徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2017年4月1日(土)
甘夏アドゥレセンス終了
 3月2度目の風邪を引いたために短い本作もここまで引っ張ることになってしまいました。
 2人目はサーシャ・マヤコフスカヤ。
 ある意味、本作の中心的な存在です。シナリオにアレな成分が多めなのは彼女の出自に関係があります。ライターの好みなのか知りませんが、一体どうしてこんなことになったのやら。そもそも、留学してきたばかりなのに早速ロシアに旅行に行くという流れがなんともねぇ。もちろん、本人は故郷ですから構いませんが部活のメンバーまでねぇ。そして、出発1時間前に主人公のトラウマが克服されて、数ヶ月ぶりのギターはハラショーな演奏というあたり、本作の程度というものが窺えます。
 現地に着いてからも無茶な展開を押し通そうとしますが、それでいて全く盛り上がらないロックフェスは明らかに問題。しかも、そのままほぼ何もなくエンディングですからねぇ。
 3人目は朱雀野リョウ。
 なぜ、雅姫先輩はヒロインではないのか? その疑問が最初から最後まで渦巻くシナリオ。本当に意味がわからないくらい実感します。リョウの意見に同意ならなおのことです。あと、りのお姉さんのカラオケはちょっと……。
 最後は甘粕天音。
 衝撃の事実が明かされるシナリオ。なんと主人公が学園を灰塵に帰しそうになった件の火炎放射ギターは、この女の趣味でネット上に公開されたものだったのです。なんだか頭が痛いですが、火炎放射機能を作っておいてそれが放火に使われる可能性を考えもしないというのはさすがにどうかと思います。これで科学者は悪くない、とか言い張るのはさすがに無理があるような気がします。
 軟禁された状態で当たり前のように発情してHなことをするのはいかがなものでしょう。ちょっと好感を持ったり、応援したりする気にはなれないのですが。
 なんだか短くても疲れる、そして脱力するシナリオでした。もうちょっと考えようよ、という部分が随所にありました。
 ゲーム感想は昨日アップしました。

2017年4月5日(水)
はるるみなもに!開始~中断、スーパーロボット大戦Vその4
 「はるるみなもに!」。最初の選択肢まで。
 先週で「甘夏アドゥレセンス」が終わったので始めたのですが……、どうも気乗りしません。「甘夏アドゥレセンス」の出来がナニだったせいでエロゲー自体に少しばかり倦怠感が出ているのかもしれませんが、明らかに完成度の高いこちらをプレイしていてもどうも楽しくありません。
 まぁ、しんたろー氏の神様モノもはや3本目。好みはあるでしょうが食傷気味になってきてもおかしくはない頃合いです。加えてClochette全般の傾向とはいえ、どうも最初から攻略済みのよう、というか、出来レースっぽい雰囲気を随所に感じるのも今の個人的な状態では厳しいものがありました。
 特にメインヒロインの叶さんは主人公に名前を呼ばれた時だけ神様の力が出るという残念さんなのですが、この時の様子がもう発情しているようにしか見えないのですよ。指一本ふれていないのに痴女のよう、ってなんだかねぇ。ちと思い入れるのが難しそうです。
 妹様も口癖が「うん、知ってる」で、これを「ドラクエ」の「たたかう」コマンドばりに繰り返します。最初はいいのですが、段々とわざと嫌がらせ的な意味合いでやっているのがわかってくることもあって、良い印象は持ちづらいです。ま、単純に優れた決めセリフではない、ということもあるかと思います。
 幼なじみの人も「たー」だの「みー」だの幼児を相手にしているとしか思えない愛称を平然と繰り出してきて微妙な心持ちにさせてくれます。場にいる人を見て出したり引っ込めたりするのも、なんとなくすっきりしないものを感じます。空気を読んでいると言えば聞こえはいいですが、そこまでして使い分けしなくてはならない愛称とはなんなのか、という気もしてしまいます。
 ということで色々なものが重なって「スパロボ」をプレイしたくて堪らなくなってきたのであえなく中断となりました。

 「スーパーロボット大戦V」。
 現在45話まで。試しとばかりにDLCシナリオをひとつ買ってみました。もちろんタイトルは「アクシズの三姉妹」です。本編であまり弄らないと思ったらこんなシナリオが! と少しばかり屈辱に感じながらも購入→ダウンロード→プレイ。
 う~ん。特典とかで付いているシナリオもクリアしたことがあるので完全な未経験ではないですけど、あれは始めたばかりで何もわかっていない状態でしたからねぇ。正直、言って面白くないです。何話クリア後とか制限がある割りには、改造状態を含めて一切プレイデータが反映されないので、シミュレーションを行う意味がありません。TACポイントも稼げない、お金も稼げない、経験値も稼げない、撃墜数も稼げない、では何のために戦闘シーンをこなす必要があるのか。スタッフには考えてほしいです。「元祖スーパーモンキー大冒険」ではないのですから。肝心のシナリオも期待外れで悲しい内容。別枠で用意したというのにこれではねぇ。プル&プルツーがほとんどクソガキ扱いではせっかくの状況を活かしているとは言えないですよ。お姉ちゃん要素もただ妹をパシリにしようというのではなぁ。ちょっと溜め息を禁じ得ませんよ。もっと2人のいいところを出してください。他のキャラはみんな原作後に成長している感じなんですから。例え原作準拠でも2人はきちんといいところがあったでしょうに。
 エースボーナスが揃い始めて悲喜こもごもな状態です。相変わらず戦艦乗りのはあんまり役に立たないものが多いですね。そんな中でルリのそれは頼もしく依怙贔屓したくなります。「システム掌握」も便利&強力ですからねー。
 キンケドゥさんのは格闘武器の射程上昇ということでやはり、X1改に乗れ、ということなんでしょうか。F91に乗り続けたいところですが、それだとエースボーナスがあまり活かせないですからねぇ。残念なことにパワーアップしたと言ってもヴェスバー以上の、期待した質量のある残像攻撃は用意されていない訳で。悩ましいところです。思い切ってΖに乗せるとか?

2017年4月10日(月)
スーパーロボット大戦Vその5
 サクラクエスト1話。P.A.WORKSのお仕事アニメ第3弾。チュパカブラの里で国王をやる話、とか書くと全く意味不明です。地方再生というか、限界集落という単語が出てきたので「SHIROBAKO」の最終話でプロデューサーが言っていた企画ってこれなんじゃないかしら、というイメージが先行しています。
 企業から活躍をお祈りされまくった主人公がよく確かめずに大嫌いな田舎の仕事にどう向かい合って取り組むのか、というあたりが焦点になりそうですが、「ガールズ&パンツァー」なみに女子の比率が高い世界観なのでリアル度によって印象は大きく変わりそうです。取りあえず、つかみはなかなかうまく引き込まれたので期待したいです。ただ、漫画の読み切りなんかもそうだと思いますが、この先の方が続けるのも面白くするのも大変だと思います。

 月がきれい1話。有名な漱石のセリフとどこまで関連があるのかは不明ですが、主人公は読書家なだけでなく、小説を書いたりしているので当然、関係してくるでしょう。好きなのは太宰っぽいですが。
 近頃では地味めのキャラデザが一番好きだったころの緒方剛志氏を思わせていい感じです。芝居のさせ方が上手なので、今にも2人の心の声が聞こえてきそう。どういう展開に持ってくるかで好悪がはっきりしそうです。あんまりえぐい展開はしないで欲しいと思ってしまう絵柄ですが……。

 正解するカド1話。登場人物がお固い部署の人ばかりでフルCGに合致しているようでなんだか奇妙な按配になってます。
 引き込まれるものはありますが、絵面が意外と地味なので疲れている時に見ると初見とはいえ危険です。Aパートでうっかり居眠りしました。

 レクリエイターズ1話。テックジャイアンで組長の人が「アルドノア・ゼロ」と「Fate」が混じったような雰囲気と書いていましたが、まさしくそのまんま。1ミリもはみ出してない感じです。おまけにこう例えるくらいですから制作陣も大きく被っています。おかげで音楽が不意に鳴りだすタイミングとか、全般的な演出とか、初めて見る作品なのにものすごい既視感がありました。
 作品世界のキャラクターが現実に出現したら、というラインもうっすら「Fate」シリーズと共通しています。実在か創作かの違いのみ。そこにただの(?)オタクが巻き込まれるのは正しくお約束です。ただ、気になるのはヒロインたちが異世界から来た、という体裁でその世界の人間がみな自分たちのことを知っている、という状況にあまりにもすんなり馴染みすぎていること。自分たち主導でいきなりコンビニで買い物するとか、すっごい違和感なんですが。お会計をナチュラルにいっさい戸惑うことなく主人公に任せるあたりも含めて。しかも、すでにポテチが好物ってちゃんと説明あるんでしょうかねぇ、これ。調べた、のひとことで済ませないといいですけど……。

 「スーパーロボット大戦V」。
 ようやく1周目が終わりました。ビギナーズモードだったせいか、「え、終わり、もう?」という感じでしたね。HPが??????だったのは2体くらいしかいなかったような。あとラスボスが恐ろしさが全然なくて、むしろ少し可愛いというか、かわいそうな感じだったのがなんともねぇ。倒してもいいのかなぁ、とわりと本気で悩みましたから。多くのキャラクターの名前を呼んでリアクションしてくれるのは良かったですけど、一歩下がって考えるとラスボスに親近感を持ってもなぁ、と微妙な気持ちに。
 エグゼブの最後、やっぱり押えてましたよ名セリフをしっかりと。しかも、きっちりボイス付きで良かったです。これだけでも満足度がかなり上がりました。
 >「だから…ドリルを取れと…言ったのだ…!」
 武装を使うにあたってファンネルのニュータイプレベルのように必要技能が設定がされているものがありますが、Ζガンダムの「ウェーブライダー突撃」だとなんと必要技能がカミーユになっているという変更点が……。さすがに必要技能のところはパイロットとなっていますが、なんともこれは残念な変更です。のせかえが好きな私には可能性が狭まる感じで。この場合、名前がない人がとても悲しいです。脇役ならまだしも、主役級の人だと特に。他にもνガンダムやΖΖにも同様の処置がとられた武装がありました。もしかして、そのうちのせかえをなくすつもりなのかしら。

2017年4月16日(日)
スーパーロボット大戦Vその6
 サクラクエスト2話。饅頭を売り切る最初のお仕事。うーん……。メンバーが集まっていくのはいいのですが、どうも目的と結果がかみ合っていないのですっきりしないものを感じます。売り切れたら東京に帰ってもいい、ではねぇ。ミッションは失敗して帰れなくなったのに主人公は落ち込むどころか非常に前向き。それどころかやる気になっているようにすら見えます。心境の変化を起こすだけのものがあったのならいいですが、どうもそういう風には見えないだけに消化不良感が残ります。条件は逆の方が良かったのでは。あとシナリオの都合でしょうが、ああいったおみやげの饅頭が賞味期限1週間というのはいくらなんでも短すぎではないでしょうか。おみやげものにならないですよ。

 月がきれい2話。地味な絵柄を考慮したかのような早速の体育祭。見た目も動きも変わって良い按配です。ただし、まだ2話ということもあって予想しない場面や構図があるといまひとつ誰かわからなくて不安になるという副作用がありますが。主人公が陸上部の2人が話しているところをたまたま聞いてしまうシーンでは普通にあれはヒロインだろうか、と自信なく見ていました。しかし、そんなものは後に控えるものに比べれば可愛いものでした。
 それにしても、人に影響を与えられることはない、と言っている主人公には何とも言えない味わいがあります。まさに太宰を暗唱する自分自身が思い切り影響を受けているでしょうに。自分の言動に矛盾を感じないものですかねぇ。理屈っぽい子なのに。
 エンディングのライン演出が地味ながらいい感じ。
 謎のショートエピソード。担任と主人公の友人くらいはいいのですが、他のメンツとなると全くわかりません。ぜーんぜんわかりません。あなたたち誰ですか? ひょっとして本編に出ているのですか? というレベル。何度も見ればわかるのでしょうか。

 正解するカド2話。とてもよくわかる解説のような2話目。互いに交渉人を立てる、ということで一時期、流行ったハリウッド映画を思い出す流れ。なんとなく真面目な感じが本作の基本的なノリなのでしょうか。

 レクリエイターズ2話。辛うじて司書さんの説明はありましたが、その魔術書はつまり「知識」ではないのかなー、と思わないでもないです。この人はがっつり現代の「経験」があるようにしか見えない訳で。まぁ、いつ現代に現れたのかはわからないですし、その間に色々とあった、ということにしておきましょう。その方が話がスムーズです。
 神々が作者であるならそいつをおびき出そう、という考えが面白いです。ただ、何作品もあることを考えると収拾がつかなくなる可能性もあってさじ加減が難しくなりそうです。主人公が未来の何らかの作品の作者だったりするとますます「Fate」っぽさが増しそうですね。
 今回を見ても都合の良さが目立ちそうな作品だけにシナリオがより重要になりそう。

 「スーパーロボット大戦V」。
 当たり前のように2周目を始めております。本作はお金やTACポイントが最初から引き継ぎ率100%なのでとても楽です。しかし、お金はまだしもTACポイントの方は部隊全体で共有なので、どうも楽しみに欠ける感じもあります。弱いキャラを強くするのにそのキャラを頑張って使う必要がない訳ですから。戦闘中もあまり気を配らなくていいですし。いきなり最強のキャラに仕立てることが可能という。エースポイントも2周目以降になればかなりハードルは低いですからねぇ。
 2周目をすぐにプレイするのはシナリオの方に大きな理由があります。今回は部隊分割の時に細かいシナリオを追ってしまうことが多く、行かなかったルートで重要なイベントが発生してしまうことが珍しくありません。ザビーネなんてほとんど会えないまま終わりましたし、フロンタルに至ってはいつの間にかいい人みたいになってました。このあたりをフォローしたい思惑が強いですね。幸か不幸かしばらくまともにプレイするエロゲーもなさそうですし。中断中の「はるるみなもに!」くらいでしょうか。本来なら今月のお買い物はeufonieの「はにデビ!」とspriteの「蒼の彼方のフォーリズムEXTRA1」の2本だったのですがものの見事に延期されたので。他にはあまり欲しいものがないしなー。

2017年4月23日(日)
スーパーロボット大戦Vその7
 サクラクエスト3話。衝撃の事実? チュパカブラ王国はかぶら王国の駄洒落アレンジバージョンだった!? という感じで非常にどうでもいい真実が明かされる第3話。どうやら現実寄りの厳しい設定で進むようですが、それにしても先は辛そうです。諦め&どうでもいいという住民のダブルパンチは重すぎるくらい。正直、この土地にとって余所者の主人公であればとっとと帰ってもおかしくない息の詰まりよう。最初にハードルを上げておいた方が後に乗り越えた時のカタルシスがより大きくなるのはわかりますがそれにしてもこれは……。前回に引き続いて動機的にとても苦しくなってしまいました。30社に落ちたガッツだけでは説得力不足でしょう。素直にしんどいです。王様の仕事が普通じゃないから、だけではねぇ。
 ゆるキャラコンテストに不戦敗のような謎の所信表明をする国王さま。反則かもしれませんけど、これなら王さまがゆるキャラの方がよほどましなのでは。
 全体の構成はともかく、各話の構成はどうもいまひとつでは。前回といい「ここで終わり?」という締めばかりに見えるのですが。

 月がきれい3話。主人公にはライバルがいるのにそれを自覚しないまま進むという斬新な構成です。それどころか、ヒロインもそれを理解していないという。ちょっとライバルの彼が可哀相な気も。まぁ、単に2人に互い以外を見る余裕がない、ということでもあるのでしょうが。他の作品なら三角関係になりそうなところを、その遙か手前という純真(?)ぶり。単にとろいだけかもしれませんけど。
 肝心の場面を見せないことで焦らす展開はなかなかのうまさを感じます。ただ、スマホの電池切れは少しわかりにくかったような気もしますが。自己ベストが出たことで思わず神社に直でやって来てしまうヒロインの素朴さが微笑ましいです。しかし、ここで主人公が予想以上の馬力を出してよもやの告白を敢行。てっきり「月がきれいだね」とかまんま言ってヒロインが?な感じで気付かず、のほほんと両親や姉に報告して「アンタ、それ告白されてるよ」とか言われる流れかと思いました。どうやら思った以上に早いテンポで進む作品のようですね。
 主人公が見てすぐに逃げた壁ドンシーンはひょっとしなくても、2話のショートエピソードなのでしょうか。
 エンドロールのライン演出でまさかの続き? こんなところでも気を揉ませてくれます。察するに本編は今の時代のみだから、ラインの方は未来を書いているのでしょうか。

 正解するカド3話。わかったようでよくわからない、ということを延々とやっている気がした今回のエピソード。女性ネゴシエーターのキャラが出てきたのは良い感じですが、フルCGはまだまだ向上の余地があることも強く感じさせてくれました。紙コップの水(?)を飲むシーンはものすごい違和感がありました。水を飲んでいるのはわかるのにあたかも他のことをやっているかのような、そんな違和感が。あとエンドロールの各キャラのイラストカットですね。性格までわかるような躍動感にあふれたカットは皮肉にも本編との差異を強く感じさせます。

 レクリエイターズ3話。まだまだキャラは増えるよ、どこまでも。どうやら主人公は秘密があるにせよないにせよ(ラストを見る限りありそうですが)、基本的に富樫@「魁!! 男塾」のような解説キャラであるようです。新キャラが出ても原作者の人はほとんど反応できなかったものねぇ。先生、流行りものは押えておいた方がいいような。
 原作者に続いてイラストレーターが登場。これは本当にどこまで出てくるのやら、とスケールや方向性が読めず戸惑い気味。例え一作品に絞ったとしてもアニメ化までしているなら関わっているスタッフなんて幾らでもいるしなー。
 縁がどうのという話は今後も主人公が関わることにちと強引な持っていき方のように感じられて少し残念。

 「スーパーロボット大戦V」。
 2周目もはや36話。
 今さらではありますが、選んだ主人公によって残った方はサブ主人公となる訳ですけど、役割が入れ替わるだけという安易さのため、違う方を選ぶとものすごくびっくりします。言うことが180度違うので。「ええ!? 前の周回ではあんなに前向きだったのに何そのやる気ゼロの発言!」みたいな感じで戸惑うこと必至です。当然のように乗機もヴァングレイで一緒ですしねぇ。これプレイヤーの性別のことを考えた以外にあまり意味がないような気も。精神コマンドはどうせ誕生日で変わってきますし。
 本作は移動力に制限が掛かっていることを強く感じます。基本的な移動力は5とかなり遅い上に移動力をアップさせる強化パーツもなかなか出ません。おかげで足の遅いユニットが序盤でひとつでも前を塞がれてしまうとそのまま戦場に届かず置き去りと同じ状態が続く、なんてことが珍しくありません。弱いユニットほど後ろに置きたくなりますし、気をつけないとなかなか深刻な事態になりがちです。さらに加速持ちがあまりいないこともそれを強く感じさせます。本作はタッグやチームが組めるシステムではないためフォローすることもできません。一応はExアクションにブーストダッシュというのがありますけど2マスのみですからね。そこまで役には立ちませんし、1周目なら使う余裕自体があまりないでしょう。
 2周目になっても1軍全員分となるとやや不足気味に感じるくらいですから結構なポイントではないかと思います。

2017年4月30日(日)
テックジャイアン6月号
 サクラクエスト4話。比類なき正論攻撃。主人公と同じかそれ以上に視聴者は間の山を知らない訳で、知識不足を責められても反論もフォローもできるはずもありません。国王の任期はわずかに1年。その間に結果を出すためにそんな勉強をしている暇はありません。リアル寄りの描写はいいですが、これでは果たして納得感のある成果を出すことは可能なのでしょうか。早くもそんな印象を受けてしまったのですが。
 そして、今回もまたいきなり終わった感じでした。もうちょっと考えた方がいいような。

 月がきれい4話。伏線は張られていましたが修学旅行編。と言ってもこの1話だけで終わりそうですが。やはりどんどんとイベントを注ぎ込んでいく構成のようですね。まだ4話ですが作中の時間は2ヶ月くらいは経過していると思いますし。
 今の先生は大変ですね。スマホひとつ取ってもこんな攻防がある訳ですから。
 本作も今どきの作品らしくCGを使用していますが、絵柄のせいかどうしても固さが目立ってしまって違和感を感じやすいですね。なるべく遠景にするとか配慮はしていますが通常のカットがふわっとしているだけに差を感じやすくなってます。
 お約束のすれ違いはいささか苦しさはありましたが、最終的にはいい感じに。まぁ、止むを得ないんですけど、裏設定みたいになっている要素が強いですね。自由行動は部屋のメンツで回らないといけないのでしょうか。仲の良さで考えたらヒロインは陸上部の友人たちと回りそうなものですが。ただ、その割りには3人は全員別のクラスのはずなので2人が一緒だった疑問は残りますけど。主人公がスマホを借りるための人員として友人が起用されたような気も。そのためには同じグループで回られては困りますからね。
 嫉妬するヒロインの様子は実に可愛らしかったです。不満はあっても実際に会うとまだまだ喋れないあたりとか相変わらずの微笑ましさ。
 前回のライン演出はどうやらあれで終わりだったようで。また違うネタでした。しかし、段々と短くなってきているのが個人的には残念。
 再びショートエピソード。どうやらここだけで進行するお話のようですね。ようやくキャラも認知し始めました。
 早くもブルーレイとDVDをボックスで発売と告知。単巻発売はしないのですね。しかも、気のせいかすごく安いような。12話入りで税抜きとはいえ19800円とは。普通なら最低30000円くらいはしそうなものですが。と思ってチェックしたら来年発売の通常版は29800円なのですね。これはかなり大胆だなぁ。あとブルーレイとDVDが同じ価格というのもすごく珍しいのでは。

 正解するカド4話。無尽蔵の電気を生むワムを巡って世界から責められる日本。政治形態が今とどれくらい同じなのかわかりませんけど、国連にそんな力があるというか、各国がどこもそんな重要視しているかなぁ。特にアメリカなんてねぇ。普通に同盟国なんで無条件でウチに差し出すよねぇ、くらい言ってくる方が現実的な気がします。こうなるとカドが日本に現れた理由そのものがとてもあやふやなだけに納得感が薄くなりそうな気が。
 ヒロインのキャラが増強されているのはとてもいい感じ。それを警戒する主人公の同僚の人も反応も○。

 レクリエイターズ4話。やはりと言うべきか、原作者インフレ(?)を抑えるためなのか司書さんの生みの親はお亡くなりになっていました。そんでそっとしておいた結果、1日で自分が出演していたゲームをクリアしました、とドヤ顔で再合流。そして、明かされる世界観設定。あんまりキャラが出すぎると世界がクラッシュしてしまいますよ、と。これが本当かどうかも鍵になってきそうです。
 いよいよ勢力が敵と味方に分かれる流れに、というところで第3の原作者からロボットが出現。これ、しれっと「アルドノア・ゼロ」のキャラとか出てもおかしくなさそうですよね。案は出たけど没になった可能性も高そうですけど。オンラインゲームとかで各作品がコラボして参加すると人気が出そう。

 テックジャイアン6月号。
 「超昂神騎エクシール」アリスソフト:何も書かなくても伝わりそうな超昂シリーズ第3弾。ジャンルとして成立してしまっているのでシナリオは期待できないでしょうねぇ。いや、する方が間違いなのか。もう敗北する方が重要っていう。アリスソフトなのである程度はバランスが取れていると思いますが。7月28日発売予定。

 「ドルフィンブレード」Island Belle:新ブランドから発売されるのは架空のスポーツを扱った育成SLG。肝心のSLG画面はひとつしか載っていませんが、こういうのはまずちゃんと動くかですよねぇ。気になったのならそこからです。原画家が5人参加していますが、まるで起用条件がペンネームが平仮名の人、みたいな感じになってます。9月発売予定。

 「ワガママハイスペックOC」まどそふと:出るべくして出た「ワガママハイスペック」のファンディスク。サブヒロインが3人昇格とヒロインたちとのアフターストーリーは鉄板の作り。ただ、個人的な予想では先生よりも男の娘キャラみたいな虎太郎の方が人気があって昇格するのでは、と思ってました。あと委員長はヒロインになると違うキャラに見えそうな気がします。8月25日発売予定。

 「景の海のアペイリア-The sea of the landscape Aperiria-」シルキーズプラスDOLCE:シルキーズの新ブランド(この手の名付け方はもう覚えられません)が手がけるのは仮想世界で自分が作った人工知能を助ける科学冒険ファンタジー。CGはなかなか魅力的ですが、このブランド名がついている以上はアクティベーションの可能性がありますし、正直なところそれ次第の期待度かなぁ、と。夏発売予定。

 「サクラノモリ†ドリーマーズ2」MOONSTONE:エロゲーではそんなに見かけない「2」タイトル。しかし、違うとは書かれていますが実質的にファンディスクに近い内容ですね。誰とも結ばれずに事件を解決してその後、といった流れのようです。まどかのシナリオもあるようですが、果たしてこれの正体は。といった感じ。形式は不明ですが他のヒロインとのHシーンもあるようです。こちらも心配なのはアクティベーションかなぁ。年末の作品でいきなり投入してきましたからねぇ。今のところ、告知はないようですがどうなんでしょ。7月28日発売予定。


先月日記目次翌月