徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2014年4月2日(水)
恋する夏のラストリゾート1回目終了
 先日、「炎の孕ませ乳(パイ)ドルマイ☆スター学園Z~クラス丸ごと”アイドルユニット!” クラス全員”孕ませプロデュース!”~」のゲーム感想をアップしました。なんと約4ヶ月ぶりです。書き方をかなり忘れていたせいで、それなりに時間もかかってしまいました。

 謀略のズヴィズダー13話。最終回。もはや何も言いません。

 バディ・コンプレックス13話。ディオのフラグが立っていたのでループすることなく新しいルートへ! や、というよりもさぁ、ループの意味がよくわからないんですけど。もしかして完全に「そうだから」で理由はなしですか? 卵が先かニワトリが先か、の駄目なバージョンみたいになってますよ。そもそも1話ラストの弓原さんはどこへ行ったという解釈なのですか。髪飾りは一体どこから来たのでしょう。前回も書きましたがループの中身が薄いのもちょっとねぇ。感慨というものが湧きようがないですわ。
 かなり無理のある第2期に続くはいいとして、この作品の難しいところはロボットものとしての魅力に弱いところですかね。単純なデザインももちろんですが、カップリングできるかどうかの雑なルールもあって戦闘描写があまり盛り上がらないところもね。敵側の士官とか完全に脇役です。ドラマだけで全てを引っ張っていけるほど、とはお世辞にも言えないですからねぇ。
 厳しいことを書きましたが第2期はそれなりに期待しています。スタッフのみなさま、取りあえずはお疲れさまでした。

 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~12話。筋書きが見え透いていてため息に事欠かない最終回。事実上の盛り上がりが前回で終わっていたのがなんとも痛いです。これは現実にも通じる司法制度の迂遠なところがバッチリと出てしまっていますね。開廷まで早いのがせめてもの救いというか。後半はオムニバスを半分捨てていたために法廷描写が久しぶりだったのも少し影響しています。
 最初の期待値が高すぎたのかもしれませんが、回が進むに連れて残念な感じになってしまいました。

 ノブナガ・ザ・フール12話。やはり、これは終わりませんでした。分割でもなくそのまま続行。今後が心配になるばかりです。もはや手遅れなんでしょうけど、シナリオをもうちょっと考えた方が。ミツヒデの気合が入りすぎた寝取られ顔が一番の見所ですよ? あれ、ひょっとしてノブナガ燃やされちゃうのかしら。

 「恋する夏のラストリゾート」。先週のお買い物はこれと「Clover Day’s」の2本。後者はアンケートハガキが可愛すぎます。私は基本的に出す人じゃないですけど、これはちょっともったいなくて出せないなぁ。
 一番最初の予定通りに「銃騎士Cutie☆Bullet」を買わなくて良かったです。まさか、原画枚数まで大幅削減とはね。前作が出た時に原画枚数の少なさをほとんどの人が気にしなかったことを今でも覚えていますが、それが最悪の形で帰って来てしまいましたね。体験版は役に立ったと思っていましたが間違いでした。想像をはるかに超えて役に立っていました。気付かないところまで弾いてくれる要因となってくれたシナリオにある意味、感謝です。ま、結果論ですが。
 閑話休題。
 1人目は幸崎羽海。ひょっとしたら大きな判断ミスかもしれません。体験版の時もちょっと書きましたが、冒頭からタイトルにあるリゾート施設にたどり着くまでこの看板ヒロイン以外だ~れも出ないんですよ。そして、羽海さんはコロコロとよく変わる立ちCGの豊かな表情もあってたいそう魅力的です。間違いなく本作の看板娘です。そんな彼女を最初に失えばあとはどうなるでしょう。消化試合になりかねません。共通シナリオの部分もどうやら体験版と変わらないようですし。
 ま、そこは課題として2周目以降に置いておくとして、まずは1周目です。
 段階を踏んでヒロインと仲良くなっていく様子がよく描けています。ちょっと既定路線すぎる嫌いはありますけど。相変わらず、主人公は言っていることとスペックが微妙に噛み合っていない(友達がおらず、人と話すことが面倒だった、と言いながらコミュニケーション能力が異様に高い)ですが。少しばかりシリアスな要素があって主人公がいきなりヘタレるのが難点ですが、それほど重くなる前に解決するのでそこまで大きな問題ではありません。描写そのものは気になりますけど。癒すようにイチャイチャ描写もしっかりと用意されていますしね。
 Hシーンは萌えゲーだと思えば回数も多めです。ただし、傾向が偏っているので好みが分かれそう。全裸が基本で、そうでない場合はあまり脱がしません。半脱ぎ派の人にはもうひとつに感じる可能性も。ついでにテキストとCGが食い違っているシーンもありました(これが脱がさないに繋がっている)。
 そして、掟破りの同時発売のアペンドディスクですが……。これ、最初からある内容を分けただけじゃないの? そんな疑いを持ちたくなるうっすいアペンドです。パッケージに書いてあるとはいえ、対象ヒロインは3人のみ。しかも、こっちがもっと重要ですが1人1シーン、3人でCG4枠しかありません。確かに純粋なアペンドディスクではなくサントラや壁紙なども入っていますが税抜きでも3800円。本体と合計で12600円ですよ。サントラなんて初回特典で入っているブランドも多いことを考えるとコストパフォーマンスはかなり低いですね。なにより、1人1シーンでヒロイン全員分すらないところからして、ついで臭がプンプンとします。
 本編がよほど気に入った人が少量でもいいから欲しい、となった場合のみ買った方がいいと思います。メディアがDVDなのでサントラがCDではないってのも地味にショックです(音質はいいらしいですけど)。

2014年4月4日(金)
恋する夏のラストリゾート2回目終了
 凪のあすから26話。最終回。なんとなく終わりました、という感じが強かったように思います。結局、何が言いたかったのか、いまひとつよくわからなかったような。地上が滅ぶとかそのあたりもこの物語ではどうでもいいのですね。冬眠もなんだかいい加減な感じでしたし。ひょっとしなくても自分の意思で期間を決められるのですか。光くんたちは子供だからそれを知らないだけ? いずれにせよ、そんなことはどうでもいいのでしょう。
 スタッフのみなさま、お疲れさまでした。

 「恋する夏のラストリゾート」。2人目は牧汐璃。
 2周目ということでプロローグスキップなどがあるかと思いましたがそんな便利なものはなく。あらかじめセーブしておいた最初の選択肢から再開しました。その場所はリゾート施設に来てからなので大学生編は羽海以外には本気で関係ないということがハッキリしました。まぁ、わかってましたけど、ここまでただひとりのヒロインにしか関係ないといっそ清々しいですね。それなりに尺を使っているのに。まだ出てもいませんけど、他のヒロインは置いてきぼり同然ですからね。
 1周目では書きませんでしたが、ヒロイン攻略という意味において選択肢はまるで能動的ではなく、ただ誰の仕事を手伝うか、というだけ。これを数回でそのまま恋愛に結びつけられても正直、戸惑うだけなんですよね。繰り返すようですが大学生編からきちんと尺をとっている羽海はともかく。他のヒロインは島に来てから初めて会った人ばかりですよ。それで、この選択肢で恋に落ちろ、とは無理難題とまでは言いませんがなかなかにしてハードルが高いです。
 案の上と言うべきか、主人公は汐璃に対してはほとんど受け身で、相手からまるで痴女のように手を出されることで恋仲に発展する始末。どうやらお仕事選択肢で汐璃さんは好きになってくれたようなのですが、主人公的には動機不在でプレイヤーとしてはかなり?な感じです。やっぱりというか、2周目は消化試合とまでは言いませんが、温度差がきっぱりと感じられます。羽海シナリオにもあったシリアス要素は汐璃シナリオにもあるのですが、これが無茶苦茶なお題で、とても本作の短い尺で解決するような問題ではないのです。ブランドからしても萌えよりもややエロ重視というコンセプトの作品で持ってきてよいネタではありません。
 よって当然と言うか、解決方法も経過もすっきりしません。重すぎるネタのせいか、Hシーンもそれに引きずられるようにやや低調。総数で羽海よりもひとつ少ないのに、エピローグにまで場所を求めるあたり苦しさが窺えます。汐璃は自分から求めてくるタイプだというのに。正直なところ、作品の方向性とシナリオのネタが喧嘩してしまっている感じです。あまりシリアスが過ぎるとHシーンを入れにくくなるのは当たり前なんですけどね。
 CGではちょっと面白いことがありました。中盤過ぎになって汐璃の立ちCGの新しいポーズと衣装が出てくるのは変化を印象づけていてなかなか良かったと思います。まぁ、残念ながらそれ以上の発展性はなかったんですけど。

 テックジャイアン5月号。
 「ひめごとユニオン もーっとH!~巻ノ一 九帖聖のいちゃラブな日常~」SEVEN WONDER:タイトルからもわかるように全4巻だそうですよ。この時期に記事が出るってことは最初からここまで既定路線だったということでしょうね。これは信頼を失う行為ですなー。本編が手抜き感が半端なかったのにオムニバス形式のファンディスクがほぼ半年で出るってねぇ。当然、敬遠させていただきます。

 「G.I.B.ガールズ・イン・ブラック」Whirlpool:てんまそ氏の率いるライン。今までとはタイトルのつけ方が違いますね。これまではタイトルを見ればどっちのラインかわかったものですが。去年10月に「うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-」を出したばかりと考えると随分と意欲的ですね。それとも危機感を感じているのでしょうか。個人的に前作は悪くなかったと思うのですが、売り上げは普通くらいでそれほど良かったわけでもないですし。今度はライターに椎名ヒサシ氏と若瀬諒氏を起用。相性の良いライターを探しているのかもしれませんね。さすがにこのスパンで単独原画は厳しいのかRけん氏を起用しています。そして、このスケジュールで最も影響があったのか、SDがこもわた遙華氏ではありません。これは痛恨ですなー。
 元ネタはタイトルから丸わかりのメンインブラック。果たしてどんなもんでしょう。5月発売予定。

 「春風センセーション!」ういんどみるOasis:こ~ちゃ氏の新作は藤原々々氏とタッグを組むようです。しかし、ここは何と言ってもシナリオがいつもネックですからねぇ。本作も担当は深山ユーキ氏と「Hyper→Highspeed→Genius」の方だそうですから期待薄です……。ところで、E-moteは採用されるんでしょうか。記事では触れられていないような。夏発売予定。

2014年4月6日(日)
恋する夏のラストリゾート3回目終了
 僕らはみんな河合荘1話。OURS購読&コミックス購入しています。不安半分、期待半分でしたが予想以上の高いクオリティに驚きました。OURSの宮原先生インタビューが読みようによってはすっごい大人の配慮的なコメントに感じられないでもなかったので。この密度の高さこそ河合荘に間違いありません。宇佐くん役の声優さんが血管切れそうっていう意味がよくわかります。「恋愛ラボ」を想像しているとかなりイメージが違うでしょうね。まぁ、こちらは4コマではないですから。
 建物や町内の空気が感じられるような作りにも感心しました。このあたりは漫画の方では難しい部分だけにこれからも期待したいです。アニメならではのうまい要素になってくれることを。

 「恋する夏のラストリゾート」。3人目は杵築莉帆。
 重い、重いよ! 相変わらずのシリアスっぷりが半端ないです。本作ってこういうコンセプトじゃないと思うんだけどなぁ。大学生が夏のリゾート施設で好待遇のアルバイトをしながら女の子たちといちゃいちゃしながらHもしちゃおう、って感じだと思うんですけど。少なくとも、事前イメージはこんな感じで間違いはないはずです。シナリオよりもエロ重視であるのもブランドを考えれば当然でしょうし、萌えよりもエロ重視であるのも同様の理由から。きっと企画書もそんなだったと思うんですけど……。
 実際はちょっとねぇ。人の生死に多額の借金、いじめととても美しいリゾート施設で持ち出すネタではありません。ここはなんですか。大規模なカウンセリング施設かなにかですか。とてもじゃないですが、いちゃつくような状況ではありません。恋仲になった相手が実は病んでいた、とか誰が得をすると言うのですか。
 そもそも莉帆は全てにクエスチョンがつく人間で、およそ行動の動機が総じて意味不明。付き合うことになるのもどうしてなのか、さっぱりわかりません。自分からがっつりと食いついてきながら、いざ付き合うと実は問題を抱えていて精神は不安定になり、共通ルートの魅力は見る影もない。率直にこんな恋人、嫌ですよ、と言いたくもなります。
 こんな有り様ですから解決も意味不明です。問題が解決しないから莉帆は島に残り、主人公は帰る、ということになりました。生き方が違うから別れる夫婦みたいな感じです。今でも好きです、みたいなコメントをするあたりも。そして、帰る時になるとなぜか莉帆が現れます。問題はいっさい片付いていないというのについて来るといいます。労働の代わりは羽海が代わってくれたとか言っていますが、それはただのたかりでは……。主人公もなぜかそれを受け入れそのままエンディングです。なぜ仲違いしていたのか、生き方まで話し合って別れたのに何もないまま時間もおかずに解決しました。正確にはそういうことにしました。本当いい加減にしてください。そんなオチを迎えるために終始、重苦しい雰囲気ですごすとか勘弁してください。詐欺もいいところデスヨ。
 あと息を吸うくらい普通に汐璃シナリオとエピローグが被ってます。絶対に必要がないところで展開被りとかホント勘弁です。
 そんなヒロインですからHシーンは半分、病んだような変なノリでした。もちろん、だからと言ってそういうのが好物の人の嗜好に沿うほどのものでもありません。まさに無駄な中途半端。アペンドHもかなりテキトーでした。羽海とは違ってCG1枚ということもあったでしょうが。まだ言うのは早いような気もしますが、これなら買う必要はまるでないような……。

2014年4月8日(火)
恋する夏のラストリゾート4回目終了
 ノブナガ・ザ・フール13話。寝落ちしました。初見のアニメで寝落ちしたのっていつ以来だろう。ちょっと思い出せません。個人的にはそろそろいいんじゃないかな、と。

 「恋する夏のラストリゾート」。津久見さんご。
 もちろんギスギスしたりしますよ? もう本作では当たり前。遂にヒロインが鬱っぽい状態にまで陥りました。や、だからこれ、どんな企画のゲームですか……。鬱バッチ来ーい、とかそんなつもりで買った人いないよ……。
 さんごシナリオではいつもオプションのようにくっついていた小波がキーパーソン。そうサブキャラまで使って重たい展開を持ってくるんですよ。本当にこれは最初から予定通りなんですかねぇ。どうにも承服しがたいものがありますよ。
 明確な答えを打ち出しようがない障害を用意するのも相変わらずです。基本的には金がない大学生にどないせーゆうんですか、という感じの無理難題ばっかり。解決できないというか、いいとこ解決したような気になれるだけのシナリオ展開なのでちっともすっきりしない。そして、次のシナリオへ、この繰り返し。うーん。段々としんどい感じになってきました。
 さんごシナリオは純粋な展開ももうひとつ。仕方ないから恋人になる、本作では初めての告白→即Hの工夫のないコンボ、なぜかキスシーンのCGでは主人公がゲスっぽく笑っている、どうしてだか女同士の友情を主人公が確認してなだめないといけない、など困惑する機会が非常に多いです。
 もはやエピローグにHシーンがあるのも恒例となってきました。まぁ、この存在自体がシナリオに余裕のない証拠ですよ。もっと大量にHシーンがある作品のエンディングまでH、というパターンとは違いますからね。個人的にはこういうの好きじゃないので一段とテンションが下がります。というか、この時のテキストもね。サプライズで遠距離からやってきたさんごをバイトが休めなければ帰ってもらうつもりだった主人公に驚愕ですよ。翌日の予定とかは書いてないからわかりませんけど、バイトが終わるまで部屋で待ってもらうとか、近場の時間潰しポイントを教えてバイト後に待ち合わせるとか、いくらでもあるでしょうに。一体どういうことなんですか。

2014年4月10日(木)
恋する夏のラストリゾート終了
 ラブライブ!第2期1話。うーん。なんだか違和感がありました。しばらく考えてその理由で行き当たったのですが、「Wake Up Girls」を見ていたせいかもしれません。あっちはご当地アイドルとして切ないエピソードを延々と繰り広げ、原画も安定しなかったし、気合も空回りしていました。それに慣れていたためにどうもスクールアイドルがぬるく見えてしまうのですね。たまたまなんでしょうけど、なんとなく対比するような内容になっていましたし。みんなに迷惑をかけるからラブライブに出ないというのはものすごい温度差に感じてしまいました。まぁ、確かに彼女らはプロの卵ですらないのだから当然と言えば当然なんですけど。
 この違和感が解消されれば面白く見られそうです。CGダンスもさらなる進化が感じられましたし、これまでと共通項を感じさせるような新曲も良かったです。

 「恋する夏のラストリゾート」。最後は狩生渚。
 もう諦め気味でしたけど、最後に来てちょっと憂さを晴らせました。思ったよりもシリアス度は低く、数少ないパートもあまり長続きしなかったので良かったです。また、ヒロインの渚がbefore→afterの落差が大きくてなかなか魅力的だったのも幸いでした。ただ、気になるところもない訳ではないんですよね。告白シーンは面白くて良かったですけど、初めて水着を披露した時の様子を考えるとだいぶおかしいのは否めません。どう見ても慣れている女の態度そのものでしたよ。
 惜しむらくはそこからが駆け足であっという間に終わってしまったことでしょうか。せっかく、いちゃいちゃが楽しかったのにあまり堪能する間もなくエンディングですからねぇ。
 おまけの3Pシナリオ。
 ヒロインのうち2人を選んで連戦、というもの。自分で選べる訳ではありません。シナリオの導入が酷く、なんか知らないけどそういうこと、というあまりにも情けない理由でHシーンが発生。しかも、夢オチ。それも羽海視点。全くもって意味がわかりません。
 ハーレムシナリオ。
 3Pシナリオよりはましですが、投げやり感は似たりよったり。展開に全く責任をとる気のないシナリオには面白みなどありません。主人公の困ったから寝てしまえ、というオチも夢オチに次ぐ酷さ。ダウンロード特典というにはあまりにも寂しいというか、この程度は最初から入れておいてほしいというか、やっぱり、最初からある内容を分けただけなんじゃないですかね。追加という言葉は相応しくないですよ。
 意外と時間がかかったけれども体感的にはすごく短かった「恋する夏のラストリゾート」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

2014年4月13日(日)
Clover Day’s開始
 どうにか「恋する夏のラストリゾート」のゲーム感想をアップしました。どうしてこうなったのか不思議な作品です。何も自らの特徴を打ち消すようなことをしなくてもねぇ。

 僕らはみんな河合荘2話。改めて見るとオープニングの賑やかさがなかなかいいです。律ちゃんの早着替えも素晴らしいです。
 1話もそうでしたが脚本がほとんどそのままなのが嬉しい限り。スタッフは河合荘の魅力をよくわかってますね。したり顔でオリジナルトークとかかまされると驚くほどの異世界に突入しそうですから。
 声優さんは頑張っていると思いますけど、作品に対する練度はまだまだですね。特に宇佐くんは主役だけに忙しい中にらしさを出していかないといけないので難しいとは思いますけど。反対に喋ることが少ないせいか(なんせ無愛想ですから)律ちゃん役の花澤香菜さんはさすがの安定度。おまけに普段とは少し違うキャラということで本人にとっても新しい魅力となっているのは見事と言うほかないです。あとシロさんのイメージ通りっぷりの演技が素敵です。これが全てを支えているといっても過言ではないと思います。
 画面上の書き文字はいいと思うんですけど、セリフになるものは別に書かなくてもいいんじゃないでしょうかねぇ。やるとしても、わかりにくい単語やセリフのときくらいで。特にこの2話は書き文字のほとんどを実際に喋っていたのでちょっとバランスが悪かったと思います。
 エンドカードは1話のナポレオン全開だった長谷川哲也氏に続いて水上悟志氏。こちらは普通に似せている感じなのでよく見ないと誰かわかりづらい。それにしても、わずか2話だけでも少年画報社クオリティが窺えます。果たして何人OURS組から出てくるのか。石黒正数氏と小野寺浩二氏は鉄板か? 個人的には近藤るるる氏ややまむらはじめ氏を希望したいところ。や、全話分もう発注済みでしょうけど。
 ブルーレイの特典が「シロさんと俺」らしいです。くっ、卑怯な、とか反応してしまう自分が少し悲しい。

 「Clover Day’s」。ようやく個別ルートに入ったくらい。
 どうも冗長な感じは否めませんね~。やはりというか、体験版にはなかった選択肢が出てきたのですが、ねこねこソフトを思い出させる過去改変アドベンチャーなんですよね。しかも、ほとんどがなんとなくみたいな理由で選ぶので重みがまるでないという。ま、そりゃ子供だからと言われればそうなんですけどねぇ。過去が変わることで責任をとらされる感が強まっているのは否定できなものがあると思います。結局は自動的な感じが強いと言いますか。
 現在と過去を行き来しながら進行するシナリオなんですが、もっぱらハラハラするのは過去ばかり。現在は淡々としていて平和ボケと言っていいくらい。よっていくらハラハラしても結果はわかっているので本当にはハラハラしない訳で。キャラ紹介が終わってしまうとどうにも眠たくなってきます。全員が主人公大好きすぎるのも問題だと思います。緊張感がまるでないことも理由だと思うんですよね~。極端に言えば何をしても好かれてしまうんですから。このぬるま湯はどうにも眠気を誘われますわ。
 初手からヒロインのことをかなり気に入っていないとしんどいものがありそう。ところどころで笑えるテキストが入っているのが幸いです。

2014年4月15日(火)
Clover Day’s1回目終了
 すごく迷ったのですが結局は書くことにした「恋する夏のラストリゾート Sweetest Summer」のゲーム感想をアップしました。すごく短くなってます。なんというか、実にお高い買い物でしたね。少なくとも、内容をよく知らないとしても後日発売なら買わなかったと思います。

 ラブライブ!第2期2話。これも久しぶりなせいですかね、μ’sの雰囲気ってこんなのでしたっけ? という感じで悩みながらあっという間に2話が終わってしまいました。なんか空元気を無理矢理、出しているように感じられてしまってどうも。相変わらずに感じられるところもあったんですけどね。それにしても、大事な暖炉をあんなアホなきっかけで火を入れることになるとはねぇ。しかも、そこに一切の言及なしって。
 結局、頑張ったのは3人だけというオチ。他の6人はあれでインスピレーションにくらいなれたんですかねぇ。

 「Clover Day’s」。1人目は結橋泉。
 苦手な奴から先に済ませてしまおうと始めたらなかなか進まなくてえらい時間がかかりました。しかも、ただでさえキャラが苦手だってのにお世辞にもセンスがあるとは言えないシナリオですこぶる困りました。本筋に入る前からえらいアレな感じで。
 過去はともかく、現在は金持ちの息子である主人公。その駄目っぷりを遺憾なく発揮してくれます。バイトを始めればまるで働いたことのない中学生にでも読ませるような文章に辟易。まぁ、今の中学生は職業体験とかあるんで一切、知らないってほどでもないですけど。もうちょっと現実を書いた方がいいんじゃないですかね。それと1日目から俺って超優秀だから役に立っちゃうぜ的なうっとうしい思考(もちろん、セリフも)の羅列もどうにかならないですかね。
 ちょっと慣れてきても制服のまま店内で友人とダベるとか当たり前なあたりねぇ……。ホストの真似事して主人公が客から大好評って一体……。ライターの方も夢見がちにも程がありませんか。もちろん、仕事中に私用で外出なんて当たり前。しない方がおかしいとばかりに自分たちにだけ通用する理論武装もバッチリ。金持ちのどら息子という言葉を見事に書き出していますよ……。まぁ、そもそもバイトの動機は彼女をゲットするためだし、ある意味これで普通なんでしょうけど。しかも、これで苦労人のつもりらしいあたりどうにもね。
 終盤になって泉を誹謗中傷するビラをまかれて、それに乗っかった悪口を聞けばノータイムで相手を殴り倒します。それどころか、力ずくで止められるまでマウントポジションで殴り続けるあたり非常に凶暴です。序盤でも腕力で解決する場面がありました。幼少時代にも似たようなことがあって父親に忠告されましたが、全く身になっていないようです。金持ちの息子が腕力自慢で問題起こす、ってそれは悪役によくあるキャラではないでしょうか。ちなみにいつもはヒロイン相手に何かというと物を奢って許してもらおうとします。
 ヒロインの方もねぇ。普段から支離滅裂な言動を繰り返しているので優等生や苦学生という設定があまりにも不似合いで。ビラ騒動で信用をなくしてもどちらかというと、そもそも信用があったんだ、という印象を持ったくらいでした。なにせ、セリフの最初と最後で間逆のことを言うのが基本ですからね。あとオナニー戦士というのも影響してますね。
 恋愛描写もかなり貧弱。初っぱなから気がついたら好きだったとして、それ以上の言及は一切なし。主人公は対象が多すぎて選べないというスタートなのに選択肢以外に理由がないあたり、もうどうしたものだか。その選択肢もなんとも曖昧で決定打に欠ける内容ですしね。最後の二択だって私はどっちの選択肢がどっちのヒロインを示しているのか、よくわかりませんでしたよ。
 シナリオ運びもどうかと思います。数万人を抱えるグループ企業の大事な御家事情を往来(背景的には横浜高島屋の前)で大きな声で話す、ってどないですか。その台詞回しも主人公たちに聞こえていることを意識しているとしか思えない妙に具体的で必要なことだけ話している感が半端ないです。ことごとくリアリティに欠けるというか、唖然とする機会に事欠かないシナリオです。主人公が例の暴力沙汰で停学になったら当たり前のように外出しますからね。仕方なくとか、止むを得ないとかでなくて普通にライターが停学中は自由に外出して良いと思っている感じでした。最後の最後もディベートのルールをわざわざ説明していながらそれを無視しますからねぇ。なんかすごいなぁ。

2014年4月19日(土)
Clover Day’s2回目終了
 僕らはみんな河合荘3話。相変わらずハイレベルで安定、と言いたいところですが尺のせいかところどころカットされるようになってきました。今回は各エピソードでちょっとずつありましたけど、中でも真ん中の麻弓さんのエピソード。1巻の帯でも抜粋された「宇佐はお姉さんボディへのアンテナが弱すぎる!」から始まる小ネタが完全消滅なのが残念すぎます。実に河合荘らしい良いネタなのに。ネタに問題があるようにも思えませんし。シロさんの出番を減らすのも感心できません。おかげで宇佐くんのスルーっぷりがあんまり目立たないことに。
 なぜか書き文字がやたらと減少しました。それはもう絶滅しそうなくらいに。今回に限れば逆にやり過ぎですね。特にボイスだけではわかりにくい、「「……っ」とかウゼェっつってんだろ」のようなセリフはむしろ書き文字にすればいいんじゃないですかねぇ。
 エンドカードは大石まさる氏。これでOURSスリーカードが完成。果たして何人OURSから出てくるのか。ひっそりと楽しみです。

 「Clover Day’s」2、3人目は加賀美ヘキル、ヒカル。
 これ最初は途中で分岐するのかと思ってました。1人目の泉シナリオまで進んだときにヒカルシナリオへ進むような選択肢がなかったので。もしくはクリア後に選択肢が出るのかと。なので2人シナリオと確信するまでは「ええ、ここからヒカルの方へ行くわけ?」という感じで大変でした。
 まー、そうしたことよりもゲーム自体がなかなか進まなくて困っております。どうもプレイしていてモチベーションが上がらないんですよね。このシナリオに限りませんが、相手から一方的に好かれている、しかも理由がよくわからないシナリオというのはどうも気乗りしないんですよ。基本的に何が起こっても得心することがないですからねぇ。確かに可愛いとは思うんですけど。
 気になったのはヒカルがヘキルになりすます場面で(そこだけじゃないですが)平然と素材を使いますこと。え、反転しただけで同じの使っちゃいますか、とたいそう驚きました。それでいいと思えるところが私にはちょっと理解不能でした。ヒロインに愛着とかないんでしょうか。どっちだっていいと言っているも同じですよ。
 しかも、作中で「キミだって、ボクのことをヘキルと思っていただろう?」とか言われるんですよ。そりゃ、同じ素材ですから間違えるに決まってますとも。見分ける方法がほぼないんですから。なんとも無茶をおっしゃいますね。プレイヤーはパターンからわかっても主人公には無理ですて。
 で、何の問題もなく3人でいましょう、となるのですがさすがにファンタジーが過ぎるかな、と。クラスでも思い切りオープンにしていて何も起こらないという恐ろしさ。よくもまぁ、学級裁判とかにならないものだと思います。近所からも色々と出てくると思うんですけどねぇ。親父の会社で怪文書をばらまかれたりとか、その手のネガティブイベントを一切、迎えることなくハッピーエンドってなぁ。これなら一夫多妻の国に行ったりしちゃう「瑠璃色の雪」とかの方がよほど現実を見据えてますよ。悩んだ振りだけするってのはどうも頂けません。
 取りあえず、次はお気に入りのつばめさんシナリオに進もうと思いますがその後はどうなることやら。

2014年4月21日(月)
Clover Day’s3回目終了
 4人目は竜胆つばめ。
 これ10周年記念タイトルですよねぇ? どうもそうとは思えないところが見受けられますよ。つばめシナリオに限らず竜胆家に行くことがしばしばあるのですけど……、つばめの部屋しか背景がないためにえらく不自然な情景が次々と出てきます。例えばつばめが主人公を朝飯に招待して、兄貴の虎吉と3人でつばめの部屋で食べる、とか。招待したのにご飯を食べるのが自室ですか。広ければまだしもせいぜい6畳くらいにしか見えない部屋で。例えば恋仲になって手料理をご馳走になったのに食べる場所はやっぱり、つばめの部屋。正直、イベントCGよりも背景の方が重要じゃないですかね、この場合は。この情景には残念さしか感じられません。一緒に朝を迎えて嬉しいのってヒロインの自室だけじゃないと思うんですけどねぇ。むしろ、台所とかの方がぐっと来ませんか? 基本的には普段、入らないところですよ。
 他にも加賀美家と竜胆家と結橋家の家の前あたりの背景が同じだったり。少なくとも、ある程度は離れているはずなんですけどねぇ。
 恋愛描写もちょっとね。ヘキル&ヒカルシナリオがあまりに自動的だったせいか、どうも理不尽に感じてしまいます。それと変わった形で複数ライター制であることに困るという。なんかやたらと主人公がつばめ以外は考えられないと言うんですよ。他にはありえないくらいの勢いで。繰り返すようですが、選択肢以外にヒロインを選んだ理由がないというのにこういう言動は違和感を増すばかりですよ。ただでさえ、つばめシナリオは謎の泉フォローが入っているというのに。
 ここまで他のシナリオでは恋に破れたヒロインにフォローはほとんどなかったというのに、なぜか泉だけはシナリオの本筋まで使ってたっぷりとケアされているという。ちょっと不公平なくらいに。これじゃ、泉シナリオのつばめが気の毒すぎますな。あまりにもあっさりとスルーされてしまっていて。
 予想外に苦しかったのはHシーンですね。ライターの性癖が重すぎるというか。初体験のときに主人公が夢中になってケツを叩き始めたから嫌な予感はしたんですけどね。まさにこれは序の口でありました。本作の主人公はシーンによって属性がチェンジするのですね。太ももマイスターだったり、おっぱいソムリエだったりするのですが、つばめシナリオではなぜかおしり星人に早変わり。最もおっぱいの大きなヒロインを相手におしりがなにより大事な人になるという摩訶不思議さ。急に思いついたのかCGの方はあまり追随していません。
 しかも、それだけに係わらず融通が利かないのか、後背位でしか襲いかかれないという謎の病に冒されてしまいます。自分で他の体位でもしたいと思っているのに気がつけば後背位なのですからもう重症もいいところです。もしかしたら前世でレイプ魔だったりしたのかもしれません。
 2回目のHシーンなんて犬の交尾を見て欲情した挙げ句ですからね。これを覚えたての十代だから、で済ませていいものでしょうか。いやいやいやいや! と異議を申し立てる若者が多いんじゃないですか。もちろん、当然のようにわんわんプレイですよ? 大丈夫ですか、この人たち。素直にどん退きです。
 そして、3回目のHシーンは何を思ったか、12時間耐久クンニという意味不明ぶり。本筋の話のはずの舞台のことなんてどこかへいってしまいました。忙しい、時間がない、大変だ、といつも言いながらなんとも暇な人間たちです。まぁ、舞台上でキスしただけで人目も憚らずHシーンに入りたくなって、断腸の思いでないと我慢できないくらいですからこれくらい朝飯前かもしれませんけど。ちなみにこの技は終盤で脅し文句として使われます。
 シナリオもなんだかねぇ。もう舞台公演をやってエンディングですよ? というところまで来ていきなり泉が主人公のことを好きだったとカミングアウト。遅い、あまりにも遅すぎる。今さら感が半端ない。もうとっくに常軌を逸したHシーンを何回もこなしてしまった後だというのに。今頃、何を言っているんですか。泉以外の全員の思いだったに違いありません。驚きなのはこの後で、泉さんは失恋したからと学園もバイトも芝居もフリーダムに休み放題。なんと1週間以上。電話もメールも全て無視。憧れないけど痺れます。
 日頃、優等生だとか、バイト戦士で家計を助けるとか、そのために演劇を諦めたとか、大層なことを言っておきながらコレ。確かに失恋が辛くないなんて言いませんけど、それにしたって大げさすぎやしませんか。パン屋の店長、大迷惑ですよ。クビした方がいいと思います。
 ということで、気に入っていたはずのヒロインでさえもクリックのスピードは上がらず。あと2人ですが、そのうち1人は恐怖の「私は大人の女ですから」が口癖の妹さま。もうこれを日常的に繰り出すキャラは厄介としかいいようがないです。はぁ、どうしたものですかねぇ。気が向いたら、ってところでしょうか。

2014年4月26日(土)
ランス9-へルマン革命-開始
 ラブライブ!第2期3話。第1期ではモニター越し以外に出番がなかった最強アイドルがいきなり生身で登場。そして、μ’sを激しく持ち上げる。なんだかなぁ。いきなり全国区のライバルに認められて、世間にも認められるって不正の疑いさえもたれそうなほどの唐突な浮上っぷりですよ。なんというか、苦労のしがいがありませんね。それとも、最強ライバルも結局はスクールアイドルであって本物のプロではない、ということで今度は黄金聖闘士が出てくるのでしょうか。
 新曲とダンスは順調に進化が感じられていい感じです。手描きとCGの長所と短所を踏まえて効果的に組み合わせているのを実感します。遠目のアングルでもあまり気にならないくらいになってきました。やはり、心配なのはドラマの方ですかね。

 僕らはみんな河合荘4話。今回はこれまでと違って連作なので随分とおとなしい印象です。そして、彩花の恐ろしさが身に沁みてわかるという。不在の方が存在感が際立つという珍しいエピソードでした。そんな中でも律っちゃん役の花澤香菜さんの秀逸な演技が光ります。特に最後の虹のエピソードが実に良い味を出してました。単純におまけのここをアニメ化してくれたのも良かったです。
 エンドカードは小野寺浩二氏。メガネを突っ込んだコップの酒をかけられるのが嬉しいって相変わらず飛ばしてますなぁ。これで4連続OURS組を達成。果たしてどこまでコンボは続くのか? アニメ化した布陣は固いでしょうか。それにしても、麻弓さん人気あるなー。

 「ランス9-へルマン革命-」。ただいま2章まで。
 まだゲームシステムが全部出てきたわけではありませんが、今のところはすこぶる楽しいです。もうランスシリーズをプレイしているだけで楽しくなっちゃってますね。ちょっと前に「RANCE QUEST~ランス・クエスト~」のコミック版を読んでゲームの方をプレイし直していたのも追い風になっているかもしれないです。「RANCE QUEST~ランス・クエスト~」の時は動作が不安定だったのに今回はそれがないというのも大きいです。
 シナリオは雰囲気を考えたためか、前作のラストとはちょっと異なっています。うまいこと仕切り直すことでランス君が冷静になりました。よって、あの時の悲壮感はまるで見当たりません。それどころか志津香に、ランスがヘルマンに行くことをなんで? とか聞かれるレベルでさすがにこのへんはちょっとやり過ぎな気がしないでもないように思いました。動機まで聞かれるってなぁ。
 本作はCGがいつになく意欲的です。立ちCGの表情が実によく変わってくれます。フェイスウインドウでなくなったせいか、やけにかなみやマリアが魅力的に見えますよ。イベントCGも普段のアリスソフト基準で考えると差分多めです。まぁ、本来それが当たり前だろ、という意見もありますが、それはともかく、ないものがあるようになったのは純粋に良いことです。
 戦闘は思ったよりは時間もかからずサクサクと進みます。今後はわかりませんが、戦闘エフェクトもそれほど長くなく、待ち時間もないので快適です。気になるのなら発動なしで進めることも可能です。それもコンフィグなどで調整する必要もありません。難易度はそれなりに高めです。ただクリアするだけならたいしたことないですが、犠牲を出さずに、などの条件を守るとそこそこ手応えがあります。本当に敵は情け容赦なく弱いキャラを狙ってくるのでいい加減にやっているとあっさり死んでしまいます。敵味方の射程が画面に対して長めで逃げにくいということもありますね。
 今後、戦闘が全容を見せるようになるとまたイメージは変わってきそうです。
 気になるのはオンラインマニュアルに書いてあったことで、1周目はメインルートに入って、2周目以降はヒロインルートに、という意味の記述があったのですが、そうなると最低でも7周する計算になるような……。さすがにそれは戦闘に飽きるんじゃないですかね? まぁ、どのみち楽しくなければ何周もしませんけども。

2014年4月28日(月)
ランス9-へルマン革命-継続中
 ラブライブ!第2期4話。矢澤にこ編とでもいうべきエピソード。このまま順番にメンバーひとりずつやっていくのでしょうか。なんとも呑気な感じですが……。というか、この作品ていまひとつ目的意識に乏しいんですよね。ラブライブに出場するのが当たり前になりすぎていて、他に何か指針がないといけないのですが、それが特に何もないのでなんだか暇しているように見えてしまうという。あんまり良くない循環のように感じます。行き当たりばったりというか。

 「ランス9-へルマン革命-」。5章まで。
 ようやく戦闘システムの全容が見えてきました。浮要塞での防衛戦が加わるように。これ、アリスファンにはどう見ても懐かしい「ママトト」ですよね。ま、名称からしてわざとそうしたような感じですけど。防衛戦という名前やパズルのように施設を組み合わせるところなど、色濃いイメージを感じさせます。そういや、「ママトト」と世界観が繋がっているんでしたっけ?
 先日は動作が安定している、と書いたのですがやはりというか、アレな感じになってまいりました。場合によっては強制終了と同じような事態に陥ることも。よって戦闘終了後には安全のために確実に手動セーブしています。戦闘前に自動セーブが行われるのも助かります。おかげで大惨事に至ることなく進められています。画面が見えなくてもどこに何のアイコンがあるか、も把握してきました。うまくいけば自由戦闘でセーブに逃げることができますからね。「RANCE QUEST~ランス・クエスト~」ではクエストの断念アイコンが重要でした。もちろん、その後の「はい・いいえ」もね。
 アルカネーゼとクルックーが出てきた時にあまりに悲しいことが起きました。アルカネーゼがサチコの話をしたのですが……、ランス君ってばサチコのことを素で忘れてましたよ。それ、パットンなどの男連中と同じ扱いじゃないですか……(泣)。前作の時に思いましたけど、やっぱり、かわいそうコンテストはかなみではなく、サチコがぶっちぎりですよ。かなみなんて出番は多いし、本作ではヒロインの1人にまで数えられているじゃないですか。まぁ、あのコンテストで負けることもまた「かわいそう」の裏付けとも言えます。あれで勝つってことは所詮、祝われてる訳ですから。そんなのかわいそうじゃないよ。ということで、独断と偏見でサチコさんが裏の帝王です。そして、祝われることもありません。きっと出番もないだろうから。


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