徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2023年6月18日(日)
メガドライブミニ2な日々その14
 「天使☆騒々RE-BOOT!」が終わったので再びメガドライブミニ2に戻ってきました。
 「新創世記ラグナセンティ」。
 当時も散々言われましたが見た目がまさにゼルダそのもの。開発者さえ認めるレベルですからねぇ。これも当時、購入したタイトルですが、他と比べてもなお記憶がまるで甦りません。草を刈っていたことぐらいですねぇ。もしかしたら最後までプレイしていないかもしれません。全体的に難しい上に何をしたらいいかも常にわかりにくい。この頃の作品で言ってもかなりの不親切さを誇りますからね。謎を解くというよりも気がついたらフラグを立てていた、というケースが多いです。
 序盤で人間と会話できなくなってしまうのですが、その期間が短いどころかとても長く、なんと物語の終盤まで治ることがありません。まぁ、シナリオに関する演出的な意味もあるのですが、それにしたって相当な意地悪に違いありません。自分の親や幼なじみとも長い間、話せなくなってしまうのですから。加えてこの作品では体力を回復する手段が限られていることで無駄に不安をあおられるという処置が施されています。
 このために一方的な価値観を植え付けようとしてもそんなにうまくいかないんですよね。後半はホントそれ一直線ですから。人間どんな高尚な主張よりもその日どうやって生きていくかの方が遙かに大事なことですから。その主張が重要なら難易度は控えめにするべきだったと思います。まぁ、メガドラだからそれも難しかったんでしょうけど。
 ダリア渓谷のおばあさんが数少ない体力を全快してくれるキャラでしたが、口を利けなくなったときは本当に焦りましたからね。でも、終盤ではなぜかしてくれなくなるというスタッフの非道な処置でまたしても焦るという。ゲーム全編通して体力の回復手段にずっと気を配っているというね。それだけでなんか少し楽しみにくかったように思います。ただでさえ、後半はますます何をしたらいいのかわからなくなりますからねぇ。
 動物をお供にするアイデアはそれほど機能しているとは言い難い感じです。なんかそれを理由に不便を強いられている局面が多すぎるように思います。いたところでそれが当たり前で、快適にプレイできたり、気持ち良かったりという訳でもないですし。
 ボス戦は見た目こそ悪くないものの、全体的に相手に攻撃が当たっているのがわかりにくく、演出も弱いので気がついたら倒している、というなんとも間抜けなケースが多いです。ここは当時であってももうちょっと考えるべきだったと思います。ボスを倒しても爽快感がないってなぁ。かなり問題ではないでしょうか。
 正直クリアしてもあんまり満足度は高くなかったですね。

 「ふしぎの海のナディア」。
 RPG的な見た目を持つAVG。アニメ放送中に発売されるというのが当時は驚きでした。こちらは確か友人が好きだったので購入したものを貸してもらったような記憶が残っています。例によって中身の記憶はまるで残っていないし、甦りもしませんでした。
 それもそのはずで恐ろしいくらいのお使いプレイをゲーム中で堪能できます。あれが欲しいからこれを取ってきて、というのを最初から最後まで繰り返さないといけません。マリーの島やノーチラス号船内、バベルの塔、空中戦艦など嫌気がさすくらいに似たようなところを延々と徘徊させられます。ストーリーが進む時だけちょっとだけホッとするという切ない仕様です。ネモ船長までジャンに謎解きを任せんな、っつーの。いやホントに。普通にプレイヤーキャラをネモ船長にすればいいじゃないのよ。この時だけでも。
 正解を知っていればプレイ時間はとても短いと思います。まぁ、マップ付きでないと効率良くないかもですけど。
 「ふしぎの海のナディア」という作品に対して好意的なものを持っていないと色々と厳しいかもしれません。まぁ、好意的すぎても逆にまずいことになりかねない気もしますけど。


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