ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e

■Voice Lantis (MAZDA323F happy owners) part17


123.PFB金山さんとType-R
(PFB Kanayama talks about Steering control.)

なるほど、FFのコーナリングとは斯く有りきなのね?

先日、首都高走行中に目から鱗のイベントがあったので報告まで。

以前からコーナリング中(既にヨーが発生している状態)にアクセルを踏む とフロントが逃げるような感じで、もっとステアリングを切り込めばいい のですが(もともとFFなのでこれが正しい?)、なんとなく下品な気がして
「もっとフロントが食いつけばなぁ」
とキャンバー等を調整できないか思案にふけっておりました。

ところが、先日首都高外回りで流れの速い集団の中で走っていると コーナーでも後ろがガンガン詰めてくるので、しかたなく下品にアクセル を開けました。とどうでしょう。踏めば踏むほど車がイン側によるでは ないですか?
こりゃ目から鱗。
いままでコーナーでアクセルを踏めない フラストレーションに見舞われていたのに・・・

思うに私のTYPE−Rの足回りはフルノーマルなんですが、オプション のビスカスLSDが入っているので、こんな挙動になるのだと思います。
このとき、少なくともフロントタイヤはアンダーよりのスリップアングル がついているので、それ以上アクセルを開ける気になれなかったの です。
LSDなしではどうなるのか???ですが、一度お試しください。 事故らない範囲で。

しかし、腕のせいか、長いホイールベースのためか、未だにヨーを つけるまでが旨くないです。
タイトなコーナーの入り口がどうもタイヤをこじりまくりっている感じに なるんですな。
高速ツアラーっぽい車の性格からしてこんなもんなんですかねぇ?

(from editor:
Sports Lantisのコーナーにも寄稿して頂いている金山さんのレポートです。
編者のType-GはLSD無しですから・・・試してみましょうか?
車速は140km/hくらいの感じですね??
編者の感覚からすると、いったん頭が「スーッ」と回り込んでからは Apexあたりでアクセル空けてもラインがアンダーになっていく、という ことは無いように思えます。
トラクションがかかってグイグイ曲がっていくかというとそこまでは無理な感じは しますが。
どちらかというと運転席よりちょっと前を中心にヨーがついている感じで リアトランクあたりがアウトに出る感じさえあるので、けっこうニュートラルに 曲がっていけるかな?とも思います。
編者はトランクにけっこうな重量物(40kgくらい)をいつも積んでいるので そのあたりも操縦性に影響あるのかもしれません。
フロントとリアのタイヤを替えるのも面白そうです。
また気付いたことがあればご投稿ください。
)

124.市橋 基さんとType-Gのセダン(5MT)
(Mr.Ichihashi with the 1800DOHC sedan.)

燃費は・・・

こんにちは、はじめまして.市橋と申します.
拝見させて頂きました.こんなすごいページがあるとは・・・
私もType-Gのセダン(5MT)に乗ってます.とはいえ、ページに記載のある方はほと んどがクーペですんで、少数派ですが.まぁ、持ち主が一応父親なんで、文句が 言える立場じゃないんですけどもね.中古で買ったんだし.
とはいえ、スタイルや硬い足回りとか、かなり気に入ってます.でも、ちょっと こすってしまった&なんかぶつけられた、で2個所ほど傷があります.修理すると 4万円ほどが飛んでいくので、自力で直すか、4万円をどこかから調達するか、悩 んでます.
もっとも、今はCDチェンジャーを付ける方に金銭をつぎこみたいんで 我慢・・・フロント右とリア左なんで、結構目立つんですが・・・

それはそうとFAQにありました、燃費ですが・・・一応私も参考までに.
Type-G 5-MT セダン
現在の走行距離:42000km
14000kmで中古で購入しましたが、免許取りたてではじめて乗ったのがこいつなん で、地道で燃費は8km/l程度と悲惨でした.が、徐々に慣れてきたときは高速でだ いたい12km/lぐらいは出てました.
最近は燃費に気を遣うようにして、急加速&急減速を控えるようにしています.
オイル交換直後でしたら、地道でも11km/l弱はいくようになり、高速などですと最高 で14km/lを越えたこともあります.
現在の地道での平均は10〜9km/lといったところです.渋滞に巻き込まれることが 少ないようにしてますんで、そのせいもあると思います.市街などに出ることが多 いと、やはり燃費は極端に悪くなりますね.

オイル交換は4000〜5000kmごとに.フィルター交換は・・・あ、2000kmで一回 したっきりだ.今度交換してこよっと.汚れてるだろうな・・・

以上、参考or賑やかしになれば幸いです.まとまりがないですが、これにて. それでは.

(from editor:
最近、セダンの方からはお便り少ないです・・・
本Voiceのコーナーに最初にお便り寄せていただいたのはセダンの方でしたし、 実際売れた台数はセダン>>クーペですから潜在的にはオーナーの方々 多いと思うのですが。
セダンならではの話など、お待ちしています。
)

125.櫻下さんと平成6年式の2000Type-Xの黒
(Mr.Sakurashita with the 2000 V6 Black coupe.)

「この車かっこいいだろ」

実はこのメールを送った翌日に契約し、1月末には納車しました。 (編注:1998年)
(中古車屋1件目で即契約してしまいました...)
SPECは平成6年式の2000Type-Xの黒です。

で、早速、乗り回していますが気になった点をいくつか

1.純正ハンドルが細くて滑りやすい。

交差点で曲がるときに滑りやすくて結構、気を使います。
すぐにBOSSを買ってきて、前の車につけていたMOMOのハンドルに 付け替えました。

2.ドリンクホルダーが使いにくい。

運転席と助手席の間についているのですが運転中は肘掛けとして 使用してしまうのでドリンクホルダーとして使えない...

3.ゴルフバッグが入らない

これは聞いていましたがトランクルームが狭いですね。
まあ、あのスタイルなら仕方ないですね。

でも、それを差し置いてもスタイルがいいですねー。
ついつい「この車かっこいいだろ」と何度も何度も友人とかに 言ってしまいます。
これからはホイールを変えたりと自分なりに触っていこうと 思っています。何か情報があれば教えてください。
ホームページの更新も楽しみにしています。
それでは。

(from editor:
ドリンクホルダーの件はFAQにUPしました。
で、早速、回答が来ていますのでご参考に!
編者は近頃、ブラックのランティスっていいなぁ、と 思うことが多いです。
特にリアから見たときに一番まとまりがいいのが ブラックなんですね。 後ろから見ると、赤のリアガーニッシュとボディ色部分が 干渉していて、グリーンなんかではバランスが悪いのです。
MREデザインのクレイモデルを見ると判るのですが、 リアウインドゥからリアトランクへの流れが、実車では 変わってしまっている(下さがりだったのが、弱ダックテールに なっている)のが原因かもしれません。
ブラックだとそのあたりのうるさい感じが収まっていて 格好いいんですね。
)

126.横浜の伊藤さん
(Mr.Itoh with the 2000 V6 Black coupe.)

雪上峠越え!とモディファイ状況について

初めまして。私は、横浜に住んでいるランティス乗りの伊藤です。
ちょうど1ヶ月ほど前(編注:お便り頂いたのは1998年4月) ひょんな事からこのホームページをみつけて、こんなにもランティス好き の人たちがいるのかと正直言って驚いています。
ランティスの変遷から、レース活動、パーツ情報 (早速ウィンカーセットを購入しました。)、クラブ活動、実際に走っている 人たちからの生の声、見るもの全てが、感心させられるものばかりです。
これからもこのホームページを通じて、ランティス乗りの皆さんと 交流が出来たらいいなと思います ので毎日チェックしたいと思いますのでよろしくお願いします。

私は、平成9年3月に新車で購入したのでホントに最後のラインにのってた ものでしょう。
いわゆる最終型です。
私がランティスの前に乗ってたファミリアよりも質感のない部分もあります。
したがって初期型のランティスにあったスペシャリティーカー的要素は ほとんどなくなってしまい、細かい点を指摘すれば目も開けられないほど ひどい点もあります。
(購入前に初期型のタイプRに試乗したのでよくわかります。でもそれを承知の 上購入したのですから我慢しましょう。)
それゆえ、ランティシェの企画にもあるとおり、こつこつと 改善していきたいと思います。

最後に最近ちょっとびっくりした話をします。
平成10年2月14日その日は2月にしては、20度を越すほどの暖かさで、 会社の同期の友人であるMX−6オーナーの田村君とRX−7(FD)オーナーの 鎌田君の3人で、ドライブに出かけることにしました。
行き先は伊豆半島1周です。
車はランティス。

夕方に鶴見を出発しました。途中平塚で夕食をとって、一路伊豆へ。
順調に進み、午前0:00には、伊豆高原に到着。
真夜中ですれ違う車もないほどすいているので、ワインディングを楽しみながら 進みました。
途中下田の辺りから雨が降り出したが、順調に進み石廊崎に到着午前1:30。
ここで休憩をとり、何と左側のフォグランプが切れてるのを発見。
ちょっとブルーになりましたが、気を取り直して発進
伊豆半島西岸を北上しました。
(ちなみに、後期型のフォグランプはマルチ リフレクタータイプに変更されています。 H3−35Wではなく、H1−55Wになってます。 新車購入後すぐに、フォグをカー用品店で交換したときに、作業員さんに 言われて気づきました。前記型よりも明るいだろうし、ヘッドランプの上向きと 同じ型番なので、共用できる点では有効かもしれません。)
午前4:00沼津着。さすがに少々疲れてきましたが、後は横浜へ帰るだけです。
コンビニで休憩した後、どのみちで帰るか3人で話しました。
@ 国道1号
A 国道246
B 東名高速
一番早く帰るなら、Bですが、ビンボーな3人はAで帰ることにしました。
これが悪夢の始まりだったのです。
しばらく走ると、箱根の山にさしかかります。私たちは60km/h程で 走っていましたが、上りの坂を2台のトラックがかなりのスピードで走って いきました。「気合い入ってるなー」と話しながら、8割方登った頃です。
おかしな事に、あれほど猛スピードでとばしてたトラックがハザードだして 止まってるんです。変だなと思いながら進んでいくと、 路面がシャーベット状になってるんです!。
状況は一変して、最悪になってしまいました。チェーンは無いし、 インチアップで17インチの45扁平では、滑走してくれといってる ようなものです。
速度はたちまちダウン!。のろのろと恐る恐るの走行です。
でもすぐに、下りに入り、路面もただのウェットとなり、これで何とかなると 思いました。
そして芦ノ湖へ・・・・・・・・・。
そしたら今度は道が真っ白になってるではありませんか。
まずいぞ!まずいぞ!これからまた登りなのに!
こんなところで一夜を過ごすのもいやだし、たとえ止まっても、降り積もる雪で 明日も足止めは確実!とにかく行くのみです。
気合いを入れてアクセルを踏み、蛇行しながらも登っていきました。
そしてもう一人の自分が、安易に箱根越えを選んだことを後悔し ていました。
苦戦しながら登ることどれくらいたったか・・・・とにかく箱根の最高点に 到着!!何とか登り切ったんです。
「後は下りだ!よかったね。」と田村君!!
でも本当の恐怖はこれからなんです。雪道を走行する場合、FF車は 下りの方が苦手なことを彼は知らなかったようです。 (自分の車もFFのくせに!)
止まりそうな速度で走行です。
1速につなぐとアクセル踏んでないのに、スリップ!!
2速でも同じ3速じゃエンブレ効かないし、その前に回転が合わない!
もうニュートラルです。
惰性のみの走行、スピンするのはイヤだしコーナリングできず突っ込むのも やだし、もうボンネット状は真っ白、スキーに来てるんじゃないんだから。
窮地に追い込まれた私たちの、救いはABS
ほんの少し踏んだだけで作動します。ハンドルも切れます。 でもブレーキふんでてもロックしないように働いてるんで (ABSは元々、効き始めと停止直前の一瞬しかロックしないのは 当然であるが)、減速はほとんどしない。
過信して少しでも速い速度で突っ込んだら、行っちゃいそうなので、 それでも慎重に行きました。
反対車線には、180SXとか立ち往生してるし。もうそれは怖かったです。
でもあれほどABSの感触を味わったのは初めてでした。 何せずっと右足をあんましてたんですから。
結局、箱根越え2時間半で横浜着8:00になってしまいました。
後で聞けば東京の土日の気温差は20度以上だったとか。 前日が初夏のような暖かさだったからといって 冬の箱根をなめくさった私達は甘すぎました。

《私のランティス紹介》

(1)『仕様』
グレード:マツダ ランティス 4ドアクーペ タイプR 5MT
年式:平成9年式
カラー:ブラック
走行距離:約9,200km(H10.02.20現在)
オプション装着品:
・リアスポイラー
・ドアエッジモール
・リアマッドフラップ
・ルーフバイザー
・撥水ドアミラー
・ナンバープレートホルダー
・フロアマットカーペット
・スカッフプレート
・イグニッションキー照明

(2) 『マツダスピード製パーツ装着品』(車両購入時にディーラーにて装着)
エアロ:
・フロントスポイラー
・サイドスカートセット

足周り:
・フロントスタビライザー
・リアスタビライザー
・フロントスタビライザーブッシュ
・リアスタビライザーブッシュ
・フロントロアアームブッシュ
・リアアッパーマウント
・トレーリングリンク
・ラテラルリンク

エンジン周り:
・エンジンマウント(No.1,No.2,No.3,No.4)
・エアフィルター

(3) 『その他装着品』
(お金と相談しつつ、順次装着しました。前愛車からの移植品も有ります。)
タイヤ:
純正 ポテンザRE010    →  FALKEN GRβRStuneU
サイズ  205/50R16  →  215/45R17
ホイール:純正アルミホイール  →  モモコルセ ジアロッソ
サイズ 16×6・1/2JJ  →  17×7JJ
P.C.D.113.4     →  同左
オフセット +45       →  +38
エンジン関連:
・プラグコード ウルトラシリコンパワープラグコード
・プラグ スプリットファイヤー SF392D
潤滑油関連:
・エンジンオイル Be−up レッド 5W−50 SH−CD
・エンジンオイル添加剤 Be−up OIL BOOSTER
・ミッション&デフオイル Be−up フォーミュラ
・LSD添加剤 Be−up LSD添加剤
AV関連:
@オーディオ関連
・SONY MDX−100
(MD・CD・TV/FM/AM・CD、MDチェンジャー、サブウーハー ・DSPコントロール機能付きデッキ)
・SONY CSX−300(スペアナ付CDデッキ)
・SONY MDX−60(6連装MDチェンジャー)
・SONY CDX−C11(10連装CDチェンジャー)
・SONY XDP−U50D(DSP付デジタルプリアンプ)
・パナソニック製 サブウーハー
・KENWOOD KFC−S5700
(ツィーターセパレート型 5×7インチスピーカー:フロントドア用)
・KENWOOD KFC−U1690(16センチスピーカー:リアドア用)
Aナビ関連
・SONY NVX−SV1(音声認識ユニット付カーナビゲーションシステム)
・SONY XTL−610(6型TVチューナー付モニター)
・SONY NVA−VF1(FM式VICSユニット)
・SONY NVA−VR1
 (ナビ研Ver.2.1←→S規格バージョンアップ・ダウンディスク)
Bモニタリングシステム
・HKS HKS CAMP
 (TV等のモニターを利用して車の状況をモニタリングできるシステム)
Cライト:
・フォグランプ モモコルセ ハロゲンバルブ スーパークリアー
 (高効率タイプ H1/55W)
・ヘッドライト(下向き) PIAA プラズマブルーバルブ
 (高効率タイプ H3/55W)
・ヘッドライト(上向き) PIAA イオンクリスタルバルブ
 (高効率タイプ H1/55W)
・ フロントウィンカー クルージングジャパン製
  +(レイブリック製明るさ2倍相当)交換
・サイドウィンカー クルージングジャパン製
・テールランプ クルージングジャパン製 購入済
・バックライト コイト製 高効率タイプ(明るさ2倍相当)
Dその他:
・ボディー ポリマー加工
・リアドア及び三角窓、リヤハッチガラス フィルム施工
 (色:スーパーブラック)

《ランティス インプレッション》

(1) ランティスに対しての印象

大学に入って18歳で平成2年式ファミリア3ドアHB DOHC インタープレイ(H2年式) を3年ローンで購入しました。
それから数年してランティスが発売され、そのときからRX−7とならび私のお気に入りの 自動車となりました。(でもその当時、わたしの心の中は、いつかはRX−7と思ってました。)

[お気に入りのポイント]

・96年施行(はっきり覚えていないけど)の新衝突安全基準をクリアーする高剛性ボディー (衝突実験で頑丈さをアピールする日本車は初めてだったと思います)
・斬新なデザイン
・手頃な大きさ(ファミリアと30cmも変わらないコンパクトさ)
・4人乗車できる4ドアスポーツクーペ(実際は5ドアHBだが)
・2リッターFFクラスでV6を積み、エンジン・ボディ・に負けない足。 (ニュルブルクリンクで、欧州の著名な評論家達の厳しい評価に答えたハンドリングマシンで、 いまでもあんなタイヤをはきこなす車は同クラスには滅多にない。)

上記の点を全て満たす車は、当時、そして現在も国産車には存在しないと思います。
つまり、従来の日本の自動車と全くジャンルの異なる、超個性的な車であったといえると思います。
それだけに生産中止は残念でなりません。

(2)愛車の印象(座席に座った時)

・ノーズの見切りは、ファミリアより悪い。
・インパネ周りは、ファミリアよりもGood!
ドライバーを包み込む感じ。質感はマツダ車としてはこの程度でしょう。 元々、マツダのインパネはシンプルで機能優先であると思います。 (ドイツの車を模倣していた頃から。→ゴルフ「ファミリア」、ポルシェ「RX−7(FC)」 、メルセデス「ルーチェ」等)
・ファミリアに比べAピラーの傾きがきついのでかなりの圧迫感がある。
・後部の視認性は当然ファミリアよりも悪い。
(でも、私の母は、アスティナに乗っていたのでそのときの感覚と同じでした。)
・シートはファミリアの時より良い。
(座面の角度の調整が3段階でできる点は好感を持ちました。)

(3) エンジンをかけてみて

・セルの音が気持ちいい。(ファミリアの時より高音で高回転している感じ。)
・ハンドルからエンジンのアイドリング振動が、はっきりと伝わってくる。
エンジンマウントをMS製で強化した効果がはっきりと感じられる点です。
・同じくシートからも振動が確実に伝わってきます。
・音質は6気筒らしくとても良い。

(4)走らせてみて

・エンジンフィールはファミリアと比べ、滑らかで気に入りました。 7,000回転+αまできっちり回ります。

・3,000回転付近までは滑らかな印象が強いせいもあって、トルク感があまりない。
それでも3,500〜6,000回転ぐらいでは、元気がよくなってトルクもあり、 アクセルのつきもファミリアよりも良い。 2・3速でこの回転を維持しながらワインディング走行しているときは最高です。

・音質はV6らしく気持ちがいいです。高回転は特に最高です。
私の感覚では、ファミリアと比べてマフラーからの音が目立っていないような感じがします。 ただし、音量的には通常走行でもファミリアとさして変わりません。 きっとコストダウンのせいでしょう。
でも個人的にそれがマイナス点になることは全くありません。 元気に回ってる感じがしていいと思います。

・音質について、会社の同期の友人T君のMX−6のV6−2.5Lの KL−ZEと比較すると、 高回転域でややがさつな音に感じます。

・ペダル配置はファミリアとほとんど同じ。違和感がなく、すぐなじめた。 形状もファミリアと全く同じようです。

・アクセルペダルの形状が、カー用品店で後付で付けるタイプ似ていて、 細かい部分ですがファミリアの時から大変気に入っています。 この形でRX−7のようにアルミだったら120点です。

・ブレーキは効きがいまいちです。
最近やっとなじんできたようだが、それでも3・4人乗車だと ブレーキをどんどん踏み足していかないと なかなか止まってくれない感じ。
ペダルの剛性感もいまいちです。 (マツダのブレーキは結構深く踏み込まないと効きださない 「 =初期タッチよりもストローク量によるコントロール性を重視している(と思う。)」 のは変わっていないようです。)

・クラッチも重さはファミリアの時とほとんど変わりません。
半クラッチはファミリアよりも多少神経を使わなくてはいけないと思います。 今は全く慣れましたが、初めのうちはちょっとラフにつなぐとエンストしそうになりました。
フライホイールの重さは同クラスのエンジンと比較して軽くなっているのでしょうか?。 また、割とクラッチが完全に切れる点が深めで、 信号待ちなどで左足が弛むとアイドリングの回転が下がって クラッチがつながり始めてしまうこともあります。

・シフトフィールは、一言で言うとまんまファミリアと同じ感じです。
1速から2速なんかは多少渋い感じがしました。 ストローク量はスポーツグレードとしては少し多いかなあと思います。 剛性感はMTとしては中の中でしょうか。 もう少しカチッとした感じで、ストロークが短ければ、最高です。

・ハンドルは、市街地走行のレベルではファミリアよりも重くなりました。
停車時には特にそう感じます。ただ、軽すぎるよりは全然いいと思いますし、 インプレッサのWRXと全く同じタイヤをはいていることを考えると、 これが当然だと思います。
しかし、高速走行時やワインディング走行時には、この重さがちょうど良くなり いい感じです。 特に高速道路で法定速度をオーバーしだしてからの安定感がファミリアとは段違いです。 ただ、ファミリアの時にはハンドルをナルディーのクラシックに換えていたせいも あるのでしょうが、エアバッグ付なので感覚的に余りリニアに反応しているように 感じないのが惜しい点です。 また、素材がウレタンであるのも残念です。 太さは、もう少し太めが私にとってはベストです。

・乗り心地は良くありません。低速走行時には顕著に感じます。
路面の凸凹を忠実に拾っている感じです。 今年の正月母親を乗せて初詣に行ったら、30分で体が痛いと言われてしまいました。
実は購入前にタイプRのAT車をほんのわずか試乗させてもらいましたが、 乗り心地はまるっきり違ってました。足周りのブッシュ類の強化で これほど乗り心地が変わるものかと驚きました。 (ダンパー&スプリングはノーマルのままだったので、なおさらそう思いました。)
しかし、性能的に見ると硬いことには違いありませんが、 ファミリアの時に時折感じた“グニュ”とした感じはなく、 スプリングやダンパーがきちんと機能しているような気がします (自分だけそう思っているだけかもしれませんが)。
また、ロールはスタビの交換によって明らかに押さえられていて、ファミリアの時と比べ、 2ランク以上の性能の違いを感じます。
コーナリングは操舵量に忠実で、ファミリアの時よりもかなり速い速度でつっこんでも そう簡単にフロントが逃げていく様なことはなく、曲がっていってくれます。 ファミリアの時のようにフロントが“グニャ”っとなって舵が抜けることはなくなりました。

(5)改善点

・潤滑油

慣らし走行後、(約1,000km)潤滑油系を、純正からBe−up製に換えました。
特にミッションオイルの変更によって、シフトフィールが断然良くなりました。 まさに“スコン!スコン!”という形容がぴったりです。

Be−upオイルの特徴

・液体の性質
粘弾性液体→特徴:動くものにからみつく。重力に逆らい液面が上昇する(非ニュートン系現象)。 激しい摩擦力低減させる

・効果
@ 抜群の低温性能
A 広範な温度域における摩耗防止
B 初期摩耗の防止
C パワーアップ・燃費向上及び排ガス清浄化効果
D ロングライフ効果と廃油現象(通常条件での使用であれば2万km、 または1年の交換サイクルでOK)
E 一般の高粘度のオイルと異なり、高粘度であっても摩擦が少ないため、 ミッションオイルとして使用可能で、これによって、M/T車のバックラッシュの防止 によるクイックレスポンスの効果、フリクション低下によるパワーアップ効果がある。 ギアオイルとしての品質はAPI規格のGL−4相当になる。

私は元々千葉県の出身ですが、千葉には「オートウェーブ」というカー用品店があり、 そこで販売されています。
現在は千葉県以外にも東京の晴海にも店舗があります。
今書いた特徴は、パンフレットに全て載っていることですが、実際に店に行けば、 オイルの特徴が目で見てわかるようにもなっています。
あらゆるカー用品が安く販売されているので、近県にすんでいる方は 一度行ってみてはいかがでしょうか。

タイヤ/ホイール インチアップ

・プラグ&プラグコード

プラグとプラグコードを純正から、スプリットファイヤーのプラグ ・ウルトラシリコンパワープラグコードに交換しました。
交換前後の差はそれほどありませんが、低回転での粘りが良くなったような気がします。
また、明らかにエンジンをかけた後のアイドリング時のエンジン音が変化しました。 音質がホンダのエンジンのアイドリング音のようになりました。
燃焼が良くなったためだと思います。
また、エンジンルームの見た目がプラグコードの赤がアクセントになって 華やかになりました。(私はファミリアの黒のヘッドカバーが好きでした。)

・HKS CAMP

これは、前々から欲しいと思っていたのですが、ひょんな事から手に入れることができました。
HKSのCAMPの懸賞に当選したのです。実にラッキーでした。
機能としては自動車のデータがモニタリングできることです。 常時燃料流量・スロットル開度・速度・エンジン回転数・瞬間燃料消費率の5つの情報を 見ることができます。
その他、データロガー機能(ラムカード・RS232C接続可)・HKS電子式メータの 接続によるモニター表示等いろいろな機能をもっていて、便利です。
特に変わった機能として、熱帯魚の飼育モードがあり、助手席に座る人は、結構楽しめます。 ただし、熱帯魚を殺さず成長させるには、運転者の努力を多分に必要としますが。
詳しくは、「HKS CAMP」のホームページを見ればわかると思います。

(from editor:
峠越えの話は、リアルですね。
目の前にいきなり真っ白な道が出てきたら・・・頭の中真っ白ですもんね。
FFの下りは・・良かれと考えたエンブレが裏目に出て、知らない間にフロントロック! →ステアリング効かず!!→ぐっさり
というパターンが多いみたいですから、伊藤さんの「ニュートラル」が 正解だと思います。
編者はランティスのフロント(だけ)にチェーンを巻き、意気揚々と雪道を走ってたら コーナーでいきなりリアが出てどっと冷や汗・・・という事がありました。
下りだったので、とにかくリアが出てスピンモードに入ろうとするのです。
リアが出たからといってアクセルを抜くと状況はさらに悪化するので、 リアが出た→アクセルでちょっとだけ引っ張る、という繰り返しでなんとか しました。
伊藤さんには、沢山の情報を寄せて頂いて、感謝しています。
現在ではさらなるモディファイが進行しているのではないでしょうか?
・・・と思っていたら追記のメールも頂いていました!

*** 以下、伊藤さん追記 ***

内容が、古くなってしまったので最近の話を付け加えさせてもらいます。
メール送付した週の土曜、3月7日に家から比較的近いこともありユアーズ スポーツへ行きました。3月は特別セール中だったからです。
事前にメールを送付しておいたので、店長の有泉さんともすぐに打ち解けて、 結局、破格の値引きと工賃サービスをしていただくことになり、 (福沢諭吉が何枚も何枚も得するほどです。)いくつかのパーツを 取り付けることにしました。

1.スーパーファンネル
2.オリジナルマフラー
3.チューンドECU
4.オリジナルスプリング
5.MS製ダンパー

このうち、1,2,3は装着済みで、近々4,5を装着予定です。

1,2の装着による音質的効果及びピックアップ性能はノーマルより 確実に向上しました。(とは言っても、ターボのブーストアップの様に 30馬力も50馬力も向上し、感覚が全く別物の様になるわけではなく 1.2.3の効果で10馬力ちょっと程度だそうです。)

1,500r.p.mから3,000r.p.mまでのマフラー音は最高です。 うるさすぎない、さりげない音で窓を開けて走るといい感じです。
3,000r.p.mを越し、4,000r.p.mを越すと今度はマフラー の音をかき消すかのように、ファンネルの吸気音が叫びだし、その 存在を主張しだします。5,000r.p.mを超えるとすさまじい 吸気音をたててREVまで行っちゃう感じです。

ただ、REV回転数が7,600r.p.mと300回転向上しているはずが、 ノーマルと変わっておらず、ユアーズでECUを解析中です。
私の車両番号は最終型なので300000番台ですが、 ECUを製造しているデンソーのECU型番が、 今までの100000・200000番台と異なるタイプで、 システム的に異なる部分があることが確認できたようです。
解決にはもう少々かかりそうです。

また、3の装着により、全体的なトルク感が、向上したように感じます。
ノーマル時よりも、アクセルの踏み込み量が、若干減ったと思います。

4.5は4月21日(火)に装着予定です。これもスプリングの 納期が遅れに遅れやっとゴールデンウィーク前に間に合った という感じです。
(スプリング製作会社がNISMOやTRDのレース用スプリングの 製作に追われ遅れに遅れたそうです。)

何しろ有泉さんの話では、バネレートが フロント7.0、リア3.5キロというかなりこの車格 としてはハイレートな設定だけれども、比較的さすがストローク してもコーナリング中のロードホールディングに優れる ランティスにはこのぐらいの設定で、乗り心地を崩さずに コーナリング性能を向上できるそうです。

またサスのストローク等の問題を考慮した車高設定なので見た目重視の サスとは違い安心できます。
ノーマルダンパーで対応できるそうで、MS製ダンパーならさらによいとのこと。 今からホントに楽しみです。

*** 以上、伊藤さん追記 ***

)


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