徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2021年3月7日(日)
冥契のルペルカリア終了
 長いような短いような不思議な作品でした。いや、一週間以上かかっているのでやはり長い部類に入るのでしょうね。
 構成としては一本道に近い、当サイトで言うところの途中下車方式。選択肢ごとに各ヒロインへの分岐が行われる形。ただし、個別シナリオが始まるというよりは色々な意味で選択ミスのバッドエンドな感じです。いくつか出現する選択肢を間違えなければエンディングにたどり着ける、と。ちなみにエンディングに到達しても主人公に彼女はできません。なんともシビアな物語です。
 本作は演劇関係者がことごとく人でなしであるという偏ったイメージを徹底して植え付けてきます。殺人犯の役を理解するためには本当に人を殺してしまえばいい、という理屈を平然と持ち出してくる輩ばかり。これがけして極端な例えではないのが恐ろしいところ。ホント、演劇関係者からクレームが来てもおかしくないくらいのこだわりっぷりです。そりゃ、演劇を好きになるのは難しいよね、と変な感心をしたくなります。本当に特別な才能が必要なのではないか、というような。
 すでに書いたように個別シナリオと呼べるほどのものはありません。尺も短ければその中身も本当の個別シナリオとは言い難いような内容です。多いとは言えないHシーンがほぼ連続して発生するのも困りもの。プレイすれば気が付くとはいえ、この可愛い絵でなかなか厳しい仕打ちをしてくれます。キャラが気に入って購入した人はかなりしんどいような気がします。まぁ、体験版をプレイしていれば嫌でもわかりますか……。そうでない私はわからなかった訳ですが。
 演出的な部分。視点変更が本作はよく起こるのですが、この際に左上にちらりと表示されます。しかし、これがとても小さい上にわずかな時間しか表示されず、おまけにローマ字表記なので瞬間的に誰であるか把握しにくいという困ったシロモノです。おかげでパートが始まるごとに確認してから読むという無駄な工程が発生するという。もうちょっと考えて欲しかったような。
 不思議な体感時間であった「冥契のルペルカリア」も日記的には2日で終了。ゲーム感想は近日中に。

2021年3月12日(金)
悲しい展望
 どうにかこうにか「冥契のルペルカリア」のゲーム感想をアップしました。たまにしか書く機会がないのでだいぶ遅くなってしまっています。ついでに書く気になるまでがまた大変です。色々と誘惑は多いですからね。
 正直、前作である程度の信用はあるつもりだったのでかなりショックでした。こんな時に特装版なんてのを選んでしまったのもねぇ。まさかの仕上がりでした。演劇というテーマもあまりエロゲーには向いていなかったような気も。まぁ、好みもあるとは思いますけど。
 次回作はどうなることやら。取りあえず、体験版をプレイすることは間違いないでしょう。

 今月は気になるタイトルページ通りに「源平繚乱絵巻-GIKEI-」を購入済みですが……。去年同様になかなか欲しい作品に恵まれません。げっちゅ屋のホームページを見てはため息をつくばかりです。去年はわずかに5本。どうにかそれは上回りたいところですがちょっと簡単ではなさそうな雰囲気です。結果としてますますコンシューマー化が進みそうです。「月姫」も正式にそちらというリリースが出ましたからね。

2021年3月18日(木)
カプコンアーケードキャビネット開始
 エロゲー日照りが続いていたので、またしてもレトロゲー熱が高まってきました。その中身が今回はカプコンだったものだから、本来なら新しいプラットフォームの「カプコンアーケードスタジアム」の方を掘るところなのですが、PS4はまだ予定のみだったこと、何より個人的な魂のゲーム「サイドアーム」がそもそもなかったことからひと世代古いこちらと相成りました。や、またPS3を起動する機会があるとはねー。あまり心のゲームに出会えなかったハードなのでソフトもほとんど残っていないデスヨ。数少ない所持タイトルも再プレイする気はほとんどないなぁ。「英雄伝説 閃の軌跡」と「Ⅱ」はPS4の「改」がありますからねぇ。
 閑話休題。
 「ブラックドラゴン」
 正直なところ記憶に残っていません。私が入り浸っていたゲーセンでは入荷していないか、稼働時間が短かったのではないかと思います。他のタイトルは全てプレイ経験ありか、少なくとも存在は知っているのにこれだけは完全に???状態。
 難しいですけど良くできている感じはします。当時、出会っていればそれなりにお金を注ぎ込んだのではないかと想像します。ただ、繰り返すようですけど難しいですからねー。100円ではちょっとお小遣い的に厳しかったかも。
 お買い物が楽しいですけど、助けた相手に商売されるってなぁ。なんで助けた側が足元を見られているのか。ゲームの世界はいつも理不尽です。

 「アレスの翼」
 率直に言って吐くかと思いました。この殺意はなかなかのものですよ、奥さん。貴重なお小遣いを投入する子供なら泣いてもおかしくない鬼の難易度です。何十年かぶりの、この「カプコンアーケードキャビネット」での初回プレイは30秒足らずで終わりました。まさに秒殺。開始早々から連射モードばりの正確で素早いショットが必要であるという。「グラディウス」や「ツインビー」の方が遙かに優しいデスヨ。向こうはパワーアップカプセルやベルが取れなくてもなかなか死なないですからね。
 縦スクロールSTGなのにちょいちょい横スクロールACTが入るというよくわからないゲームです。しかも、なんだかACTの方は動きがもっさりしているという不思議さ加減。慣れると病みつきになりそうな気も。今のところ、1面クリアに最も時間がかかった作品です。

 「サイドアーム」
 カプコン製にしては難易度が控え目というSTG。色々な部分で時代を感じさせますねー。巨神兵みたいなのが背景にいたり、思いきりザクやズゴックのような敵がいたり。スタッフのコメントもすごかったです。当時「Ζガンダム」が流行っていたから見ながら描いた、みたいなのが出てくるんですからねぇ。確かに主人公機にメガバズーカランチャーなんて武装があるくらいですし。
 当時、私の数少ない1コインクリアできるゲームでした。と言っても成功率は70%くらいしかなかったですけど。あとこの作品はコンティニューしてもいいことないから、しなかっただけ、という経済的な理由も。高次面でうっかり合体が解けた時の連続やられっぷりは芸術の域にありましたね。無駄な抵抗という言葉がなんとも相応しいゲーム。
 今プレイすると最初は2面まで、少しは慣れてきてもどうにか4面まで、と衰えを感じます。まぁ、パターンをまるで覚えていないということもありますけども。果たしてカジュアルモードに手を出さずしてクリアできるでしょうか。他のタイトルは恐らくほどほどのところで連射解禁→カジュアルモードも解禁、の流れになると思います。十代の頃もクリアできないのにおっさんになってからなんて無理ですから。例のズルとかしない限りね。あれ、そもそも本作は例のステートセーブ的なのできるのかしら。嬉しさ的なのが先行していて調べていませんでした。
 愛着の差というものもあるので全て揃えるかはわかりませんけど、ある程度は揃えたいと思います。

2021年3月26日(金)
カプコンアーケードキャビネット継続中
 もちろん、まだまだ楽しんでます。しかし、カプコンのこの手のレトロゲーを集めたものはACTやSTGばかりなので息抜きができないのがツライところ。たいした時間もかからずに集中力が切れて止めなくてはならなくなります。アーケードにはクイズゲームとかもあるのにねぇ。権利関係かしら。
 それと気になっていたステートセーブはどうやら搭載されていないようですね。どうやらカジュアルモードに手を出す日も近そうです。

 「1942」
 うーん。昔は割とプレイしはずなのですけど、内容の方はあんまり覚えていませんねぇ。そもそも「19」シリーズの差異さえよく覚えていません。ひょっとしなくてもプレイしていないものがありそう。
 難易度的にはそれほどではなく、久しぶりのプレイでも1面はすんなりクリアできました。「アレスの翼」であれば秒単位で終了ですからね。立派に長生きです。ただ、何度プレイしてもあんまり記録が伸びません。

 「ガンスモーク」
 今でも珍しいショットボタンが3つあるという変わり種。しかも、武器は1種類しかないというのに。射撃の方向のためだけに3つもボタンを使うという。
 面白いのですが信じがたいくらい難しいです。「アレスの翼」のように始まった瞬間からではありませんけど、ちょっと進めば容赦のない難易度になります。
 「サイドアーム」ほどではないものの、当時好きで、今回の目当ての作品のひとつ。まぁ、クリアまではほど遠かったですけど。調子が良くて4面が関の山。たいていは3面ボスで終了でした。西部劇の雰囲気がうまい感じに出ていて馬に乗ったりするのがそれっぽくて良かったです。
 久しぶりにプレイすると反射神経の衰えをしみじみと感じさせられます。今のところは2面までしか行けません……。

 「ソンソン」
 カプコンにしては難易度低めの横スクロールのシューティングアクション。ルールがわかりやすくなんとなく遊んでいるだけでも楽しい。しかし、そのために自分で難しさを上げてしまうというポイントも。出現するフルーツを集めていくと巨大な食べ物が現れる、というシステムなのでついつい欲張って取ろうとしてしまう。その結果、自ら危険を招き寄せてしまうことも珍しくありません。
 常時ある6つの段差を上下する際に微妙に隙が生じるので、上記のポイントと合わせてさらに難しさが上がったり。
 いわゆる「面」がないのも変わってます。常に止まることなくゲームが進みます。


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