしかしてすでにゼクトのメンバーですらないのでしょうか。まぁ、どこを見たって自業自得でしかないのですが。その場に居合わせる矢車さんの素敵っぷりは影山を軽く上回ります。這いつくばる姿がまた良いですな。もしかしなくとも画面に映らないところで似たような目にあったんでしょうねぇ。来週はダメーズ(勝手に命名)を結成しそうで楽しみ。というか、さり気なく重要なことが示されていましたけど、グラスホッパーはゼクト製ではないようですね。もしかしてマスクドフォームがないことと何か関係があるのでしょうか。
 遂にハイパーカブトに。時間が操れるのでこれからはやりたい放題です。ザ・ワールド以上の無敵さですな。にしても、いきなり時間を逆上ったということは加賀美くんはあの時くたばっていたんでしょうか。確かにやけに派手にやられてましたけど。
 
 「終末少女幻想アリスマチック」体験版。TGバージョン。そこはかとなく気になっていたので遊んでみました。
 これ、結構長いですね。第1章が入っているんですけど気軽に始めたせいか、随分と長く感じましたよ。ちゃんと計らなかったのでわかりませんが、ボイスを全て聞けば5〜6時間くらいかかるんじゃないですかね。なかなかのボリュームです。そういや仕様の所で選べない選択肢が〜、とか書いてありましたけどそんなのなかったような。とてもそうは思えないけど見ていないルート分岐とかあるんでしょうか。
 シナリオは悪くないです。悪くないですが、序盤が結構なネックです。早い話が現代(近未来?)を舞台にチャンバラする理由をでっち上げるのに時間がかかるんですね。その空気に慣れるまでが意外に長くプレイヤーは退屈だったりします。同じメンツだけで2時間近くを乗り切らねばならず、インパクトのある展開も特にない。作品に力が入っていると感じられるのがせめてもの救い。それがなければリタイヤも考えられるくらいです。メインキャラがぼちぼち揃い始めると掛け合いも活発になってようやく面白くなってきます。話の方向性もぼちぼちと見えてくるので。
 それでもチャンバラする理由はかなり苦しいと感じます。ハッキリ言ってかなり強引です。はぁ? とか思う人もけして少なくないのではないでしょうか。まぁ、タイトルに幻想とか入っている時点でそんなことは折り込み済みですよ、ってのが本作みたいな作品をプレイするのに向いた姿勢なのかもしれませんけど。この先も多少の理不尽には目をつぶる必要があるかと予想します。
 まぁ、それは慣れるとしても気になるのは戦う相手が身内である、という点でしょうか。「メイドさんと大きな剣」ほどではないでしょうが、敵とは言い難い相手ばかりです。戦いがメイン(と思われる)作品においてこれは結構な問題かもしれません。加えて基本的には真剣勝負でも死ぬことがないということも。緊張感とか盛り上がりに影響が出てきそうです。それを逆手に取る手もあるでしょうけど。
 昼は学園に通う学生でありながら夜は古代の装置でチャンバラ、というアンバランスさが売りでもあるようですが、ここも綱渡りなみの微妙さになりそうです。そもそも世界を救うというお題目がありながら昼は学園に通う呑気さ。夜は真剣勝負であるものの、死の確率は極めて低い。世界を救うのはあくまでも結果にすぎず、果たされない可能性も高い。う〜ん、期待したいだけに心配な要素です。
 他には戦闘のテキスト描写ですか。初戦までが随分と長かったわりに非常にコンパクトな文章量。あまりバトル描写ってやつは気にしない方なんですが、その私でもイマイチ熱さが伝わってきませんでした。これは耽美な雰囲気重視ということでこれでいいんですかね。計算通り?
 あまり宣伝されていないわりにはなかなか手応えがありました。気になるところはありますが要注目といった感じ。恐らく買うのではないかと。

 2006年9月30日(土)    AYAKASHI H開始
 もう4日も前になりますが「幼なじみとの暮らし方」のゲーム感想をアップしました。まぁ、念のために書いておくってことで。内容はのんさんを味わう環境ゲームといったところ。ただ、魅力あるヒロインの描写にもっとバリエーションや深みが欲しかったです。良いキャラであるだけに。
 
 今週のお買い物は「AYAKASHI H」に「めがちゅ!」と「おたく☆まっしぐら」の3本。しばし迷いましたが表題作から始めることに。まぁ、「おたく☆まっしぐら」はジャンル的にも、メーカー的にも修正ファイルが出るだろうという読みがあったからなんですけど。でも、当たってもちっとも嬉しくないのが切ないですなー。
 それはそれとして、「めがちゅ!」の初回特典のすぺしゃるファンブック。見た方はよく分かるでしょうが、「幼なじみとの暮らし方」といい最近の流行りなのかパッケージに収納できません。本体と重ねてスリーブで合体させておくというなかなか無茶な仕様です。しかも、スリーブは長さが3分の1くらいしかないんですよねぇ。内容は良いんですが保存に苦労しそうです。傷つきやすそうで。
 で、まだ開封しただけでインストールしていないのですが、なんか変わったことになってますな、コレ。ディスクレスパッチとか書いてありますよ。ディスクレス起動がしたければ、わざわざパスワードやメールアドレスを記載しなくてはならないようです。面倒なのが嫌だからディスクレス起動が嬉しいというのに、パッチを得るために面倒なことをしなくてはならないとは。まさに本末転倒ですな。フロントウイングのゲームを買うのは「魔界天使ジブリール」以来ですが、いつからこんなのを搭載するようになったのかしら。気になるのはアンインストールして再インストールする時ですか。まさかパソコンが変わったらアウトとかならないでしょうね。ちょっぴり不安です。
 
 「AYAKASHI H」。現在5話まで終了。残るはおまけのみ。
 まだ終わっていないので正確ではないですが、端的に言うと面白かったです。本編が基本的にシリアスだったから、その出来がもう一歩だったから、という条件のせいもありますが、かなり良い出来に感じられます。
 コメディ重視になったことで笑いが増え、同時にテンポも良くなりました。緊張感の維持もそれなりにされているので、強引なノリや唐突なHシーンにもメリハリがあってだれるということがありません。戦闘シーンも少しは工夫の後が見られましたし、見せ方もうまくなってました。もちろん(良くも悪くも)本編の恩恵があるからではありますが、正直に言って「H」の方が数段、楽しく感じられます。
 シナリオは最低限プラスアルファというところ。続編という言い方をしてしまうと内容的にややさみしいかもしれませんが、ファンディスクとしては十分すぎるほどかと思います。本編ヒロインに負けないだけの魅力を持った新ヒロインを用意したあたりも好感度高いです。
 ただ、エイムシナリオ後日談ということで、そのあたりに不満を感じる人もいるかもしれません。特に織江あたりは大事なことが何もなかった、ということになるので本気でペット扱いです(個人的にはナチュラル状態でのネコミミや尻尾は勘弁して欲しかった)。あの水族館とか行ってもノーリアクションな訳ですよ。悲しいなぁ。
 エロ度は伊達にタイトルに「H」の文字はついていないということで、かなり濃く仕上がってます。というか、主人公モテすぎです。竜のアヤカシは絶対なんか散布してるよ! というくらいの問答無用のモテっぷり。新ヒロインが陥落していく様子はいっそギャグかと思うくらいでした。そして、それだけになかなかなびかないもう1人の新ヒロインが気になってくる、と。もしかしてヒロインじゃないのか?
 同じネタは重なるものなのか、この「H」でもディスクレス起動に関する一文がありました。なんでも「たまに確認するのでなるべく入れっぱなしにしてねっ」とか書いてあります。本編にはそんなのなかったのになぁ。で、せっかくですから普通にプレイしながらどれくらいで要求されるか試してみようかと。現在5回ほど立ち上げていますがまだ何も言われていません。あと1〜2回ぐらい起動すれば終わってしまいそうですが。ランダムなんでしょうか。総プレイ時間は10時間そこそこだと思うので時間とは考えにくいしなぁ。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。