徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2007年1月2日(火)
レイナナ終了
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 「レイナナ」。なんか終わってしまいましたよ? 1周目を終えた時点で嫌な予感はしていました。しかし、そこから目を背けるようにプラス思考で進めていたのですが、現実はあまりに過酷で。今日の日付こそ2日ですけど、実際にはほとんど年内に終わっていました。プレイ時間はバッドエンドを含めても10時間かかっていないような気がします。
 2人目は相良有美。
 絶対に「さがらあみ」だろうと思っていたら正解は「ねらあるみ」でした。名前はまだしも名字に愛を感じないなぁ。
 有美シナリオに限らず、シナリオは共通と個別で全く関係ないお話にシフトしていきます。しかも、シミュレーション部が終わると畳みかけるようにエンディングへ向かうので、知らない1周目はともかく、それ以降は白けてきてしまいます。
 恋愛に至る描写も2人きりになったから取りあえず発情してみました。発情したのだから好きってことだと思います。みたいな流れですからねぇ。どうしてこんなことになったのやら、とか思うもののどこから考えていけばいいかもよく分かりませんよ。トホホ。
 3人目は仰木千夜。
 千夜シナリオもやはり同様。前半の話は知ったことかとばかりに違う話に展開していきます。伏線は完全に投げっぱなし。
 楽しいゲームを目指していると思うのだけれど、全体的に賑やかさ不足。メインキャラが4人いながら驚くほど絡みが少ない、もしくは短いのが特徴です。ポップでキュートは間違いないのだけれど、それが同時に軽くて薄いになってしまっているのが痛いところ。
 主人公の魅力が薄く、ヒロインたちも正義のヒーローとしての成長が感じられないのがツライです。ギャグでもシリアスでもない中途半端な雰囲気もあまり長所とは言えないように思います。
 ラストは櫻井玲奈。
 このシナリオだけは少しましになってます。前半の展開がきちんと後半に繋がっています。というか、他のヒロインはサブもしくは未完成ってことなのかしら。
 これまでの反動もあるかもですが、シナリオはそれなりに読ませてくれるものになっています。ただ、これだけで本作の売りとするのはあまりにきついような。ラストでいきなり出てきた社長、それに桐人と観奈が超スルー、ってのもなんだかなー、と。石和マネージャーにも存在意義がないしねぇ。あ、日戸社長もそれはおんなじか。
 やはり世界観に重みを感じないのが一番の問題なんでしょうね。単純なシナリオの分量もそうだし、会話やCGによる世界の演出がどうしようもなく弱いと。最初からこういう設計図だったのかなぁ、このゲーム。
 あとは千夜にも言えることだけど、あんましアイドルにしてヒーロー、という特殊性を感じないのもちょっとね。あんまり良くない意味で普通の娘に見えてしまうんだよねぇ。
 ゲーム感想は近日中に。

2007年1月4日(木)
戦国ランス開始
 年越しには間に合いませんでしたが正月休みにはどうにか間に合いました。
 現在50ターンを越えたくらい。非常にゆっくりとではありますが進めております。と言っても時間をとっていないのではなく、プレイスピードがゆっくりで時間そのものはふんだんに割いていたり。プチ引きこもりと化して正月はこればかりやっていました。
 まだまだわからないことも多いのでモニターとマニュアルの間を往復することもしばしば。そんな時間さえとても楽しいです。プレイすることそのものが本当に楽しいので嬉しくなってしまいます。
 シリーズもの特有の、特典とでも表現したくなる楽しさも健在。前作「ゼス崩壊」やさらに過去作のキャラたちが出てくると自然に頬が緩みます。この同窓会のような感覚はかなり貴重なのではないかと思います。また、「ゼス崩壊」ではランス君のIQが下がっていてイマイチでしたが、本作では復活していて安心していられるのも大きいです。まぁ、相変わらず射精時には「とーー」とか仰ったりするのですが。
 ランス君だけでなく、テキストそのものにも魅力があって読んでいるだけで楽しめます。キャラクターたちの反応が楽しくて進めていると言っても過言ではありません。そのキャラクターもなかなか魅力的です。個人的な好みにかなり合致していると言った方がいいかもしれませんが。
 香姫はその位置づけがいい感じです。ランス君がHに関して何でもありではない、というのが地味に効いていると思います。ロリではないことが面白さに繋がっているかと。フェイスウインドウで慌てるカットがかなり可愛いです。
 リズナはあまり変わりなくそこが良いです。「ゼス崩壊」の時と同じように優遇して使っております。っていうか、初めての魔法兵だしねぇ。
 ウルザは変わったような、そうでもないような。あまりイベントが出ないのでよくわかりません。もともと真エルザでない方が個人的には好きなんでそのあたりちょっと複雑です。ただ、すごく優秀なんでとても外せません。
 マジックはちと変わったかなーという感じ。てっきりゼス一番手かとばかり思っていたので驚きました。最後でしかも、四天王ということを考えるともう一歩、使えないような。謙信のイベントにちゃんと絡んでくれるのがとても嬉しかったです。わずかひとことふたことなんですが、それが大きいんですよね。望み通りの反応でした。
 最新が「ゼス崩壊」ということもあって援軍要請はゼスにばかり送ってましたよ。4人目以降もあったならその路線はずっと続いていたでしょう。
 上杉謙信が恐ろしいことになっています。その可愛らしさは常軌を逸したレベルまで到達しているほどで。フェイスウインドウの照れたカットを見た瞬間に私は再起動をかけ、上杉謙信セーブデータを作り始めました(それまではオートセーブしか使っていなかった)。わざわざコメント編集までしたゲームなんてこれが初めてですよ。まぁ、アリスのことですからフェイスウインドウの表情鑑賞モードなんてないでしょうからね。
 また、アピールの方法が予想外で心底、驚きました。最初は何が起こっているのかさえわからなかったくらいですから。画面の中心にSDカットが出た瞬間、一気に全てを掴まれたような気がしたデスヨ。それにランス君の反応まで予想外で。すごい誤算って感じですわ。
 まさか上杉謙信に惚れ込む日が来ようとは。アリスソフト恐るべし。
 ということでまたゲームに戻らなきゃ~。

2007年1月6日(土)
戦国ランス継続中
 段々とつまらなくなってきました。と言っても基本的には自分のせいだったりします。あまりにものんびりとしていたせいで魔軍が跳梁跋扈。今やJAPAN国に勢力は3つしかありません。
ラスボス率いる魔軍ってのはアリスのシミュレーションには必ずと言っていいほど用意されているタイマーのような存在。とっとと進めないことには敵も味方もバンバン殺されていってしまうと。アーケードのシューティングやアクションにもまま見られる存在と同じですね。
 まー、それはいいんですけど相手が魔軍くらいしかいなくなるとゲームとしてはあまり面白くないんですね。世界を探索するようなところが本作の大きな楽しさであるだけに。もちろん、そこにいるキャラクターたちだってそれに含まれます。それがあっさり抹殺されていってしまうんじゃねぇ。
 よそのシミュレーションゲームのように中盤以降のバランスが崩れてしまうことへの配慮かと思いますけど……。正直、好きにプレイさせて欲しいなぁ、と。
 筋書きとしても大筋では「ゼス崩壊」と同じパターンというのもちとどうかと思いますよ。
 恐らくは半分くらい袋小路に突っ込んでいるのではないかと自己分析してます。魔軍に攻められて守るのが精一杯です。攻勢に出る余裕なんてどこにもありません。かろうじて魔軍に対抗できる部隊がひとつあるくらいで、それもボーナスで相手の強さを下げつつですからねぇ。毎ターンの収入もほとんど兵の補充に使われてしまって碌に増やすこともままならない。そういや、「大番長」の時も1周目は似たような感じだったような。
 助っ人もようやく全員揃いました。リーザス側は後回しにしただけあったって訳でもないでしょうが、ちょっと期待外れのメンツで残念。かなみ→マリアときて、まさかラストがレイラとは思いも寄らず。というか、なぜ志津香ではないのかと問いたい。

2007年1月7日(日)
戦国ランス継続中2
 仮面ライダーカブト47話。すっごいヤバいです。タイトルは最終章突入ですし。正直なところ、前回を見終わったあとに予感みたいなものはあったんですよ。でも、まさかここまで剣くんの存在が大きいとは思ってもみなかったんで。頭の中では第二部とか島編とかわかる人にはとてもよくわかる単語が飛び交っていましたよ。でも、一番リフレインしたのは師匠なき後の「Gガンダム」ですた。 
 筋書きとかそういうことではなくて、もうどうなってしまうのだろうという不安ばかりがぎゅんぎゅんと。最後の最後に来て外すなんてことはないと信じたいのですが……。それと全何話か知らないってのもね。
 ワームの存在の告知。もう殲滅されるだけのワーム。登場しない乃木伶治。「ファイズ」の映画版の逆みたいな状況ですね。随分と思い切りましたなー。
 闇の兄弟の行く末も心配です。果たして影山はただの風邪で済むのでしょうか。というか、ネックレスのからくり次第で運命が変わってしまうような気さえしていますよ。
 心配といえば大介もですな。残りは多くても3話、恐らくは2話。とするとまさかもう出番がなかったりなんて可能性も。考えてみれば中の人は間宮麗奈のエピソードから出ていないんですよねぇ。
 今まで離反しなかったのが不思議なほどであった三島さんがようやく加賀美パパへの不信感を露に。裏切りの展開が果たしてあるのでしょうか。というよりも、根岸があまりにも怪しいですよねぇ。
 偶然だと思うのですが、前回を見終わった直後からレオパレスの新しいCMを目にするようになって、元気そうな剣くんの姿にしんみりと。もう会えないのだと思うと尚更ね。

 ところで「ビーストウォーズ」の再放送が始まって喜んでいるのは私だけでしょうか。脚本のあまりの弾けっぷりは本気でオススメです。未見の方は是非に。話のネタにもなりますし、何気に声優は豪華だったりします。まぁ、最初の方は私も初めて見たのですが、まだかなりおとなしいです。ギアが上がって飛ばしてくると元の脚本を知りたくなるほど暴走します。必見。

 「戦国ランス」。まだまだ1周目。
 80ターンを越えたところで謎の現象が発現。超追い詰められていたのに1ターンにして立場逆転。魔軍は南国(九州)に押し込められてしまいました。
 え? え? ええっ!? って感じでかなり混乱しましたですよ。この前のターンではいよいよ国力をコストが上回ってしまって(収入が半分になってしまう)、崩壊へのカウントダウンが始まったって状況だっただけに。これって当たり前に起きるイベントなんですかねぇ。私のプレイがあまりにへぼいから起きたイベントではないかと疑っていたりしますが。
 まー、おかげでまたゲームが楽しい、に戻ったからいいんですけどね。マジックの香姫に対する屈折したデレっぷり(?)とか、ウルザのHシーンの意外な導入部とか、鈴女との逐一ツボにくるような会話とか、ほんとーに楽しいです。特に必ず出現する訳でもないマジックとかにHシーン以外にも細かいネタが用意されているのが嬉しくて嬉しくて。や、シリーズものって本当に財産ですねぇ。ランスシリーズならではかもしれませんけど。過去作をプレイし直したくなるのも特徴ですね。

2007年1月9日(火)
戦国ランス継続中3
 ようやく1周目が終わりました。クリアに要したのは108ターン。一応はアリスの予想する初心者のクリアターン範囲に入りましたが、随分とのんびりやっていたのでもうちょっと早く終わったかも。
 それにしても最後は肩すかしでした。天満橋の合戦はザビエルへの前哨戦かと思えばなんとここで終わり。禁妖怪の一匹目とは結局、会わず終いでしたよ。てっきりザビエルは最南端で待っていると思ったのになぁ。使徒のように2段階目の変身があるかと思ったらなかったし。もしかしなくとも独眼竜政宗の方が強いのか?
 肩すかしはシナリオというかエンディングの状況にも。まさかシィルが凍ったままスタッフロールとはねぇ。しかも、置きっぱなしですか。まぁ、時間経過と移動に関してはあまり重い意味を持たないゲームだからいいのかな。そういや「ゼス崩壊」の時のランスの息子やその母の悪魔さん(名前忘れた)もほったらかしのままですしねぇ。ああ、志津香関係もネタふりだけしといてスルーでしたな。2年とか3年スパンでしか発売されないゲームの作品を跨ぐ伏線はちょっとねぇ。
 他には鈴女を筆頭に香姫以外のヒロインには全く触れもしない(もちろん出もしない)ってのもちょっと。これだけの時間をかけたゲームなのだから、もう少し余韻を楽しむくらいの「めでたしめでたし」なエピローグが欲しかったデスヨ。まー、こうして苦言を書くのも良いゲームだからなんですけど。
 ということで迷うこともなく当たり前のように2周目へ突入。どうやら正史ルート以外にもルートがあるようなのでそれが目的ではありますが、仮にそれがないとしても2周目以降に入ったと思います。少なくとも現段階では積んでいる「Sentinel」や「ef-the first tale」よりもこちらを選ぶと。
 それにしてもビギナーゆえ仕方ないとはいえ中途半端な1周目でした。いつものアリスのように途中でポイントがあって、そこで西進(北進)するか東進(南進)するかで展開(仲間にできる武将)が変わるようになっていると思われます。1周目では東進したものの、進んだのはほんのわずか。武田にも北条にも絡めないままでしたからねー。唯一、接触した上杉勢もイベント進捗は中途半端だったようで。果たして2周目はどうするべきか。
 そして2周目。得点はゼロでしたが、それでもクリアしたご褒美か5ポイントほどくれました。これがどれくらいかというと弱めのアイテム2つか強めのアイテム1つ、もしくは特殊武将1人を最初から雇えるというくらいの特典。アイテムの中では装備していると1ターン毎に兵が増える人望の杖がいいかなー、と考えていたのですが特殊武将一覧を見て2秒で考えが変わる。「魔窟堂野武彦」の名を目にしたら他の選択はあり得ませんて。能力値などチェックせずに選んでました。
 じっ、じっちゃ~~~~んっ! まさかこんなところでじっちゃんに会えるとは(感涙)。もしかして猿藤もどこかにいるのか。

2007年1月12日(金)
戦国ランス継続中4
 なんか困惑しておりました。前回の引きの通り2周目に入ったのですが、しばらくすると何やら勝手が違う(ような気がする)。想定したイメージでは1周目よりも経験値を得て序盤は楽にプレイできるはずだったのですが……。12ターンが過ぎても1国もとれません。
 明らかにおかしい。どう考えても敵が強すぎる。そんな強さであったはずがない。まぁ、わかる方には私が何を勘違いしていたのかバレバレかと思いますが。
 しょうもないことに12ターンも経ってからようやくまともに不信感を持ったんですね。本丸とはいえ初手から1部隊が600人も率いているのはおかしいと。ランス君なんて150人始まりなのにですよ? そこに気付くと後は比較的(それでも比較的)早かったです。「確か上杉謙信が初めて現れた時にそのくらいの人数だったような」、で確信。「ああ、そうか。最初のターン設定というのは難易度調整のことであったのか」、と。
 前回も書いたようにクリアするとポイントがもらえます。そのポイントというのがいかにうまくプレイしたか、ということなんですね。そのスタイルは基本的に加算式ではなくて減算式。最初に与えられる得点をいかに減らさずに(加点要素もありますが)クリアできるか、と。1周目は無条件60点なのですが、2周目以降は60、120、200と3段階から選べる訳です。私は得点にばかり目がいってその側で増えている星の数に気付かなかったんですわ。や、ホント昔からアリスのゲームの最高難度って容赦ないですよ。あれじゃ私は200ターンどころか1000ターンかけてもクリアできるかどうか。
 ま、そんな訳で1時間くらい無駄にしましたが標準的な難易度に設定し直して2周目をやり直してます。なんつーか、ここまで説明してもプレイしていない方には「はぁ、そうすか」って感じですがそれでも今回のは書かずにはいられなかったんだよねぇ。自分の欲に目が眩んだ愚かさを。

 そして2周目も50ターンに至りましたがなんかハマリかけてます。奴らと戦いたいとか思って挑んだ武田戦ですが、奴ら強すぎます(泣)。もう開戦前の意気込みやどこへ、って情けなさ全開のありさま。
 天志教、伊賀、徳川、今川を併呑したあたりで挑んだのですが泣きたくなるほど強い。史実の武田騎馬軍団を敵に回した国の嘆きがちょっとわかるんではないか、とか錯覚してしまうほどに強い。下手すれば忍者よりも早く、後列から攻撃可能。苦手とする兵種が特にない、とほとんどお手上げ状態。酷い時には上杉謙信まで武田に加勢するし。アンタ、そりゃないでしょう、と。
 好感度ボーナスの「敵の強さを1ランク下げる」コマンドを2回使ってもほとんど変わらないしなぁ。その間にほんの少しこちらが強くなると向こうはコマンド前と同じかそれ以上に強くなっているという按配で。
 騎馬といえば対抗は鉄砲か、と安直に考えますがそれもどうなんでしょう、ってな状態。確かに敵が使うには素晴らしく厄介な兵種なんですが自軍が使うにはどうなのよ、という感じ。シミュレーションゲームでありがちですが基本的に完勝を求められるプレイヤー側とそんな必要のないコンピューター側にはあからさまな差があるというか。つーかさ、攻撃されない所から近接距離に近寄られる前に攻撃するのが鉄砲だったわけですが、このゲームでそんなのできないじゃん、と。むしろ後列から攻撃可能な分だけ騎馬が強くなってるし。
 実は(卑怯にも?)武田と開戦直前のデータを残してあるのでそこからやり直そうか本気で悩み中。でも……、ねぇ。開戦を先延ばしにしても、その間に相手が強くなるだけじゃん、という話も。

2007年1月13日(土)
戦国ランス継続中5
 結局、武田との戦いは好転の兆しを見せずロードして開戦前からやり直し。同じ轍を踏まないようにと先に種子島と阪神タイガース、いや違った明石を併呑。桁ひとつくらい違う戦力差に唖然としたり。
 そして、初めてまともに手に入れた鉄砲兵。…………。う~ん。確かに強くはあります。しかし、この世界では騎馬兵に対して現実の史実のような効果を得るのは難しそう。驚いたことに前衛からしか攻撃できず、しかも敵側の後衛には攻撃できない。それでいて攻撃回数も1回か2回しかない、と。異常に使い勝手が悪いです。騎馬兵は後衛から相手の前衛だけでなく後衛まで攻撃できるあたり、ユニットとしては勝負にならないような。接近戦になった時にも鉄砲兵は一方的に減らされるだけですしねぇ。素早さでも四天王には全く敵わないのでは? つーか、奴らは付与も全部ついてるしねぇ。ズル過ぎ。
 武田への愚痴はともかく今度は北条攻め。先程の2国以上に驚愕する。武田とずっと争っているとは思えないほど弱い。というか、ただの設定でそうなっているだけでしょう、コレ。それぐらいの弱さです。そもそも兵力が同程度で陰陽師中心と騎馬兵中心では全く話にならないですからねぇ。だから、当然といえば当然なのかもしれません。
 実のところ、北条攻めは気が進みませんでした。というのも以前のイベントで武田側が、織田軍が北条か上杉のどちらかに手を出せば均衡が崩れてチャンスが生まれるみたいなことを言っていたんですよ。だからねぇ、北条を攻めると上杉が、というか謙信が心配なんですよ(馬鹿)。「鬼畜王ランス」でもホーネットとかそんな感じでしたからねぇ。
 2周目も随分と進んできて色々と違いが見えてきました。わかる所もあればわからない所もあり。例えば原家の陥落後、阿樹姫は1周目では選択の余地なくHシーンでしたが、今回は選択できるように。これが何か条件を満たしたからなのか、それとも2周目以降だからなのかはわかりません。こういった例があちこちに見受けられます。
 ということは困るパターンもある訳で。1周目で発生した一部のイベントが2周目は発生しなかったりとか。同じようにしているつもりなんですけどねぇ。どこかで気付かずに条件を満たしてるのでしょうか。
 そんなこんなで奥深い戦国ランスはまだまだ続きます。

2007年1月15日(月)
戦国ランス継続中6
 仮面ライダーカブト48話。真相解明編とでもいうべきエピソードでしょうか。なんだか色々とすごいことになってます。というか、この第二部とでも呼ぶべき急展開を3話で収めるのはだいぶ無理がありますな。かなりの巻き展開で伏線が伏線というほど寝かす暇もないくらい。ま、その範囲内においてはなかなか頑張っていると思いますが。でも、せめてもう1話くらい注ぎ込めればねぇ。「クウガ」みたいにラスト1話はまるまるエピローグでも面白かったと思うんですけど。この世界なら。
 疑問点としては三島さんは今回でネイティブになったんですか? というあたりでしょうか。三島さんはこれ以前も何を心に秘めて行動していたのかわからないのでどうにも推測しにくいです。
 加賀美パパは実に格好良かったです、ええ。この方の演技は本当に素晴らしいです。凄味のある表情や声はさすがというところ。ボロボロでも映えるところがまた。
 それに比べて相変わらず脳みそを使わない加賀美くんはダメダメすぎ。脚本の都合もあるのでしょうが、どうしてそういう言動になるのか理解できません(天道の方にも似たようなことはいえますけど)。「ファイズ」の時もそうでしたが、対立の構図を作るための仕掛けが不十分なんですよね。半端に仲良くさせてしまうのも失敗の原因かと思います。これでは子供もなんで? という感じで納得していないんじゃないかなぁ。
 ああ、やはり、やはりネックレスの役割はそれでしたか。実際、先週の時点でわかっていた訳ですよ。でも、わかりたくないから気付かないようにしていたと言いますかね。全体を見ればあまり好きではなかった影山ですが、この最後は悲しかったです。これが以前、天道が言っていた、闇の住人を気取っていたことのツケなのでしょうか。
 最後はワームではなく人として、ライダーとして死にたい、という言葉が聞こえてくるような切ない背中でした。矢車さんの涙にも心を動かされましたよ。「相棒」という絶叫にも。
 個人的にはここで終わらずに矢車さんが真のヒーローになって根岸や三島さんの前に現れてくれる展開を希望したいところです。そう、ヒーローに不可欠な影の部分を遂に手に入れてしまったと。まぁ無理でしょうけど。
 どの程度の出番かはわかりませんが大介も最終回には顔を出すようで一安心。なんか映画版の人々もいたような。集大成と言うべき最良のラストを迎えられることを祈っています。

 新番組は「電王」ですか。また、見た目格好悪い路線に逆戻りかよ、とか悪態をつきたくなりました。それとなんで関俊彦氏が主役みたいに声を張り上げているのでしょうか。

 「戦国ランス」。
 なんだか迷走してきました。正史ルートではなく、それ以外のヒロインルートに入りたいと思って進めてきたのですが、サッパリうまくいきません。南条蘭は惨死してしまうし、上杉謙信は魔人の苗床にされてしまうし、と完璧な負け犬っぷりを絶賛披露中。朝倉義影を幸せにしている場合じゃないですよ。
 蘭に関してはそういう展開もあるだろうから1回目の接触としてはまぁいいか、と思ったのですが謙信の場合は防ごうと思ってもどうにもならなくて。北条を攻め落としてそのまま北進したのがいけないのか、夜襲のイベントから全然、先に進まないんですよ。仕方ないから奪った国を奪い返させて、1周目のように西から攻めようとしていたらこんなことに。ああ、そのうち島津の4兄弟のように魔軍の手先として謙信を打ち倒さなければならないのでしょうか。ううっ、やだなぁ。
 これに限らず1周目はできたのに2周目はできない、にかなり苦しめられてます。それと2周目で新しく遠征した先であまりイベントが起こらないのも困りもの。条件が難しくなっている、ということなのかもしれませんが基本的にランスが無反応なケースが多いんですよねぇ。蘭にしろ大道寺小松にしろ柚原柚美にしろ。

2007年1月18日(木)
戦国ランス継続中7
 2周目終了。
 当然のように正史ルートでしたさ。そして、得点も0点。ううっ、なんかロボコンみたいですよ、ワタクシ。まー、また100ターンもかけていればそうなるのは当然なんですけど。結局、他ルートに入れなくてやさぐれプレイを続けていましたからね。せめてもの慰めは魔軍の手先として謙信が出てこなかったくらいかなぁ。ボテ腹とかで出てこられたら夢に見てしまうかも知れませんよ。
 つーことで3周目ともなるとネタ一切なしではさすがに辛いので、頼りになる情報源(攻略サイトさま)を参照。
 …………。
 あっはっは。なんかすげーや、って感じデスヨ? 発売から10日(最新更新日)足らずでここまで詳細に調べて、アップまでできてしまうのだからすご過ぎというほかありません。頼りになりすぎてびびるくらいですよ。全部読んだら1時間くらいかかるんでないの、というくらいの情報量。楽しみもあるので基本的にはクリア済みの国をメインにあとは各ルート条件を参照、ってな活用具合で。クリア済みに関しては意外と漏らしはないようです。
 2周目で何が骨身に沁みたかって謙信の存在の大きさですよ。さすがはJAPAN一の武者。合戦でも迷宮でもどれだけ助けられていたかを痛感した次第。特に軍神の威光は攻めてよし、守ってよし、の抜群のスキル。明らかにたった一人で戦局を左右する力を持っていますよ。
 困ったことにそれが理由で西進する気になれないんですよねぇ。毛利やタクガとはサッパリ接触していませんよ。妖怪王ともまだ未遭遇ですからねぇ。我ながらなんとも中途半端です。
 謙信の次は雪姫のことですか。他ルートに入れなかったこともあって、あんまし戦力にはなりにくいところに力を注いでいたらそんな感じに。最初は好きでなかった雪姫も最後には印象が変わってました。
 展開によって言動に違いがあるとはいえ、織田に嫁入りすることを拒否して、そのためにあちこちで男に抱かれる訳ですからプレイヤーからするとなんだかなぁ、という感じになる訳で。それでも助けていたらちと謙信にも似た展開に。雪姫の話した猛獣の生態はランスという人間を的確に表していますな。そんなこんなで戦場の開戦前の一幕もお気に入りに。や、こういうの好きだなぁ。どちらかというと洋風のファンタジーで使われやすいネタであるだけに和装の世界でというのが個人的にツボでした。

 遅ればせながらEdgeworth Boxさんとこの毒ラジを聞く。
 いや、面白かったです。何度も吹き出してしまいましたよ。やはり、笑いの感性が合うって大切です。多少の仕込み(電撃姫を読んだだけ)があったとはいえ、素であれだけの会話ができるのだからすごいです。素人芸にしておくのはもったいない感じ。
 妹さんの反応がまた素晴らしい。書かれていたコメントも素直に納得です。軍人くん風に表現するなら「自分は… 自分は信じておりました!! 妹は本当に存在すると!!」@辣韮の皮、って感じかと。
 ただひとつだけ失敗だったのは飯でも食いながら聞こうかな、なんて気を起こしてしまったこと。や、別にどってことないんですけど嬉しくはならないかなぁ、と。どうもサウンドドラマ聞く時って何してたらいいんだろうとか考えてしまうんですよねぇ。何かを同時にこなそうとか考えてしまう私がいけないのか?

2007年1月20日(土)
戦国ランス継続中8
 3周目突入。
 攻略サイトさま手引きに従って上杉謙信ルートに入った訳ですが……。なんじゃこりゃああああああっ! とか叫びたくなる事態に陥っております。帝レースってだけでもなんですか、ソレ? って苦笑いな感じなのにそこで起きる事態ときたら。
 簡単に言うと名だたる武士を5人、倒せばJAPAN国の帝になれるというのがレースのルール。ランス陣営の武士はもちろん上杉謙信。ゲームシステム的なルールとしてはこれまで通り国獲りを行い、対戦相手の国を滅ぼして部下にすれば一騎討ちを挑める。これが基本ルール。
 謙信は毘沙門天の加護を一身に受けるJAPAN国一の武士。こんなレースなんて簡単簡単、のはずがおたふく風邪をひいてしまったがゆえになんとレベル1に。謙信の選択コマンドを使っても一度に2レベルしか上がりません。レベルドレイン前の謙信はレベル60でした……。
 当然ですが帝レースにはライバルがいます。ラスボスのザビエルはもちろんのこと、これまで影も形もなかった傾国なんてキャラも。ザビエルよりもこの傾国が曲者で他国を煽動して織田に敵対するよう仕向けてきます。気がつけば独眼流、武田、毛利、魔軍の四勢力から包囲されている始末。このまま放置すれば北条、タクガがこれに加わることは必至。今の時点でもすでにいっぱいいっぱいなのですが果たしてどうしたものやら。
 それでも隙間を縫うように、時には自国の領地も可能な限り捨てて侵攻したおかげでどうにか毛利を滅ぼしました。よっしゃ、これでなんとか。と思ったのも束の間、一騎討ちのシーンもないまま、いきなり謙信が惨死。
 ……………………は?
 1分くらいモニターの前でアホ面を晒してましたよ。つーか、どういうことですか? 全くもって意味がわからないのですが。どうして戦に勝ってゲームオーバーにならなければいけないのか。そんなゲームは「アドバンスド大戦略・ドイツ電撃作戦」だけで十分なんですけど。
 仕方ないので再び情報源を参照。確かな答えは書いていないものの、なんとなく察しはつきました。というか、それを見て泣きたくなりましたよ。どうやらタクガのイベントも進めて毛利元就の呪いの解かなくてはいけないようデス(もしこれが外れていたらと思うと頭痛がしてきそうです)。
 五正面作戦ってそんなの無理ですぅ(超泣き言)。今だってかなり無理があるというのに。謙信のレベル上げがあるせいで内政関係はほとんど手がつけられないし。一騎討ちのこともあるし、暇もないしでダンジョンにも潜れない。つまり、合戦に役立つアイテムも碌に手に入らない。もちろん、満足度ボーナスのたまりも悪い。完璧すぎる悪循環です。もうちょっと時間があればなんとかなるかもしれませんが、その前にザビエルが100点に達しそうだしなぁ。実は傾国ってザビエルの仲間なんじゃねーの? だって絶対ザビエルが得してるよ。そんな愚痴が飛び出すくらいで。
 TADA部長、ホントに標準は簡単すぎるのですか? 私にはとてもそうは思えません。

2007年1月22日(月)
戦国ランス継続中9
 仮面ライダーカブト最終話。うーん。まぁ、こんなもんかな、というのが素直な感想です。第2部っぽい展開のわりには破綻しすぎることもなく、それなりにまとまっていたと思います。
 オープニングなしというアニメの最終回には頻繁に見られる演出。大抵これをやるのは時間が足りない時なんですが、本作は思いっきり前回の映像とか流してます。あんまり意味はないような。ところでそのまま続きの話なのにファイナルとか書いてあると武装錬金ファイナルみたいです。
 率直にいうと最終回はカタルシス不足。放送とか一連の流れに危機感を感じられないのが厳しいところ。おかげで企みを阻止しても達成感みたいなものはまるで得られない。それどころか急に芝居じみた根岸の演技に興ざめする可能性すらある。
 ある意味、前回が事実上の最終話だったのですな。加賀美パパの真骨頂、矢車さんの結末、天道の窮地。カタルシスだけでなく、いいところは全て前回に集約されていたと。
 他にも乃木伶治との2度目の戦いの方がずっと緊迫感があったというのもツライです。ライダーシステムがワームに奪われてしまうかもしれない、という状況の方がよほど危機感の演出ができていました。
 それだけでなく、倒し方もあの時はトリプルライダーキック、今回はダブルライダーキックではどちらに軍配が上がるか考えるまでもない。ハイパーゼクターが折れるほどの相手なのに正攻法でそのまま倒せてしまうあたりも明らかな盛り上げ不足。
 そのあたりからも、やはり最終回にも矢車さんの出番は必要だったのではないかと。半ば仕方なく協力したようなあの時との差を出すことも今なら可能であったでしょう。もう終わった後に自己嫌悪する必要もないのだし。
 そうでなければ、いきなりであっても大介を出した方がまだましであったでしょう。少なくともエピローグで間に合わせのように出すよりは遥かにいいと思います。というか、4人だせばいいのでは。1人で倒せない以上は2人が4人でも一緒だし。
 エピローグもそこはかとなく微妙臭が漂っているような。ひよりは何かキャラが違う上に料理がうまそうに見えないし、加賀美くんはなんだか「踊る大捜査線」の青島を彷彿とさせるし、天道は小学生が見ても合成が丸わかりだし。収穫は樹花がひよりお姉ちゃんと呼んだくらい? なんか視聴者を置き去りにするという意味では「クウガ」や「555」のエピローグに似ているような気がします。
 まー、文句ばっかし書きましたがその分だけ楽しませてもらったという意味でもあります。まだ買っていませんが恐らくはDVDも買うことでしょう。私にとってはようやく「クウガ」に匹敵する平成ライダーが生まれたという感じです。1年間楽しませてくれてありがとうな気持ちですわ。スタッフに感謝を。「電王」も面白いといいデスネ。

 「戦国ランス」。まだ3周目。
 五正面作戦にもがき苦しみながらどうにかこうにか亀の歩みで前進。正直、普通にプレイしていたら間違いなく終わっていたと思います。これまでに使うことのなかった作戦許可証を駆使したおかげでなんとかという感じ。これまでは自分の力でない気がして遠慮していた(実は意味もよくわかっていなかった)んですよね。
 それでも、かなり神経を遣ってセーブ&ロードの繰り返しでしたが。一手間違うだけで、もしくは運が悪いだけで資金がなくなり、即終了なんて危機が幾度もありました。
 前回の謙信惨死事件を受けてターゲットを毛利元就からタクガのゴンに変更。まさかハニー新撰組があれほど役に立つとは思いもせず。おかげで本丸以外は防戦に徹しているだけで(まぁ、それだけが苦しいのですが)済みました。
 しかし、安心したのも束の間、いよいよ死国に押し戻して最後だと思えば信長が登場してゴンどころかタクガ家を全員バッサリ。ここまでの努力はーーーーーっ!? とかまたしても真っ白になりそうに。ここでも王手を避けられたのはセーブ&ロードの力。ランダムなのか、信長は別のターゲットを殺害。
 ということで次のフラグまでになんとしてもとタクガを占領。捕虜にしたのでゴンは後回しと今度は返す刀で毛利を急襲、のはずでしたが呪いのことを思い出して黄泉平坂へ。以前、グナガンに超酷い目にあって本当は二度と行きたくないくらいでしたが仕方なく。
 どう考えても元就より弱いだいだーらを倒して呪い解除。そうすれば元就は弱くなる、との話でしたが却って強くなっているような? 単体では弱くなったのかもしれませんが兵を率いるようになって手強くなってます。話が違うよ、おっかさん。まぁ、それでも本人以上に手強い娘2人がなぜか本丸戦は登場せず思ったよりも楽に毛利家陥落。
 ドキドキしながら合戦シーンからAVGシーンになるのを待ちましたが、今度はさすがに問答無用で惨死することもなく、勝負に。無事勝利を収めたことで急いでゴンと対戦。予想通り、元就を倒した後で(80点を越えたから)傾国が現れたのでイベントが起きる前にと。
 そして、遂に我らが上杉謙信はJAPAN国の帝になったのですがどうやらまだ終わりではないようで。
 金色の後光を発する謙信がとてもラブリー。訓練で出し入れ可能な点も素晴らしい。帝パワーは日本人全てを平伏させて命令可能という素敵設定もナイス。拗ねると光を出そうとする謙信がまた。もう合戦する必要もアリマセンヨ?

2007年1月25日(木)
戦国ランス継続中10
 多くのエロゲーユーザーは2007年初の大型発売日を目前に控えて、すでに選別も終わって準備万端でしょう。そんな中にあって私はまだまだ2006年製ソフトの虜となっております。
 3周目も終わって情熱にもすこーしだけ翳りが見えてきたかな、という時に見計らったかのような絶妙なタイミングでユーザー待望の追加パッチがアップロードされました。完璧すぎるほどの登場の仕方に間違いなくプレイ寿命が延びました。
 なんと言っても待望の全国版(どの国からでも始められる。シナリオはなし。ただし、クリアできない国があるかも?)と猿殺し版(魔軍が登場しないモード。全国制覇で終了)ですから。
 細かい修正や追加も遊びやすさに重点が置かれていて好印象を受けます。ただし、へたっぴな私には暗殺が条件付きランダムから同一条件では結果がほぼ変わらない(要するにセーブ&ロードしても無駄)に変わってしまったのが痛い。冗談抜きでヘタには生死を分けるポイントですからねぇ。失敗するとどうあがいてもそのターンでは勝てないという状況の出来上がり。いえ、そのターンどころか数ターン延びる可能性も十分。
 話が逸れました。
 つーことでまだまだ「戦国ランス」に時間を費やす所存でございます。気分転換に他のタイトルにちょっと手を出すかもしれませんが本格的にはまだまだ。先月に書いたエロゲーランキングの件は月末には書く予定。いい加減、時間が経ちすぎだし、こなしきれない残りはスルーの方向で。ま、この日記を読んでくださっている方なら結果はわかっているでしょうけど。
 ちなみに明日についてはガチの「潮風の消える海に」の他は未定。Edgeworth Boxさんとこと全く同様の理由で「いつか、届く、あの空に」が気になってますが、こんな状況ですし、どうしてもという程じゃないです。個人的には絶対に買わねば、というほど好きな絵ではないんですよねぇ。前作よりは好きなデザインですけど。塗りはともかく、デザイン的には「univ」の方が好きでしたね。
 他には特にないかなぁ。まぁ、例年通りの1月です。

 「戦国ランス」。上でも書いたように3周目終了。上杉謙信ルートコンプリート。
 シナリオとしてなかなか良かったです。謙信ならば不可能はない、とでも言わんばかりの展開が心地よいです。というか、正史がアレなのでこちらは夢という感じ。Ifならばこそという。
 個人的には信長の件はともかく、それ以外はこちらの方が次に繋げるには都合がいいように思いました。奇しくもランスが言っているように謙信が支配者の方がリーザスのリア、ゼスのマジック、そしてJAPANの謙信とランスの影響力が色濃く出て面白いと思うんですけどね。正史だとそんな相手もいないし。香姫だとそこまでの影響力はとてもとても。無理矢理巻き込むくらいしか絡ませる手がないしねぇ。
 そう言えば書いている今、思い出しましたが傾国さんはどこに行ったのでしょうか。謙信が帝になってから一度も現れなかった気がするのですが。というか、あなたの正体はなんなのですか、と。
 せっかく謙信ルートをクリアしたのですが、その楽しさに浸ってまたしても長々と遊んでいたために得点は0点。相変わらずロボコンなワタシ。それでもルートクリアのお情けか、5点プラスされました。これで全10点。さらに条件付き勢力キャラ(つまり謙信のこと)もオープンになったのですが必要点数は20点。全く意味がありません(泣)。
 ところで、このルート限定とはいえ、恐ろしいコンボがありました。上杉謙信(帝の威光)+ウルザ(精密射撃)のスキルがソレ。合計で相手の行動を3奪った上、準備行動まで潰すという鬼のような攻撃。ほとんどのユニットは行動不能、良くて1回くらい。その1回も残りの味方ユニットにあっさりと潰されていきます。まるで「これはもう戦闘じゃないな。ただの虐殺だ」という感じでしたよ。実際、この組み合わせが完成して以降、苦戦するということはなかったです。まさしく毘沙門天の加護を受けた強さ。

2007年1月27日(土)
戦国ランス継続中11
 今週のお買い物は予定通り「潮風の消える海に」と「いつか、届く、あの空に。」の2本。って結局、買っちゃってますよ。まだまだ「戦国ランス」に夢中であるくせに一体いつやるつもりなのやら(まるで人ごとのように)。とか思いつつも「いつか、届く、あの空に。」のオフィシャルBOOKがもらえたからまぁ、いいかとも思っているのですが(単純)。
 ところで昨日は他にもファーストガンダムのDVDボックスなんかも買ったのですが、まさかウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(映画版)がヨドバシで買えないとは思いもしませんでした。行ったの午前中なのになぁ。10本も入荷しなかったんでないの? 取りあえず発注担当者のミスですよ。当日どころか午前中ももたないなんて。
 発注ミスといえば「戦国ランス」が山のように積んでありました。ざっと見て100本くらいはあったんではないかと。発売から1ヶ月以上も経っていること考えると明らかに過剰在庫。最初から多すぎたのか、それとも最初が少なすぎて追加が多すぎたのか。どちらにせよ、このままいくと遠くないうちに大幅値引きをしないといけないでしょうねぇ。
 他に気になった点として「ロンドリーフレット」の特設コーナーなんてのができてました。わざわざ大きなポップまで用意して、しかもヨドバシカメラの名前入りで。数年前からオリジナルテレカなども始めていましたが、ここまで大掛かりなのをやるようになるとはねぇ。でも、これだけ陳列場所が違うんで帰る時まで私は気付かなかったですよ。

 「戦国ランス」。4周目途中。
 そろそろ得点が欲しいなー、なんてヘタレなりに思ったので難易度をひとつ上げて挑戦中。多少、難しいかなとも思いますが、3周目の五国を同時に敵に回した時のことを考えればなんてことはありません。やはり、難易度は自らのまずい選択で引き寄せたものが最も厳しいような気がします。
 でも、油断できないことに変わりありません。途中まで一国対一国という形をうまく作ってきましたが、それでも遂に二国から同時に宣戦布告を受けることに。それはまぁ、いいのですが困るのはこの4周目が蘭ルート狙いであるのに、敵対しているのが北条ではなく、上杉と明石であるということ。瓢箪の数を考える(ここまで3つが割れている)と次に滅ぼすのは北条にしたいところなのですが、そうすると三国を敵に回すことになってしまうのでどうしたものやら。
 現時点の戦力では三国を敵に回すのはいかにも辛い。しかし、守勢に回りながら徐々に相手を削るのも心配。各国を制圧しなくとも時間が経てばザビエルのイベントが進みかねない。
 しかも、そんなところへ油断ならないのが雪姫。その暗躍する能力たるや恐ろしく、浅井朝倉が陥落してからわずか2ターンで他国をけしかけて宣戦布告させてきます。それもよりにもよって武田家ですから困りもの。つーか無理、無理です。どうあがいても死にますから。なんせ、あいつらこの大陸最強ですよ? 魔軍より強いというあり得なさ。
 ということで浅井朝倉勢のイベントを優先しようとしたら今度は戦姫が離脱しようとする始末。なんかこの手のイベントってある程度、同時期に起きるように調整されているような気がしてなりません。1周毎に二、三度はこんなことが都合よく起きているような。
 正直にいうと時間当たりの新規CGというのはものすごーく減っているのですが、その事実を自覚していてなお、このゲームの優先度が一番高いです。個々の要素ってのはそれほどでもないのですが、それらがひとつに集まった時に大きな魅力を、それこそ抗し難いような魅力を放つのですね。シリーズものの恩恵や相性ってのもありますけど、ここまで惹かれるものはなかなかないですねー。ホント、買って良かったですよ。

2007年1月29日(月)
戦国ランス継続中12
 仮面ライダー電王1話。オープニングを見て取りあえず頭が痛くなる。この軽薄そうなお兄ちゃんの群れは何事ですか? つーか、ここまで美形で揃えようとするならジャニーズ事務所と提携でもした方がよろしいのでは。
 始まってから思うこと。主人公がパッと見で加賀美くんによく似てます。喋らなければ雰囲気はかなり近いのではないかと。1話の間で3回くらいは「加賀美くんのようだ」とか思いました。
 人の話は全く聞かないが、自分の話だけはなんとしても押し通そうとするヒロイン。とてもどこかで見た覚えがあります。デジャブかと思うくらいに。ああ、容姿こそ違えど「ファイズ」のヒロインとおんなしですね。
 主人公がカモられる一連の描写は普通にどうかと思う。メインターゲットである子供にあんなものをこれからも見せ続けて良いものか。駄目なやつはどうしたって駄目といわれているようだし。それこそ変身でもしなければ抜け出せないと言われているかのようですよ。というか、天道の次がこれって端から端へ極端すぎだよねぇ。
 関俊彦氏の使い方は思ったほど悪くはないか。コントもできそうで使い方次第では面白くなりそう。ただ、この主人公では宝の持ち腐れのような気が。声優目当てに見る人っているのかしら。
 1話の役割としては甚だ心もとない。いきなりクライマックス発言も予想通りとはいえ全く意味がわからないし。電車だけにまさに置いてきぼりか。あと、もうちょっとでいいから痛い発言の数々をなんとかしようよ。

 「戦国ランス」。4周目終了。南条蘭ルート。
 うん?  なんですか、これは。バッドエンドなんでしょうか。しかし、CG鑑賞モードを見るに北条関連のCGは出尽くしてしまったようだし、なによりエンドCGが上杉謙信エンドのCGと並んでいます。ということはやはりこれはまごうことなき南条蘭エンド?
 んー………………(脳内で整理中)。
 えっと、これってランス君にとっては寝盗り失敗で、プレイヤーにとっては寝盗られエンドも同然なのではないでしょうか。長々と続けてきたシミュレーションのオチがこんな茫然自失ものでは一体どうしたらいいのやら。
 プレイ途中もどうやって蘭にランス君を好きにさせるのだろうと首を捻っていましたが結局そのままとはねぇ。芸がないというか、そもそも意味がないですよ。完膚なきまでに悪役ですよ、ランス君(プレイヤー)が。
 というかですね、主人公になびくことのないツンデレにどんな価値があるのですか? や、私は属性持ちではないですけど、全く意味がわかりませんよ。これがアリスソフトの好みなんですかねぇ。
 中盤以降にここでも傾国さんが登場するものの、やはり謎は謎のまま。何かシナリオを見落としているのか、それともまさかこれも次作以降への伏線なのか。
 そして、評判の悪さゆえにパッチで変更された島津兄弟の自軍ユニットキャラへの寝盗りイベント。寝盗られない条件が「愛情」から「信頼」に緩くなりましたが、それでもかなり無茶。攻略情報を目にしていない限り誰が狙われるかわからないなんていくらなんでも厳しすぎますって。そもそも乱丸とか「愛情」にならないユニットもいるんですけど。防ぎようがないような?
 私のケースではなんと驚いたことに魔想志津香がとられました。まさか追加パッチで増えたユニットも対象とはしてやられた感じです。パッチ前の攻略情報に頼っているとこんなことも。それにしても、志津香がねぇ。ランス君のことはともかく、ナギやマリアたちのことは無視ですか。女を口説く時、島津兄弟は正攻法が基本な訳だから、志津香が寝返ることはどうかと思ってしまいます。性格を考えると正直、見損なったという感じですよ。本来、「愛情」はおろか「信頼」にさえそうそうなるキャラではないだけにね。ゲームのシステムとはいえ失望です。ま、直江愛あたりも同じですけど。おいおい、謙信を捨てるのかよ、と。
 ところで、自分でもあまり期待していなかった得点ですが意外なことにそれなりの点数が出ました。これまでの累計点数10+蘭ルートクリア5+得点56で総計71点。2周目までを思えば夢のような点数です。これで勢力キャラを最初から使えますよ。
 星ひとつは標準とあまり変わらないかなぁ。そのくせ初期得点は倍ですからかなり楽です。というより、標準は初期得点が低すぎですよ。こんなのどうやって得点を残すんでしょう。

2007年1月30日(火)
戦国ランス継続中13
 昨日書き忘れたこと。
 色々と問題のある南条蘭ルートですが、困ったことにまだ書いていないことがありました。
 それはシナリオ。
 上杉謙信ルートが帝レースという毛色の変わったものを用意したことに対し、蘭ルートでは北条勢らしく鬼が出てくる地獄の穴が全国各地に開くという展開が待っています。さらにザビエルを早期に封印できることによって島津が滅びることなく活性化。全国に対して宣戦を布告します。
 問題なのはこの2つの出来事がシナリオ上でもシステム上でも全くリンクすることがないということ。ぶっちゃけてしまえばエンディングを迎えるのに島津勢なんてどうでもいいんですよ。てきとーに防戦して地獄の穴を塞ぐことに専念すればOK。ラストバトルも迷宮戦なのでユニットさえいれば兵は少なくとも全く問題がない。島津勢はそこそこ強いですが鬼は弱いですからね。
 こういうのが初プレイでも薄々わかってしまうあたり盛り上がりにくい原因かと。昨日も書いたように恋愛(キャラ)方向でも盛り上がらないですからねぇ。
 加えて南条蘭が事の中心にいる必然性がとても薄いということが弱さに拍車をかけています。本来、陰陽師としてはたいした実力者でもない蘭に地獄の穴を塞ぐことはできない。しかし、試してみるとなぜかできるという脱力展開。また、この地獄の穴が開くイベントの起きた時に織田の勢力が弱い方が楽である(支配下勢力地でしか地獄の穴は開かない。以降、他国を攻め落としても穴は開いていない)というあたりも地味ながら駄目なポイント。
 さらにいえば蘭の魅力を前面に出しているとも言い難い。ランスが拘泥する理由がどこにも見当たりません。結果からすると大いに入れ込んでいたらしいとわかるだけ。他のヒロインとどう違うんだ、と。

 こうしてつらつらと書いた欠点は上杉謙信ルートでは少しも見当たりません。
 帝レースを進めるに当たって織田の勢力を延ばすことは必須事項ですから軍備も拡張する必要がありますし、レースの対戦は一騎討ちですから謙信個人のレベルもしっかりと上げる必要が出てきます(なにしろ以前も書いたようにレベル1になってしまいますから)。
 言うまでもなく謙信はしっかりと物語の中心にいます。帝レース以前からもその資格者たるに相応しい人間で問題らしい問題はありません。また、帝レースが始まった時、支配下範囲が狭ければ狭いほど苦労することになります(勢力範囲が広いと対戦相手をすでに捕虜もしくは部下にしている可能性がある。狭い場合、周辺国が傾国によって次々と宣戦布告してくる)。とても苦労し甲斐があります。というか、とても苦労しました。
 謙信の魅力はこれでもかとばかりに表現されています。本人だけでなく、直江愛なんて良質のキャラまで側近として控えているほど。そして、謙信の魅力を誰よりもアピールしているのがほかならぬランス君。いつもとは180度違う姿から謙信がいかに特例であるかが窺えます。特別扱いするのも当然であるとしっかり書かれています。
 はぁ、どうしてこうも違うんでしょうねぇ。

2007年1月31日(水)
確定版個人的2006年エロゲーランキング
 自分でもどこまで意味があるのかアレですけど、予告した以上は自分の中でまとめるためにも書いておこうかな、と。

第1位「戦国ランス」(アリスソフト)
 もはや文句の付けようもありません。よくもまぁ、ここまでのものを作るな、とひたすら感心しきりです。遊びやすく飽きにくい。シミュレーションゲームにおいて最も大事なものを本作は実現しています。普段、アドベンチャーに慣れた身にこの完成度ではレジスト不可能。いつの間にやら個人的なプレイ時間の上位に入り込んでいます。キャラ的な魅力もとても大きいです。これに「ゼス崩壊」よりも持ち直したテキストが楽しさを倍増させています。そして発売後わずか一ヶ月でユーザーの望む追加機能を含んだパッチを配布。もう完璧かと。

第2位「遥かに仰ぎ、麗しの」(PULL TOP)
 暫定版から一ヶ月たちましたが、いわゆるクリア後の印象は悪くなりませんでした。また、人の意見を目にしても自分の評価に影響は特になかったです。これが最大のポイントかもしれません。意外と遊ぶ人に応じた懐の広さを持ったゲームなのかも。賛でも否でも様々な意見が出ていたように思います。しかし、人に薦めるのが難しいなー、という意見は変わりなく。これだ、というわかりやすいアピールポイントがないんですよねー。全体的に「いいゲーム」とか抽象的な表現をしたくなる作品。

第3位「もしも明日が晴れならば」(ぱれっと)
 これぞまさに「個人的」の冠に相応しい作品。客観的視点からは大いに不満があっても、それでもこれが好きなんだ、と言いたくなる、そんなゲームです。時間を置いて安心したい時にやり直したくなるタイプかも。キャラクターが好きって大切。立ちCG演出はそのセンスも含めて2006年随一ではないかと。

第4位「この青空に約束を-」(戯画)
 この一ヶ月の間に考えました。なぜ、こうもこの作品が好きではないのだろう、と(それでも4位なんですが)。その結果、取りあえず自分が納得する答えは見つかりました。やはり「パルフェ~ショコラsecond brew~」との対比になるのですが、要は作り方にあったと思います。企画から舞台からキャラクターから全て都会的であった「パルフェ」はセンスあるテキストで細かいイベントを繋げて作るという、いわばオシャレな作り方をしていました。そこへ来て「この青空に約束を-」は全てが田舎であるゲーム。都会にはない自然や穏やかな時間の流れる場所、そこで紡がれる物語。当然、作り方も変える必要が出てきます。しかし、本作の作り方は田舎的ではなく、「パルフェ」と同じく都会的でした。最初から最後まで色々な意味で「田舎」を実感することはなかったです。これが全てではないでしょうが、私が本作に対して好意的になりきれなかった最大の理由だと思います。「果てしなく青い、この空の下で…」や「てのひらを、たいように」、「腐り姫」といったあたりのような田舎っぽさを出せていればあるいは。泥臭く作ることはできなかったのかなぁ。
 そうそう、「フォセット」の存在もプレイ後の個人的心象を悪くしている要因のひとつ。まぁ、あってもなくてもこの位置は変わらないですけど。

第5位「School ぷろじぇくと☆」(アトリエかぐや)
 実はこの位置に「レイナナ」が入らないかなー、と密かに期待したのですが結果はとても虚しいものでした。ってそうではなくて本作はかぐやの「さなぎ」であると嬉しいなー、などと思っております。スタッフが自分たちだってやる気になれば一流どころにだって負けないぜ、とか自己暗示にかかればまばゆい作品が生まれそう。そんな可能性を感じたのが当作品。迷走とか言っている人たちを見返そうぜっ、てな意気込みだといいなぁ。

 最後の最後に大物が出現しましたが、それ以外は低調な2006年であったと思います。その分、今年は良い作品が出るといいのですけど。ただ、戯画には期待できなさそうなのが、ね(新作は来年か?)。現状ではlightの「Dies Irae」、ソフトハウスキャラの「王賊」、propellerの「Bullet Butlers」、Leafの「君が呼ぶ、メギドの丘で」あたりが期待したい(したくなる)候補作でしょうか。

 この個人的エロゲーランキングですが、12月でもこの時期でもどこか微妙さがあるのは否めませんねぇ。12月末だと下旬に発売された作品なんて満足に遊べていないし、かと言って例えば「戦国ランス」を今年の12月末のに含めるのはなんか違う気がするし、1月末でもなんかねぇ。実際、「Sentinel」や「ef-the first tale」に手を出していないし。テックジャイアン誌の俺ゲーは今月発売号から募集開始ですから、やはりこのあたりが無難なのでしょうけど、難しいところです。個人的には例年のように有力タイトルが遅くとも12月上旬までに出てくれると嬉しいんですけどねぇ。

 ところで個人的な予感として不安なのは今年はコンシューマーに割く時間が多くなるのではないかなぁ、ということ。「スパロボ」以外にもなんかありそうデスヨ。現に今も「シャイニングフォースイクサ」が気になってるしなぁ。もしかしてこれは数少ない「戦国ランス」の悪影響か?
 それではもう一ヶ月すぎてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。


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