ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e


大分県 宮崎哲也さん


■参戦記(1998年5月3日P!CARSカップ)

今年も懲りずにジムカーナ参戦。
相変わらずフルノーマルなので、もちろんクローズドクラスですが。 (公認Nクラス、復活せえへんかなー) 詳細は以下

’98P!CARSカップ エムズビギナーズジムカーナ ROUND1
5/3(日) 於:HSR九州

1.シリーズ概要

2年目をむかえるエムズモータースポーツクラブ(福岡市) 主催のジムカーナシリーズ。年間4戦。
JAF公認クラスの他、クローズドクラスは、駆動方式・排気量 によるクラス分けの他、レディス、オートマ、輸入車、クラッシックカー といった部門を設けている。
結果は、中古車情報誌P!CARS(ピッカーズ)に掲載される。
”ビギナーズ”の名の通り、コース設定等、参加しやすいイベント となっている。

2.今回の概況

今回は110〜120台が参加。
他のジムカーナと同じく、インテ、シビック、ミラージュ中心ながら 輸入車クラスに、フィアットやアルファロメオまで参加しており、 パドックを見てまわるだけでも楽しめた。

コースは、一方通行で2周(ミスコース防止のためか、島周りもなし) 慣熟2周、本番2トライ。
午前中は前日の雨が残り、ウェットでスリッパリーな路面だったが、 午後はドライ。

3.CN1Bクラス

クローズドの無改造1500cc以上のFF(Sタイヤ不可) 昨年12月の最終戦では、私のランティスは3位。
今回は、シビックRやインテR、同SiR等14台がエントリー。
私の所属するクラブの先輩H氏も、4つ目インテSiRで 同クラスにエントリー。
(詳細は、同氏のHomePage”赤茄子の街”中”赤の街”参照  http://www.15.alphatec.or.jp/~akanasu/)

4.LANTIS setting&result

クラッチ修理が終わったばかり。
タイヤは、標準16インチホイールに、F:BSポテンザ710kai、 R:ミシュランGXTビラージュ(いずれも205/50)

1トライ目は、路面が悪いため、コーナー入り口でアンダー、出口で ホイルスピンという状況。サイドブレーキを使ってコンパクトなターンを 心がけ、1’33”46。
2トライ目は、1トライ目でとちったところに気をつけながら、スピードを おとさないターンを心がけた。特にとちりはなかった・・・にもかかわらず 1’33”92。

結局14台中11位という散々な成績・・・。

5.所感(!?)

同クラスは、シビックRが1’25”89で制覇。
やはり、シビック、インテRはノーマルでも速い! (A車両扱いにしてほしい・・・。)
ちなみに前述のH氏は、5位。

ランティスでは3速に入らないコースレイアウトでしたが、インテRは もちろん、SiRでも3速を使ったとのことで、少し 考えさせられました。 (クルマ的にも、テクニック的にも)

6.今後の展望

私のランティスは、2年目4万5千Kmを迎えました。
正直、今回のように性能差を見せつけられると、競技を続けてゆく うえで、車種変更も考えてしまいます。
しかし、ステアリングを握るたびにそんな考えはふっとんでしまいますね。
LANTISHEの”PARTS”の欄を見ながら、”A車両化計画”も 検討しながら、頑張ってゆこうと思います。



■参戦記(1998年クルマで運動会九州大会〜ホンダワンメイク〜)

1.浮気

いつもの緑LANTISは、会場への足&パドックの荷物置きになってもらい、 赤茄子氏のインテグラに浮気してきました。
赤茄子氏の赤い四つ目インテグラは、いつのまにか白く、角目になって でかいリアスポがついてました。
そう、とうとう見切りをつけて、替えてしまったのですね、 ともに打倒タイプRを目指していたのに・・・。

とはいえ、私もそのステアリングを握らなければならないので 前日に、いつものコースで練習走行。
全くのノーマルというのに、レカロシート。
ガチガチの脚かと思ってたら、結構しなやか。
エンジン音がうるさい(V6に比べれば当然?)・・・が、さすが200馬力! 6000回転以上も力がある。
パワーでグイグイ加速するのに、フロントリフトがほとんど感じられない。 コーナーではLSDのせいかトルクステアが凄い、でもよく曲がる。
続いて約100km/hからのブレーキング。 4輪がきちっと接地したまま減速、ABSもロック寸前で効く。
(その感覚のまま自分のLANTISで走ったら突っ込みそうになった。)

遠慮がちに走っても、いきなりLANTISの通常タイム!(1’24)
ちなみに当日のタイムは

バーキン7・・・1’17
180SX改・・・1’18
インテR・・・1’21(赤茄子氏も初のタイムアタック)

私も、インテRで3回走ったら1’22秒代が出ました。

そして、本日はHSR九州ドリームコース。 天気は一転して大雨。コースはほとんど川。
そして、単なるジムカーナではなく、”運動会”というだけあって 30km/hで走る区間や、10秒以上でクリアしなければならない区間を設けた 40〜50秒のコース。

特に後者の区間は曲者で、ペナルティを受けたり(+10秒)、タイムロス続出。
私も要領が悪いので、そこで2秒近くロス。 結局44秒95で”タイプRクラス”最下位・・・。
(同クラストップは41’63(チューン車)、赤茄子氏は42’35で2位!)
まだまだ修行が足りませんね〜。

しかし、同氏と共通の感想;
「こりゃ、今まで勝負にならんかったわけだ・・・。」


*** 以下、「浮気」への編者コメント ***

うーん、やっぱり素性が違いますかねぇ。
ランティスは突き詰めていくと衝突安全ボディが足を引っ張るみたいですね。
要はボディ前後(サスのついてるトコですね)の剛性を落としているので厳しい らしいです。

コーナリングフォースに対して剛性が足りないと色々、変な動きが出て 下手するとたわんだあげくにパチンとタイヤグリップを失ったり・・・ ということがJTCCランティスであったみたいですね

ブレーキに関してはやはりタッチというよりは、絶対的な制動力がちがうん でしょうか・・・
こないだ、妙義山のワインディングを走ってたらブレーキ5回くらいで あっさりと効かなくなりました
もうスコスコで・・・あれは恐い

スリットロータ入れてMSパッドに換えようかなぁ・・・・

*** 以上、「浮気」への編者コメント ***

2.インテRについて

赤茄子氏のRはマイチェン以前のものです。 (赤茄子氏は根っからのインテ党で、Rが四代目だそうです。)
新品のRE711を履いていましたが、脚周りやシートの良さか挙動がわかり やすく、 速さだけでなくコントロール性や攻め込んだときの安心感が すばらしく感じました。
自分のクルマがインテRより優っていると思えるのは、静粛性くらいだろうかと思 えます。

3.インテRはどこがいい?

ベースであるインテSiRには何度か乗ったことがありますが、まったくの別物で すね。
インテSiRでは、ブレーキング時にフロントが沈み、後輪が接地しなくなるよう な感覚がありました。
いわば、SiRはVTECで速く、Wウィッシュボーンでよく曲がる”クルマの 前半分”で走るように感じていたのですが、Rはきっちり後ろの制動が 効いています。
私がLANTISの長所の一つとして挙げていた、”安心してブレーキを踏める 制動姿勢”を越えたかもしれません。
あと、エンジンパワーとLSDのせいか、コーナー進入を多少ミスっても 心理的に余裕があります。
LANTISでは、回転数が落ちてストールしたり、アンダーを 出したりして、ミスがもろにわかりますから・・・。

4.確かにすごいが・・・

とはいえ、これをノーマル車というのはいささか疑問があります。
要はホンダが作ったチューンドカーなのですから、 いくら同じタイプRのグレード名が与えられているといえど、 LANTISに同じ土俵で戦えというのは酷なのかもしれません。

5.LANTISの速さの限界?

安全ボディとサス基部の関係は知りませんでしたが、 何となく、LANTISは”脚を固めても、それほど速くならない” クルマではないかと感じていました。
コーナーリングの安定性にしても、重量物を中心に集めたレイアウト (ロールしても重心の変化が少ない)によるものでしょうから、 ローダウンの恩恵は少ないでしょう。
そう考えると、パーツの少なさとも相まって、改造する気が しぼんでゆくのです。

6.ドライバーの技術

何度か愚痴ったことですが、これまで競技で敗れるたびに、LANTISの 性能と私のウデのどちらに原因を求めればよいのか、 迷うことが少なくありませんでした。
本日は、赤茄子氏のインテRでトリプルエントリーしたため、言い訳は ききません。
ただ、特別ルールへの対処のまずさと借り物故に思い切り攻められなかった ことを考えれば、自分のウデもそれほど悲観しなくてもよいのか・・・!?

ちなみに妙義山(某マンガにまで出てくる名所ですね)でのトラブルは、 下りでのブレーキングですか?
私の場合、タイヤが先にタレてくることが多いのですが、ブレーキを ドンと踏むときの頼りなさから、MSパッドを入れようかと考えています。

またまた、思ったことを全部出力してしまいましたが、迷える者の懺悔とでも 受け取っていただければ幸いです。


■参戦記(1998年EMZビギナーズジムカーナ第2戦)

さて、去る8/9、HSR九州において開催された 上記イベントについて報告します。

1.序章(!?)

今回は第1戦の雪辱を期して、 前々日にオイルを交換(BP ZERO−NA) エア抜けが課題となっていた後輪も ホイールのフランジの錆びが原因と判明。
補修を行い準備万端!

当日は友人(過去にラリーで九州3位入賞経験あり) に同行してもらい、低い血圧をおして早朝から会場へ。

2.会場到着

今回は前回より増えて総勢約130台のエントリー。
コースは第1戦と同じレイアウトで 友人評して「ジムカーナというよりミニサーキットやな」 という、一方通行の初心者向けコース。
晴天でドライコンディションなのに、相変わらずスリッパリー。
例によって、クローズドの1500cc以上のノーマル車両クラスに参加。
同じクラブのインテグラR(赤茄子氏とそのダブルエントリーS氏)の他に 鹿児島ナンバーのインテR、シビック、101レビン、 ミラージュ(CA,CJ)、91スターレットと計9台のエントリー。

3.トライその1

ダートラの田崎選手がマーシャルカーで走り まずは1本目のトライ。
とりあえず前回のライン取りで、 1〜2速で迷うところは、リミッターを効かせつつ1速キープという 無難な走り。
タイムは前回より約1秒アップして1’32”31
とりあえず赤茄子氏(同27”20)、S氏(28”99)に次いで 3位をキープ。
しかし、鹿児島のインテR(32”58)、シビック(32”87)が すぐ後ろに・・・。

4.トライその2

雨でも降らないだろうかと後ろ向きな期待を抱きつつ、 友人に走り方のアドバイスをもらっての2本目。
(アドバイス内容:
コーナー出口での挙動を安定させるアクセルワーク
同じく、ステアリングをこじらない
全体のタイムを上げるために、あえて減速する「捨てる」コーナーを 作る・・・etc)

そして、リミッター作動時にはすぐ2速へアップするという方針変換。
しかし、タイムは延びず1’32”19

5.結果

結局、同クラスはS氏が26”33で逆転優勝。
鹿児島のインテRも2本目で26”37を叩きだし2位。
赤茄子氏は3位。インテRに1,2,3を決められてしまいました。
私は、シビック(31”40)にも敗れ、5位。

6.反省

具体的な反省点としては、
・コーナー出口で、アクセルを大きく開けすぎる。(焦り?)
・折角の「捨てた」コーナーの後のライン取りが悪く、減速した意味をなくした。
1つ1つのコーナーを速く走ることに躍起になって、全体の組立ができてない
といったことです。

正直言って今回は体調が悪く、折角アドバイスをもらっても 走り出すと、目の前のコーナーを処理するのに精一杯でした。
(調子の良いときは、常に”速く走るために為すべきこと”が コーナー手前ではっきりイメージできるのですが。)

とはいえ、自分の心身のコンディションを整えて臨むことも 競技の要素の一つ(ある意味最大の要素!)なので、 やはり自分のミスと言えましょう。

インテRとの性能差は今に始まったことではないのですが、 友人曰く「走り方で、もっとタイム差を詰められるレベル」 ではあるのです。

まだまだ精進するとしませう。

*** 以下、編者コメント ***

> (調子の良いときは、常に”速く走るために為すべきこと”が
> コーナー手前ではっきりイメージできるのですが。)

この話、わかります。
私は原付バイクでサーキット走行をしていたのですが 調子がいいとコーナー進入前にそのコーナーの立ち上がり イメージ〜次のコーナーへのアプローチイメージが頭に映っていて リーン開始時のスピードコントロール、リーン開始地点と リーンスピードなどを、そのイメージをベースに調整できたものです。
なんというか、2〜3つ先までのベストラインが頭の中で「見える」ん ですね。
調子悪いと、
「ブレーキング早すぎたかな・・・」
「クリップにつくの早すぎたかな・・・」
「アウトにはらみすぎたな・・・」
なんて感じで、その場その場でおっかなびっくりやってるので タイムがでないんですよねぇ。

*** 以上、編者コメント ***


続きがあります


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