徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2021年5月9日(日)
LUNAR2 ETERNAL BLUE開始
 まだまだレトロゲー熱が継続中。件のカプコンアーケードスタジアムはようやくSWITCH以外にも配信されるようですが、それでもまだ少し先。カプコンアーケードキャビネットはカジュアルモードが要警戒なため今は1日1SONSONくらいな感じで遊んでおります。そんな中でPSストアーのアーカイブを掘っていたのですが、前回でちょっと触れた目論見はあっさりと崩れてしまいました。
 PCエンジンのそれはタイトル数が(ソートできないくらい?)少ないのですね。目当てのものがいくら検索しても出てこないからもう面倒になって総当たりしたらわずかしかなくてしょんぼりでしたわ。ほとんどコナミと旧ハドソンくらいしかないような? しかも、それさえ抜けが多いという。こうなると再びPCエンジンミニの購入を検討しないといけないかしら。
 そんな色々な葛藤の中で目についたのが表題作。本来ならメガCD版をプレイしたいところですが、我が家のメガCDはなかなか手を尽くしても復活してくれず難しいのでこちらとなりました。まぁ、移植版自体にも興味がありましたからね。
 実のところ、PSアーカイブにも初めて手を出したので最初は戸惑いまくってました。仮想メモリーカードのシステムがねぇ。これ継承(?)する意味ありましたか。今の時代になってもセーブ数に悩まされるとは……。当時もサターンとは違ってプレステはセーブ環境が悪くてゲンナリでしたけど、まさかそれを2021年になっても繰り返すとはねぇ。疑似的なディスクの入れ替えもあってこちらは毎回どきどきしてしまいます。これってきっと他のタイトルもそうなんでしょうけど、改善できなかったんですかねぇ。演出画面とかの問題もあるのかしら。
 マニュアルももちろんありますけど、プレイを中断しないと見られません。仕方ないとはいえ不便だなぁ。
 肝心の中身の方はあんまり変わっていないかなぁ、が正直なところです。まぁ、メガCD版を最後にプレイしたのが10年以上も前ですから記憶がとても怪しいところではありますけど、記憶にまるでないような映像を見ればもうちょい反応があるような気がします。ドットキャラもイメージはほとんど変わっていません。ちょっと綺麗になったかな、くらい。魔法なんかはきっと良くなっているのでしょうけど、こちらはまるで記憶にないですね。一番、見る画面のはずですけど、印象に残るかどうかは別なんでしょうねぇ。
 戦闘のバランスは変わっているのかいなのか。かなり固く真面目に進行していますけど、それでも苦戦するケースが多いです。特に序盤の中ボス戦は常に命からがらでした。ダンジョンで拾う貴重なアイテムを駆使しないと生き残れないくらいには。そのおかげでストーリーにも絡んだ演出のルーシアの姿勢が腹立たしく感じられてなりません。RPGには未だに珍しい終始NPCのような扱い。MPは無限で装備の類いは一切存在しないが体力はケアしてやらないといけない。そんなヒロイン、ルーシアが自分にだけ防御魔法、自分だけ逃走(他のキャラにそんな仕様はありません)を繰り返す姿は絶望感の漂う中ボス戦では憎悪の対象でしかありません。
 その姿勢は少しずつ変わっていくのですけど、その頃には本作のバランスがだいたいわかっていますし、味方もだいぶ強化されてくるのでお手伝いの感は拭えません。いないよりはまし、程度。なまじ知っていることが不幸なパターンですかねぇ。

2021年5月26日(水)
LUNAR2 ETERNAL BLUE終了
 のんびり進めたとはいえ、予想よりもだいぶ時間がかかりました。危うく100時間が見えてきそうなくらいでした。
 昔とは言えPSソフトなのにラスボス戦前はなかなか不親切で困りました。城に向かってしまったらアイテムを買うことができないという鬼仕様。終盤になってもバランスはなかなか厳しく、よほど強化していなければ一発でクリアするのは難しいくらい。それでいながら一旦ダンジョンに入ったら街には戻らせないってなかなかのSっぷりです。モンスターがアイテムを落とすことも滅多にないですし。最悪、積みかねない仕打ちですよ。
 ラスボス戦にはボイス込みの演出が入っているのですが、これがちょっとねぇ。いえ、内容に文句がある訳ではないのですけど、いわゆる聞いたからには一発で倒せないとカッコ悪いというようなものでして。先程のアイテム問題も少しはここで関係してきます。最後の一手みたいなところの相手の攻撃が厳しいのでアイテムが足りないとここまで来て……、みたいな感じで力尽きてしまいます。「スパロボ」で言うならこれが起これば勝ったも同然なフル回復が起きて負けてしまってはねぇ。
 しかも、固く来たつもりなのになんとやり直しを2回も繰り返したという。3度目なんて4度目がないか不安で仕方ないというただそれだけ。演出には何も感じなくなってました。結局、初めてラスボスに会ってからレベルは8ぐらい上げたと思います。戦闘中にボスの素早さが変化するのが困りものでした。先に攻撃してくるのか、それとも後なのか。後に攻撃してきた次のターンが先の攻撃だったりするともうおしまいですからね。回復のしようもありません。
 エンディング後のエピローグ的な旅はちょっと入り方が違いましたね。確かメガCD版はクリアデータをロードすると始まる、だったと思いますけど、移植版ではわかりやすく「スペシャル」の項目が増えてました。でも、何の説明もなくいきなり普通のゲーム画面が出てくるので知らないと何が起こったかわかりにくいでしょうね。普通は鑑賞モードみたいなものを想像するでしょうから。
 このエンディング後の骨のある旅はなかなか楽しいです。各街も内容がエピローグ状態になってますし、ただ移動して話を聞くだけよりも感慨深いものがあります。けれど、仕方がないとはいえ、そこにルーシアがいないのは素直に残念です。エンディング手前の最終盤も長いこと不在でしたからねぇ。個人的にはエピローグはむしろそこからが本番でも良かったくらい。
 ひとつもったいないのはレベルなど2周目用の引き継ぎができないこと。これはメガCD版の頃ですら思っていたくらいなので。正直言って戦闘そのものが楽しい作品ではないですからねぇ。やり直すの大変なんですよ。

 今月はFAVORITEの「ハッピーライブ ショウアップ!」を購入予定。というか買いました。長らく体験版が出ていなかったのでその事実も含めてスルーかな、と思っていましたがようやく出たのでお試しプレイ。その結果、まぁ買ってもいいかな、くらいの手応えを得られたので購入に踏み切りました。しかし、他には相変わらず欲しいものがないという困ったエロゲー日照りが続いています。もうちょっと解消されてほしいなぁ。


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