徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2009年1月3日(土)    MapleClolors2・2回目終了
 明けましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いします。
 
 「MapleClolors2」。表題には2回目と書きましたが、ちょっとややこしいことになってきました。1回目の「演劇」ルートの時はメインである藤宮遥とサブである鳳結花シナリオが事実上、繋がっていたので1回としたのですが、「牙戦」ルートの睦月小梅と御来屋藍シナリオは中途で分岐するタイプなんですよ。てっきり「演劇」ルートと同じだと思っていた私はスタッフロール後にいきなりタイトルに戻ってしまって唖然としてしまいました。藍シナリオに進むためにかなり戻ってやり直しましたよ。
 ついでに書いておくと1周目の途中で誤って競技選択のシーンでセーブしたデータを上書きしてしまい最初からやり直し。1時間以上かかりました。思い込みによる行動はいつも後悔を誘発します。皆様も気をつけましょう。
 睦月小梅シナリオ。
 このルートに限らないのですが、仇敵である生徒会長の東堂の言動が素敵です。朝令暮改というか、あまりにも二転三転しすぎ。最初は相手に塩を送ってでも万全を期させ、その上で最後に倒すということを目的としていたのに途中からなりふり構わぬ妨害に出てきます。考えが変わる何かがあったのならわかりますけど、何もないですからねぇ。しかも、ルールとか完全に無視ですし。クラス対抗戦が決勝でルール変更とか意味わからないレベルです。そこまでできるなら問答無用で負け、とかできるんじゃないの? というくらい。理由はB組だからとか。
 正直に言うと内容の方はあんまり覚えていないんですよねー(問題発言)。1周目の時から危惧していましたけど、本作は典型的なプレイしている時は熱中していて楽しいけど終わるとサッと忘れてしまうタイプのゲームなんですわ。楽しかったという抽象的な記憶は残るんですけど。
 牙戦という競技を行っていくというシナリオ展開以外にあまり印象的なところってないですからね。A組の妨害に関しては全ルート共通のものですし(だからこそ、個々のエピソードがどのルートであったか思い出しにくい)。
 恋愛描写はやっぱりというか弱めです。周囲が牽制球を放ち続けて既成事実にしてしまうような感じ。2人ともホントにある程度はまわりから言われて意識して好きになってます。あとそれとは別に気になったのは帽子ですかね。制服の一部なんですけど、これがあるとないとでは小梅さんのイメージがかなり違います。個人的には帽子をかぶっていない小梅さんはニセモノです! というくらい。遥や結花もかぶっているんですけど、この2人はなくとも変わらないというか必須という感じはしないんですよねぇ。
 御来屋藍シナリオ。
 こっちは特別な感じ。小梅シナリオで書いたことが一転してしまいます。向こうが表シナリオならこちらはまさに裏シナリオ。フラグ的にどうか知りませんけど、先にプレイするのは止めた方がいいかも。シリアスさが失われたギャグシナリオなので。こちらは時間が経ってもきっと忘れないと思います。
 ただ、ひとつだけ苦言を呈するなら、この展開なら一見したイメージの藍に宗次郎から好きになった方がより効果が増すと思います。現状では脅迫された恋、に見えないこともないですからね。
 このシナリオで特に効果的であると感じたのが叫び声のSE。「AYAKASHI」プレイ済みの人間にとって、これは耳に焼きついたアヤカシの叫び声。それが笑いに転化された時、威力は倍加されるのです。や、その意味においてはせっかく本作をプレイしたのに「AYAKASHI」をプレイしていないというのはもったいないと思います。
 ここまでプレイして気になるのはエピローグのそっけなさ。単純に文章量も少ないのですが、2−Bとしての大団円みたいなものもなく、ヒロインとのラストも非常にあっさり目です。え、終わりなの? というくらい。4人クリアしてエンディングにイベントCGがあったのは結花だけデスヨ。さすがにそれはちょっと。
 
 久しぶりにこのページのスタイルをちょっと変えました。表示される日数がちょっと違うだけですけど。月が変わったばかりの時なんかにはいいかな、と。

 2009年1月4日(日)    MapleClolors2終了
 ラストは「武芸大会」ルート。
 もう驚きませんでしたが、「牙戦」ルート同様に途中分岐スタイルでした。ま、要するに「演劇」ルートが特殊であった、ということですね。しかし、そう思って軽く構えているとやっぱり驚かされてしまう羽目に陥りました。
 メインヒロインは咲守志乃ではなく伊呂波かえでなんだよ!! な、なんだってー!!!
 ホントに聞いてませんよ、そんな話。競技選択のカードで前にいるキャラがメインじゃないのですか、と。自分でも予期しない凹み具合でしたわ。だってねぇ、全ヒロイン中こいつだけはヒロインとしてちょっというキャラですからねぇ、いろはさんは。
 伊呂波かえでシナリオ。
 本作を通して幾度も感じさせられたこと。それは、こいつさえいなければ……という思い。自分のシナリオからしてやっちゃった感フルボリュームって感じですからねぇ。そもそもの原因だってこいつのせいですよ。いろはによってどれだけ余計な苦労を背負わされたことか。シナリオ上でもほとんどいらない子扱いされてましたしね。このルートでの数少ない活躍もドーピングの結果ですからねぇ。しかも、佐伯や遠野たち男性陣と違ってリスクは何もないという。
 恋愛描写は当然のごとくあるはずもなく。全ヒロイン中でも屈指の無理矢理さでしたよ。クラスメイトである深月の方が遥かに恋愛描写がありました。というか、普通にチェンジして欲しいところ。明らかに深月の方が感情移入度が高かったですよ。本当にメインに匹敵する存在感。
 シナリオもねぇ。普段は全く人の話を聞かないどろか舞台を混乱させるかえでが要所要所できっちり聞いていて傷つくとかすさまじいご都合主義ですよ。というか、そんなところでご都合主義を活用って時点でね。
 咲守志乃シナリオ。
 メインだと思っていると驚くシナリオ展開ですが、サブであるなら納得です。王道を予感しているとそれを裏切る展開が多いですからね。まさか決勝戦を行わないとは。
 バトル描写は期待しすぎなければそれなりに、というところ。そもそんな要素をカウントしてはいけないかえでシナリオよりは良い感じです。作風ってのも関係していると思いますが「AYAKASHI H」レベルを期待してはいけません。
 恋愛描写もかえでシナリオよりはましという程度。冗談で言った主人公に対してマジ反応した志乃。その態度に後に退けなくなりました、というオチ。クラスメイトとあんまり変わりませんよ。
 えーと、全ヒロインエンドを迎えても2−Bエンドみたいなものはありませんでした。かなり残念。

 2009年1月6日(火)    君が呼ぶ、メギドの丘で・その1
 大晦日まで働きながら正月期間に2日しか休んでいないせいかどうも体に力が入りません。本当なら「MapleClolors2」のゲーム感想を書かねばならないところなんですが、書くに至るまでの気力が溜まらない感じです。早いところどうにかしたいと考えているのですが、如何せん今の状態ではクラスメイト全員分のキャラ別感想が厳しく思えます。
 
 「君が呼ぶ、メギドの丘で」。まだ始めてから数時間というところ。
 初っぱなから苦戦しております。というか、ですね。本作をマウスとキーボードだけでプレイしようとするのはかなり無謀です。パッケージにゲームパッド必須と明記してもいいくらいデスヨ。
 開始して最初に訪れた村、そこであてがわれた主人公のための宿屋の一室。まだマニュアルも流し読みであったとはいえ、いきなりこの宿屋から外に出られない事態に陥ります。
 理由は簡単。本作のフィールド(村含む)は3Dであるため、移動には視点変更が必須なのです。マウスによる視点変更は右ドラッグ。想像してもらえばわかるかと思いますが、移動しながら視点変更が必要なゲームにおいて、この操作はかなり大変です。相当な負担になるといっていいでしょう。ちなみに移動は左クリックでユニットがカーソルを追う形になります。正直、フルマウスオペレーションではクリアまで倍以上の時間がかかるのではないでしょうか。 
 ということでアナログ入力が可能な2軸ゲームパッドが必要になります。この宿屋の件に関しても、視点変更を行わない場合は出口がプレイヤー側になります。カーソルに向かって移動するマウス操作だと(出口の存在はわかっていても)出られないのですが、アナログ付きパッドなら視点変更せずとも外へ出ることが可能なのです。この一点だけでもどれだけ差があるのか、おわかりかと思います。
 ところで、「闘神都市V」では有用であった私のゲームパッドが通用しません。「とびでばいん」以来、使ってきたパッドですからアナログ入力なんてあるはずもなく。まぁ、そろそろ次世代に移る頃かもしれません。そこそこ安いのを買いましたがそれでも2400円しました。これをソフト代に上乗せして考えてしまうとやっぱり高いなぁ。これからも使い倒して元を取るとします。 
 結局、村でお買い物できるようになるまで(本格的な冒険が始まるまで)3時間以上もかかってしまいました。すんなり進められていればここまで1時間かからないかもしれません。
 そういや、開始前に選択できる難易度は簡単な方にしました。「ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地」の時に見栄を張ってノーマルにしたことを後々まで後悔したので今度は素直になって。
 
 「水スペ 川野口ノブ探検隊〜これが秘境だ! 人跡未踏! 立ちふさがる商店街! 八鏡大学に隠された地球最大の謎を追え!!〜」ライアーソフト:タイトル長っ! 突っ込み待ちとわかっていても、まずはそう言わずにいられない。まぁ、ライアーならいつかこのネタが出ると思っていました。むしろ出るのが遅かったのではないか、というくらい。これは馬鹿ゲー好きとしてぜひ抑えたいタイトルですな。内容の是非はともかくとして(え?)。3月発売予定。

 2009年1月10日(土)    君が呼ぶ、メギドの丘で・その2
 どうにかこうにか「MapleClolors2」のゲーム感想をアップしました。正月に浸りたい気分もようやく消えてきましたが、それでも新年の一発目がこれというのはちょっときつかったです。内容、キャラ別感想ともに文章量が多すぎました。作品としてのオススメ度はなかなか高いです。軽く何かやってみたいという方や通常のアドベンチャーばかりでマンネリ感を感じている方にもよろしいのではないかと。
 
 「君が呼ぶ、メギドの丘で」。ただいま26時間ほど。
 年明けも十日近くたってようやく修正ファイルが公開されました。しかも、やたらと前書きが多く、その内容はユーザーを自然と不安にさせます。でも、あてないことには……、という修正内容なので試みる他なく。もちろん、バックアップは取りましたけどそれでも不安は拭えません。まぁ、結果としてはうまくいったのですが実際に再プレイするまでは心配でたまりませんでした。
 修正ファイルを逆上ること2日、私はだらだらと脂汗を流しておりました。ナタスとの戦闘と会話を終えた後、外に出ると画面が真っ暗な状態から回復しません。なにをやっても無駄。ただ、モニターに何も映らない以外はゲームとして正常に動いているようです。さながら、サウンドノベルのように緊迫したヤハや主人公の声が流れていきます。結局、復旧はなりませんでした。
 幸い、セーブポイントは暗転の場面からほど近かったので再プレイ。ボス戦前にはセーブポイントがあるという作りが意外な形で役に立ちました。で、トライするも暗黒スキルが再発動。やっぱり駄目です。なんだかつい最近もこんなことがあったような気がします。そう、実は「MapleClolors2」にも似たような現象が起きました。ただ、あちらは有無を言わせぬ強制終了でしたが。
 まだ修正ファイルもないのにバグは再現性がある、そんな厳しい状況を乗り切る手はだいたいいつも同じです。「MapleClolors2」しかり、「君が呼ぶ、メギドの丘で」もしかり。奥義の名は強制スキップ。大概のバグはこれで回避できることが多いです。危険な何かを起こさせない効果があるのですね。要するに演出などをキャンセルするのですから。
 無事、危機を乗り越えたものの試練はまだまだ待ち構えていました。場所が変われば今度は強制終了の罠。戦闘が終わると復帰せずそのまま終了なんてことが2回ほど。他にもイベントから戻ることなくやっぱり強制終了。辛さのあまり、ついマイクロソフトにそのまま報告してしまおうかと思ったりも。そんなこんなですっかり暗転恐怖症になっている私がいました。セーブに対して神経質になり、回数は3倍近く増えました。
 そんな苦しみの日々もこの修正ファイルで終わってくれるのかな、と甘い夢を見ています。
 閑話休題。
 多くのプレイヤーをゲンナリさせている主人公ベーグル。リーフにとってヘタレはモテの方程式と言わんばかりの徹底ぶりです。「ToHeart2 AnotherDays」といい完全にブランド内がブーム状態にあります。それが意図したものであるにせよ、ないにせよ。
 しかし、問題は主人公というよりテキスト。テキストというよりライター。つまるところ。原因は枕流氏にあります。Active時代より変わることのない、回りくどいテキスト表現。1で済むことを5以上を掛けたがる。その内容には意味がないケースが多く、くだらないことに文章を割きたがります。そらもう、息をするくらい当たり前に。
 本作の主人公が非難されやすい要因はいらんこと言い、だから。とにかく無駄口が多い。そんなことまで言い出すのか、と驚くほどに。
 例えば、ダンジョンの扉の前。開けるかどうかで一悶着。目的のためにはその先に行くしかないとパーティー内で意思確認ができているはずなのに、意見をまとめたのも主人公なのに、その当人が開けてもいいのかなぁ、とかぐずりだす。
 ヒロインをさんざんいらつかせ、それでもどうにか開けることでまとまる。これでようやく先へ進むかと思いきや、またしても主人公が一言。「この扉ってどうやって開けるんだろうね」、と。こんなやりとりが満載されているのです。
 いまのは主人公が消極的なケースでもちろん、積極的なケースもあります。なぜ積極的なのかはわからないことが多いんですけどね。臆病から無謀に早変わりしているという不思議な現象。とにかく、そんな時には今度はヒロインがブレーキ役となります。それは必要なことのはずなんですが、この後にやっぱり主人公が(行動を制止されて)ぐずりだすという展開が待っているのでどうも素直に受け取れません。どっちに転んでも結局はなかなか話が先に進まないという結論が待っているのですから。
 そして、こんな主人公がハーレム的状況を作るということで納得いかないと感じる方が出てくるのではないかと思います。明らかに説得力不足ですからね。ヘタレウィルスでヒロインが脳をやられているから、とか説明された方がまだ納得いくのではないか、というレベル。特にヤハなんて豹変したとしか……。
 修正ファイルで主人公の声だけオフにする機能が追加された、という点にもけしてこれらは無関係ではないと思います。個人的には戦闘も無言になってしまうのは寂しいので結局はオンのままなのですが。

 2009年1月15日(木)    君が呼ぶ、メギドの丘で・終了
 ようやく終わりました。総プレイ時間46時間ほど。序盤のへっぽこプレイを差っ引いて考えれば40時間くらいでしょうか。あー、あと強制終了した時間なんかも考慮するとね。
 修正ファイル適用前を含めると暗転と強制終了は計8回ほど起こりました。最後のなんてラスボス1コ前の戦闘が終わった途端に、ですよ。いかに間近でセーブしているとはいえテンションの下がり具合は並大抵ではありませんでした。取りあえず、ムカムカの解消に風呂に入りましたよ。
 まぁ、そんなことがあったおかげでエンディングは余計に納得いかないものがありました。もう突っ込みどころが多すぎてどこから……、ああもう! ってな状態です。
 まずシナリオよりもシステムやジャンルとの絡みですかね。本作はエンディングに関係ないダンジョンやイベントが用意されている、いわばやり込み要素を持っています。そんな作品でありながらラストが「自分たちの世代では敵わないから撤退して次世代におまかせ」、ではモチベーションの維持が難しいような。どれだけ鍛えたところでどうせ最後はアレだし、とならないものでしょうか。少なくとも私はそう感じました。
 次にタイトルの活用方法。この使い方って自社の「うたわれるもの」と全くパターンが同じなんですけど。ライターが同じだというならわざと韻を踏んだ、というようにも理解できるのですが、本作は違いますしねぇ。ま、リーフがそれでいいと考えているなら別にいいんですけどね。一ユーザーとしてがっかりするだけのことですから。
 そして、シナリオですが一番は情報の開示が非常に限定的なところですかね。10年前に戻る、の一件にしてもまるで同じではなく例外的要素がある。それがどれだけあるのかが語られない以上はまるでわかりませんし、またどこかでこそっと語っているからそこは例外ではなく折り込み済みですよ、なんて展開もありそうです。
 エンディングに対して何より納得いかないと感じたのは方舟庭園でのナタス、セシリア、エレミアのやりとり。あのエンディングを迎えてしまうとこの一幕はなんだったのよ、と強く思ってしまいます。なんというか酷い肩すかし。10年後に対する影響というのもわかるようでわからないですしねぇ。ナタスはやっぱり例外に当たるのでしょうか。エンディングカットでも目が見えないままで、けれど好き勝手しているようでしたからね。
 というより、ベーグルが食べたのは一体どこからどこまでなのよ、というのが根本的な疑問。最初はマリアとベーグルを除いて全てが10年前に戻ったのかと思いましたが、少なくともナタスを見るとそうではないことが窺えます。では、セシリアやエレミア、スウェンやバディは? このへんがどうもわからない。ベーグルがバディを生成していることを考えると戻ったのはあの場にいたメンツだけ? でも、それだと繋がりがおかしくなるというかスウェンやチャドはどこに行くのよ、ってな話になってしまうし。結局、時間移動でも時間の巻き戻し現象でもおかしなところが出てきてしまうような。
 そもそも切り口がどうあれ、10年間のベーグルの不在というのは何も影響を及ぼさないんですかね。エレミアなんかはむしろ、会わない方がいいかもですけど。
 実のところ、スタッフロールやムービーの後などにそのまま世界時計との再戦があると私は思い込んでました。これもタイムパラドックスとしてはちとおかしいですけど、条件を満たした一行がベーグルの元にやってくるという流れかとばかり。てっきり親子二代で戦うのかな、と。その前はセシリアたちがやってくると考えてましたし。救世主は誰がなってもいいとか、ひとりじゃないといけないなんて話はない、みたいなことを以前に語っていましたからね。
 完全に外れてしまって大層ガッカリしましたよ。まぁ、これで「ドラゴンナイト4」のように2周目をやりなさいというオチだったなら殺意のオーラに目覚めていたと思いますけど。RPGでそれはちょっと。
 気になる点としては他にHシーンがあります。エロくないというのはもはや気にしないでおきますが(いいの!?)、作中のその扱いです。まずヒロイン陣は1人を除いて1回のみ。主人公もヒロインも以降は頑としてそれらしい要求をほのめかしさえしません。当然、表層的ないちゃいちゃする様子も見当たらないです。Hシーンでは好き合っているような言動を発していることを考えるとなんかおかしくないですか? Hシーンが主にヒロインの弱り目に発生することを踏まえるとこれは恋愛ではなくセラピーではないのかという疑いが濃厚に……。だってそう考えると事後のさっぱりしすぎな距離感がとても納得できるんですよ。ちっとも修羅場にならないのも当然です。言うなれば優秀な医者の先生を患者が取り合っているような感覚。主人公の博愛なところもこれで説明がつきますし。
 予想通り、難易度の低い「STORY」でプレイして良かったです。「BATTLE」の方はダメージが2倍だそうですからあと何日かかったものやらわかりません。しかし、クリア後の特典が更なる高難易度の追加だけ、というのはどうかと思います。引き継ぎすらないなんて驚きですわ。

 2009年1月21日(水)    満淫電車2TGバージョン
 昨日になってどうにかこうにか「君が呼ぶ、メギドの丘で」のゲーム感想をアップしました。やはり、ゲーム性のある作品は感想も大変です。文章がやや暴走気味であるのはこの作品に対する複雑な心情の表れと思って下さい。ゲーム性の部分は面白いのに、シナリオの足の引っ張り具合がもう絶妙と表現したくなるほどではねぇ。今のリーフの考える面白いシナリオってわからないですわ。
 
 「満淫電車2」TGバージョン。原画が水島多也氏から金目鯛ぴんく氏に変わっているものの、BISHOP塗りのせいか違和感がなく前作もちょっと触ってみたのでこちらもチェック。
 ………………。なんとなく無言になってしまいました。や、せっかくの体験版ながらオープニング部を収録しているためか、今回の肝である「言葉攻めシステムNEO」がこれには搭載されていないんですな。これはちょっと拍子抜けです。でも、テキスト上で主人公が能力だけはバリバリと発揮していてどうも違和感が。というか、相手の思考が読めて、自分の思考をまるで誘導催眠のように相手に送れるってすごい便利な能力ですな。もちろん、痴漢としてのテクニックも抜群という設定なので、これで失敗することなんてありえるのだろうかという神様ぶり。堕としていない相手を2人同時なんてまさにゲームでしか実現不可能デスヨ。これがオープニングというのだから。
 CGはなかなか頑張っている感じが伝わってきます。イベントCGが表示されている時にもフェイスウインドウ(と言っても上半身くらい描かれてますが)が頻繁に変わるので臨場感はそれなり以上に。メッセージウインドウが2人分を同時に表示できるあたりもシンクロが感じられて好感触。左右のスピーカーからそれぞれのキャラの声が出るというのも良いアイデアかと。
 しかし、特別収録のメインヒロイン桜庭愛莉のシーンを含めて気になることも。まだ最初のHシーンだというのにあまりにも簡単に堕ちすぎなんですよ。エロゲーゆえに当然処女な訳ですが、まるで媚薬か何かでも使っているかのように感じまくりです。アヘ顔さえすぐに解禁されます。BISHOPのゲームのにはもともとその傾向がありましたけど、今回はあまりにも劇的に、しかも即座に変わり過ぎではないかと。
 このジャンルに限った話ではないですけど、みんな切り揃えたように素早く恥じらいゼロになると面白味がなくなってしまうような。没個性化にも繋がりますし。外見や性格が違っても結局、みな同じという結論は望むところなのでしょうか。本作のように傲慢系主人公はよくそんな言動をしますが。
 個人的にはBISHOPのゲームっていつもシナリオ中盤から終盤になると興味がなくなります。みんな画一的な反応になって人間味が失われた表情ばかりになるので。個性的なヒロインを揃えてもどこか虚しいですよ。しかも、今回は「最後は同じ」、ではなく「最初から同じ」なのですから。
 正直、気にしてはいますが買うかどうかはかなり微妙です。
 
 上にも絡みますが2月は久しぶりに少し困ってます。購入する、もしくは迷っているタイトルがやや多めでそのラインナップがちょっと。
 発売日は全て2月27日に集中。ωstar「彼女×彼女×彼女ドキドキフルスロットル」、しとろんソフト「みここ!」、オーガスト「夜明け前より瑠璃色な−Moonlight Cradle−」、アトリエかぐや「さらさらささら」、BISHOP「満淫電車2」の全5本。
 1日で5本なんてもういつ以来やら。上でも触れたように最後のは買うかどうか怪しいですが、それにしたって4本も。予算的なこともありますが(今は毎月2本のBDタイトルの縛りがあるので重い)、このタイトルの傾向がねぇ。なんか全部エロ重視系作品デスヨ? つーか、2月はそんなのばかりなような。どうしたものかしら。

 2009年1月24日(土)    輝光翼戦記 天空のユミナ開始
 現在2章途中まで。
 久しぶりに突貫という言葉に相応しい買い物をしたように思います。少なくとも発売前であるならわりと同意してくれる人はいるのではないでしょうか。無闇やたらに大作っぽく、お約束通りに延期もしましたよ、と。そして、なにより一番はこの条件でWill系ブランドであるということ。ビジュアルアーツ系と同じく、聞いただけならちょっとありえないとか思っちゃうところですよ。
 ひとしきり失礼な所見を述べたところでプレイしての雑感を。
 今のところは期待と不安が半々というところです。
 タイトルにもなっている押しも押されぬメインヒロイン、翠下弓那の人生ひとりボケツッコミなキャラクターを筆頭に、中心は良いキャラが揃っています。とにかくいつでもテンションが高くリアクションが大きいので会話が途切れることがありません。合いの手なんか必要ありませんよ? というくらいなので退屈することだけはないでしょう。メインが揃いきらない状態でも不足感を感じることはありませんでした。
 サブキャラクターもメインの引き立て役として十分な魅力を持っています。ただ、まだ2章だからかそれほどサブの人数は多くはありませんが。
 不安に感じるのはシステムというかジャンルの方になります。論説戦と呼ばれる戦闘シーンが結構、長いんですよ。最大4対4のため最低でも4ターンが必要になり、実際にはもっともっとかかる訳です。戦闘のエフェクトもほとんど簡略化できず、少しばかり早くなるだけなのでかなり時間がかかります。おまけに有利不利がある程度定まるまではまるで千日手かと思うような展開が続くので爽快感もほとんど感じられません。さらに人間相手の論説戦だけでなく、仮想世界のゲームでもモンスターを相手に(同じシステムの)戦闘を行わないといけないんですよ。イベント戦だけ行えばいいのではなく、きちんとレベルアップも必要です。
 今はまだ2章だからいいのですが、これがこの先もずっと続くとなると、どうしたって心配になってきます。果たして、耐えて続けられるのか、と。言い切ってしまうとこの戦闘システムには純粋にそれだけで続けられるほどの魅力は感じられないんですよ。どうしたって時間稼ぎと映ってしまう訳で。同じことの繰り返しゆえに。ちょっと厳しそうです。
 他に気になるのは主人公の声ですか。基本は喋ることなく、SDカットや特定の箇所になるとなぜか喋るようになる不思議な仕様。どうも意図が見えないんですよね。データの節約なのでしょうか? でも、それなら最初から喋らなくてもいいような。
 あとは操作性に疑問を感じることも。マップ移動画面などでキーボードによる操作(セーブとか)が書いてあるのですが、なぜかそんな表示があるわりにはそこをクリックしても機能が利用できない。右クリックでメニューを呼ぶ必要があったりします。どうしてそんな謎仕様にするのでしょう。素直に利用させてくれてもいいような。

 2009年1月26日(月)    輝光翼戦記 天空のユミナ継続中
 仮面ライダーディケイド1話。明らかに説明過多な脚本でありますが、これだけの設定となると止むを得ないというか、そも理解できない可能性がありますな。
 平成ライダーの全てが出る(?)お話のようですがどちらに転んでも問題が残りそうです。つまり、各ライダーを登場させて良かったというくらいの出番が確保されると必然的に本作の主役であるディケイドの存在感が薄くなり、反対ならばどうして全ライダーを出すなんて無謀なことに挑んだのか、ということに。
 で、最初は順番通りなのかクウガから。来週なんてまんまなタイトルで随分と親切だな、と思ったり。まぁ、今さらオダギリジョーがクウガを演じてくれるとは思えないので、Zガンダム劇場版で島津冴子がゆかなになったように、五代雄介を別の俳優さんが演じるのかな、と思ったのですが……。えーと一条さんが女になってます? よくわからない。
 ………(公式ホームページ閲覧中)………。えーと、雄介は雄介でも五代ではありませんね。パラレルワールドってことなんでしょうか。ま、こうなると誰がそのままで誰が変わるのかなぁ、ってとこですよね。取りあえず、キバはそのままなので全員違うという事態はなさそうですが。賀集利樹とかどうなんだろう。ポジション的に微妙な気が。矢車さんはばっちりやってくれそうと思うのは早計でしょうか。ゴーオンゴールドの直後にあんな役はちょっと……、とかなったりして。水嶋ヒロもどうなんだろう。
 無理を承知で言うなら、俳優が変わってしまうと過去ライダーを登場させる旨味はほとんどなくなってしまうでしょうね。中身があってこそのライダーですから。昨年の「大決戦!超ウルトラ8兄弟」が全て同じ俳優であっただけにこちらは違うとなるとより寂しさが浮き立つ形になるような。
 
 「輝光翼戦記 天空のユミナ」。現在3章を始めてちょっと。
 恐ろしい勢いで時間を吸いとられます、このゲーム。そらもう、プレイしながら時計を確認してびびるくらいにあっさりと時間が過ぎていきます。このゲームは「スパロボ」か、というくらいに。
 時計がついているんでわかるのですが、もう20時間近くもプレイしてますよ。なのにまだ3章ってのは私のプレイ方法にも問題がある訳です。これから始めるつもりの皆さん、レベルアップとスキル集めはしっかりやりましょう。でないと私のように1時間半近くも戦い続けた挙げ句に無残にゲームオーバーになりますよ? >緋ノ宮戦。やー、ホント戦力が拮抗している〜こちらが少し弱いくらいの戦力差だと見事なまでに千日手になりやすいです。あとバグではないのかという反応がたまに出るのもツライ。拮抗した状態だと本当にそれが原因で負けてしまうし。例)回復スキル、メディアアローンのインタラプトのタイミングがおかしかったり、発生するはずのところで発生しなかったり。
 戦闘システムはそれなりに考えられていて面白くはあるのですが、如何せんとられる時間が多すぎてねぇ。先日も書いたようにダンジョン内の戦闘もほぼ同じものを使用しますから。実際、プレイ時間の7割はダンジョンに潜って鍛練しているのではないか、という印象です。
 そのダンジョンも演出ウインドウとかあって、キャラクター同士が小話のような掛け合いをしていて最初は面白いのですが、本当にそんなのは潜り始めて最初の10分くらい。あとはひたすらに気にも止めなくなって経験値稼ぎですよ。むしろ、演出にいらついてくることさえあります(特に宝箱)。まぁ、カットできるのでましですが。ダンジョン内にいるのがあんまり長いんでゲームパッドがあると少しばかり楽になります。
 はっと気がついた恐ろしい事実。20時間近くもプレイしてHシーンはわずかひとつしかありません(しかも、仮想現実なので主人公は未だ童貞)。せめて2章の後に何かあればねぇ。潤いに乏しいゲームだなぁ。「君が呼ぶ、メギドの丘で」も大概だと思いましたけど、このゲーム比べたら比較にならんほどHシーンやそれに準じた潤いがありますよ。
 そんなこんなを書くような状態でありながらギブアップすることなく私が本作を進めているのはドMだから……、ではなくシナリオは結構、面白いからなんですな。掛け合いのレベルは近年でもかなりのものだと思いますし、王道を窺わせる今後の展開も素直に気になります。ま、人参としてそれで十分なのか、と聞かれると首をかしげるところもあるんですけどね。
 先日は書かなかった残念な点。本作は起動ディスクが必要です。最近なかったせいでとても面倒くさいです。入れっぱなしも嫌だし、毎回入れるのも面倒くさいんですよねぇ。
 あとは立ちCG。会話劇の基本はフェイスウインドウ+立ちCGです。前者は本当に飽きさせないほどよく変わってくれるのですが、後者はその反動かピクリともしないんですよねぇ。両方ほとんど同じカットのゲームが以前は不思議でしたが、今なら理解できます。こりゃ変だわ。加えて前者と後者の担当がどうも違うみたいなんですよ(特に緋ノ宮兄妹)。違和感を感じることがしばしばです。

 2009年1月28日(水)    輝光翼戦記 天空のユミナ継続中2
 まだまだ3章。現在28時間経過。
 先日の日記をアップした後、笑うしかない出来事が起きました。というか、もうアレですよ。ここしばらくの本ページにお付き合いいただいている方ならばピンと来るのでじゃないでしょうか。そう、強制終了でございますわ。およそ2時間半を費やしたダンジョンでの経験値稼ぎが見事に水の泡デスヨ。
 これがうっかりセーブを忘れた私の凡ミスというならまだ仕方ないと思えます。思い込もうとします。けれど、本作は基本的にダンジョンにいる間はセーブができない作りになっているんですよ(本当)。一応はフロアーが変わる時に中断はできますけど、継続してプレイするつもりであるなら、いちいちそんなことをするはずもありません。しかも、ダンジョンが自動生成タイプであるため、クエスト受諾中は途中で帰ってしまうとほとんど意味がなくなってしまうんですよ。そして、まさにクエストが達成できました、という戦闘が終わると同時にマイクロソフトへのお手紙推奨文が出現した、と(乾いた空気)。
 なんか気のせいでなければここ3本連続で強制終了が発生してますな。ゲーム性のある作品にありがちな欠点とはいえちょっとねぇ。「闘神都市V」は一度もそんなことはなかった訳だから。さすがアリスソフトと言うべき?
 前回の日記から今回の日記に書けて気になるのはダンジョンでの一戦闘に要する時間が明らかに増えてきたことですね。これまでは2ターン以内で済んでいたものが3〜4ターンかかるようになってきています。1ターンがほぼ1分かかるのでこの傾向はちょっと頂けません。レベルアップのペースもあからさまに落ちてきたしなぁ。この先が心配です。もうすっかり戦闘中はマンガを片手に装備してますよ。
 水曜日に書くのはもう遅すぎるくらいですが、このままでは明らかに金曜日までに終わりません。予定では3本ほど買うつもりなのにこれはちょっと……。それにしても総プレイ時間はどこまでゆくのだろう。もしかして「Fate/stay night」や「YU−NO」にタメ張るところまでかかるんでしょうか。って未だ星徒会選挙編の中盤なんだからもう鉄板と判断すべきなのかもしれませんね。
 あと、まさか違うよね、と変な笑顔で思わずモニターに向かって聞いてしまうのですが、この有り様で実は個別シナリオがあります、なんて大宇宙的なジョークをかますなんてことは……(思わず無言に)。

 2009年1月31日(土)    確定版個人的2008年エロゲーランキング
 実のところ、あまり意味はないのですが、暫定と書いたことでもあるし区切りとして書いておきます。
 
第1位「闘神都市V」(アリスソフト)
 おっさんにはやはり、こういう年代を感じさせる企画は効果的です。同じアリスソフトでも新作なら不満をブチまけたのではないか、というところもつい擁護してしまうんですなぁ。まぁ、面白かったし楽しかったのも嘘ではないんですけどね。世間的な評価との差異が結果として個人的ランキングらしくなっているあたりがなんだか切ないですが。
 プレイ後の印象の変化というのはあまり起きていませんが、正直にいえば再プレイ熱は前作とは違ってあまりありません。
 
第2位「ウィザーズクライマー」(ソフトハウスキャラ)
 ヒロインがそれほど気に入っているという訳でもないのに内容にはかなり入れ込んでいたという珍しい作品。発売前の期待度が高くなかったにもかかわらず夢中にさせてくれました。どこが素晴らしいというより全体の調和が優れていたゲームかと思います。だから、次作が原画的に惹かれるものがなくても買う気になるという(え?)。
 
第3位「MapleClolors2」(ApRicoT)
 画竜点睛を欠く、とは言い過ぎかもしれませんが全体の完成度と一番、固いと思っていた要素(エロ)が弱かったことからそう表現してもいいかと思います。クリアーしても評価はほとんど変わりませんでした。
 とにかくエロゲーには珍しいスタイルというのが最大の特徴。プレイ感は他の作品にはないものがあります。しょっちゅう発売されてもやる気にならないでしょうが、この遭遇機会の少なさがポイントでしょうか。
 
第4位「プリマ☆ステラ」(アトリエかぐや)
 新作が発表されることで気付いたのは自分で思った以上にキャラを気に入っていて、印象も深かったという事実。何よりこれこそが従来作とは異なるBerkshireYorkshireの気概ではないかととらえるのは考えすぎでしょうか。未来の作品に期待したくなる、そんな片鱗を見せてくれたように思ったのでこの位置をキープ。あとエロさというのは大事だな、と基本を改めて教えてくれたように思います。期待があるからこそ、それを満たすのが大切という。
 
第5位「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)
 実はここが最も悩みました。入れ換えるかどうか。詰まるところ、あまり良い意味の悩み方ではないのですけど。パンチ力に欠けるのが本作の抱える最大の欠点。独自性も弱く、売りに乏しい平均的な作り。この作品のライバルがすごい一長一短で、しかも「短」がすごかったのでこちらが勝ったという微妙な決定事情。次作もちょっと心配ですが、言いかえればそれぐらいスタッフには能力があると感じているということでもあります。ぜひ私に吠え面をかかせてもらえれば、と。
 
 ということで確定版もランキングに変更はありませんでした。「君が呼ぶ、メギドの丘で」を5位にするかどうかでしばらく悩みましたが結果はご覧の通り。いかにゲーム性は大事とはいえ、読ませる気にさせないテキスト、エロさに素晴らしく欠けるHシーンと数、システムと反するかのような物語のオチの前にはその意義も薄れてしまいます。
 2008年は事前の期待をうまく集めることはできていたものの、いざ蓋を開けるともう一歩、二歩な作品が多かったように思います。まぁ、もしかしたら各メーカーとも宣伝上手になったということかもしれませんが。そのせいかどうか、それほど期待を集めない作品に良作が多かったように感じました。
 2009年は春までに注目作が出揃い、夏以降が心配な気がしますが果たして。どうか今年も1本でも多く良い作品が発売されますように。

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