徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2022年5月6日(金)
フタマタ恋愛1回目終了
 またしてもサイト放置でした。まぁ、基本的にネタがないから仕方がないのですが。4月は「SPY×FAMILY」や「であいもん」のアニメで書こうかと思いましたが、アニメサイトになってしまいそうだったので止めておきました。それにしても、いい出来ではあるので喜ばしくはあります。毎回が楽しみです。ただ、後者は尺の都合が最大のネックになってますよね。正直、和菓子がちっとも目立っていない感じですし、原作から色々と削ぎ落してなんとかエピソードをこなしている感が強いです。
 とまぁ、延々とこんなことを書きそうなので止めておいた訳です。

 「フタマタ恋愛」。1人目はラスボス信田結愛。
 体験版が気に入ったので購入しました。ここのタイトルは毎回、試さないと合うか合わないかわからない感じになってますね。まぁ、ライターが変わってしまったので止むを得ません。
 登場人物が大学生ということでアサプロとしてもちょっと雰囲気が変わっています。まぁ、意識しすぎたせいか、過去に何かないといられない症候群に陥っている感が無きにしも非ず、でしょうか。ちなみにここが興味を引かれないと本作はツライものがあります。
 ラスボスの異名をとる、ぶたちゃんは正直に言って期待外れです。あまりにもあっさりと陥落してしまうので「もう終わり?」の感が拭えません。確かに現実的に考えれば十分な難物ですけど、創作物としては弱すぎます。せいぜい中ボスがいいところ。
 最初の頃は何があったのかわからないので、ミステリーを読むように楽しめるのですが、中盤に入ると各キャラが盛大に暴露大会を始めるので、そうなると興味が大いに失われてしまいます。何があったかはわかっているのに落ちないだけ、が長々と続くのでよほど結愛を気に入っていないとしんどくなります。しかも、それは恋仲になった後も続く訳で。
 実のところ、ラスボスと呼ばれる結愛を最初にしたのは後に回すとギブする可能性が頭をよぎったからです。
 なぜ、結愛にこだわるのか。散々、登場人物の皆さんから言われますけど、ホントにその通りで「こっちが知りたいよ」状態でした。ただ、ひたすらに主人公の性癖に付き合わされているだけという。もし、本作がヒロインバラ売りの作品だったなら、きっと私は結愛シナリオを買わなかったと思います。まぁ、その場合はゲーム感想を書かないでしょうけど。
 率直に言って肩の荷が下りた気分なので残りは気楽に進められそうです。

2022年5月10日(火)
フタマタ恋愛2~3回目終了
 2人目は海野宮子。
 予想通りと言うべきか、「恋愛、借りちゃいました」と基本的なシナリオ構成は一緒です(ちなみに前作はギブしたこともあってあまり記憶に残っていません)。メインの2人のルートがあって残りの2人はそれぞれから派生する形。宮子シナリオは煌シナリオから分岐します。
 宮子は丸戸史明氏が好きな昔馴染みの訳ありヒロインを本作のライター、八日なのか氏が書くとこうなる、といったキャラ。いやまぁ、わざわざ書いておいてなんですけど、そんなに共通点がある訳でもありません。あくまでも私のイメージ目線ではそう見えるという話。黒ストもはいてないしね。
 こちら側のルートではラスボス結愛の(自分のシナリオでは明かされない)隠された別の目的が明らかになりますが、それを知ったところでどうなんだ、というプレイヤー側の根本的な動機にはなかなかつながりません。先日も書きましたが主人公やヒロインが特殊なために一種のロールプレイを求められるシナリオになっています。だってぞもぞも全然、共感できないからシナリオというか、物語を進める力が出て来ないんですよ。極論すればなぜ行動するのかわからないくらい。
 しかし、他人を引っかき回す姿が一番輝いている結愛。それってもうヒロインではないんじゃないですかねぇ。狂言回しと言った方が適切なのでは。
 一応なんとなく問題が解決して晴れて宮子シナリオに入ってもやっぱりスッキリとはしません。2人に変化が見えないという問題もありますが、シナリオらしいシナリオが、イベントらしいイベントが発生しないんですよ。これって外から見たら絶対、何も変わってないとか言われるやつですよ。プレイヤーにもよくわからないくらいなんですから。
 3人目はサブキャラのレイラ。
 フルネームはないんでしょうか。異常なくらいにエッチなバニーさんコスが輝いていましたが、おまけシナリオ的なものがありました。まぁ、一種のバッドエンドのような短いシナリオや結末でしたが。昔のアドベンチャーで選択肢を間違えてゲームオーバーになった時みたいな感じでしょうか。まぁ、ないよりはましですが、気に入った人が満足するレベルには程遠いでしょう。何もかもがテキトーですし。
 4人目もサブキャラの岸なごみ。
 同じサブキャラでもレイラとは少しばかり違います。詳しい条件は不明ですが他のヒロインをクリアしていくとシナリオが開放されます。ただし、本編中にではなく、まさかの鑑賞モード内に。キャラ的にあるだけでも驚きでしたが、それにしてもねぇ。しかも、鑑賞モードなもんですから、いちいち終わってサムネイル画面に戻るんですよ。面倒くさいったらありません。まぁ、そもそも短すぎる内容を分割にする意味もわからないんですけどね。内容は全て台無しな夢落ちですた。個人的には攻略キャラとは見えないだけに完全になしでも良かったくらい。
 やはり、ラスボスを先に終えると消化試合みたいな雰囲気なりますね~。さりとて後に残す選択肢は取れないだけにこうするしかなかったんですけど。

2022年5月16日(月)
フタマタ恋愛終了
 5人目は十色煌。
 本作最大の被害者。本来ただの気のいいタコ焼き娘だったはずなのに、ラスボス結愛のせいで謎の露出癖の持ち主みたいな感じにさせられてしまいました。しかも、そこまでしても物足りねぇ! みたいな態度をとられるという哀れっぷり。無理矢理に対抗させられるって酷い話ですわ。
 ホワ語は作中の流行り言葉みたいになって良いアクセントでありました。それぞれが発展形とかを勝手に作りながら煌をいじるあたりもなかなか楽しいです。次点として泣き声の「ぶえぇぇぇ」も負けず劣らず良い塩梅でありました。後半にいけばいくほど本人は言わなくなる、というあたりも趣き深いです。あんまりいじられると言わなくなりますよね、確かに。
 物語らしい物語はやっぱりなくて、そこは残念な感じです。ラスボスの影響から抜け出した2人というのも見てみたいのですが、ライターにとってはそれは余談みたいな感じなんでしょうか。せっかくキャラが強いだけにもったいなかったですね。
 6人目は御子柴瑠衣。
 ルートの入り口(分岐点)が結愛シナリオに入ってからのせいか、ややおかしな感じになっています。典型的な理由が見えないというパターンで開き直ったように瑠衣本人がなぜ好きになったのかわからないと明言しています。まぁ、口うるさいようで結局はダメ男メーカーなのでそれが全てと言っても、それはそれでいいのかもしれません。ただ、さすがに(首とかを)締められるのが好きというのは人を選びすぎる要素ではないかと思います。いくらそういうキャラが好きでコスプレしているとは言えねぇ。ドン引きする人の方が多いんじゃないでしょうか。まぁ、平然とやる主人公とはお似合いだと思いますけど。
 どうでもいいですが、シナリオで露骨すぎるミスがありました。終盤で海水浴に行った時に、なぜか砂浜に埋められていたはずの主人公が何の説明もなく動き出すということが。
 7人目は御子柴瑠那。
 正直すっかり忘れていたので、なごみんと同じようにルートが解放されてから思い出しました。つまり、瑠那も鑑賞モードからになります。中身はホントにないよりはまし、程度。期待してはいけません。
 最後は茨精華。
 こちらは本編内からの分岐で逆に驚きました。まぁ、それくらいなのでもちろん無理のあるシナリオです。レイラと同じくほぼゲームオーバーと同義です。スタッフロールもありませんしね。
 意外に時間がかかった「フタマタ恋愛」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 


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